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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2007年03月31日(土)
桜雨

 なんか不安定な天気でした。
 仕事は残ってるけど久しぶりにメッセンジャーにあがったらkまぐろさんと話せて、5月の本の表紙を送信していただきました! 美しいすよ!
 そしてお誕生日サイト絵掲示板にはYしゃんがクラピカ陛下を描いてくださってました! さあ、明日からは4月からだから本格始動です。tさんの絵も届いていたし。

 自分のほうはたぶん次はヒソクラ、かな。お風呂のなかでそれなりに考えました。クラピカ視点にするかヒソカ視点にするかが問題です。そしてヒソクラの場合、果たしてこのひとたち愛し合ってるの? というのがわたしの場合問題です。たぶん、お互いによくわかんないんだと思うんだけど。それともヒソカはわかってるのかなあ。

 週明けまでの仕事はなんとか目処をつけて送信しました。明日はファーストデイ優待を利用して『ホリデイ』見てきます。その後ちょっと買い物に行くと思うけど、夕方には帰ってきてヒソクラ書こうかな。

 



2007年03月30日(金)
小休止

 ちょっと疲れがたまったみたいで、うちでだらだら仕事をしながらあいまに昼寝をしました。それでも一応一万歩は遂行しました。うーん、週明けの会議に出す書類を完成させないといけなんだけどなあ。

 六本木駅直通で東京ミッドタウンがオープンしましたね。移転のためしばらく閉じていたサントリー美術館も入ったし、それなりに早めに行けたらいいかなーと思います。でも混雑してるだろうな・・・・・・。食事とか、予約受け付けてもらえるかな。

 もうじき4月です。陛下のお誕生日です。
 今日も拍手いただいたのですが、コメントはなかったのでレスはおやすみです。
 



2007年03月29日(木)
風が強かった

 帰宅したらお誕生日サイトに作品一作目が届きました! わーい。クロクラ♀でかわいいお話です。4月1日アップしますのでお楽しみにv

 今日は会議とか打ち合わせとか歓送迎会とかで移動も含めていろいろめまぐるしかったです。移動中はちょっとだるくて、最後の予定はキャンセルしたいなとまで思ったのですが結局出席。まあ、これはこれでよかった。同じ宴会場で、参加者や予算も昨年とほぼ同じだったそうですが、なぜか部屋が倍くらいの広さでした。食事もなんとなく豪華で量が多いような。もちろん、よき傾向であります。

 宴会がはねてから少人数で二次会。時間が遅めだったからホテルのラウンジに向かったのですが、目当てのところ(夜景がきれい)は満員でした。同じ建物の違う場所に入り、ゆっくり話しました。熊本フェアということで、オレンジのかわりにデコポンを使ったカクテルやジュース特集だったので、カンパリオレンジならぬカンパリデコポンにしました。

 帰宅は遅め。さすがに疲れた〜。



2007年03月28日(水)
すごい人でした

 今日は早く出勤してえげれすからのお客人をお迎え、一時間の予定が二時間の会議などしたので
[働いたー]
という気分になり、その分はやくひけてしまいました。

 まずは上野へ。目当てはオルセー美術館展です。1月からやってたのに今まで行かなかったので(4月8日終了)、当然ながらすごい混雑でした。根性もないから混んでる部分にあんまり分け入ったりしなかっただ。チケットにも使われてたマネの「ベルト・モリゾの肖像」とか、ルノアールのとてもかわいいにゃんこ(「ジュリー・マネ(あるいは猫を抱く子ども)」)、セザンヌの「ギュスターブ・ジェフロワ」などの肖像画はわりと一生懸命みました。あと写真や工芸がわりあい来てたのでそちらも。スティーグリッツが撮ったジョージア・オキーフも一枚あった。カタログ買いました。

 さて上野といえば桜の名所です。満開でありました。というわけですごい人出でした。売店もたくさんでてるし、分別ゴミのブースもそこいらに。苗木市まであったよ。

 移動前に東京文化会館に寄り、プレイガイドでオペラのチケットを取りました。ドリーブ作『ラクメ』。目利き(というのかな、オペラでも)の友人に勧められて買ってみたのですが、予習しようと思ってもCDもあんまり流通してないみたいです。4月下旬の公演です。

 駅ナカの書店でflowers、夢路行『ねこ あきない』2巻(猫のポーズがかわいいよ!)、この方向はいいんじゃないかな、の相田裕『Gunslinger Girl』8巻(それにしてもどこの少女マンガですか? なのでした)、それに先立って『コーラス』を買いました。

 さて、今日は豪華というか無謀なんだな。いつもの映画館で『パフューム ある人殺しの物語』を見ました。面白かった! 最後の展開に[トンデモ映画]と怒るむきもあるようですが、これってそういう話だと思う。つまり、通常でははかれない異能のひとの話です。

 お誕生日サイトのほうは動きは、なし(さすがに無理ですね)。
 ただし、先日アップした小品に断り書きをつけました。自分としては読んでるうちに察してもらうのも楽しいかな、と思ってたのですが、やはりピンポイントで好きなカップリングだけ読むというかたもいらっしゃいますよね。コメントいただいたかた、ありがとうございました。しかし[傾向]は難しいです。[師クラ スケベオヤジ]にしようかと思った(笑)。



2007年03月27日(火)
雨がちらほら(夜)

 わーい、さっそくたくさんのかたにご来訪いただき、今日はどっさりコメントも届いていました(←誕生日サイト)。プレゼントシリーズで小ネタを続けたら楽しいかなあとか思いつつ、クロクラはやっぱりちょっと不幸のにほひが・・・・・・。原作設定だったらしょうがないよねえ。そのぶん、パラレルも書いてばかっぷるでいけたらいいなと思います。レオクラはもちろんラブラブ。ヒソクラも、ネタはちょこっと頭のすみに湧いてきました。

 ハウステンボスで買ったチューリップもそろそろ開花期。まず、その名も[ハウステンボス]2鉢のうち1つが咲きました。誕生日サイトの拍手メッセージ写真に使ってみました。ほかのも楽しみ。花の名前もいろいろついてていいよね。神秘的な深い紫ので[クイーン・オブ・ナイト]ってのもあったり。そういえば、今日は花屋に桜の枝もありました。

 鍼灸に行ってから待ち合わせ場所へ。
 今日は職場の送別会でベトナム料理店に行きました。先日のYサイゴンとはまた違っていい感じ。たくさん食べました!

 さて、寝るまえにお誕生日サイトのレスつけます。楽しみです。



2007年03月26日(月)
お釈迦様でも気づくめえ

 お誕生日サイトへのさっそくのご訪問ありがとうございます。拍手もいただいております、日記書いたらレスします。
 で、なんと突発でお話を書きました。昨日まではかけらもなかったネタなのですが、拍手いただいてちろっと考えてみたのでした。またプレゼントネタでいくかなあ。

 さて、今日は大学時代の友人ふたりと待ち合わせてごはん→なんと動物園! に行きました。
 食事は横浜は元町のお店へ。わたしは二度目。おいしかったし、友人たちも喜んでくれたのですが、このお店前回もほかにお客いなかったよ。まあ、予約のために夜、電話したらけっこう賑わってる感じでしたが・・・・・・。たまーにしか来れないと思うけど、がんばっていただきたいものです。

 その後はどうしようかな、今日は一気に桜開いてるんじゃないかな?
 と考えていたのですが、Jちゃんが[野毛山動物園に行こう」と提案を。ふつうなら月曜日おやすみなのだそうですが、今は春休みだから開園とのこと。野毛山は横浜の中心部にある都市型のちっちゃな園です。子どものころに行ったことはあったと思うけど・・・・・・というわけで、いったい何年ぶりなの? の再訪でした。

 いいお天気だったし、小学生もたくさん来ていてにぎやかでした。ちょうどライオン、アムールトラ、ペンギンなどの食事時間にも合ってゆっくり見ることができました。
 面白いなあと思ったのが、動物の紹介はみんな「〜さん」になっていること。オスもメスも。たとえば昨年老衰で死んだコンドルの「アンディさん」とか。

 横浜市にはズーラシアという大きな動物園ができて(行ったことないですが)大型の動物はだいぶそちらに移っているようですが、それでもコンパクトに楽しめました。写真は、放し飼いになっているクジャク&なんかの鳥(トホホ)。

 



 それでは、お誕生日サイトへのご来訪もお待ちしております!



2007年03月25日(日)
リンクしました

 さて、お誕生日サイトにリンクしました。Welcomeの写真からどうぞ。まだなにもないのですが、きっと絵掲示板に誰かおともだちが描いてくれるに違いない。一番乗りはmしゃんに違いない・・・・・・! と念じております(笑)。いつもはあんまり拍手にもお答えしない不精もののわたしですが、企画くらいはがんばります。わたし個人ではなくゲストさまにでも、なんにでも、拍手でなにか入れていただいたらレスしようと思います。とりあえず現在拍手写真が5枚、ちょっとした質問なんかも入ってますが(好きなカップリングは? とか)別に気にせず押していただけるのでございます。絵掲示板&字掲示板ともども、ご参加をお待ちしております!

 じつは一日ひとつ拍手にポエムが増えていくなんていう野望を持っていたのですが、すごく昔にyしゃんからまわってきたお題バトンときたら[恥を捨てろ]だったので、やましいクラピカファン全体向けのサイトに突然乙男ぽえむあったら変だよなーと取りやめました。

 今日はじつはちょっとだるくて、昼寝をたくさんしました。先日届いた字幕の本を読み終わったり。テレビも『題名のない音楽会21』と競馬中継は見たけどなんでも鑑定団は飛ばしたり。あ、16時から『世界遺産』の特別プログラムでお城特集を見ました。ヴェルサイユって建物もすごいとは思うけど、それより庭というか運河というか川というかの壮大さにびっくりしたなあ。あと、やはりロシアには一度行ってみたいなと思いました。

 夕方、漫画を中心にどさっと届きました。漫画は読了。
 河原和音『高校デビュー』8巻(やっぱり好き! 声を出して笑ったよ何回も)、なるしまゆり『薄荷廃園の主人と執事。』(こんなの描いてたの知りませんでした)、森薫『エマ』8巻(ここからはスピンオフ。ケリーさん新婚時代のロンドン万博へのトキメキとか、エレノアに新しい恋の予感とか、むしろ本編よりも面白かったじょ)、長谷部百合『9×5 Love×Mission』1巻(むかし明菜がでてた『ボーダー』を思い出すなあ、おもしろかった)、篠原千絵『霧の森ホテル』1巻(話は面白い)。文庫本はオーケンの『神菜、頭をよくしてあげよう』(表紙はウミノさん)、菅浩江『ゆらぎの森のシエラ』。



2007年03月24日(土)
ありがとうね!!!

 おお! 5月新刊の原稿をいただきました! 最近苦悩しておられたyしゃんなのです。シリアスとがっぷり四つに組んでがんばり通したのです。ありがとうありがとう!! わたしもがんばるね。

 ちょうど印刷所から07年カタログが来ました。5月SCCの案内もいっしょです。今回は推定100ページ(yしゃん17で、たぶん31の大物が来てさらにもろもろあって、pさんと自分で小説も25くらいはあると思うので)だからセットメニューは使えません。こんな豪華なのは最後だと思うから遊び紙とか指定していろいろやっちゃおうかな。予約は、長編原稿が届いてから始めます。どうぞお楽しみに。

 さて、たまーに見かける「成分分析」。ハンターでやってみました。

[ハンター解析による青木カナの解析結果]
 青木カナの49%はフランクリンで出来ています
 青木カナの35%はヒソカのトランプで出来ています
 青木カナの7%は具現化系で出来ています
 青木カナの5%はクラピカで出来ています
 青木カナの4%はクロロ・ルシルフルで出来ています

 ええー少な!
 というわけで本名では、
→72%がラブリーゴーストライターで、陛下は1%。クロロはありませんでした。そっか。青木カナのほうがまだしもむいてるのか。

 リンクで萌え成分分析もあったのでやってみました。
 青木カナの51%はへタレ萌えで出来ています
 青木カナの32%は言葉攻め萌えで出来ています
 青木カナの8%は金髪萌えで出来ています
 青木カナの5%は太もも萌えで出来ています
 青木カナの4%はおやじ萌えで出来ています
 http://www.homewith.net/

 言葉攻め萌えと金髪萌えはバッチグーよ!

 さて、夕方は勇退なさる大先輩を送る会に出席しました。中華街のお店だったので、かなり早めに出て山手に行ってみました。目当ては23日開花宣言したという神奈川県の基準木。しかしどれがそれなのかわかんなかったじょ。

 そして宴会では昨日に続き食べた食べた。
 あえて最寄りじゃない駅まで、だらだら歩いてみました。土曜日だからかわりあいお店もまだ開いてて、蜂蜜とお茶を買いました。
 蜂蜜は最初、枸杞を味見したんだけどけっこう濃厚。うちでは紅茶やヨーグルトに入れる程度と話したら、それだと蜂蜜に負けてしまうかも、ということでした(チーズとあわせるのがいいという話)。いくつか味見して、最終的には紅橘(こうきつ)というのにしました。

 途中、コンビニでKiss買いました。表紙はアイスダンスもの(に徹すればいいのに変に子ども買春組織とか絡めるからなあ)の「キス&ネバークライ」。帰宅したらぎりぎりフィギュアスケート女子フリー最後のふたりの演技に間に合いました。



2007年03月23日(金)
ちょい歩いたくらいじゃ追いつかない

 後輩の就職祝いで青山に食事に行きました。総勢8名、なかにはすごーく久しぶりに会うひとも。

 その前にふと思いつき、青山に住んでる(! 羨ましいのう)友人に電話して急遽カフェで会いました。彼女はけっこう出産が早くて、ふたりの息子さんは中学生と小学生。ふたりとも野球少年で、おにいちゃんのほうはけっこう真剣に『バッテリー』のオーディション受けようとしたそうです。しかし母は監督のそれまでの作品などを調べ、けっこうポルノ的なのも(?)あると知り厳重に反対したとか。このお子さんたちとは2年前に数回会ってるので、なんか様子が目に浮かぶようでした。映画は揃って見に行ったけどとても面白かったそうです。

 食事は、ああ〜たらふく食べた。おいしかった。けっこう海老が多いな。そしてメインの肉は「鹿、それともカエル?」でした。わたしはカエルを頼んだのですがけっこう身がしまっていて歯ごたえがあった。

 歩くノルマ達成のために渋谷まで歩いてから電車に乗りました。最寄り駅からも歩こうかと思ったんだけど、遅いからやめました。でもタクシーに乗るまえにすこし歩いてみて、目に入る風景が変わっていくのを楽しみました。夜景とか、歴史ある建物のライトアップとかね。 



2007年03月22日(木)
「右」と「左」か「東」と「西」か

 会議のあとお客さん(なんと一行8名)をお迎えしたりして、けっこう気ぜわしい一日でした。でも帰りは駅までバスじゃなく徒歩で行って歩数を稼いだじょ。これで一週間連続1万歩以上歩いております。急にやせたりはしないけど、とりあえず歩くことが苦じゃなくなってきたかなと思います。

 帰り、書店で『鋼の錬金術師』16巻(アームストロング少佐のおねえさん登場。しかしあのロングヘアーはアリなんすか?)と、新書『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(←やっぱり『世界の中心で愛を叫んだ獣』からなんだろうな)を買いました。著者は太田直子。紹介文にあった翻訳作品はあいにくどれ一本として見てないのですが。←調べたらアルモドバルの『KIKA』とか『私の秘密の花』やってた。まあ、英語からの重訳でありましょうが。

 歩きながら5月の原稿の細部を考えたりしていました。だいたい、設定の部分。これをどこまで書くかはわからないけど。で、帰宅したら参加証が届いていました。なんか大きめの封筒になってたわ。

 明日はまた別のお客さんお迎えするところから。夕方は後輩の就職祝いごはんです。楽しみです。



2007年03月21日(水)
サカジャウィアは知らなかった

 やっぱり休日はいいな。普段通りの時間に起床はしましたが、たっぷり昼寝しました。

 お誕生日サイト関係の作業をいろいろしました。バナーを作ったり、一応アップしてみたり。公開予定までにお絵描き掲示板のOKが出るかな。そして問題は作品書けるかななんですが、まあアップは原則として4月3日→4日だもん。

 同人誌の締切も確認しました。
 今回久々の100ページ越えの可能性もあるので、通常本文扱い(←やすいパック商品が使えない)かな。すると4月24日にがデッド、でもできれば19日に入れたいというところでしょうか。

 祭日だけど水曜日なので映画館に行き(なんと三日連続!)『ナイトミュージアム』を見ました。先週封切りなので、夜の回でもほぼ満員です。なにをやっても長続きしないラリーが、愛する息子を安心させるためになんとかゲットしたのがニューヨークはセントラルパークにあるアメリカ自然史博物館の夜警。チープで退屈な仕事かと思いきや、なんとこの博物館、夜になると収蔵品が命を得て動き回るんです・・・・・・。

 というすべりだし。理屈抜きで楽しめる話でした。古い曲(ロッキーで使われてた『アイ・オブ・ザ・タイガー』とかEW&Fの『セプテンバー』)が使われてるのにちょっと懐かしさを覚えたり。この映画のヒットで、自然史博物館にはお客さんがたくさん! になったそうです。

 萌え的には、偽にうよーくの陛下はボランティア活動もしているので、たとえばこの博物館に寝袋持って泊まってみよう! 企画に参加するとかちょっと夢想しました(別に展示物は動かないけどね)。

 明日は会議とかお客さんとかちょっともりだくさん。早く寝ます。



2007年03月20日(火)
黒い手帳

 拍手ありがとうございます(数日分)。このところ、久しぶりに戻ってきて作品読んだよ、というメールが続けて届き、元気をいただいてます。

 そういうわけでお誕生日サイトオープンの準備を進めました。
・絵掲示板レンタルの手続き。通常2〜3日で認証されるということでドキドキ。
・壁紙はもう同じにしてしまいました。
・参加メンバーリストの整備。寄稿してくださるのは12人くらい、絵掲示板でも・・・・・・とお願いしたかたが3人くらいかな。どうしても昨年とはすこし違いますが、これは時の流れだからしかたないよね。

 20日づけでクラピカ誕生祭さんの今年バージョンがオープンしていました。こちらはもう3年目。かげながら応援しています。

 夕方、yちゃんに誘ってもらって試写会に行きました。『ブラックブック』。第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のオランダ。もと歌手で裕福な家の生まれのラヘルは、家族とともに南部(すでに解放されていた)に逃げる途中襲撃され、ひとりだけ九死に一生を得る。オランダのレジスタンスとともに活動することになり、金髪に染め、情報を得るためにナチスの将校に近づいて・・・・・・。

 という話。ラヘル・シュミットは実在の人物だそうです。次から次へと事件が起こり、エリス(ラヘルの偽名)の運命やいかに? と思うのですが、じつは映画の冒頭で、50年代にイスラエルのキブツで教師をしている姿がでてきているのである意味安心して見れました。途中で
[ああ〜ケイト・ブランシェット主演で主人公の名前がタイトルでえげれす人女性が南仏に潜入してレジスタンスといっしょに戦う映画なんだっけ〜」とぐるぐるしてみたり。(←正解:『シャーロット・グレイ』。思い出せなかった)
 
 監督のバーホーベンは、ハリウッドで『氷の微笑』、『ロボコップ』、『ショーガール』などを撮ってて日本でも熱狂的ファンがいるらしいです。しかしこのたぐいの映画で[バーホーベン監督熱烈応援隊募集!]とか呼びかけるのはちょっと違う気がするなー。
 というわけで、全体としてはよくできてると思ったのですが作品としては昨日見た犬(通称)のほうが好きだな。母国オランダでは、今までは神聖な英雄視されていたレジスタンスの暗部を暴いた衝撃作として話題をさらったそうですが、人間が継続的にやっている以上どうしても欲とか保身とかは入ってくるものだし。

 ところでエリスというとやっぱり復讐の女神エリニュスを思い出して調べてみたら、エリニュスの母神がエリス、争いと不和の女神だって。でもギリシャの女神はローマンアルファベット表記ではEris、このエリスはEllisなので、当然これは日本語訛りの連想です。ついでに調べたエリニュスの三女神の名はアレクト、ティシホネ、メガイラですからこれもFSSでちゃっかりファティマの名に使われてるのでした。

 さて、現在使っている歩数計はデジタルで、午前0時に自動的にリセットされてしまいます。駅〜新宿(駅周辺でちらほら)〜駅〜自宅では到底目標に届かん。というわけで、タクシー拾うまえにちょこっと歩きました。そして帰宅してからも歩きました。がんばった!



2007年03月19日(月)
はじめました

 急にタダ券もらえることになって、ロードショウ時には見逃していた映画『あるいは裏切りという名の犬』を見てきました。古いちっちゃな映画館なんだけど、しばらく行かなかったら椅子がいいものにかわってた。嬉しい驚きです。

 映画は、原題"36 quai des Orfevres"、住所です。きっとフランス人にはこれだけでピンとくるんだろうな。わたしが住所だけでわかるのはせいぜいダウニング街10番地とかベイカー街221Bくらいです(前者はイギリス首相官邸、後者はシャーロック・ホームズの住居)。で、つまり「銀細工岸36番地」というのはパリ警視庁の住所だそうです。

 最初から最後まで緊迫した雰囲気が漂う、なかなかいい作品でした。あんまり内容には関係ないんだけど、主人公のレオ(警視)が情報屋にハメられて入れられた刑務所がけっこう清潔でおしゃれな感じで驚いたな。独房にCDデッキらしきものもあるの。あちらは留置所でしたが、『それでもボクはやってない』ででてきたのとはえらい違いですだ。

 帰り際には不二家レストランに寄ってみました。工場は再開したというけど、生菓子とかはまだなんだね。ショウウィンドウはからっぽでした。カフェ部門は通常営業してたので一服しました。

 それから古書店、新刊書店に寄りました。
 古書店ではいろんなのに混じって野阿梓『ソドムの林檎』(表題作を15ページくらい読んだんだけど、なんでこんなに読点が多いんだろう? かえって読みにくい)など買いました。新刊書店では漫画。もとなおこ『レディー・ヴィクトリアン』20巻堂々の完結、やっぱり目頭が熱くなりました。水城せとな『放課後保健室』7巻、物語がぐっと大きく動いた感じ。とうとう真白が告白したし。

 帰宅してから、お誕生日サイトの準備をはじめました。
 形式は去年と同じと決めてはいたけど、表紙なんかに使う飾り罫も同じでいいかなあ。評判よかったし。提供サイトに行ってみたら、昨年一度リセットされたらしくてほとんど同種のものなくなってたし。バナー台もこれというのがみつからないなあ。とにかく、25日(日)にはオープンしようかなと思います。



2007年03月18日(日)
風が冷たい

 朝食はお部屋で。ゆっくり食べてまずyちゃんが仕事にでかけ、わたしはcちゃんといっしょにチェックアウトしました。浅草に行くというcちゃんを銀座線(渋谷始発浅草終点なのでとにかく乗ってればいい)に乗せ、東急デパートの加賀百万石物産展に寄ってみました。

 今から10年くらい前に能登の加賀屋に泊まったときに買ったお碗を愛用しているのですが、さすがにみすぼらしくなってしまって。数年前からかわりを探しています。5客セットなんだけど、全部柄が違うの。にんじん、サヤエンドウ、なす、かぼちゃ、ごぼう。わたしのはサヤエンドウです。そういうふうに銘々碗とでもいうべきものがほしいのですが、これがない。数がほしいから夫婦じゃ駄目なんだな。今回、同じ加賀物産展だから行ってみたけどやっはりそういうのはありませんでした。これは特注するしかないのかなあ。でも特別高いものじゃなかったんだけど。いわゆるおみやげ物で。

 結局「一日限定100個」というのと、すぐ前に来た女性がとにかくたくさん買っていったのを見て、紫舟小出というところのきんつばと「ふくさ」を買いました。あとパンをちょこっと。

 首都圏はPASMOのデビュー日です。私鉄が中心になって作ったICカードで、JR東日本のSUICAと相互乗り入れができます。ホテルの部屋に届けられた読売新聞にも、うちに届いていた別の新聞にも、それぞれが前面広告を出していました。わたしはSUICAをもともと持っているのでおそるおそく帰宅時に通してみたら、おおうまくいきました。

 というわけで昼過ぎには帰宅してちょっとだらだらしました。ふとつけたテレビで重森三玲(しげもりみれい)という作庭家をとりあげていたので興味深く見ました。最初は画家として出発したけど認められず、その後、私財をなげうって全国の日本庭園の記録を取っているうちにオリジナルの庭を作るようになったという話。大きな飛躍の契機になったのが東福寺の方丈(住職の住居)を囲む庭の依頼で、昭和14年のこの作品はすごくモダンです。特に緑で市松模様を作っている北庭とか、ポールのように立てた石を星に見立てた北斗七星の庭(東庭)など、これはぜひ自分で行きたいなと思いました。そしてかれの住居には今お孫さんが住んでいて、予約してからならば庭見学を受け入れているということでしたので、次回の京都はこれだ! と思いました。

 夕方は弟たちも交えて夕食、になったので、早めに母を誘いだして歩け歩け。みなとみらいのほうへ行くことになったのでついでに横浜美術館で小島烏水展を見ました。

 明日はうちで仕事です。
 朝とか夜とかにお誕生日サイトの準備しますね。



2007年03月17日(土)
ちょこっと行ってきます。

 北のほうから友人が5年ぶりに上京するので、ちょっと渋谷に行ってきます。じつはお泊まり欠員ができて急遽誘われたのでありますが、お茶したり展覧会行ったりついでに渋谷の百貨店で用事すませたり、一昨日見かけたハンドバッグもう一回見て思い切ったり(あるいは買っちゃったり)しようと思います。

 今日もカウントダウン番組を見て、ケン平井君の曲PVを眺めたりちょっといっしょに歌ったりして
「こりゃレオクラかな」
と思ったりしていました。最近のクロクラソングはやっぱりBumpの「カルマ」だもんね。だいぶ感じが違います。

 ここんとこベッドで読んでるのがアメリア・アレナス『なぜ、これがアートなの?』。現代美術くんへのわたしなりの近づき方を研究中です。←大げさ。



2007年03月16日(金)
目標一日一万歩

 昨日に続いて、夜いろいろとメールを書いて送りました。昨日のにはすでに色好い返事をくださったかたがたも。わたしもがんばろうなのです!

 さて、カナちゃんの薬がそろそろ切れるということで、母を誘って散歩がてらぐるりと歩いていきました。本来の目的地である動物病院に行くまえにしばらく歩いて、ふと見かけたフルーツカフェ(という触れ込み)に入ってパフェ食べて(ああ・・・・・・たしかこれは健康増進のためのウォーキングでは)、書店で雑誌『Latina』買って、あと夕食の買い物などもしました。夕日もきれいだっただ。

 夜は大阪にいる旧友から電話。ちょっとヘビーでした。いいかげんヤツとは別れようよ。

 頭痛はわりとましになりました。基本的にはほぼ痛まない、状態です。激痛じゃなかったけどやっぱり気分よくないですもんね。心配してくださったかた、ありがとうございます。

 気晴らしも含めて外出がけっこう多いです。歩きつつ妄想申そう。←申したらまずいですね。



2007年03月15日(木)
はじめてeコレクトで買い物しました←バッグ

 午後早い時間まではうちで仕事。・・・・・・の合間を縫ってちまちまメールを書いたりしました。忙しさにかまけてたらいつまでたっても何もできないし。気持ちは盛り上げていこうと思っています。明日、あと半分くらい書こう。お手許に届いたかたがた、なにとぞよろしくお願いいたします。

 食休みにもんたの昼テレビで見かけたのが、
[ラブラブ新婚さん募集]
でありました。ごはんもいっしょ、お風呂もいっしょ、寝るのもいっしょ。そういうひとのおうちにお邪魔したいそうです。
 →勝手に応募してダーリンに叱られる♂妻なんか妄想しちゃっただ!

 ないことないこと書いて、これだけはなんとか撮った(見ようによっては)ラブ写真を同封したのがバッチリ当たって取材に来るんだよきっと。
 もちろんダーリンはそんなこと夢にも思っていないので、久しぶりに(汗)帰宅したら客が来てて、自分から注意がそれるのはいいことだと思うのですがなんか変なんだよ。

 さて、今日はバス乗るぶんをやめ、ちょっと長めに歩いて鍼灸院に着きました。土曜日から左上半身が固いなあ、頭も痛いなあと思っていたのでその話をして。おおお、ずいぶん頭のうえのほう(後頭部のまんなかへん)に刺しますねそうですか頭痛のツボですか。という感じでありました。これで楽になるといいな。

 その後は職場のひとの送別会(1)。今回はごく内輪で、わたしが選んだフレンチに行きました。みんな喜んでくれたからよかった。どのお皿もごくまっとうにおいしかっただ。 



2007年03月14日(水)
いつ見よう

 夕方『パフューム』見に行く予定だったのが、仕事が長引いてしまって断念。つまんない〜。仕方なく書店にだけ寄り、岩合さんの『ネコを撮る』を買いました。かわいいネコ写真満載だし、ユーモアありかつ実践的な写真作法も載ってて楽しかった。あっというまに読んでしまいました。

 そういえば昨日は花を買ったのを思い出しました。玄関用に色をとりまぜてラナンキュラス。トイレに黄色のチューリップ一輪挿し。このところはまた冬っぽい寒さですけど、桜の開花はいつごろになるのかな。

 これから半月はけっこう送別会などが多いです。明日が皮切り。食べ物に期待です。明日も天気はよさそうだから、食事会の前に行く鍼灸院までは長めに歩いてみようと思います。横浜のなかでも散歩にいいな! というあたりにあるのです。妄想しつつね。

 文庫版『大使閣下の料理人』13巻(完結)が届いていました。ほかにDVDの廉価版を3枚。『ファイトクラブ』、『12モンキーズ』、『ブロークバック・マウンテン』。



2007年03月13日(火)
歩くのはいいね

 仕事の関係で発表しなきゃならないことがあって気の重い幕開けでした。まあ、実際にはほんの5分で終わったからたいしたことなかったですが。しかしその後、またトラブルがあったりしてちょっと気が重いのでありました。

 日曜日には家のなかで無理やり1万歩あるいたわたくしでありますが、今日はいつもならバスのところを歩いたりして距離を稼ぎました。もともとは、帰りに行くつもりだった税務署間に合わない! もう郵送にしちゃえ。と、郵便局に寄る必要がでたのですが。

 ちょい遅れてですがジャンプ買いました。「P2!」はああとうとうね、という感じですけど、ムヒョもラストスパートなのかなとか、テニプリ(ラケットを持ってる以外はすでにこれ北斗VS南斗バトルみたいだよ)もまとめに入ってるかなとか、わりと終焉の気配の濃い一冊でした。



2007年03月12日(月)
かわええのう

 ジャンプはやみみでも楽しませてくださってるu吉さんのサイトが不具合で、しばらく更新はおやすみなのだそうです。u吉さん、お知らせありがとうございました。復帰待ってます。 

 さて、ネットニュースを見ていたら、
「ひこにゃん」
という見慣れぬ単語が。今どき知りました。彦根城築城400周年のイメージキャラクターの猫だそうです。これがなかなか脱力系でかわいいです。ちんまりです。グッズもいろいろ売っているそうです←さすがに買わないと思いますが。ひこにゃん上洛日記なども読んでしまいましたとさ。

 遅ればせながらKiss読みました。のだめは新展開か? 巨匠の訃報が伝えられ、ニュースを知ったひとびとの表情、でなつかしの峰や清良、真澄ちゃんも出演。ライバルの死に落ち込むミルヒー。そして千秋しゃまはヴィエラ先生と13年ぶりのどらまちくな再会! まとめに入っていると伝えられますが、なんだかりさたんのおいピータン! も先が長くなさそうだし、とにかくこの二作が終わったらこの雑誌やめるだろうなあ。

 先日の『ドリームガールズ』と比べたらもうちょい活躍時期は新しいのですが、ドナ・サマーのヒット曲集を買いました。お目当ては「マッカーサー・パーク」とかバーブラとの丁々発止のデュエット「イナフ・イズ・イナフ」(でも記憶してる曲のほうが長い。ひょっとしてエクステンデッドとかだったのかな)でした。それ以外もなかなか、いいです。

 仕事の合間をぬって確定申告の書類を作りました。住宅ローンばっちり残ってるもんね! 便利なもので、国税庁サイトの特設ページを利用して自宅で作成できます。封筒に入れて投函しちゃおうかな、それとも明日なんとか税務署に提出に行こうかな(チェックしてもらえる)。

 風邪はまずまず治ったと思います。そういえば看病まつり、ならぬ
[熱を出してる相手とやっちゃう]
というのはBLのロマン? のような気がします。
 たぶんやっちゃいはしないんだけど、現代のサムライのごとき陛下に恋するにせにうよーくのロクデナシしゃちょうクロロンのお話としてちらっと考えたりしています。



2007年03月11日(日)
おうちで1万歩

 心配してくださったかた、ありがとうございます。昨日たくさん寝たせいか、今(夜)はもう頭痛もないです。一応、今日は早めに寝ます。で、でかけはしなかったんですがうち(←リビングの対角線未満を使って)でせっせと歩きました。1万歩達成までもうちょい。

 朝のうちは雨でした。午後には止んだのですが、なんだか庭のチューリップがにょきっと背を伸ばした気がする。水はとぎれない程度にあげてるつもりなんだけど、自然の恵みはまた別の影響があるのかな。

 いつものように『題名のない音楽会』から本格的に一日をスタート。団塊の世代が選ぶ映画音楽ベスト30というのでした。わたしだったらどういうのが入るかなあ。『ディア・ハンター』の「サラバンド」とかかな。『ヴェニスに死す』で使われていたマーラー5番の「アダージェット」はもういろいろなものと記憶が混じっているし。最近衛星放送でやってた『フェーム』のなかで歌ってた
"I Sing the Body Electric"
も好きです。かっこいい歌いだしだなあと思ったら、だいぶあとになってブラッドベリの短編集のタイトルに見いだし(邦題はなんだかいろいろあるけど『歌おう、感電するほどの喜びを!』)、そしてホイットマンの『草の葉』までやっとさかのぼることができたのは数年前。

 あ、ヴァンゲリス作曲の『炎のランナー』のテーマとか、マイケル・ナイマン作曲の『ピアノ・レッスン』のテーマも好きです。あとアルモドバル映画の懐メロの使い方が好き。

 その後てきとーにチャンネルをかえていたらなんだかすごい絵の具の固まりみたいなのに出会い、それは新日曜美術館で、そして小泉清なのでした。先週、松江でちょうどその存在を知った画家です。
 絵→展覧会→といえば昨日の新聞にはグレゴリー・コルベールのAshes and snowの大宣伝(見開き全面)が載ってたり、世界を巡回するノマディック美術館を設計したのが日本人建築家(坂茂)なのでやはりCasa Brutusでも見たりしたのでした。

 あとは夕方アレハンドロ・サンスのDVDを通して見て、あっ最初のころはやっぱりつまんないや。と思ったり、ペットショップボーイズのDVDやっぱり通して見て、このひとたちは最初から好きだったし今聞いても見てもいいなあと思ったり。

 ところで、今度の土曜日急にお泊まりかもしれません。といっても東京なんだけど。集合が遅くなりそうだからちょっと遅い時間の映画見て時間つぶしてもいいなと思うんだけど、あんまりぴんとくるものがない。『パフューム』は水曜日のチケット取っちゃったし、近所じゃ見れないのがいいんだけど。

 それでいろいろと「近日公開」まで見ていて、先日から見かけるたびに気になっていたタイトルを発見しました。
『情痴アヴァンチュール』。
 やはりおフランスなんでしょうか?



2007年03月10日(土)
かなしいお知らせ(が、目に入った)

 ひ、久しぶりに資源ゴミを出さねば。と思い、4往復いたしました(威張る。しかも朝7時すぎだもん)。しかしその後はやっぱり頭が痛かったりで、午前中は寝っころがったり寝たりして過ごしました。『観用少女』を最初から読んだり、一緒に届いてたさそうあきら『マエストロ』2巻、ウルフもの以外もこのごろは訳されるということは商売としてまずまず成り立つんでしょうかのレックス・スタウト『苦いオードブル』、それから日本建築家特集のあるCasa Brutusを読みました。あと、ボルヘスの詩集もちょこっとのぞいてみたり。

 午後はちょっとメッセでお話したり、久しぶりにカウントダウン番組を見てケン平井の新曲ビデオになんかほっこりしたり(らぶらぶばかっぷる風とも言えました! 詞といいね)山崎まさよしやっぱりちょっと気になるなと思ったり、しかしまた寝たり本を読んだりして過ごしました。さすがにまずいなと思って薬を飲んだり。

 夜はアカデミー賞授賞式ハイライト。レッドカーペットのファッションチェックは楽しい。でもこんなに一日寝てばかりいたのにまだ眠くなり、最後のほうは見逃しました。録画しておいたからちゃんと見ます。メキシコ映画『バンズ・ラビリンス』見たいな。ペネロペが主演女優賞にノミネートされてたからちょっとだけ『ボルベール(帰郷)』が紹介されてました。早く見たい。

 そして寝る前にネットでひとまわりしたところ、クロクラでお世話になっているWebring Japanが4月で閉鎖、というお知らせにつきあたりました。このところよく落ちたりしてたし、仕方ないのかな・・・・・・。でもさびしいです。



2007年03月09日(金)
ありがとうございます

 よぼよぼしながらも25万ヒットを迎えることができました! ご来訪のみなさま、ありがとうございます。また、ちょうどの数を踏んだと拍手を入れてくださった御方、この日記のメールフォームからでもそうでなくても、おたよりお待ちしております。お好きな作品など教えていただけると幸いです。なんかお役に立てたらなーと思います。ほかにも、拍手やメッセージありがとうございましたv

 さて9日は、会議とか接待とかで朝から夜までバタバタした日でした。復活した万歩計はおかげでそれなりの数字に届きました。しかし午前中にものすごいありえない設宴ミスが発覚したときにはもうどうしようかと思った・・・・・・一応職場でも(たぶん)温厚で通っているはずのわたくしが声を荒らげてしまいまして、おじさんたちの話題になっているような気がします。まあしょうがないか。その後必死で電話かけたりなあ。書類の再提出もしなきゃなんですがこれは週明けの話にしよう。

 そんなこんなで帰宅するころには頭痛がしていて、左肩がぱんぱんでした。ストレス! と心の中で叫びました。目もしょぼついていたので日記も書かず、家人の旅支度など手伝ったりしました。留守中に届いていた川原由美子『観用少女(プランツ・ドール)』完全版2(「夜光」)を開き、これまで未収録だった作品だけ読んで寝ました。



2007年03月08日(木)
万歩計の電池かえた

 おお、拍手ありがとうございます(数日分)。後から後から難題がやってくるわけではありますが、それでも今週を乗り切ると月末くらいまではすこし拘束時間が短くなる予定です。萌え方面をがんばらんと。

 ところで一応気づいてはいるんです。
 カウンタが25万近いということに。
 しかしリクエストをためているというかなんというかむにゃむにゃな分際なので、麗々しく騒ぐのは恥ずかしいなあと思ったりしました。今晩か明日の晩にすぎるような気がします。
[次に行く海外の土産]
とかじゃ駄目かな? でも今年は夏も忙しそうだから、海外まで足をのばせるのは一年後くらいかもなあ。

 と、とりあえず、日記まで見てくださっているかたで25万を踏んだかたがいらしたら教えてくださいませ。お知らせお待ちしております。



2007年03月07日(水)
I report it to Chloe man

 風のつよい一日でした。ちょっと肌寒かったです。
 会議のあいまに気の重い面接したりして、帰宅してから疲れを実感した一日でした。さて、kまぐろさんからいただいた「翻訳バトン」です。

■翻訳バトン■

http://honyaku.yahoo.co.jp/transtextの翻訳機能を使ったバトンです

▼まず原文を左側に打って
▼「日→英」翻訳して
▼右側に出た英文を左側にコピペして
▼「英→日」翻訳するみたいです

--------------------------------------------------
例)「私はバトンの回答をするのが大好きです。」
→「I love that I do an answer of a baton.」
→「私は、私が棒の答えをすることを好きです。」
--------------------------------------------------

■Q01:最初は、簡単に自己紹介してください。(まず、簡単に自己紹介をしてください。)

≪原文≫陛下激愛小説ばっかり妄想サイト管理人の青木です。
(偽英語載せよう)Only a Your Majesty hard love novel is Aoki of a delusion site manager.

≪変換文≫Your Majesty堅い愛小説だけは、妄想サイトマネージャのアオキです。

≪コメント≫hard love novel!


■Q02:突然大好きな人を教えてください。(いきなりですが、好きな人を教えて下さい。)

≪原文≫サイト管理人さんからのアンケートということで、ここはやはり「クラピカ陛下」。強く美しく、感情的には不器用なひと(と自分が考えるひと)が好きです。金髪も好物です。
(偽英語)Concerning a questionnaire from site manager here after all "His Majesty クラピカ." An awkward person (the person whom oneself thinks about) strongly likes it emotionally beautifully. Blond hair is a favorite, too.

≪変換文≫全ての「陛下クラピカの後、ここのサイトマネージャからアンケートに関すること。」、An厄介な人(人は自分で誰て考える)は、美しく感情的に強くそれが好きです。また、ブロンドの髪は、お気に入りです。

≪コメント≫An厄介な人ってフレーズが好きだな。

■Q03:最高は、人のどこにありますか?(その人のどこが一番好きですか?)

≪原文≫なりふりかまわず使命(と自分がかんがえるもの)に突き進む、非常に不器用な姿。
(偽英文)The very awkward figure which charges in a mission (the thing which oneself thinks about) without regard for appearances.

≪変換文≫外観にかまわず大使館(自分で考えるもの)で料金を請求する非常に面倒な姿。

≪コメント≫崇高なお姿がなぜかゴロツキになってしまいました! あと、なんかすごい短くない?

■Q04:あなたは、人とつきあいたいですか?(その人と付き合いたいと思いますか?)

≪原文≫つきあいたくないです。自分とはまったく別の世界のひとだからいいのです。それに、わたしの考えている「その人」とつきあったりしたら、きっと命みじかしになります。
(偽英文)I do not want to go together. Because oneself is totally another world person, it is good. In addition, I surely watch life and do directness if I go out with "the person" whom I think about.

≪変換文≫私は、一緒に行きたくはありません。自分で、全くもう一つの世界は人です、それはよいです。そのうえ、私が私が考える「人」とともに出かけるならば、私はきっと生命を見て、直接をします。

≪コメント≫生命を見て、直接をするのか・・・・・・こんなふうに書くとなんだか哲学的な響きがあるような気がしてきた。

■Q05:人は突然あなたの部屋にそれを送って、私が「今日からここに住んでいます」と言いました。どのように、あなたはそれを持ちますか?(その人が突然あなたの部屋にやってきて、「今日からここに住む」と言いました。あなたはどうする?)

≪原文≫「気でもふれたのですか?」と平伏し、しかしながらクロイ男に通報してお迎えに来てもらいます。そして通報のお礼にふたりの生活をかいま見ます。
(偽英文)Did "even mind conflict?" I fall prostrate with "and have, however, I report it to Chloe man and come to pick you up. And I have a glimpse of life of two for thanks of a report.

≪変換文≫「心対立さえをしました?」、私はうつぶせになったようになります。そして、「そして、持ってください、しかし、私はそれをクロエー人に報告して、あなたを迎えに行きに来ます。そして、私はレポートの感謝のために、2の生命を一目見ます。

≪コメント≫クロエー人! 古代人の一種みたいです。なんかいつでも生命が出てくるみたいです。命懸けです。

■Q06:大好きな人は、どうか、よいようである人に、この棒を渡します。(このバトンを、好きな人がいそうな人に回してください。)

≪原文≫来世紀になる前にはたぶん答えてくれると思うので、pさんにまわします。
(偽英文)Because I think that probably I answer before it is the next century, I pass it to p.

≪変換文≫来世紀である前に私はおそらく私が答えると思うので、私はpにそれを通過します。

≪コメント≫もう答えたってば!

・・・・・・・・以上なのでございます。kまぐろさん、まわしてくれてありがとうだよ!
 



2007年03月06日(火)
おやすみなさい

 うちでの仕事の合間を縫って、3月2〜4日の日記(最初のうちは「メモ」とか書いてたけどそんなんじゃすまなかった)をアップしました。よろしかったらどうぞ。松江では街歩きがいまひとつできなかったな、もし次があればそんな感じで。

 レオクラ館にいただきものイラストをアップしました! Chさんがゲットしてきたものです。そういえば軍艦島って実在の地名で、しかも長崎近くにあるんですよね。

 明日は一日詰めて会議連続だったり、そのあいだを縫って気の重い面接したり。やはりいろいろあるのでした。

 はやくオルセー美術館展行かないと。それから、『パフューム』見たいな。



2007年03月05日(月)
日常回帰

 拍手ありがとうございます。昨晩遅く、無事に松江から帰宅しました。一日ずれていたら強風と雨にやられていたかもしれませんね〜、よかった。使った空港は米子なのですが、滑走路が短めなので大きな飛行機の発着ができず、現在延伸中だそうです。往復ともに中央通路をはさんで右3・左3席だてでした。

 さて、今日は重要な会議のまえにちょっとたまっていた仕事をやり、急いで家を出ました。会議はまあまあかな。でもまた来週、今度は「成果を発表しろ」とかいうのが入ってきました。せめて早めに伝えてほしいよね。

 書店に寄り、ああ〜かわいいよ〜っ黒猫ハーフちゃん! の篠原烏童『クォート&ハーフ』1巻(新シリーズとして再開分)、旅先で買い損ねてたネウロの10巻、草川為『十二秘色のパレット』4巻を買いました。ジャンプもね。

 これからしばらくは遠出もせずに仕事などに励む予定でございます。イマエゴ的には5月の本の原稿やったり、陛下お誕生日企画をやったりです。



2007年03月04日(日)
くぁいだん

 暑かった! そして観光した! 一日でした。




 堀川めぐりの船から見えた・・・・・・大根? と船頭さんに聞いたら、
「暑くてあまりに育ってしまったので、葉を取った」
とのことでした。

 まずは簡単に。

・起床6時半、入浴(ハラハラドキドキ)、朝食8時
・チェックアウト10時ちょい前
・まつえウォーカー(市街地をまわるバス。150円のオレンジ色のすぐれもの。なのに今月末で廃線なんて!)で「ぐるっと松江堀川めぐり」のはしけへ。荷物あずけて45分の船の旅。
・小泉八雲記念館@塩見縄手
・まつえウォーカーで寺町まで行き、お祭で引かれる大太鼓「鼕」(どう)の倉をちょっとのぞき、老舗の菓子屋・彩雲堂本店でおみやげ見る
・タクシーで宍道湖畔の食事所へ。鯛めし。
・松江城見学。天守閣登った。
・塩見縄手に抜ける途中、松江北堀美術館へ
・武家屋敷@塩見縄手
・小泉八雲の家@塩見縄手
・荷物を取り、まつえウォーカーで松江駅へ。駅前の一畑デパートで出雲そば。
・t子さん・wちゃんをお見送り。駅ビルでお土産買う。
・空港バスで米子空港へ。飛行機はちょい遅れで8時すぎに離陸、羽田9時すぎ→帰宅

 ところで松江を歩いていると「一畑」にたくさん遭遇します。電車・バス・ホテル・デパート・旅行代理店et cetera。腐った脳は
「きっと城下町を隠然と(ちっとも隠然じゃないが)支配する華麗なる一族なのね」
と思いました。そして禁断の関係とか許されない恋とか展開してたりしたのですが、えーと「一畑」って場所なのかな〜。→ただいま検索してみました。大きいグループでした。そして一族経営とかじゃなかったです、すみません。まあでも妄想は楽しかっただ。

 行ったところで特によかったのは小泉八雲の家です。八雲がじっさいに暮らした旧武家屋敷の一部を公開しているもの。なかでも、八雲が愛しさまざまな著作で伝えた庭をそのままの形で見ることができるのです。著作からの引用もあるので、見比べながら見学することができます。写真は窓から庭。あっ、ほかのひとが入った。というのがおもしろいのでアップしてみました。




 あと、思わぬ拾い物が松江北堀美術館です。倉を改造したのかな、と思わせるしずかなたたずまい。小さいみたい、でも入場料1000円。誰も入っていかないよ? 
 しかし入ってみたら、建物自体がひとつの世界になっていてよかったです。ガレの作品、とくに陶器を重点的に集めたという美術館なんですが、館内の照明や椅子(座れるの!)も当時のものを使っています(あれ? でもそうすると椅子はレプリカかも)。
 大きすぎない鯉が泳ぐ水路や、そこをのぞくガラス窓もいい感じ。茶室の調度品として配置、なんていうのも気が利いてる。しかしですね、ガレの作品だったらやっぱり陶器よりガラスだなと思いました。なんか陶器重い。
 このような静謐な雰囲気、しかも日曜日だというのにぜんぜん相客がいない場所で逢引とかいいなあと思ったのですが、受付のおねえさんにはあまりにもばっちり覚えられてしまうよね?
 →でもこのおねえさんの記憶を操作してしまえばいいのだ。そうなのだ。
 とか思いました!

 というわけで楽しかった旅ももうおしまい。帰宅してあせりつつ仕事に励みましたとさなのであります。どっとはらい。
 



2007年03月03日(土)
旅立ちのとき

 レオリオ、お誕生日おめでとう。旅路にあってお祝はできませんでしたが、陛下のお誕生日のときにでもまたすごいスイートなもの考えてるから〜。

 という免罪符を胸に? ちと考えた末に出雲大社に行くことにしました。
1)t子さんたちとは12時くらいに合流。
2)雨が降っておる。午前中は雨の予報。
だったので、松江駅からバスで行ける八重垣神社近辺にかえようかなとも考えたのですが、思い切ることにしました。結果は○。

 7時、朝ごはん。ホテル一階でビュッフェ。お味噌汁の具は当然しじみだし、特別メニューにしじみ鍋(だったかな)もありました。

 8時1分、松江駅発の電車で出雲市駅まで。雨が断続的に降っていました。時間がないからなー、0分と30分に出るっていう出雲大社行きバスを待ってる暇ないかもな、一畑電車の駅とくらべるとちょっとJRの駅遠いけど、なんか歩けそうじゃない? とタクシーに乗りましたが行けども行けども着かず。ああ、参照していた略図に載っていたのは別の駅でした。JRの駅は思いっきり欄外でありました。出費ちと痛かっただ。

 せっかく早く着いたのでしばらく参道を歩きたいなと思い、正門鳥居より前に降りてゆっくり歩きました。ほとんど人影もありません。参道の松並木の玉砂利を踏みながら荘厳な気持ちに。
 祓橋直前の左側に三軒の出店があります。そのうち一軒は店開きをしていたので、87歳だというおばあちゃんとしばらく話しました。箸を一膳買いました。

 そのうち雨が降ってきました。あとはときおり強くなり、ほぼ止みませんでした。こどものころに歌ったこともある因幡の白兎と大黒様の銅像があったり、神馬・神牛の銅像がまるで飼育されているかのように厩に置かれていたり。
 
 参拝してから本殿のまわりをぐるりと歩きました。ところで大国主命は縁結びの神ということですが、その由来はわたしの買ったガイドブックには[ピンチになると女神たちに助けられる]とか[結婚した女神は6柱]、[こども神は118柱]など、神様だからまーいいが、艶福家ではあるけどそれってワンアンドオンリーの愛とかには不向きなのでは? という疑念がちらりと頭をよぎってみたり。でも友人に頼まれたお守りはいただきましたとも。

 



 さて出雲大社には日本一大きな注連縄があるという話でしたが、わたしはてきとーな知識しか持たずにやってきたので、最初に見た拝殿のはたしかに太いけど先週(!)長崎の諏訪神社もかなりのものだったな、と思いました。じつは恥ずかしながら、日本一のほうはこの写真、神楽殿のものでした。ちょうど婚礼中でした。

 その後はおみやげもの屋に寄ったくらいで今度こそバスに乗って駅へ戻り、特急で松江に戻りました。荷物をとりにホテルに戻ったところでt子さんから「着いたよ〜」メール。すぐに合流です。わーい9月以来だね! yたちゃんも。

 今回の旅の最大のお目当て・ルイス・C・ティファニー庭園美術館に向かう前に旅館に荷物置くのは当然として、お昼は松平不昧公が愛したという鯛めしだよね! とタクシーに乗ったところ、目をつけていたお店は改装中でござりました・・・・・・。というわけで旅館に直行。

 昼ごはんは松江牛しゃぶしゃぶにすっか! と思ったけど高いのでやめて、創作フレンチっぽい店に入ってみました。ろまんちくすぎる名前にちょっと不安も覚えましたが、ごはんはおいしかった。三種のハンバーグというものにしました。でもパンを選んだら「スープ」としてティーカップにしじみの味噌汁が入っていたのはミスマッチよ。ほかには素焼きっぽい陶器も使ってたんだから、そういうテイストにすればいいのになと思いました。

 観光ループバス・レイクラインに乗って湖畔を走り(この長距離を走っても料金一律200円は安い)、目指すはルイス・C・ティファニー庭園美術館です。この3月31日に閉館するというもの。わああ、公式サイトで松江市への呪詛のことばを書きつらねていたと思ったら、館内に入ったとたんに
「3月31日 閉館
 松江から、
 安住の地を求めて旅立ちます」
という大きなプレートが。そして二種の印刷物でやはり松江市を告発しています。←これ、館内の別の場所にもあったぞ。真打ち的展示の入り口とか。

 さて展示品はなかなかいいものがあったのですが(特にステンドグラス)、なんかキャプションが思い入れたっぷりなんだよね。「世界に類を見ない」とか「世界一の」とか、自分のところの収蔵品やラインナップについて何度も書くものでしょうか? この美術館がたった6年で「安住の地を求めて」出て行くことになったうえでは松江市の不誠実な態度があったとしても、そこまで激昂してしまうとか事態をこじらしてしまったのはここの御方の心性というものにもなにがしかの理由はあるのではないでしょうか・・・・・・。

 というわけで
「箱根ならいいんじゃないかな? ラリックもあるしポーラ美術館とかも」
などと話ながらゆっくり見て歩き、またレイクラインに乗りました。今度は旅館最寄りの「松江しんじ湖温泉郷」でブザーを押すと、なぜか運転手さんが
「どちらにご滞在ですか」
と聞いてきます。なんじゃろ? と思いつつ答えたら、なんと停留所でもないのに玄関先で止まってくれました! さすが観光客の足。

 お泊まりは宍道湖畔のなにわ一水です。昨年オープンしたという露天風呂つき個室フロア[水と雲の抄]に泊まります。こちら、宍道湖畔をのぞむベランダに露天風呂がある!? とドキドキ。果たしてこのようでござりました。


 

 見えます見えます。
 いやー、ガラス下半分用のすだれがあるからこれを引いて入るんだけどね。あ、もちろん大浴場もあります。
 今回は三人一部屋なので和室+洋室でありました。洋室にはなぜか双眼鏡がセットされている! あ、ラムサール条約で守られている宍道湖の野鳥を見るためなのですね。残念ながら雨模様だったので見えませんでしたが。

 ごはんはたっぷりでございました。まずお部屋に入ったときに仲居さんがお茶を煎れてくれて三種類の和菓子。夕食は一階の専用個室で。昼間食べそびれた島根牛も、うなぎ入り茶碗蒸しもありました。

 しばらくエステに行ってなかったので、お部屋に来てくれるというのを頼んでみました。疲れていたのでありましょう、自覚もあったのですが施術を受けながら眠ってしまいました。でも初めてのイオン導入はなんかいまいちだったなー、やったあとも翌日もあんまり御利益感じませんでした。続けないと駄目なのかな。 



2007年03月02日(金)
猫娘じゃないの?

 3月2日〜4日の旅行メモです。帰宅後、書いています。

 2日は一足お先に山陰入りして個人行動。飛行機がちょっと遅れ、朝9時ですけど米子空港に着いたときにはもう目当ての生活バスは出てしまっていた・・・・・・。次は一時間以上あとのようだったので、タクシーで境港へ。帰りのために列車の駅でおろしてもらいました。さあ観光スタート。

 ここ境港は水木しげるの故郷です。駅から水木しげる記念館までの商店街は「水木しげるロード」とされ、鬼太郎や目玉おやじをはじめとする妖怪の銅像が120体も並ぶ。という知識は持っていました。行ってみたらけっこう銅像小さいのが中心なのね。でもそのぶんじっくり見れるかも。




 ↑境港駅前で迎えてくれる、執筆中の水木くんと鬼太郎たち。これは大きい。
 それにしても町おこしでございます。水木ロードに沿って銅像やプレートが並んでるとか水木しげる記念館があるだけじゃなく、街灯も目玉。電車も鬼太郎絵。薬局で売ってる石鹸も妖怪石鹸。




 ↑水木しげる記念館近くにあったプレート。まるでしぇくしーポーズだったので(脇出してるし)写メールでmしゃんとpさんに送ったところ、「えむじかいきゃくしゃちょう!」という返事がきました。いや、ちょっと違うから。ひとさらいの鬼・・・・・・?

 水木しげる記念館は小じんまりしていたけどなかなか工夫していて楽しかったです。そして二階の展示で衝撃が! 鬼太郎や目玉おやじなどのプロフィール紹介があったのですが(目玉おやじが目玉になった秘密とか)、鬼太郎のところに

 配偶者:あり

 と書いてあったのです!
 しかもそれ以上の情報はないのです。とりあえず鬼太郎についてロクな知識がなかったわたしは驚いてその後10人くらいに話しましたが、みんなそんなことは知りませんでした。で、
「猫娘?」
と言うのでした。正解をご存じのかたいらしたらどうぞ教えてくださいませ。

 その後はタクシーの運転手さんに教えてもらった海辺の店を目指して歩き、時間余ってるからまずかーなーりさびしい「海とくらしの史料館」(目玉は体長3メートルのマンボウの剥製)を歩き(でもくらしのほうの押し雛とかはよかった)、ようようお店に入りました。境港は蟹の水揚げ量日本一だということでここは蟹を食べないといかん! でもひとりで焼き蟹いっぱいは無理だなあと今日のおすすめのカニグラタン・ホタルイカのしょうゆ漬・海老の味噌汁などをいただきました。

 もう一度米子空港へ。そこから無料送迎バス(一日一本なんだにゃ)で足立美術館へ。わたしひとりかと思いましたが、あとふたり乗り込んで午後1時半すぎ着。

 足立美術館は立志伝中の人物・足立全康が生誕の地に開いた広大な庭園(合衆国の日本庭園専門誌が選ぶ「日本一の庭園」に4年連続で選ばれてるそうです)のなかにあります。足立は木炭運び→炭の小売から事業を興したということですが、庭園に炭が埋めてあったり館内に炭のオブジェがあったり。
 とにかく日本画の傑作がいろいろあるよ、というあいまいな知識だけで尋ねたのですが、ちょっと間が悪かったかな。随一を誇る大観コレクション(常設、季節ごとなどで入れ換え)はもちろん見れましたが、大展示室は生誕120年の紫峰特集でした(これまで意識して見たことない。うまいとは思うけどそんなに好きじゃないな、線や色をもうすこし引き算してほしい)。あと魯山人とか河合寛次郎も別に好きじゃないのねえと思いました。

 すごいなと思ったのは展示のはじめごろにあった蒔絵コレクション! 急須に描かれた寿老人(だったと思う)、碁盤、硯箱、大箪笥まで、三回くらい見ました。あと季節にちなんでの「ぼたん」展もよかった。契月の構図、大観の「寒牡丹」の紫、華岳「牡丹図」の葉の自在な描写など。

 自慢の庭もちょうどお手入れ時期で、緑が輝く季節でもないし花も雪もないしでちょっと残念。この美術館をちゃんと味わうにはまた改めて来ないといけないみたいです。

 3時半の送迎バスで今度は安来駅へ。そこから松江に行きました。
 ホテルに荷物を置き、ちょっと寒いから着替えて県立美術館へ。バスに乗り遅れて、歩いていきました。でもお掘端とか歩けて楽しかった。電車のガード下にあったアニメ○ト的本屋さんでレジ係のひとのアニメ声にびっくりしながらも『ヴィンランド・サガ』4巻を購入しました。

 島根県立美術館は宍道湖畔にあります。3月からは「日没の30分後に閉館」ということで、6時32分だったかな? ちゃんと表示があるの。別の場所でも「今日の日の出・日没」という表示見かけました。宍道湖が生活の中心なんだな。

 おおっ東京で見そびれたルソー中心展覧会が!!
 と喜んだのもつかのま、9日からでごじゃった。まだシーズンオフなんだよね。こういうときに旅すると安かったりしますがこのようなハンデがあります。翌日行った出雲でも新設の古代出雲歴史博物館は10日オープンであった。

 でも常設展示(5室)はなかなか工夫してて面白かった。思いがけずじゃくちゅーさんの「鶏図」にも会えたし。其一の「流れに千鳥図」もよかったし。写真展示ではずっと島根で暮らしたという写真家・植田正治すごいなあと思いました。昭和20年の鳥取砂丘での写真連作とか。それから、フランスの写真家ベルナール・フォコンの描く不気味な世界とか。マネキンがお誕生会やってたりして、そのなかにふらっと生身の男の子がひとりだけまぎれこんでるの。

 展望デッキに行ってみましたがガスってて宍道湖の日没はあんまり楽しめませんでした。閉館まぎわに出、観光用ループバス・レイクラインに乗って駅近くで降り、駅でもらったグルメガイドに載ってたお店に入りました。飲み屋さん系でカウンターにひとり、ちょっとドキドキよ。
 いやー食べました。お食事セットでメインはかれいのから揚げ。お造りの白魚とかおいしかったな。おばんざい的な煮物などの盛り合わせも出ました。カウンター係のおばあちゃんが一生懸命かまってくれて、最後は干菓子と抹茶をごちそうになりました。松江は茶どころでもあり、家でも気軽にお茶をたてて飲むそうです。あ、お酒は地元の玉鋼(たまはがね)を一合。

 夜は仕事しようかなーなんて思っていたのですが、やっぱり飲んだから眠い。さっさと寝てしまいました。
 



2007年03月01日(木)
仕事あそび仕事あそび

 今日は仕事関係のセミナーでほぼ一日東京湾岸におりました。すごい風だったなあ。国際展示場近く以外はちょっと久しぶりだったのですが、なんだかちょっと荒廃したみたいなのっぱらがあったり、最新鋭だったはずの建物がくたびれていたり、なんとなくうらさびしい感じがしました。

 肝心のセミナーは、と、ときどきうとうとしてしまったの・・・・・・。分科会ではさすがにそんなことなかったですが、なんかお互いの事例を話すのに終始してしまった気がする。もう一歩先にいけたらよかったな。

 おそろしいことに明日から島根です。はじめて、と書こうと思ったら津和野にはいったことありました。15年くらいまえかな? 今回は松江中心に行ってきます。たぶん水木しげるロードで有名な境港も。

 日曜日夜に帰ります。うーん、パソコンどうしよう。明日の夜のホテルは使えるだろうけど、明後日の旅館は望み薄だと思うの。重いしな。