スペイン戦です。 仕事が終わってもうがっくり眠くて、うちまでタクシーで帰ってやるとか思い詰めていたのですがタイミングよくバスが来てしかも新しい帰り方(ちょっとお金を上乗せするとわりと近い駅まで座って帰れる列車)を発見したのでそういうおばかさんな浪費はしないですみました。書店で『バンパイア』の4巻と、買いそびれていたジャンプも買えたし。
というわけでなんとか開始前に帰宅。すっごくまじめに観戦しました。 試合前は欧州最優秀プレイヤーに輝くエースストライカー・シェフチェンコをはじめとするウクライナの側にカメラが寄っててけっこうムッとしました。ちっとも平等じゃないよ! なんて思うあたり、すでに気合入っております。
スペインは世界でも珍しく歌詞が「ない」とされる国歌なのですが(じつはもともとはあるけど、今は歌わない)、サポーターたちはをーをー〜〜と曲にあわせてうなっていました。スタンドにはスペイン皇太子夫妻も来ていて、要所要所で映ってました。なかよさそうでなによりなり。
で肝心の試合としては、 「ああ〜日本代表の試合をこういうふうに穏やかな心で見れる日は何十年後かなあ」 という感じでした。いや、何十年後というのでいいと思うんだ。だってサッカーが花形スポーツになったのはせいぜいここ20年くらい(キャプ翼は偉大だ)。ある程度の向き不向きはあるとしても、それ以前、スポーツの才能がある子が選ぶのは圧倒的に野球だったと思うのです。
結果はスペイン4−0ウクライナの圧勝でしたが、うーんなんかウクライナちょっとかわいそうだった。審判は完全にスペイン寄りではなかっただろうか? 後半すぐのレッドカード一発退場だって、たしかに反則ではあったし後ろからトーレスのパンツぐいぐいひっぱってたけど赤は厳しいなあと思いました。これで10人になってしまったし、試合会場もとっても暑く(30℃越えあたりまえですよね)、涼しいところから来たウクライナのみなさんはもうバテバテ。シェフチェンコは仕事をさせてもらえないという結果でした。
しかし。 翌日、スペインヤフーのサッカーページを開いて Espan~a, !Ole'! という大喜びなどを見るにつけ、 「でもすぺいんだしな・・・・・・」 と思ってしまうのが哀しいサガなのでございます。[万年優勝候補]←つまり前評判は高いけどいつも結果はしょんぼりなのですが、今回はこそから学習して応援すれども期待せず。の姿勢でありました。うーんこれぐらいがいいか。そういう気持ちでいると、侍さんズの修行絵も思いがけないいいのができたりするしね!
|