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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2005年06月30日(木) ■
明晩は1０時から。

　朝のうちはどしゃぶり、午後はぎらり太陽と、またもやおかしな一日でした。よぼよぼしながら仕事しましたが首尾はまずまず。

　後輩とお昼を食べていたら、横の席に別部署の知り合いがピースボートのひとと一緒に座って、あいさつがてらちょっと話しました。割り箸は資源の無駄づかいというのは以前から言われていることですが、だからこのごろの割り箸には「この箸は間伐材でできています」と書かれてることも多いけど、実際は日本で使われる割り箸の九割ほどは中国の木材を切って作っているのであり、間伐材からのものはちょっと言い訳くらいなんだとか、そんな話に流れていったのは、そのひとが食事にマイ箸を取り出したことからでした。
　
　そのマイ箸というの、ほっそりしてて口に入るほうの半分はいかにも金属製で、しかも半分のところで解体してとても携帯に便利なのです。まだまだ日本では飲食店にマイ箸を持ち込むのは珍しく、店のひととも話題になったりすることがあって、おかげで先日仕事で行った名古屋のお店に忘れてきてしまったけど店のひとが覚えててくれて無事に取り戻せたという話でした。同じように箸を使う韓国では、もともと割り箸を使うことが少なかったせいか、今ではほとんど見かけないという話も聞きました。

　今、ためしに検索してみたら、あの女性が持っていたのはチタン製の箸というものらしいです。燻銀みたいな色ですっきりとしてて、先端はわりと尖っていたものね（ここで、「ターゲットの首のうしろの急所にざしゅっと刺して暗殺」とか物騒というかオタクな発想をしたことを覚えていたのだよ）。

　調べるといえば、昨日書いたペット認識用のICチップですが、拍手にて「専用の注射器を使う」と教えてもらいました。ｕさんありがとう。で調べてみたら、ほんとうにちいさくて二ミリくらいで、注入するにもそれほどの痛みはないということです。まさにナノマシン･･････と思ったけどナノというほどちいさくはないか。

　夕食をとりながらてれてれ『ＴＶチャンピオン』のダメ犬しつけ王選手権を見ました。そういえばｍしゃんのおうちには迷い犬？　が通ってきてたなあと思って、あとで電話してるときに
［天才調教師である陛下にめぐり合って生まれ変わったように更生する迷犬クロロ］なんてネタになりました。

　でも蜜月はあれよという間に終わり、お仕事を終えた陛下は去っていき、でもクロロ犬は忘れられずにくーんきゅーんとなき続け、そのうち鎖をぶっちぎって脱走し、陛下のもとにかけつけるのです。飼い主（えーと、シルバ？）ももう手放すことになってなしくずしに陛下のもとにとどまるわけですが、その後陛下がほかの犬を調教しようと思ってもジェラシーでガブリと暗殺かもしれん･･････ああっ陛下失業してしまうではないですか。大凶運です。ここはいっちょお宝でも掘りあてて孝行してもらわなくてはのう。

　妄想は活発です。昼間は森の陛下とサイコさんについて好調でした。森の雰囲気とか、うーん抜けようとした陛下を拘束してその場でコトに及んだりするのか？　など考えていました。

　さて、明日は10時からチャットしたいと思います。アドレスは明日こちらに書きますね。エロ本についてのご希望リサーチとかかんがえていますが、もちろんそれだけじゃなくてのんびりだらーんとお話したいと思います。お待ちしておりますｖ


2005年06月29日(水) ■
わたわた

　なんかドキドキしてきた。明日の仕事うまくいくのかしら。

　今日は会議デーでありまして、都心まで出たついでに仕方なく（ほんとうだよーいただいた商品券の期限が明日だったのだよー）デパートに寄って帰りました。頼んでおいた猫たちの名前札ができてきたのを取ってこないといけないし。
　
　ペットショップ併設のペットグッズ売り場という感じなのですが、小犬（がほとんど）＆子猫のケージからちょうどいろいろ出されて遊んでもらってる？　ところで、なんとー小犬に混じってアメショの子猫ちゃんもころころしていました。同じような大きさの小犬にグワシッと体当たりされていやそうにしていたり。

　名前札には猫の名前、そしてうちの電話番号が書いてあります。よっぽどのことがないとこれが他人様の役にたつことはないんだよね。ふつう見えない大きさだし。でも地震ではぐれてしまったり、など考えて作りました。カナちゃんとクロゾのは満足だけど、ちーちゃんのは背景の模様が淡いピンク系で、名前が白だからちょっと散漫な感じになっちゃった。でも首からさげてみるとすごくかわいいからいいかな。

　スペインでは犬猫のからだにＩＣチップを埋め込んで管理することになってて（たぶんＥＵ共通なんじゃないかと思う）、外に連れ出すことの多い犬の場合は義務だったと思うけど、日本でもすでにそういうキャンペーンはしてるんですね。ちょっと高いのと、それからやっぱり簡単でも手術することになるだろうからまずちーが心配。そんな目にあったら家出しちゃうんじゃないかと思う。じゃなくても長いこと恨まれるの確実。いつか巡り合わせがあって子猫が来たら、ちいさいうちにしてあげようと思います。

　であとは書店でフラワーズだけ買って帰りのバスで読んで（すごい展開早かった、コミックスでちゃんと読まないと「バルバラ異界」）、七月に誕生日を迎える友人にちょっとプレゼント買って、基礎化粧品補充して、夕飯の買い物などして帰宅しました。

　で、でも疲れたー。やっぱり昨日寝苦しかったからかな。
　雨が降らずに節水したり、逆に豪雨で地盤が心配されたり、そして異常な暑さに見舞われたり、さまざまなところでさまざまな問題がありますがみなさまひと呼吸置いて、おからだ大切に。わたしもなんとかがんばったので今日は寝ようと思います。もうそうもしたけどメモもできなかった〜、かなしいな。


2005年06月28日(火) ■
コードネームはサイコ

　昨晩はお仕事帰りのちょーかんさんをつかまえ、本の内容についてかなり詰めた話をしました。絵を描くにあたり、クロロとクラピカのボディサイズはもちろん、髪の質感、肌のつや（あるいは疲れ具合）など細部まで伝えてください！　と依頼され、正直そんなにがっつり考えていないわたしとしては［おおお〜］とにわかに頭を悩ますことになるのでした。絵と字の違いか、すごくおもしろいです。これからもどんどん話し合って作っていきたいですね。

　この日記でもちらほら書いてましたが、通称［緋の眼ちゃん］と［たまむし男］の話じゃないんです。本にするのは。↑のは薄倖の佳人が遭遇する苛酷にして淫蕩な（誤用かもしれないが）運命からオイシイところだけピックアップした単発エロでありまして、忙しいときの逃避として妄想したりちょーかんさんにエールを送るつもりでやましい携帯メール送ったりするときのネタなんです。ちなみに現在携帯電話のメールフォルダでは件名［人身売買］と［○毛］がトップを飾っています。あやしさバクハツ。

　でもちょーかんさんもｍしゃんも混乱させてしまったというのがわかって、ということは日記をのぞいてくださってるかたがたもきっと･･････と思いますし、これからはコードネーム［森の陛下］と［サイコ］のほうにシフトしていこうねということになりました。サイコはいつものことなんだけどさー。

　昨日のかわりに在宅で仕事。東京では六月の観測史上最高気温をマークしたという地獄の暑さからも逃避して、ちゃっかり家人に『コーラス』買ってこさせて（くらもちさんよかった）うちの近くでは『フラワーズ』なくって（萩尾さんの『バルバラ異界』最終回なのになー）、という一日でした。
　
　朝のうちに家電量販店からの荷物が届き、アクロバットエレメンツをめでたくインストール。もちろんスタンダードとかと比べてだいぶ機能は落ちるようですが、わたしには十分。よしよし。

　ｎやまさんサイトの絵日記でコスプレ特集がはじまってて、師匠は
「運転手はきみだ、車掌はボクだ」
で陛下が
「逮捕しちゃうぞ」
なのでありますが、クロロだったらどうでしょうか？　やっぱりあれかね今年でシリーズスタート百周年の怪盗さんかね。色男であるおかげで生命の危機を切り抜けることもあったりするあの、映画が今年公開される（でもつまんないらしい･･････しくしく）ルパンはどうでしょうか。時代錯誤なお召し物に共通点もあるのではないでしょっかー。それとも江戸の盗人さんみたいに頭巾をかぶって鼻のしたで結んで、のほうがいいのかしら･･････。


2005年06月27日(月) ■
これからのこと

　あまりの暑さに
「でかけるついでに髪を切ってくる！」と決意して出たのですが、郊外の仕事場は案外風が渡ってそんなにひどく暑くは思えなかったし、会議終わってから電話入れたら美容院はちょっと多忙だったのであえなくあきらめました。

　今年もはやくも半分終わろうとしています。来年についての見通しその一、って感じの会議だったんだけど、やっぱり忙しくなりそうな気がしています。拘束時間が増えるかもしれない、面倒くさいなあ。仕事自体はかなり好きだし、ちゃんと報われていると思うのですがなにしろ根が怠け者なので。業務の見直しをするにあたり、人手が多いから削減するべきところがある一方別のところが人手不足になりそうで、わたしたちが手当てしても限度があって･･････など、なんかなあ、明後日にもう一度会議があってそれで本決まりになるまではまだ動かないようにしようかなーと思います。

　さて美容院の代わりに携帯電話のメンテに行ってきました。ソフトの不良個所があるからどうぞいらしてくださいというお知らせがあって、たしかにちょっと前には不具合もあったからなと思って。あずける際にｍしゃんやａちょーかんさんとのあやしさバクハツメールについてちらりと脳裏をかすめましたがまあ、見られたりはしないでしょうと楽天的に。これでまた動作不良があったらこんどはあずけることになるそうで、そしたらメールなどは移して消去だな。とりあえず様子見です。

　携帯のメンテに三十分かかるということで大半は書店にいました。このあいだ大森望が言及していた、［伊藤典夫編著の正統派的ＳＦブックガイド］を見つけたので買いました。タイトルは『SFベスト201』。1970〜2000年に邦訳書が最初に刊行された日付を基準に、時間をさかのぼっていくというもの。だからトップはイーガンの『祈りの海』でした。最後はヴォネガットの『スローターハウス５』。これ両方とも好きな本。

　でブービー（と本のときにも言うのか）が、あのセカチューのタイトルのもとになったエリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』The Beast that Shouted Love at the Heart of the World。セカチューのタイトルは最初違うのだったけど担当編集者がこれにしたというのは有名な話ですが、調べてみたら、最初は『恋するソクラテス』だったんだって。それはなあ･･････。気持ちはわからないでもない。そのまえにエヴァでも「世界の中心でアイを叫んだけもの」なんてサブタイついてる回がありましたね。エヴァでは「まごころを、君に」とか「嘘と沈黙」、「死に至る病（、そして）」などもあって、なんか［あらー］と思うこともときどきだったりして。

　でそのSFガイドはレーダーチャートを採用しています。「奇想」「テクノ志向」「娯楽性」「物語性」「神秘性」「文学性」の六つの基準が設定されているのですが、自分が読んだ／好きなものになんか傾向があったらほかにそういう傾向のものを探せばいいだろうと思うと、楽しそうです。
　ほかには篠原烏童『ファサード』12巻を買いました。

　ジャンプも買いました〜ハンター22巻は七月四日発売。旅団が！　と書かれてて、絵もりょだーんのみなさん（＆ゴン）。また［見ないで描いてみよう］じゃないな、えーと話と話のあいだのところにでもクロロンとかいればいいのに。いや、陛下とツーショットとか望みませんし。恐れ多い。

　拍手ありがとうございます。七月になったら次を考えたいな、せめて乙男語訳のなんか。
　八月後半に二週間くらい仕事がらみで海外に出るかもしれません。まだ不明。

　妄想はクロクラエロース続く。です。
　今週金曜日の夜にチャットしようかな、と思っています。具体的なことは木曜日の日記にちゃんと書きますね。


2005年06月26日(日) ■
バットマンビギンズ見たいなあ

　レオクラ館更新しました。Chさんの連載の続きです、ラストは「おおっこうでなくては！」と快哉を叫びましたぜひどうぞ。
　
　だらだら六月なのにご来訪、または拍手押してくださるみなさまありがとうございます。明日突然人事がらみの会議が入ってしまいましたが、とりあえず春夏一番の繁忙期は抜けたはずです。

　待望のおやすみだー！　と家人もおらずうちでだらけておりましたら突然母から電話。おばたちを連れて行く、一時間ちょっとで着くとのこと。あああ･･････仕方なく突然掃除に励みました。でさっきまでおりましたが、これで一息つきました。今日じゅうに読んでしまう予定だった本はちょっと遅れてしまったけど、まあこれも親孝行のうち。

　そういえばうちの猫たちはお客様にも三者三様です。
　ちー：パニックになって逃げ出す。どうしても外への道をみいだせない場合には押し入れを開けてもぐり込む。これで閉める、までできたら完璧なのだが。
　カナ：わりと淡々としている。特別に甘えることもないが、ことさらに逃げ回ることもない。
　クロゾ：じつはお客さん大好き。まえのうちにいたときにはテーブルではなくお膳に向かって正座あるいはあぐらで座っていたのですが、なんと初めて来た営業マンのおにいさんの膝にのっかってうっとりしたこともある強者。やっぱり猫じゃないのかもしれない。

　家電量販店に寄りたいなと思うんだけど果たせず、ぐずぐずしてるうちに500枚単位で買ってるOA用紙も切れそうになったのでこれ重くて持ち帰るのいやだし、でネット通販しました。アクロバットエレメンツがお目当てでした。よーしこれでデジタル入稿準備は完璧（準備だけはね）、コミケまで一カ月半印刷所に出すなら一カ月弱、ｐさんを叱咤激励＆あやすぃ電波送信しようと思います。

　あっ、客を近くまで送って帰ってきたら『通販生活』のピカ一事典が届いてる。これやっぱり読むの楽しいんだよねー。

　ところでうちにいるときには
「ありえなーい！」（訳：ｔ田ｎ子）
とかツッコミ入れながらわりあい種デスを見ております。ｍしゃんが
「黙っていると、男の子だと陛下みたいな姿のひとがおられるのです･･････ふひぃ」と旧作を勧めてくれたのが最初だと思います。

　もちろんぜんぜん陛下とは性格など違うのですがそのキャラがなんとなく気になっておりまして、やはりアスカガなのだろうかと思っていたりもしたのですがふと検索してみると不殺をかかげる最強のＭＳ乗りでじつはふたごの弟のひとがイッちゃっててふたごのおねえさんを異様に愛してる世界など見つけました。なんかこのほうがなじむのはやっぱり強くてサイコなキャラが好きってことなんでしょうか。これで無理やりサイコにされてるキャラが大人の男でその気になれば贅沢の香を漂わせることができたりしたら危ないってことかのう。

　とか言いつつあんまり揺らぐものは感じていません。だって熱愛キャラがいないから。あくまでも［その気になれば贅沢の香を漂わせることもできる、恋するサイコさん］に憑依してそのかたを愛し抜くのがわたしのパターンみたいだからな。


2005年06月25日(土) ■
暑かった〜（日曜日に書きました）

　突然暑くなるからもうよぼよぼ。鍼灸また行きたいな、でも出るのが億劫だなという感じです。

　早起きして紙ゴミを収集にだしました。うちのほうはプラスチックが週に一回、紙は月一回なのですが雑誌とかチラシとか原稿やってるときには下書きプリントとかいろいろあるので一回ってつらいな。

　出かけて、帰りにKissを買いました。千秋しゃまのコスプレ、いや変装！　ニッサン・トヨタ！　おもしろくなってきたと思う。そして大好きな伊藤理佐『おいピータン！』が漫画賞を取ったお祝いで表紙＆巻頭カラーでありました。カラーは主人公の飼っているふとっちょ黒猫（♀）のクロが主役の［おいクロタン］です。今回はカラーをいかして、［黒猫って表情とかよくわかんないよね］とか、［くらいところにいるとよくわかんないよね］で、うんうんと同意しました。すぐ近くにいるともちろんいろいろ見えるけど、写真に撮ろうとするとクロゾはつまんないもん･･････。というか、難しいです。横顔はまあいいけど、正面とかはなー。

　ちょーかんさんとは萌えメール（緋の眼ちゃんを買って飼ってのたまむしおにいさんはやっぱり邪悪とか）交換、ｍしゃんは「愛馬＆長官」のためになぜか二十四年組（萩尾さんとか竹宮さんなど）の少年愛ものを勉強しようと考えておられてその推薦を頼まれたりしております。

　レオクラ館、Chさんの連載の続きができてきたので明日更新いたします〜。


2005年06月24日(金) ■
ちょっと、ほろり。

　はあー、ひと仕事終わった。まだ気は抜けませんが、とりあえず時間の拘束が減ったという感じです。首尾は･･････全体的には悪くないと思うけど、こころないひともいたりして微妙に後味がね。まあ、山あり谷ありであたりまえです。

　それにしても今日は蒸し暑く、なんかよぼよぼしていました。仕事と仕事のあいまにと思って煩悩ノートも持って行ったけど開く暇はやっぱりなかったよ。そういえば『夜の森』的メモはまだほとんどしていません。早く着手したいけど、今週末もちょっとだけ忙しいのでまだだと思います。

　拍手＆コメントありがとうございます。クロクラ小説好きと言っていただけて嬉しいです。

　書店で聖千秋『そーだそうだぁ！』５巻（完結）を買いました。なんか･･････マーガレットコミックスさ、どんどん紙が安っぽくなってる気がする。すでにしてなんとなくしんなりしているよ。内容は、あ、うまくおさまったなという感じ。同系列ではあるけど掲載誌を移動してのシリーズで、中断も長かったせいか、だいぶ絵のタッチが違うのがすこし気になりました。

『タイガー＆ドラゴン』最終回でした。大団円でした。毎回違うキャラが「泣いてる」と言われる場面があって、最初のうちは西田敏行演じる師匠の奥さん［さゆりちゃん］が続けて使われ、それがなんか慣れたところからパターンを崩していくのとか、楽しかったな。今までは主に［○○が泣いてる］を言う側だったどんべえ師匠が今日は［泣いてる］と言われる立場になってましたわいな。ほろりときたりがはっと笑ったり、楽しい時間でした。

　さすがに眠いです。明日は新聞紙と段ボール収集だからなー早起きしないと。
　ここのところ、ネット通販で頼んでおいたDVDが続いて届きました。ガエルつながりで『アマロ神父の罪』（いやーん、期間限定廉価版ったら「すこしだけエロティック　今夜はそんな気分なら。」とかってコピーが大書されてるんですが！！）、あらこれって十八禁だったのの『ブエノスアイレスの夜』、そしてむかーし劇場で見てたしかにすごいエロースを感じたのが安くなってて飛びついた『ヘンリー＆ジューン』（ジューン・ミラー役のユマ・サーマンが主役を呼ぶ「アナイース」という音が好きだった）。音楽は弟がシャキーラの新譜くれたし。ああ、うちでだらけて好きなもの見たり読んだりだけしたいものだなあ。　


2005年06月23日(木) ■
泣きました

　昨晩はすこしだけ早めに寝て、でもさすがに三時四十五分からずっと見るのは無理だなーと思って、みみっちく後半だけ見ました。というわけで中村のすばらしいミドルシュートはビデオで見ました。中村、最近はスペインリーグへの移籍がささやかれているけどほんとうになるといいな。デポルに行けば話題としては楽しいけど（日本人はあんまり知らない町のチームだから）ポジション争いが厳しいだろうし、アトレティ（マドリッド）に行ったほうが重用されるんじゃないかという記事を読みました。

　中継が終わってからまたぶうぶうすーすー寝てるクロゾと仮眠して、ふつうに出かけました。仕事はまあ、それなりに問題なく。ほんとうは買い物に行きたかったけど考えてみなくても『孤宿の人』の下巻を買わねば、読まねば〜。ほかに大森望のSF書評集と曽弥まさこの短編集『墓碑銘（エピタフ）』を買いました。

　というわけで帰宅して一気読みしました。
　泣きました。ラスト三十ページほどはさっき読み返して、また泣きました。わたしはわりと涙が安いというか、小説や映画で泣くこともそれなりにあるのですけど。

　将軍家斉の時代。四国の金比羅さん近くの丸海藩に、かつては幕府の要職についていたが鬼とも魔とも恐れられる所業をしたという［加賀殿］が流されてくる。そしてちいさな丸海藩を、怪異や疫病が襲うようになる･･････。

　加賀殿とは身分はまるで違うけれど、やはり江戸からはるばる讃岐まで流されてきた者がもうひとり。それが、［ほう］。名前のいわれは「阿呆」の［ほう］と言われる、ほんの九つの少女です。ほうは金比羅ゆかりの江戸の建具屋の若旦那が不始末をしてできたこどもで、ほとんど捨てておかれたのだけど、お店のひとびとが病を得た、なにかのたたりらしい、そのたたりを祓うために四国までやられたのです。その後も曲折があって、丸海藩の御殿医のうちに引き取られていました。

　このふたりが会うのだろうな、そしてたぶん、別れていくのだろうなというのは帯などでわかるのだけど、それがどんな成り行きで、などは下巻になって描かれることでした。
　
　書店に飾られていたポップに、宮部さん自身の書いたもの（のコピー）とおぼしき［かなしいお話だけれども、終わったときにそれだけではないと思います］というようなことが書かれていて、まさにそういう感じでした。好きな本です。ただ、帯に書いてあったように「新境地を開く」傑作というのはどうかな。円熟とかじゃいけないかな？

　昨日の日記へのコメントありがとうございます。そんなわけで、この本は好きです。また読み返そうと思います。

　さて、自分の妄想系についてはちょっとおやすみ。明日は暑くなるという話です。脳にもきっといろいろ湧くと思います。


2005年06月22日(水) ■
２対１くらいが穏当なのだが

　今日は朝のうちは激しい雨、でも午後は晴れて蒸し暑くなりました。予報でも午後からは晴れてくるということだったのでそのつもりで外出。職場で、すごくがっちりした長靴をはいているひとを見かけたのですが、今日みたいになってしまうと蒸れるし使い方が難しいものですね。先日バーゲンで買った傘袋を持って行きました。

　今日は移動して会議でした。とりあえずわたしのいる部署にとっては明るい感じで終わって、ちょっと安心。もちろんこれで「決まり」ってわけじゃないので予断を許さないところではあります。

　二冊読んでしまうと廃人になっちゃうのがわかってたから、宮部みゆきの最新刊『孤宿の人』（こしゅくのひと）上巻だけを買いました。帰りの電車→駅のホームで区切りまで→家でねっころがって。で読んでしまい、ああー続きが気になる！　というところです。

　宮部さんは新刊が出るとそのまま買う数少ない作家のひとりですが、このところはちょっと惰性になってきたかなと思っていました。でも、ふつうは時代小説ってとんと読まないわたしですが、このひとのはわりと合うみたい。『震える岩』のクライマックスで胴震いがして涙が出た感じは今も覚えているし、短編集『幻色江戸ごよみ』にもずうんと重いものがある。このまえに出た『ぼんくら』もわりと好きでした。

　つらつらと考えていたのですが、このひとの書く現代ものはこのごろかなりの厚さになってますね。『模倣犯』とか『理由』とか。このふたつとも、わたしは冗長だと感じました。もちろん今となっては初期作の『火車』は数回読み返したくらい好きで、だから今も続けて読んでいるのですが、近作はそれほど･･････と思っています。
　それからファンタジー系の『ブレイブ・ストーリー』も、『ico』も、やっぱり書きすぎだと思いました。後者にいたっては読了せず積んどく状態なくらいです。

　絶対的評価のようなものをくだすことはできないし、それは「ない」と思うんだけど、たぶん時代劇を書くときの抜きかたがわたしには合うんだと思う。ファンタジーでは異世界構築に多くの紙面が割かれている、このひとの文章は好きですが文章だけをただ読んで快いというよりはやはり物語、あるいは文章の向こうにあるものを味わうタイプだと思うので、物語が停滞しているように思えてしまうみたい。

　現代ものは一応同じ世界に立脚していると考えられるので雰囲気や風景描写にはそんなに手間はかけてないと思うのですが、こんどは「さまざまな立場からの［ほんとう］」みたいなのを重層的に、というのが全面に出てしまってこれも長く感じてしまうのではないかと思います。

　それに比べ、時代物の場合はちょっと［おはなし］染みていて、それはこのごろの現代ものではあまり描かれなくなった超常的現象などもふっと腑に落ちるような心の持ちようがあるひとびとの話で、ほどよい簡略化というか、二次的な人物の内実はあくまでも主役格との交渉のなかで、ことばや行動からにじみ出てくるものにとどまっているようなのが、実際には長い話だったりしながらも冗長さを感じずに読める要因なのかな、と思いました。

　わあー、なんかずらずら書いてしまった。
　もちろんこの『孤宿の人』、下巻を読んでいないうちに全体的評価をくだすわけにはいかないのですが、描写とストーリーのバランスという意味で自分なりになんか、書いてみたくなったのでした。

　自分的妄想脳も活発化していて、はんぶん逃避みたいなものではありますが［クロロの股間もりさけそうですノリノリらぶ？　ぽえむ］みたいなのをざざーっと続けて書いてはまあ、これって九月のエロ本へのエチュードみたいなもんか。と思っています。スタンスとしては拍手向きなんだけど基本的にハード系なのでそういうだし方はできないなあ。唐突に始まり唐突に終わっちゃうことだし、「話」ですらないのです。

　とりあえず明日は早起きして（五時とか？）ブラジル戦の行方を確認し、きっと『孤宿の人』下巻を買って読み、金曜日はエクストラの仕事その二で、土曜日はあいやーいまごろの分だったかでも見に行きたいよのバレエに行って、そこでちょっと一息。という感じかもしれません。
　六月の追い込み、あと十日足らずの踏ん張りでありまする。

　そんなわけで。拍手、メッセージ、さらにさらに嬉しくありがたく見ております。


2005年06月21日(火) ■
しかしゅう

　今朝届いた通販のモンブラン（毎月六個取り寄せて母にプレゼント、わたしも食べますが）の外箱に挿入されていたおいしいもの案内で桃を見て、ああ今年まだ食べてないや、おいしそう･･････でもいくら十個とか入ってるにしても約六千円はないよなんて思っていたら、なんとー夕方に友人から桃が届きました！　すごい！　開けるとあまい匂いが立って、さっそく冷やしていただきました。おいしかった〜。というわけで桃ほしい欲はさっさと満たされました。

　やっぱりくだもの好きです。これが特にというのはない･･････ような気もしていますが、桃とか梨とかかな。あと柑橘系。クラピカさんの場合は「奥地でコソコソ」（ウボォさん談）だったのと、なんか山岳民族みたいなイメージがあって、くだものは全般に知識としてしか知らなかったもののような気がします。やわらかくて腐りやすいものが多いし。熱帯の果実など、はじめて手に取ったときにはくらくらしたかもしれません。

　昨日届いた詩の本をちょっとずつ読んでいます。ああー萩尾さんが『残酷な神が支配する』でジェルミに暗唱させていた「赤い、赤いバラ」（ロバート・バーンズ）が載ってるわとか、やっぱりマーヴェルの「はにかむ恋人に」やキーツの「情なき美女」は外せないなとか。うまく紹介できるのがあるといいんですが。

　そんなこんなで、暑さにやられながらちょこちょこ仕事などしています。妄想はちょーかんさんと煽りあいながら、唐突に情欲に溺れるクロクラ･･････とか。いつものことなんだけどにゃ。


2005年06月20日(月) ■
愛は消えない？

　拍手ありがとうございます（数日分）。びょーんとグラフが伸びているとわくわくします。

　見てしまいましただギリシャ戦。さわやかな青白の国旗をひるがえす濃いひとびと。フランクフルトはけっこう日本人ビジネスマンもいるからと思ってたのに圧倒的にギリシャのサポーターがスタンドを占拠していました。聞くに、フランクフルトには二部ではあるけどギリシャ系のチームがある（あった？）ほどにかの国のひとが多いそうですね。

　とにかく勝ってよかった。
　しかしその後のブラジルがメキシコに破れたというのにはびっくりです。甘く見てたのかな？　しかしこれで次の日本戦、あっちも必死で来ますね。今度はすごい夜中だし翌日出勤＆会議なので、さすがに見ることはできないと思います。

　そんなわけで今日は在宅仕事だったのですがすこしぼんやり気味。ジャンプ買ったし（新キャラ登場、なんか気になる女の子。クラピカさんはゲームの補助キャラとして登場するっていうちっこい宣伝がありました）、ネット書店から本が届いたしいろいろ気が散っておりました。

　今日届いたのは仕事関係の本と、洋書で詩集が何冊か。英国の現役詩人が編んだ［愛と情欲に関するアンソロジー］というのをちょこちょこ拾い読みしています。最後に入ってた「アントニアの物語」は、夜中に泥酔して雨水管を登ろうとしたりして警察に連行され家に戻ってくるような男、でもそんな男を待つアントニアが語り手に
"she was surprised by the persistence of love"
(愛の執拗さに驚いて)
と繰り返し語る(詩そのものもこの語句で終わる)というので、なんかどよーんときました。とりあえずいまのところは乙男さん訳したくなるようなのは発見してません。

　昨晩のちょーかんさんのクロロのたくましい腰が非常にこう、やましさバクハツでありまして、きっと陛下に腰を密着させて腰骨をごりごりやるんだわとか考えておりました。セクハラっていうか、こうなるともうエロおやぢですね。
　そんなのとは違って（汚れているのはあくまでもわたしですよちょーかんさんファンのかたがた）今日届いたｐさんのクロクラ第一稿に萌え萌えなのであります。
　


2005年06月19日(日) ■
小休止

　さすがに疲れたー。好転反応（いわゆる揉みかえし）もあるみたいでだるくて、午前中に昨日の日記書いてすこし仕事して午後はへたっていました。夕方から復活という感じかな。

　今晩のNHK衛星放送『迷宮美術館』は女性画家特集です。メキシコのフリーダ・カーロについてのコーナーがあるということで見てみました。ちょうどはじまったところ（十一時半現在）。サルマ・ハエックの映画『フリーダ』の音楽をいろいろ使ってるな。

　それに先立ってフランスの女流画家ふたりの苦闘が紹介されました。印象派にはいるメアリー・カサットの絵はこのあいだｐさんと行った名古屋ボストン美術館でも見たけど、彼女の時代（印象派は十九世紀末の運動）にもまだ、女性はひとりでは外出を許されなかったそうです。印象派は「ひかり」の発見をし、それまでアトリエで描かれていた絵を外に連れ出したという点もあるのだけど、都会ではなくモネのジヴェルニーなどの田舎の風景も好んで描いた、でもカサットは男性画家たちと同じようにどんどん外へと出て行くことはできなかった･･････で、家族や友人を描いたそうです。

　そんなわけで今日はちょっと仕事しただけであとは寝ていたり、テレビをぼんやり眺めたり。明日は家にいるので、勝てるとしたらこの試合しかないじゃん？　のギリシア戦をちゃんと見たいなと思います。

　ちょーかんさんたら、今晩は
「誘う男」
ですよ！　
［自分に賞金かけて楽しむ］なんて、まさに蜘蛛じゃね。


2005年06月18日(土) ■
豪華おみやげつき！

『SW�掘．轡垢良�讐』の試写会に行ってきました。ジャパンチャリティと銘打ったものは三回上映があり、その最終回。夜八時開始。ネタバレはなしで行きますね。

　午後四時に招待券と指定席券の引き換えがはじまるので、こういうプレミア系に慣れているｙちゃんのアドバイスに従って二時半に並び始めました。東京国際フォーラムのＡホール入り口からはじまった列は、中央通路反対側に続いています。その通路内の列の、うーん百人目くらい？　数えてないけど、列整理のひとが「けっこう前です」と近くのひとに答えてたから。雨だったらやだなあと思ったけどまずまずの晴で暑く、しかし日向ではなかったのでまったり待ちました。

　有楽町駅に着くと、もう『スターウォーズ』の袋やライトセーバーを持ったひとがかなりいる。通路には［特設　スターウォーズ関係グッズマーケット］みたいな広告もあるし、ああみんなお買いものしてきたのねーと思ったり。こういうシリーズもののプレミアにはコスプレのひとも来るよとは聞いていたのですが、たしかに中央通路にちらほら。顔は見えなかったけどすっきりした感じの、オビ＝ワンとアナキンかな、とか。

　行列中、後ろからざわめきが聞こえてきました。スタッフパスみたいなものを首からさげている日本人男性に連れられて、数人の外国人男性が。握手や記念撮影を求めるひともいて、yちゃんと誰かな？　と首をかしげていました。あとで調べてみたら、チューバッカ役（わたしらにゃわかんないはずだよチューバッカは着ぐるみ系）の俳優さんでした。

　四時になると指定券配布開始。フォーラムＡホールは5000席あるそうで、これを単に行列させているとたいへんなことになるので最初から指定席にして配るのだそうです。一緒に来ているひとはまとめてもらう。ということで、すんなりもらえました。一階席、Ｒ２扉はわかるけどいい席なのやらどうやらさっぱり。

　指定券と引き換えたあとはほんとうの入場口前を抜けて出て行くのですが、階段＆エスカレーターに入るところにはゲートができています。記念撮影をするひと多数。

　さて、七時五十分までに入場しなきゃならないけど今は四時十五分。じつは四時四十分開始でマッサージ（わたし）＆リフレクソロジー（Ｙちゃん）を予約してありました。時間があるのでまずはそのスターウォーズ関係グッズマーケットへ。いろいろな企業がブースを出しています。フィギュアとか、ゲームとか、登場人物のヘッドをあしらった指輪とか。かなりひとがでてて、他に外国からのひとらしいけどものすごい大荷物の男性とか。マニアの買い出しかなあなんてｙちゃんと話しました。ここでも人だかりが。今度はまわりのひとに聞いたらわかった、プロデューサーのリック・マッカラムでした。あとで舞台あいさつもしていました。

　のんびり阪急デパートに向かいます。七階は紳士用品売り場＆エステ系で、通路にディスプレイされてたトランクスなどをまじまじと見てしまいｙｕちゃんにチェック入れられたり。たまむし色はなかったけどスタイルは似たのあったよちょーかんさん！

　で、ここでのんびり。わたしはベッドでリラックスというのにしました。つまりマッサージなんだな。いろいろと張ってますねと言われ、だいぶ強くぐりぐりやってもらいました。忙しさにかまけて鍼灸にしばらく行ってないけど、やっぱりまた行こう。ｙちゃんは足＆肩マッサージ。

　→書店へ。鈴木央『僕と君の間に』二巻（表紙ダメじゃん？　色とか。内容はまあまあ）、tonoちゃん絵はちょっと･･････なんだけどやっぱり物語は面白いよの『砂の下の夢』一巻を買いました。帰りの電車で読みました。

　夕食は簡単にと思って紅虎餃子房へ。混んでました。そのせいか、一皿はすぐ出てきたけど次のおこげは忘れられたな。きっとそうだな。おかげでちょっとハラハラ。でも七時四十分台には入場しました。

　なんと、着いたときに見たあの紙袋って試写会参加者への無料配布だったのですね！　しかもいろいろ入っています。
・袋−ポスターをデザインした黒主体のもの
・Ｂ４のプログラム、豪華豪華。
・スポニチの号外として「スター・ウォーズ　集結」という見出しの新聞
・紙でできたお面　ジャンゴ・フェット？
・宣伝グッズ（昼間見たブースの会社のものとか。スターウォーズの柄にできるVISAカード、SW時計、m&m（チョコ）のSWキャンペーンチラシなどなど紙がたくさん）
・なぜかウディ・アレン最新作『メリンダとメリンダ』チラシ

　チャリティ・プレミアということで赤十字への募金をつのっていました。ああー硬貨がものすごく乏しかった･･････夕飯のお金だって帰りに切符買ってｙちゃんに払うことにしたくらいだったのです。まさか大きな札出してお釣りくださいとやるわけにいかず、恥ずかしながら小銭を洗いざらい入れました。

　チューバッカとかジャバ・ザ・ハットとか着ぐるみ系キャラ、そしてもちろんのＲ２や３ＰＯなどたくさんのキャラが出ていて、入場してもそちらが楽しみになっています。お祭っぽい雰囲気です。なかなか会場には入れない〜。

　わたしたちの席はかなり後ろでしたが、真ん中だったのでよく見えました。上映時間二時間二十一分。でもそのまえにやっぱりいろいろあったのだよ。作品紹介、さっきのプロデューサーさんのあいさつ、コスプレイヤーが揃っての記念撮影などなど。
　結局、終わったのはもう十時半近くでした。帰路が長いし一応トイレとか行こうと思ってしばらくは席に残って感想を話し合いました。う、うーん･･････。

　まっすぐ帰宅しておやすみなさいでした。

＊ちょっとだけ感想です。反転させますね。





　結局、１ではあんなに素直でかわいかったアナキンが２でやけにひがみ根性の強い、師匠であるオビ＝ワンにも妙に反抗的な人間になってた謎は解けなかった。もうね、どうしてあんなにねじれたのかに関してわたしのかんがえつく仮説はひとつだった（もちろん冗談まじりではあるけど）。
［じつはアナキンは師匠であるオビ＝ワンを愛してしまい、しかし個別のものへの執着を禁じるジェダイの掟に背くものであるし、だいたい愛すべきおまぬけちゃんのオビ＝ワンにはそんな気持ちはちらりとも伝わらない。あくまでも弟子としてかわいがってくれる。もういやだ、でも側を離れられない、そして･･････］←パドメに対して異様にノリノリで迫ったのは逃避です。


2005年06月17日(金) ■
瞳は最上のサファイアみたいです

　週末だからか、拍手たくさんありがとうございます。
　トップの猫写真を褒めてくださってありがとうございます。ちょうどわくに顔がはまるみたいになって自分でも気に入っています。それから同じかたかな？　こんなアホ日記を楽しみにしていると言っていただけて、これも張り合いになります。というわけで今晩もいってみよー。


　結局VSメキシコ戦は三分の一くらい見て、今日に備えて寝ました。日本が先制したんだけど、その後ベッドに入ってから家人の声で追いつかれたことを知りました。で、負けてしまいましたね。やはりとは思うけど、残念。メキシコ代表もリベルタドーレス杯に参加しているクラブチーム所属のメンバーがいて、そのうち四名が昨日ドイツ入りしたばかりだから日本戦には出れなかったということなんだけど。

　エクストラの仕事、ちょっと心配していたのですがまあうまくいきました。･･････と、思う。来週も頼まれているので気が抜けないところですが、たぶんこの数カ月で一番精神的に余裕がない状態だったのが今週なのでほっとしました。そんなわけでリンクサイト、ブックマークしてるサイトをわりとゆっくりまわってみようと思います。

　リンク３に移動させていただいたサイトのうち、もうだいぶ更新もなくて掲示板などはリンク切れてて、去年から今年のジオシティーズの変更にあわせて消えてしまうのかなあとさびしく思っていたサイト。実際、しばらくは「ここは移行が済んでいません」というメッセージが出ていてああ･･････と思っていたのですが、この数日はそういうのなくてちゃんと表示されます。更新は終わっても一応アーカイブ的に残そうと考えてくださったのかな、それなら嬉しいな。

　でも一方、やはりしばらく更新がなかったサイトがとうとう表示されなくなってしまいました。「存在しません」的メッセージではないので、リンクを切る（はがす？）のはまだ待とうと思っているのですが、切ないことです。

　逆に、多忙ななかでもつい最近メンテをして消息を知らせてくださったりすると嬉しくなります。ｍさとさん、ゆっくりお待ちしております。

　さて仕事のあと、結局は本屋に行きました。一種のごほうび。牧田繁子『タンゴの国で盆踊り』−すごいタイトルですが、シニアボランティアとしてアルゼンチンの主に日系社会に日本舞踊を教えに行き二年滞在したもと教員のかたの体験記です。ほとんど読みました。このかたがアルゼンチンに滞在なさったのはちょうどアルゼンチン経済が大破綻したときで、当時スペインにいたわたしも連日ニュースで惨状を見ていたので、内側からはどう映ったのか気になって買ってしまいました。ちなみに、アルゼンチンはむかしスペインの植民地だったところの一部で、現在もスペイン語を公用語としているため、日本よりスペインにいるほうが格段に情報が豊かになります。

・松崎哲久『名歌で読む日本の歴史』（文春文庫）とりあえず。
・アルゼンチンつながりで、たまには硬派な本も。内橋＆佐野編著『ラテン・アメリカは警告する−「構造改革」日本の未来』
・これが一応ごほうび系かな、以前から気になっていたけど重いのとちょっと高いので躊躇していた池澤夏樹『パレオマニア』。パレオ−だから舌に関係あって、広義のグルメ本？　とかすっかり誤解していました。［古代妄想狂］だそうです。ひょっとして造語かもね。サブタイトルは「大英博物館からの13の旅」です。なかの写真の美しさだけでもやっぱり買ってよかったーと思いました。読むのが楽しみ。

　ちょーかんさんのクラピカさま、次がアップされていました！　今度はちょっと少年ぽく。昨日の陛下ももちろん気品ありお美しかったのですが、この清廉ですこし固い美貌がヒットヒットです！　手だけで出演しているニクイ男もいますよ〜。

　印刷所からコミケあわせの案内が届いていました。狙ってるセットは思っていたよりも〆切が遅くて、おかげでｐさんに
「いけそうですね」
とハッパをかけることができました。ひとさまの長編クロクラ小説本に関われる、そしてそれを待てる悦び！　ウキウキしています。

　日付が変わります。まずは入浴してからすこしネットをしようと思います。明日はのんびり起きて、『シスの復讐』試写会に行ってきまーす。あっ、『タイガー＆ドラゴン』もクライマックスですね。
　


2005年06月16日(木) ■
起きて見ようか。

　拍手ありがとうございます（ここ数日分）。

　今日も雨でした。ちょっと緊張する仕事は、まあそれなりに終わり、急いで帰ろうとして突然用事できて結局バスに乗り遅れないように走って大汗かいたりして。そんなこんなで帰宅は早かったけど疲れてとりあえず寝てしまい、夜になって起き出して明日の仕事の準備などしています。うーん、たぶん大丈夫なんだけどもうすこし手を入れて、かな。

　コンフェデ杯でサッカー日本代表とメキシコ代表が対戦、もうじきはじまります。でもこれ見たら終わるの三時くらいだしなあ、やめておいたほうがいいかなあ。家人は明日のこともなんのその、見る気満々みたいです。メキシコは、所属クラブチームによってはコンフェデよりも優先度が高いリベルタドーレス杯があるから最強の布陣ではない、はず。でもどうなるかなあ。

　さて夏コミのことですが、なんとーちゃんと本が出るかもしれません。シリアスで。わたしはちょっと長いのは無理なのですが、ふふふ･･････。最初は『ウッキウキの夏希望』に原稿召しあげようと思って電話したら、かなりの量をすでに書いておられることがわかり、それならそこに無理に変まんがとかエロ本広告（もちろんちょーかんさんの絵もあるからとってもロマンチックにして美しいとは思うけど）が入るよりはひとつの世界のほうがいいんじゃないかな、と。楽しみ楽しみ。

　ちょーかんさんとはメールを相変わらずやりとりしていて、『夜の森』用のふたりの感じについても話しあってて、「アニメ風」「マンガ風」「劇画風」などのかきわけが実感としてわからないわたしはいろいろとご迷惑をかけているのでございます。
　しかし今日の日記にはタイプ１としてシリアス美人バージョンの陛下がおられて、ああー背中から抱きしめたいっ（ばーいクロロ）とハアハアしました。みなさまもぜひぜひ見てくださいね。

　自分の妄想としてはやはりシリアスの舞台設定を考えていました。ふたりの立ち位置とか。一度はお互いを知らずに愛しあったのかなとか。なんか、相手が旅団の団長と知りながら愛し、しかもその愛を表現するというのはかなりたいへんなんじゃないかと思って。とりあえず本自体はエロエロの予定なのですが、バックグラウンドとしてね。

　楽しみといえばｕ田さんの日記にいろいろな立ちポーズがアップされていくのをわくわく見守っています。今日はレオリオだった！　そのまえのフェイタンには笑ったし、蔵馬の立ち姿はうっとりだった、そして「ラスボス」絵もあそこで来るとは思ってなかったのでズギューンときました。

　そんなこんなで十七日の十二時半。最初だけでも中継、見ようかな。


2005年06月15日(水) ■
便利なものがあるのになー

　一日雨。先日バーゲンで買った傘入れをさっそく持ち出しました。快適、でもこれって細長くて中が濡れるのですがどうやって乾かすのかな。とりあえず逆さにつっておきました。

　移動して会議でした。行き帰りに書店をのぞき、ジョセフ・キース＆フランシス・キース『中世ヨーロッパの城の生活』を買いました。一応、にせ中世ものに向けてすこしずつ勉強してはいるんですが･･････そんなこと考えずにささっと書いてしまえばよかったかなあとか思ったりも。でこの本の作者おふたりは継続して中世の生活について著作を出している、と書いてありました。ただ、この本、原書は三十年以上前の出版なんですよ。研究成果ってけっこう変わるんじゃないかな。

　ほかにひうらさとる『イケナイことかい？』ちょっとＨ系（といってもかわいいもんだが）の読み切り三本入った短編集。マンガはけっこう楽しめたのですが、各話タイトル下の英語にげんなりじゃよ･･････。べつに直訳である必要はないんだけど、それってチェックしましたか？　ネイティブに聞かなくなって、今はインターネットという強い味方があるからとりあえずヤフー！　にでもつっこんでadvanced searchかければその語句が「あるある〜」なのか、「どうも、ほとんど使われていない･･････間違ってるみたい？」なのか見当つくと思うんだけど。

［ice girl, girlish boy.］というのはありなのかな。ですが、
［princess is a siave of the desire]は思いっきりスペルミスがあって(siaveって。しかも二回使われてた)、そしてたぶんdesireの前の定冠詞はないほうがふつうっぽくて（圧倒的にヒット数が違う）、最後の
[it falls in love Peeping Tom with glasses] ときたひにゃ文法構造もよくわからないよー。でした。itってなに？

　しかしながら頭は圧倒的にクロクラ、クロクラでありまして（いつものことだけど）、今度は森をだそうと思うけどどんな植生なのかなとか星はよく見えるのかなとか、御籠りさん状態なのだけどごはんとかどうしてることにしようかなとか、服は着てるのかとか（いや、一応着るとは思うが）、これで何日目なのかなとか考えていくと楽しいです。

　今日は都バスに乗ったのですがなんかスターウォーズとタイアップしてて、ライトセーバーを手に臨戦態勢のヨーダのポスターとか見かけました。どうも土曜日の試写会は一種しか当たらなかったもよう。時間遅いな。


2005年06月14日(火) ■
森はなに色（というマンガもあったな）

　会議で都心に出たので足を伸ばして、東京都美術館のアール・デコ展に行ってきました。上野の駅からそちらへ向かうひとがすくなからずいて、「ああ〜やめて〜もっと先へ行って！　図書館とか芸大とか！」などと埒もないことを思いながら行きました。

　ロッカーが100円（しかもあとで返却される）で借りられるのに小銭が切れてて、しまったなあと思いながら入場。あと二週間弱で終わることもあり、けっこう混んでいました。ちいさな展示品をガラスケースにならべて見せるという場所が多いのも、混雑の一因ですね。

　この展覧会はロンドンのヴィクトリア＆アルバート美術館が企画した国際巡回展［Art Deco 1910-1939]を基礎とし、日本でのアール・デコなども視野に置いたもの。カタログも単なる翻訳ではなくて、独自のコラムがあったりして資料としても読み物としても面白そうです。まだペラ見の段階だけど。東京のあとは福岡と大阪（サントリーの天保山）に行くそうです。

　メモはまあ個人的書き付けでやるとして、やっぱりソニア・ドローネか好きだな。タマラ・ド・レンピカもまとめて見てみたい、どこが多く持っているのかしら。

　今年の春〜夏はほんとうに展覧会で見物が多く、じきにはじまるレオノール・フィニ展とかその後のギュスターヴ・モロー展とか、世田谷でやっているベルギーのゲント美術館とか、チラシ見ただけでわくわくしちゃう（すごくかっこいい、というかムーチョな感じ）プーシキン美術館とかいろいろ楽しみです。

　上野公園には鬱蒼と木が繁っている部分があり、そんなところを通り抜けながら『夜の森』について考えていました。基本的な雰囲気ね。クロロ視点の部分とクラピカ視点の部分を組み合わせたらいいかなとか、話のあいだにエロティックな詩をはさんでみようかとか、考えるの楽しいです。

　拍手ありがとうございます。ペリーヌのお婿さん候補としてファブリさんにまた一票入りました〜。で、ランダムにしておくとほんとうに偏ったものになることもあるんですね。連続して押してくださったけどどうしてもクロクラとちーが出てこないというお話も聞きましただ。

　金曜日の仕事の準備をもうすこし続けて、寝ようと思います。
　本は展覧会カタログのほかに、マーティンの『タフの方舟　１禍つ星』（先日２の帯で「チャンもイーガンもわからなくてもこの作品は大丈夫！」的なことが書いてあって笑っちゃって気になっていた）を買いました。


2005年06月13日(月) ■
歳の差カップル

『ペリーヌ』好きのかたからメッセージいただきました。母も大好きな作品なので呼んで一緒に見たのですが、何回もファブリさん（身寄りのない［オーレリー］がじつは大工場主ビルフラン・パンダボアヌの孫娘ペリーヌなのだということを知ってしまった工場の若手技師。ペリーヌの味方）を見ては
「このひととペリーヌは将来結婚するのかしら」
と繰り返し言っておりました。なんか若い美人妻を持ったクロロン（一児の父）みたいな思考回路です。いやー、もちろんわたしもそういうの好きですが。

　清原さんも早川マンガ文庫に作品が収録されて再評価が進んだのか、それとも長いこと執筆はなさってなかったように見えたのはご自分の都合なのかはわかりませんが、すこしずつ新作が読めるようになってきたのは嬉しいです。早川のマンガ文庫つながりでは森脇真末味、佐藤史生の新作も読みたいなあ。そこからSFつながりで、奥友志津子さんはどうしておられるのか･･････。と、オールドSFマンガファン的なことを書いてみました。ほかにも拍手を押してくださったかたがた、ありがとうございました。

　今日はてれてれとまあ、仕事していました。明日と金曜日にエクストラの仕事があるんだけど、なんとかなる･･････かな？　明日はその仕事のあと美術館に行きたいと思っています。

　夏コミの新刊コピー本『ウッキウキの夏希望』ですが（このタイトルでいいんか）、ｍしゃんの変まんがはもちろんのこと、九月に出す『夜の森』のプロモーションページも作りたいな。と、現在超多忙のａちょーかんに絵をまた頼むわたくし。見開きでどーんと狂おしいキスシーンとかどうでしょうか、映画『ピアニスト』みたいなの。今日は妄想はどちらかというとその感じで、［どこまで恥ずかしいことができるかなあ］とか脳になんかわいたわ的つぶやきなどでした。

　ジャンプ読みました。トガシの巻末コメント、ああ七月の新刊のためにがんばっているのだね。旅団がでばる巻ですね、そのころのだんちょーなんかもさらりと描かれていたりするんでしょうか？


2005年06月12日(日) ■
もう届いた

　はあー、暑かったですね。こんなところですでによぼよぼいかんですたい。でもゆっくりお風呂にも入ったし肩こりもまずまず治った感じ、かな。拍手ありがとうございます、コミケのコピー本はめずらしくタイトル先行で『ウッキウキの夏希望』です。ｍしゃんがつけました。
　
　さっきイマエゴ更新してきました。いただきもののクロクラ絵ですｖ

　昨日ネット書店に頼んだDVD＆本がもう届きました！
　というわけで、暑くて仕事にならん〜とか言いながら全部見てしまいましたよ『ペリーヌ物語』12･13。アニメのDVDを買うのは『アニマトリックス』以来二回目です。

　こどものころはやっぱりカルピス名作劇場が大好きで、なかでも『赤毛のアン』とか『愛少女　ポリアンナ物語』は熱中して見た記憶が（ところで『ハイジ』『母をたずねて三千里』はスペインでも今でもビデオ売ってたりするヒット作です）。でも『ペリーヌ』はなんか特別なんだなあ。何年かに一回再放送されているのを見ては（今回は衛星放送ですが）、また本をひっくりかえしたりします。

　そしてとうとう我慢できず、買ってしまいました〜。一年間やった作品で、全部で13巻。そのラスト２本８話収録。一気に見てまた涙しました、ええ話やー。

　本はあれ？　どこにいっちゃったの？　のペリーヌ原作本『家なき娘』（エクトル・マロ）の岩波文庫版下巻。旧かなづかい。それから高いからちょっと躊躇してたんだけど清原なつのの単行本未収録作品集『サボテン姫とトカゲ王子』『20歳のバースディ・プレート』。読みました。

　でまあ仕事はなんか押しています。予定の七割って感じかな。明日がんばらないと〜。でもMTV Movie Awards見ています、今年のオープニングはバットマンのバットカーに乗って都会を疾走というネタでした。うーんいまいち。


2005年06月11日(土) ■
コミケのことなど

　小説同盟は落選しましたが、９Ｓさんが当選してなるべくたくさん置きましょうと言ってくださったのでクロクラ本をある程度持っていくことにしました。せっかくだから新刊を、とも言ってくださったので、せめてコピー本だけでもと思います。変マンガとかも載せたいです！　レオクラ本は一種ほかのサークルさまにあずかっていただけそうです。また、近くなったらお知らせしますね。

　そんなわけでいよいよ創作意欲めらめらでなくてはいかんのですが、やはり疲れてどんよりしていました。肩も朝のうちはまだ痛かったけど、あっため系湿布を貼ったらだいぶよくなりました。

　だいぶ、寝たかな。それとたまった仕事をしています。
　夕食のときにはぼんやりカンヌ映画祭レッドカーペットとか授賞式のビデオを眺めました。明日はMTV Movie Awardsがあるから見ないと。最初のショウがすごく楽しみなのです。今年はなにがフィーチャーされるのかな。

　映画といえば『シスの復讐』はどうもやっぱり先日来た夜八時開始のものしか当たらなかったみたいな感じ。まあ、朝一番のが当たったとしたらSWマニアのかたが前日から徹夜していい席取ったりするでしょうからうまくみれないかもしれないし、いいかも。

　拍手ありがとうございます。嬉しく見ています。


2005年06月10日(金) ■
あにおととを･･････期待する！

　はあー、なにげに上半期一番の繁忙期です。会議も多いし。この二週間くらいが山で、おかげで週末はみっちり家で仕事です。なんとかやっつけて火曜日は会議の前かあとに展覧会か映画入れられないかな。算段中です。

　仕事のあと移動して会議。予定より長くなったけど、言うべきことは言えたからまあまあ満足。次回に希望がちょっと、つながりました。でもほかのメンバーはおやじさん的なひとばっかりで、「クールビズ？　ナニソレ？」って感じであり、みなさん上着も含めスーツをお召しになっていたせいか冷房がきつく、薄着だったわたしはうっかりと冷風にあたって肩を冷やしたみたいです。今日は湿布貼って寝よう。

　週末〜月曜日におこもりするためには今日クリアせねばならぬのがお中元先行予約による割引を利用すること。駆け足でデパートに寄りました。時間ないってーのに兼ねてから気になっていた猫用迷子札を注文しました。名前と電話番号を入れて上からエナメルコーティングするそうです。模様と色の関係でクロゾははーと型のですよ！　ちーとカナはもうすこしこぶりの、それぞれ赤とピンクのタグです。二週間くらいでできるそうです。

　じつは今日はボーナスの日。とはいうもののこのあいだ散財しちゃったから大きい買い物はやめておきました。旅行の可能性もあるし。ただ、ときおりフェアをやる有田焼の窯からお知らせがきてたので寄って、すこし買い足しました。

　食料品売り場でデパチカ特集かな？　を飾っていたところがあり、
［チェキ］的なことを目にしてそのとたん、あにおとと本にｍしゃんが描いた
「ピカの♡をチェキチェキ！」
とたわごとを言うあに。の図が浮かびました。
　ついでにいつもは見てない『御宿かわせみ』ですが、数奇な運命にて引き離されまためぐりあった兄と弟のお話ですなんてすべりだしを聞いて、うっかり見てしまいました。ああ〜心優しい異母兄と別れ弟は生みの母に引き取られしかし泥棒の手管を教えられすっかり悪党に成長し、しかし兄への思慕の念は保ち続け、ようやく会えたときには盗みや傷害でお縄になってしまったのです。余罪もいろいろで処刑されてしまうのです。

　とりあえずキャストを逆にしていただきたいものですが、悪党に身をやつそうとあに。はなんつーか憎まれっ子世にはばかるというやつなんじゃないかと思います。出家したおととさんの前に現れるいろいろと生臭いあに。･･････はっ、今を去ることもうじき一年半前にｐさん・ｍしゃんと三人でたびげいにんとしてスペインをまわったときになんちゃって中世あにおととーで話したイメージなわけね。

　そんなわけでｍしゃんに全力であにおととーをリクエストしたいと思います。責任とってください！


2005年06月09日(木) ■
だるーい

　最近リンク貼ったLfggのオーナーさまにリクエストしていたクロクラ絵ができた、とメールをいただき、喜んで見てきました！　週末にはアップさせていただく予定です。ありがとうございます。
　そして、拍手ぱちぱちありがとうございます、みなさま。

　ちょっとよぼよぼ。だって蒸し暑いではないですかー。
　しかし帰路に買った新井潤美『不機嫌なメアリー・ポピンズ　イギリス小説と映画から読む「階級」』（平凡社新書）が面白くて電車のなか→家でも読み、読了してしまいました。

　メアリー・ポピンズ、そうですよねいつも「ふん」って感じですよね。ジュリー・アンドリュースが演じたミュージカル映画は見たことがないのですが、あのメアリー・ポピンズがにこにこしてたりスカートの裾をからげて踊ってたりするのが違和感あるというのはきっと同感だと思います。
　
　イギリスというとロンドン訛りのコクニーのことは有名だけど、階級によって発音やイントネーションが厳然と違っていて、たとえ美しく着飾って外見は磨き立ててもひとこと口を開けばもう「違う」ってわかっちゃうとか（別に下品な言葉づかいだからということではなく、発音だけで）、いわゆるアッパークラスというものの神髄は田舎の領地に足がしっかりついた暮らしであり、ということはのんびり本を読んだりする時間などそんなにないのがあたりまえでインテリジェンスなどというのはかえって似つかわしくない、たとえばダイアナがチャールズ皇太子と結婚することになったときに恩師が「彼女は決して成績がよいほうではなくて」と言ったのは悪口にはならないのだ、などいろいろ驚くこと満載でした。こんどまたメモしよう。

　帰宅したら『カサ・ブルータス』が届いていました。今回の特集は建築の写真とか、北朝鮮に行って建築を見る！　など。また仕事用の鞄が欲しくなってて、なぜか茶系が増えてしまったので今度は黒がいいな靴やパンツとも合うしと思っていたわたしの胸に一番ヒットしたのは、イームズのデザインをとりいれたというトートバッグ＆ショルダーの宣伝ページでした。ちょっと愛嬌があっていい感じ。

　ほかにメトロポリタンオペラの先行予約のお誘いが届いていて、なんと来年の今頃の公演なのですが三演目セット券というのがあります。『椿姫』『ワルキューレ』『ドン・ジョバンニ』。みんな王道！　って感じね。このなかでは『ドン・ジョバンニ』しか見てないのですが、うーんどうしよう。ちょっと『ワルキューレ』に興味ありますが、なんと上演時間五時間！　です。

　そういえばめでたく完売した『薔薇の被い』（クロクラ♀＋ヒソカの現代ものパラレル、総勢五名の合作長編小説です）ですが、第一章でにせメトロポリタンで『ワルキューレ』を見るなんていうエピソードを書いたことがあります。ワーグナーは嫌いじゃないとは思うけど、なにしろ圧倒的すぎて全部続けて聴くのがつらい。『トリスタン』でもつらい。

　このところ金曜日は仕事後になにか心の栄養系に行っていたのですが、明日はエクストラの会議が入っちゃったから駄目だー。つまんないです。そのかわり火曜日にいけるかな？　という感じなのでそれを心の支えに。　


2005年06月08日(水) ■
週末は仕事になっちゃった（家でだけど）

　会議が終わるともうすぐ荷物をひっつかみ、書店と食品売り場だけ寄って帰宅しました。ちょうど試合がはじまるくらい。勝ってよかったですね。日程の関係で開催国ドイツをのぞいて世界一早く出場決定なんて、なんかドラマが過ぎるような気もしますが〜。

　書店では高階良子『ドクターＧの島』がまんが文庫になっているのを発見。持っているので買いませんでしたが、これってクロロだよなーとか間違ったつぶやきが心に浮かびました。
　原作は江戸川乱歩の『孤島の鬼』。諸戸道雄のかなしい報われない同性愛のお話と言ってもまあ一片の真実はあるだろうと思うのですが、原作で諸戸が狂おしいまでの愛情を寄せる「私」が、なんというかあんまりかっこよくないのだよ。こう、へなへなしてるというか。
　高階版のマンガでは諸戸が愛するひとは小夜子という少女になっていて、でも凛として運命に立ち向かうひとで、よっぽど俠気があるっていうかなのです。

　書店ではYoung You最新号、冬森雪湖『愛と欲望の螺旋』八巻（完結。きれいにまとまった。絵には不安定なところもあって、せっかく連載終了してからかなり置いておいたんだから直せばいいのにーと思うところもあった）、樹なつみ『デーモン聖典』五巻（話は嫌いじゃないけど絵がなあ。ミカとヘルムートの区別がつかないよーと思うのはわたしだけでしょうか）、それからチェ・ゲバラについての証言集を買いました。

　Young Youの新連載は［医大を目指す娘の家庭教師をつとめる謎めいた青年が、前世のことを覚えているという。かれは、まさか主人公である女医さんの、むかし海で死んだ（死体はあがってない）兄の生まれ変わりなの･･････？」という出だしで、
「あ、そういえばあに。が死んで終わる落ちって考えなかったな」と思いました。

　でもその後ｍしゃんに電話してその話をしているうちに、
［死んでも幽霊になって戻ってくるからな、そしたら食べないし寝ないしほんとうに二十四時間一緒だし、でもいやらしいことをされることはないとすこしだけ安心したらきっとおととさんのからだに乗り移っていろいろとしちゃえるんだよ］
という、そんならまだ生きてるほうがマシじゃん！　てな結論に達してしまいましたであります。

　拍手たくさんありがとうございます。
　おうちの猫ちゃんに似ている、のはクロゾでしょうかちーでしょうか？　ふたつ（わざとこういう数え方をしています）ともすぐそこでぶうぶうとかすーすーとか寝ています。
　そしてズギューンというコメントくださったかた。嬉しいです。
　


2005年06月07日(火) ■
勝負なわけで。

　たくさん拍手をありがとうございます。トロいくせに「つぎは［クロロンの乙男語訳・愛の名句名詩］ならいけるかなー」とかウキウキ考えています。もしくはせこく５つにわけて（ランダム表示じゃなくて）短編を載せるとかかなー。

　さて、仕事でわたわたしています。けっこうにわか勉強とかもしていて、メモどうやってとろうかなあとか考えてみたり。情報の整理は難しいな。三色ボールペンは使ってませんが、まじめに読むときにはとにかく汚していくのでけっこう時間もかかります。欄外に簡単なまとめ書いたり。でも新しい知識や考え方に接するのは楽しい。その伝でいくと、昨日録画しておいたNHKの町歩き番組、ペルーのクスコのはとても面白かった。そこに住むひとびとの生活が描かれているから、食べ物のこととかもいっぱいでした。ああ、やっぱり一度はクスコとかマチュピチュ行きたいな。

　ちょーかんさんとの本はじっくりしっとり作ることにして、たぶん九月かな？　という感じになってきました。今日はそれとは別の例のオークションで買われてしまう緋の眼ちゃんの絵を軽く描いて送ってくださって、なにがすばらしいかというとクラピカさんのはかなげなけだるげな立ち姿はもちろんなのですが、それをぎらぎらと見つめるクロロさまのところに
［たまむし男］
と書かれていることでした。いとしい緋の眼ちゃんとのはじめてにあわせて、とっておきの玉虫色パンツを新調なさったようです。勝負ですけん！


2005年06月06日(月) ■
たくさんありがとうございます。

　わあー、やはり新作（＆ランダム）だからですねたくさん拍手をありがとうございます。新記録樹立かもしれません。××クラへのコメントは、書いてくださったかたにちゃんと伝えますね。そしてどんどこ押していただいていいのです！　よろしくお願いします。ひとことコメント返しはこの日記のラストに置かせていただきますね。

　今日はヒソカ誕生日、お祝いサイトもできていたし豪華ですね！　ほんとうはなにかと思っていたのですが、やっぱりヒソカ難しくて。ヒソクラはたまーに書きますが、クロロとクラピカとの橋渡しというか、間に入って、しかも両方になにか感じるものがあるというスタンスかなあ。

１）陛下を容赦なくいじめることができる
２）非常にエロースである
３）反面、ヒソカはなにを考えているのかよくわからない。
　　陛下のことを気に入っているのはたしかだと思うけど、これが恋とか愛になってしかもそれをヒソカが自覚しアピールするとなると、じつはクロロの場合となんか似てしまう（わたしが考えると、ですよー）。

　あたりが、あくまでも陛下を中心にまわってしまうマイワールドでのヒソカポジションみたいです。そんなこと考えているあいだに時間切れでした。ヒソカ、お誕生日おめでとうなのだよ。



・気軽にメッセージということで拍手をつけてよかったと思います。メールをいただければそれまた大喜びいたしますし、お返事もさせていただきますので、気が向いたらどうぞです〜。
・つまいのちのはた迷惑夫と、なんとか操縦している美人妻にもコメントありがとうございました。万博で歩きながらｐさんとネタ話にしていたのとか、あまりにも他愛なくてほったらかしてあるんですけどそれこそ拍手の小ネタにいいかもしれませんね。
・レオクラはなんかもう、とにかくラブラブになってしまいました〜。またしてもクラレオでもよさげですね。
・クロゾ＆ちーにまでコメントありがとうございます。クロゾはいぢらしくてとってもいい奴なのですが、美かというとうーんどうでしょう。頭が小さいと言えば聞こえはいいですが、巨体です。べかべか光っています。 　　


2005年06月05日(日) ■
がんばっただ。

　ちょっと寝坊してからはかなりまじめにいろいろやりました。主にサイト関係です。というわけで、深夜になってしまいましたが更新しました。

・去年のお蔵だしでクロクラ夫婦ものの続き、というか五月にアップしたものの対をSpin Offに。
・そして初の拍手によるお礼です。やっぱり四本新作は無理だから早々に諦め、この日記に五月中旬に載せたクロクラに加筆したものと、今日書いたレオクラの小品（ラブラブですがな）と、そしてそして豪華！　なゲストさまによるのと、三本で「幸福になるクルタ語講座」です。続くかは不明。残りふたつはうちの駄猫画像でありまする〜。
　今はもう「明日」（月曜日）ですが、さっそく押してくださったかた、ラブラブ夫婦ものにコメント入れてくださったかたありがとうございます！

　そしてこれは更新とは言えないかもしれないけど、レオクラ館にｔ川さんからいただいた絵でChさんが作ってくれたバナーをアップ。華やかになりました〜どうぞお使いください。

　猫といえば、夜一さんについてのコメントありがとうございます。集英社サイトに行って見てきました。十七巻すごいですね。あのポーズ、完璧猫ですね。後ろにまわってみたいものですね。でも猫のほうが好き･･････！　と言ってはいけないでしょうか。ブリ〇チではロリースっぽい白ルキと、ああんお相手がうまく定まったらちょっと危なかったわの雨竜たん総受けのような気がします。

　忙しさにかまけてちょっとメールもためてしまったので、今日一気にお返ししました。

　えーと、それから。
『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』をもうすこし見て。『ラブ・アクチュアリー』の好きなところをピックアップして見て英語のお勉強とかうそぶいて（字幕は英語にしてたんだけど、ときどき単語が抜けることってあるんだなあ）。弟が持ってきてくれた『PLUTO』二巻を読みました。

　夕方というか夜ちょっとだけちょーかんさんとお話して、本で書くクラピカの絵柄とかについて相談したり。ああ楽しみ。

　掃除もしたんだけど、そのときには出てこなかった煩悩ノートが、探すとなったら一番に見てしかるべきところからでてきましたよ･･････！　うしゃー。まあ、がんばったご褒美ということで。




　最近こちらでいろいろ書いていた「オークションに出されクロロに買われた緋の眼ちゃん」の話をすこしだけ書きました。キス＋αをねちねちとしているもの。十八才以上のおかたでご希望があったらそっとこの下の［MAIL］からでもご連絡ください。　


2005年06月04日(土) ■
イラスト。

　さすが週末、たくさん拍手をありがとうございます。
　八月のインテへの行商についておたずねくださったかたありがとうございます。そのころまた出かけるかもしれないのですが、去年スペースを守ってくれた友人に都合をまずは聞いてみようかな？　と思います。イベントサイトを調べたら、まだ申し込み〆切までは間があるようだったし。

　昨晩はすこし夜寝をしてから起き出し、結局サッカー日本代表vsバーレーン戦を見てしまいました。勝ってくれてよかった。おかげで今日はちょっとだらだら。でも午前中は仕事をしていました。その後、『モーターサイクル・ダイアリーズ』の予約特典でついてきたドキュメンタリー『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』半分ほど見ました。

　そういえば、『スターウォーズ３　シスの復讐』試写会当たりました。ずいぶん遅い上映だなあ（20時〜）と思っていたら、どうも一日有楽町の東京フォーラムを借り切って何度もやるみたいですね。今ヤフー！　で応募受け付けてるのなんか10時開映だし。

『夜の森』の内容についてはちまちま考えていて、でもまだ書き始めてはいません。わたしは通称「煩悩ノート」というのを外出時にも持って出るのですが、最新のものをどこにしまったのか見つからない･･････落としてはいないと思うけど。一冊前のをぺらぺらめくっていたら、わりと「メモはしたけど書いてない」話の片鱗があるなあ。クロクラはもちろん、レオクラ師クラもありました。

　表紙とかイラストとかについていろいろ考えています。ポーズの参考になるのって、バレエ写真とかかな。映画のジャケットをえんえんと見たりもしています。そしてエロースな絵なども･･････はあ、どきどき。


2005年06月03日(金) ■
タイトル。

　拍手やコメントありがとうございます。お礼画像変えてから一カ月になるし、更新ネタは一応あるので週末になにかします。レオクラ館にはｔ川さんの美麗絵バナーも増えました、こちらもちゃんとしますね。

　昨日の余韻。
　とりあえず通勤中にエロースの内実を考えた。というわけではなく、どんな絵を描いていただこうとか表紙の色は何色に？　とかそういう本づくりに関していろいろ考えていました。

　タイトルはなんだかもう自分のなかでは『夜の森』で決まっていて、でも考えてみたら自分でだした本って総合タイトルはみんな横文字だったのではないかとか。気合を入れて考えたタイトルはどちらかというと日本語が多くなるんだけど（No Ordinary Loveもシリーズ全体はこのとおり英語ですが個々の話は日本語題名のほうが多いはず）、センスが足りないせいか日本語タイトルでうまく文字やバランスを考えるに至らないからかもしれません。

　で、
「あ、そうか日本語題名と他言語のと、無理にあわせなくてもいいんじゃん」
と思いついたり。このごろ読んでないけど野阿梓の短編なんかはだいたいそんな感じだったなーと。ついでに言うとNo Ordinary Loveも本にしたときには外国語タイトルを各話の扉ページに併記してあって、これもものによってはかなり自由にやっちゃったなーと思いました。

　そんなわけで日本語は『夜の森』、全体はひょっとして"The Word for the World Is Forest"にするかもしれません。この響きが大好きなの韻も美しいし、もちろん雰囲気も。ル＝グィンの中編のタイトルです。日本語では「世界の合い言葉は森」になってたと記憶しています。ちょっと調べてみたら、これは別に引用じゃないみたいだな。

　ほかにすごく好きなタイトルに「帝国よりも大きくゆるやかに」というのがあって、これは"Vaster Than Empires And More Slow" という、アンドリュー･マーヴェル作の詩「はにかむ恋人へ」の一節、
「わたしの植物的な愛は帝国よりも広大に、そしてゆるやかに育まれるだろう」
というのから取ってるのです。

　自分ではうまくつけられないんだけど、なんか動きのあるタイトルが好きです。語句になってるの。読んでもいないのに
『熊を放つ』とか『心臓を貫かれて』とか、これはいかにも翻訳調で固いけど『神の子どもたちはみな踊る』とか。前にも書いたことあるような気がしますが山田詠美のタイトルはううんと唸るのがいくつもある。自分のでかろうじて好きなのは･･････と眺めたらなんか、あんまりいいのなかったです。しょんぼり。「愛のわざ」、「袖口と裾」、「あかくぬれ」くらいかなあ。「あかりを消せ」は詩のタイトルから取ったし。あ、外国語ですが"Doomed & Innocent"はうまくはまったときはすごく爽快だったのを覚えています。

　さて。
　やっと『海を飛ぶ夢』を見てきました。いい作品だった。ちょっと整理がつかないくらい、いろいろ考えました。


2005年06月02日(木) ■
玉虫色に

　前日はんぱに昼寝（というか夕寝？）してしまったおかげで寝つかれず、しかもクロゾがベッド我が物顔に占領してしまったのでよく寝れませんでした。そんなこんなで、ほんとうは映画を見に行きたかったけど断念して早めに帰宅。
　
　いやー、それでよかったのだ！
　ひさしぶりにａちょーかんさんとメッセンジャーでしっぽりお話しましたのことよ。先日来あやすぃメールを今更ながら交換中なのではなりますが、リアルタイムでお話できるのはまた格別です。夜はやめの時間にすこしと、間をあけてまたすこしお話しました。

　このところいただいたネタで［オークションに出される緋の眼ちゃんと謎の美男］についてねっとり妄想していたのですが、そろそろすこしでも書こうかなあと思ってお召し物についても相談。というのが最初のテーマでした。インターバルのあいだにしばらくぶりにエルオンラインで2005年のパリコレ写真を見て、オークションに出されるときの緋の眼ちゃんのお召し物なんとなく探していたのですが、じつは実際話し始めるとクロロの下着！　選定が先になってしまったー。

　つやっぽいシーンはクロロの一人称かクラピカ寄り視点（というわけでクロロの下着に注目したりはしない）で書くのがほとんどなのであんまり考えたことないんですが、今回はふたりを見ている誰かの視点から書いてみようか？　などと思い、するとクラピカはもちろんクロロの服と思ったのがきっかけです。

　「メンズ」「下着」で出てきたリンク集みたいなのから飛んだサイトが、なんかアダルトショップ兼用ぽくってびっくりしただ。男女兼用紐パンとか、［ぬめり感］（てなによ〜？）のある下着とか、
「こ、これわ！」
と思いこそすれクロロ用にはちょっとなーと、結局スポンサーサイトの某有名下着メーカーページへ。

　そういえば以前クロロの下着って黒のビキニとおっしゃってたかたもおいでだったし、ふけつにもあの推定レザー製のだんちょーコートのしたは生肌という説も見たのですが、あんまり気合入ってるのはおかしいしでも名前入り白ブリーフなわけないし、なーんていろいろ物色。社会の窓が上下に開くカンガルーポケットかー、これなら公衆電話ボックスで××のときにも役にたちそうだねなんて話しました。結局その名も「サンバ」（ぶらじるか？）、インポートもののボクサーでヒップハンガーがいいかもーという話に。色は･･････いやこの写真にあった「玉虫色」にあやしく惹かれるお嬢さん（ちょーかんさん）と婆（わたし）だったのです。ああー
［あやしい光沢感］［すこし透ける服地］か。実際
「男は玉虫色のボクサーショーツを脱ぎ」
とか書くかどうかはまた、別の問題ね。そのまま字にすると笑っちゃうし。

　さて話題は移り、
「クロクラが読みたいよー、ほかのひとが描いた／書いたクロクラが読みたいよー」
と言い合うわたしら。で結局、ひとつ企画をすることにしました！　わあードキドキ。

　以前からときどき日記に書いてたことですが、エロースだけの薄い本を出そうかというもの。ちょーかんさんに表紙やイラストを書いていただけることになりました！　そしてせっかくだからもうすこし話も詰めて、ただのエロのようでいてそれだけじゃないというのになってきました。なんか、すごく嬉しいです。発行は未定ですが遅くとも九月のイベント、かなと思います。ひどく淫らに、でもせつなく、あれよ「短くも美しく燃え」って感じでいきたいなと思います。

　つぎの日の仕事があるからけっこう早めにさよならせねばならずお名残を惜しみつつ、おやすみなさいをしました。ううー、わくわく。


2005年06月01日(水) ■
ばたばたわたわた

　うはー、暑かった眠かった。帰宅してとにかくひと寝入りしてしまいました。週末には更新したいなと思っています。やっぱり六月〜七月は忙しいです。でもこりずに明日明後日どっちかで『海を飛ぶ夢』を見にいかなくては終わってしまうのだよー。

　サイト関係のデータは故障疑惑のあるデスクトップに全部入っているのですが（今書いているノートにはホームページ作成ソフトのたぐいも入ってなかったし）、昨日ｙちゃんに症状を話したら
「それはきっとキイボードとマウスにほこりがたまってるんだよ。掃除マメにしてる？」
と言われました。
　うーん、キイボードは一回ミゾを掃除したくらいでマウスにいたっては一度もしてない、ような気がします。このへんをまずやってから故障うんぬんは言えということでした。そうだよねー。

　妄想はａさんと萌えメール交換続くって感じです。オークションに出される緋の眼ちゃんのお召しものなど考えると楽しいです。わかっています逃避です。
　
　本の話。『八点鐘』は連作短編集なので通勤の行き帰りで一本、という感じで読んでいます。こどものころにポプラ社のルパンシリーズをむさぼり読んだことはあるけど読み返すのはたぶん初めて。するとけっこう記憶と違うのでした。

　この本でルパン（とは名乗っていないけどルパンの偽名のひとつとされる人物）が捜査のパートナーとするのがオルタンスという名前の美貌の女性。このひと、美貌の「令嬢」と思ってたらいわゆる未亡人でした。しかも第一話では、夫のおじのところに身を寄せてて、自分の自由になるお金がなくて退屈で、その退屈を紛らわすためにおじのところの客と駆け落ちの約束なんかしてしまうんだけど。確認しないといけないですが、こども用の訳本では人物設定が違っていたとかそういうことなのかな。

　藤井みつる『上京日和』二巻（おもしろいんだけどときどきデフォルメについていけないなと思う）、タイトルにひかれて買ってみたというかｍしゃんを喜ばせようといういぢらしい気持ちで買った如月弘鷹『兄弟限定！』一巻（表紙にBROTHERＸBROTHERと大書されているのだよ）、古書店で『仮スマ』一巻見つけた、ルパンものの『強盗紳士』（これは『怪盗紳士』というタイトルで親しんでたのだな）を買いました。それから角川のＰＲ誌『本の旅人』をもらいました。