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空想妄想いろいろ日記
青木カナ
MAIL

2004年01月31日(土)
道険し

 昨晩はお久しぶりのかたにも来ていただけて、楽しくなんと解散5時でした。
 ざっとこんな話題:
1)2月4日発売の19巻の表紙ってどうなのかな?
2)19巻の内容について。ポッポン・・・・・・。
3)カニバリズムについて。新井素子の『ひとめあなたに・・・・・・』とか清水玲子の『22××』などの話、出る。クルタさんにも清水さんの話にでるフォトゥリス族みたいな風習があったらどうだろうか? など。
4)さーてバレンタイン。一応チョコの話。すんごいバカです。
 
 むかし(?)あるところに、クラピカをとってもとってもあいしているクロロンという男がいました。あるひ、街でとてもこころひかれるチョコレートを見ました。
 アフロディジアック−媚薬−というのです。
 いつも照れ屋で愛情をうまくあらわせないクラピカですが、このチョコを食べたらきっとすなおに愛のことばを言ってくれる! と、このチョコがどうしてもほしくなりました。
 でも。
 クロロンはとうぞくだったのですが、恋するクラピカがもう盗みはするなと言います。でもクロロンはじぶんでお金を稼いだこともないのです。ウィンドウを見てクラピカに「あのチョコあげる」と言ったら、「そんな高価なもの、おまえはなにをかんがえている」とちょっと叱られました。一箱3000ジェニーというのは、そんな大金なんだなあ。
 クロロンは仕事を探します。
 土方とか、テレクラのティッシュ配りとか、いろいろ説がでましたが、ダンスの講師とかダンサーとかそういう感じに落ち着きました。
 見物、あるいは教えをうけていたおばさまたちに群らがられてレオタードをびりびりーと裂かれてしまったり、どさくさにまぎれて腋毛を抜かれたりしましたが、がんばりました。
 そしてバイト代をしっかと握りしめて、お店に行きました。
・・・・・・遅かりしクロのすけ。アフロディジアックはバレンタイン限定発売、とっくに売り切れていました。
「どうしよう・・・・・・」
 ただただ途方にくれて、お金を手に立ちつくしてしまいます。ちょっと、目に涙がにじんできちゃいました、恋する男だもん。
 そんなクロロンを見て母性本能をかきたてられた店員さんは、自分用に取っておいたアフロディジアックの箱をゆずってあげるのでした・・・・・・。
「ありがとう」そのタラシ笑顔に、店員さんはとっても幸せになりました。「これはほんのおれいです」
 クロロンは身につけていた腕時計をはずして店員さんにプレゼントしました。そしてそっと手の甲にキスをして、だいじそうにチョコを持ち帰りました。

 さて、その日のできごとを愛するクラピカにお話するクロロン。
 見知らぬおばさまの厚意について力強く語られて、クラピカもそのチョコを拒絶はできませんでした。そして・・・・・・。
 クロロンはこんかい、すっかり「頭の弱い子」扱いでしたがとっても幸せ。
 クロロンからもらった腕時計がじつはアンティークの一品もの、もちろん盗品だったことからおばさまは警察で取り調べを受けることになるのですが、それはまた別のお話。


 とまあこういうわけで、その後あにおととーのバレンタイン(あに。のいけない手〇レッスンとか)の話なんかもいたしまして、いやー快い疲れでベッドに入りました。
 今朝はアマゾンで注文した荷物が届きました。『お尻とその穴の文化史』はまじめな医学書だったー、もっと美学的なところを厚くしてくれるともっともっと嬉しかったー、しかしランボオとヴェルレーヌが共作したお尻ぽえむはすごいな。そしてChemistryも嬉しくざっと三回聴きました。

 そして夕方、グレードアップしていたパソコンが届きました。
 さっそく追加メモリを載せて、OASYSをインストール。ここまでは順調。それからインターネット接続を確立しないと、そして海外で接続できるように・・・・・・。
 えー、結論から申しますとこれに二時間ほどかかり(どうも内臓モデムが変・・・・・・なのかもしれないそのせいかわからないけど今までみた事もないようなメッセージがでて強制終了喰らったり)、録画しよう! と思っていたペルーのけんかクリスマスが半分しか見れなかったよ。
 そして最終的には接続はできたのですが、12.6kbsというわが目を疑うような速さ、いや遅さ。まえこのマシンで56.6は出ていたと思うのだが。スペインに持っていくの考え直すべきかしら。というわけで道険し、です。ついでにこんなことにかまけてしまったので仕事もあとまわしになってしまったー。

 そういうときにweb拍手のメッセージで
「貴方の書く小説がだいすきです」
・・・・・・きゅーん(じーん)。ありがとうございます!

 さて明日から二月。
 ゲストさまもだいたい確定したので(じつはあと三組ほど、ぜひお願いしたいかたがおられるのであるが)クロクラ本のプロモーションページをアップしたいと思います。
 予約特典本作るの楽しかったから、アンケートとかはそういうふうにしようかな? 羽目もはずせるし。二月〜三月いっぱい受け付けるつもりです。ちょうどスパコミの受付受理書も届いたことだし。

 では、明日はちゃんと起きて掃除してmしゃんをお迎えするのだよ!



2004年01月30日(金)
箇条書きというにはてれてれ。

 今晩十時半からチャットします。Welcomeにリンク貼ったのでよろしかったらお話しませんか? 匿名でオッケーです。

 サイトオープンしたときに手さぐりでつくったままの、変なサイズのバナーをやっと変更。同じ写真から切り抜いたものに字を載せました。ちょっとほっとした。

 このごろめっきりChemistryが好きになった気が。
 先日中古で買ったアルバムをかなりくりかえして聞いています。アマゾンで10%オフだったから二枚目も注文、すでに発送されたとのこと。明日届くかな? ついでに以前から気になっていた『お尻とその穴の文化史』とか、二月に出るけど予約でアルモドバルの監督作品四枚入りボックスも(これは後日別に発送)。それから音楽では、このあいだ突然に佐藤隆のアルバム『甘い生活』をひっぱりだして聴いて、もっと聴きたくなって、これはコンビニで会計できるシステムで二枚組ベストを頼みました。

 朝はやく、Chさんから荷物届く。
『指輪物語』新版セットを貸していただきました。もちろんこれはお風呂では読まないですじゃ。それから旅行中の安全を祈って除念塩を作ってくださったので荷物に忍ばせていくことにします。
 考えてみたらこれから二月中旬まではかなり忙しく、次の更新はバレンタインものになるかも。ネタ・・・・・・というかエネルギーいただきたいのでどうぞどうぞです。チャット〜。

 
今日きれいだなあと思ったもの。
 ・一日におろしたサーモンピンクのタオル。じつは毎日うっとりしてます。ウッディなみどりのタオルと重なっているとまた素敵。緑はすごく好きな色だけど服は今はそんなに持ってない、それは着ることを考えた場合に自分のストライクゾーンがすごく狭くなるから。でもカーテンとか小物、トイレタリーなどわりと緑で揃えています。
 ・お風呂はすこしくらい感じのベージュなんだけど、バブの森の香り ウッディグリーンを入れたらお湯の色とのコントラストがとてもよかった。読書も進みました〜。
 ・夕刊に載っていたパリ秋冬オートクチュール。
 で自分に考えがいくわけがなく当然陛下のことを考えるのですが、そういえば数年間クロロと旅をして緋の眼を取り戻していくとき、ときどきパーティなんかに潜入なんかもするんだった。そういうときには男女のカップルの振りをするほうが人目にたたないからドレス(にしたらいいよと言いくるめられたような・・・・・・)。今日載っていたシャネルのドレスは脚に目が行くし袖がかなりふくらんでいるから肩の逞しさも隠せていいかな? とか。コレクションのハイライトだったらしく、シンフォシーク→写真特集→パリコレの4枚目でも見れます。でもこれ、けっこう胸が開いてるよね? それが問題。
 
『辞書の愉楽』も一通り読みおわったので今度は母からまわってきたハーレクイン・イマージュというロマンスシリーズから『裏切りの花束』というのを読んでみました。おおー珍しい、最初からヒロインとヒーローがベッドインしてるよ〜。
 しかし肉体関係以上の絆が欲しい、愛してるの。と思ったヒロインが行動を起こし、相手におあずけをくわせています。

「あなたはどれくらいベッドをともにしないでいられる?」
「かなりの時間」
「一年」
「一年なんて、とても、とても、とても長い」(恐怖の表情をうかべ)
「半年?」
(カレシ呆然)
「一ヶ月?」
「挑戦できるかもしれない」彼は自信なさそうに言った。
「一週間?」
「一週間ならどうにかなると思う。きついエクササイズと徹底的な抑制で、一週間は許容範囲だろう」

・・・・・・もちろんいろいろ考えたさ! 
 



2004年01月29日(木)
ろりろり?

『辞書を読む愉楽』を半分くらいまで読了。
 見出しに「ろりろり」というのがあって当然すぐに(苦笑)読む。
「恐怖などのために落ち着かないでうろたえ歩くさまをあらわす語」・・・・・・! 副詞だそうです。勉強になるなあ。
 いや、勉強になる以前にやっぱり楽しい。かなり長い期間にわたって連載されていたコラムをまとめたものなんだけど、どんどん既存の辞書が電子化されていくさまが。そのなかですぐれもの紹介のときに、単語のなかにある音でも引ける例、で「ねこ」をさっそくもってくるところさすが半猫人(はんびょうにんと読みます)を自称する柳瀬さんならではであるー。

 さてNいさんにいただいた陛下誘い受け! 小説をアップしました。おうおう〜。
 そのNいさんもゲストしてくださるクロクラゲスト本、だいぶ固まってきました。あとおひとり正式にお返事いただいたらプロモーションページを作ります。なんか企画もやってみたいのだが・・・・・・そしてせっかくだから予約特典とかも作ろうかなー。5月発行です。

 昨日買ったマンガを読み直す。


「オレにはクラピカしかいないよ。
 ずっとオレを追いかけておいで。
 きみが蝶ならオレはきみのためにしか咲かない華のようなもの」

 
 メガネ君のせりふをクロロン語調に変換してみました。いや、またすっかりうっとり境にあそび、やっと主人公ふたりが結ばれたら涙をにじませ、「・・・・・・愛の名作v」と胸にぎゅっとするの図を思い浮かべちゃっただよー。

 そんなせりふを吐かれた陛下はどうするだろう。

 今からでも遅くない、この男、殺す。

 と思うでしょうか?
 とりあえずメガネ君のせりふを血とし肉としたクロロンの語りを、
「いいからだまれ」
と封じるでしょうか。
「口封じのキス、して?」(←このせりふ好きなんじゃよ)
とか言いやがるだろうな・・・・・・。

 ついでにゴディバの宣伝で見た
アフロディジアック(=媚薬)
というチョコレート、ぜったい手に入れる。とか思うことでしょう。
 
 なんでまたヲトメ攻めの嵐なんだ?



2004年01月28日(水)
お風呂で柳瀬さん読みます。

 今日は会議がふたつ、その後は結婚してひっこししていく後輩を招いての夕食だったのですが、起きてみたらなんとなくだるくて・・・・・・しかし、行きました。行けばちゃんと用事もできるし楽しかったです。念のためにおおきな鞄で出て正解。
 ・マンガ雑誌−flowersとコーラス。flowersに連載中の「乙女座の女」は西炯子ひさしぶりの快作なのではないかと思う。萩尾さんの「バルバラ異界」も疾走中。コーラスはくらもちさんの新連載を待つのみかも。
・マンガ単行本−すもと亜夢『わたしの・・・・・・メガネ君』7巻(完結)、さいとうちほ『ファースト・ガール』5巻(完結)。
 『ファースト・ガール』はなんだか途中で話が逸れてもー、と思っていたけど最終巻はよかった。愛しあうふたりが死を覚悟しながらも再会のタンゴを踊るところなど、乙男さんだったらまた目に涙をためそうだと思いました。しかしまたそんなの書いてもこのあいだのと同工異曲なのだった。
 ・一般書 天童荒太『幻世の祈り』(家族狩り・第一部)。これから五ヶ月連続で刊行されるとのこと。『家族狩り』は単行本で読んでいたのだけど、これを文庫化するにあたって構想をひろげ大幅に加筆訂正している話だそうです。
 
 今晩は東京都心の、町家をイタリア料理として利用しているレストランへ。すこし早く着きそうだったので、徒歩十分くらいの場所にある昔よく行った書店に行きました。ちいさいけど選書に主張があって好き。やっぱり今回もよかった・・・・・・というわけで、三冊。
 ・柳瀬尚樹『辞書を読む愉楽』(角川の『本の旅人』に連載されていた「辞書はジョイスフル」をまとめたものだろうな)
 ・小池寿子『描かれた身体』(「楽園追放、聖人伝説、磔刑図、愛の魔術、転落の寓意、乳房の図像学、創造の手、癒しの手、魂と顔、葬儀用肖像・・・・・・身体表現の細部に秘められた聖性の感覚を綴れ織る、目もあやなる魅惑の美術史」と帯に。いいでしょう!)
 ・ジャネット・フラナー『パリ・イエスタディ』(1925-1939にわたって、『ニューヨーカー』誌に送られたパリ便りから)

 で肝心の食事は。
 うん、悪くない。でもそんなに感激するほどのものでもないかな。会話が楽しかったのと、場所が面白かったのと、帰路に猫をみれた(!)のでいい思い出という感じでしょうか。食材としてはスモークサーモン、アンディーブ、ワタリガニ、ホロホロ鳥など。

 というわけで練習その2、前回は食事に供されたハムでしたが今回はご家庭で足一本消費しつくしたあと捨てにいくところを撮らせてもらったもの。これだけからっからになるまで食べられれば作り手冥利につきるだろうな。

 今日は突然、「ちいさなこどもになって旅団の団長とあんなことやこんなことをしている夢を見てしまう陛下」・・・・・・つまり久しぶりのクルタン(えろたん?)ネタを考えていました。要するにロリ(ショタ?)エロが考えたかっただけなのか?
 あと『ファースト・ガール』を読んだあとは脳内でタンゴを踊らせてみたりだね・・・・・・。
  



2004年01月27日(火)
レオクラアップしました。

 レオクラ館1万ニアキリでいただいたリクエスト、「中国茶を飲むレオクラ」こと「まちぶせ」(というタイトル)、さきほどアップしてきました。レオクラ館からもイマエゴからも行けます。
 昨晩のうちにリクエストしてくださったrさんにはメールして、じつは朝起き抜けにすこしだけ訂正して、そして夜アップという感じです。
 レオクラ好きなんだけど連続しては書けないと思うので、次はやっぱり乙男さんの登場でしょうか? ・・・・・・うーん、にうよーく?

 昨日は北村薫『詩歌の待ち伏せ』下巻をささっと読了。
 そこで出てきた、”さよならと死をめぐる考察”とでもいうものが面白かったです。
 レイモンド・チャンドラー書く私立探偵フィリップ・マーロウものは、ハードボイルドってそんなに好きじゃなかったわたしもそれなりに読んでときおりエスプリあふれるせりふにしびれましたが、

「ギムレットにはまだ早い」("It is too early to take a gimlet"・・・・・・と、思う。検索しても出ない〜)で、しばらくカクテルといったらギムレットを頼み、「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」をもじったようなコマーシャルが出るとにやりとしたり。

 でも有名な"To say goodbye is too die a little"(さよならを言うのはほんのすこし死ぬこと)には元ネタがあること、それをちゃんと小説のなかで明示していたことはさっぱり忘れていました。
 そこからジャズのスタンダードナンバーや西条八十の詩にも話は飛んでいくのですが、ここでは出なかったポール・ヤングの往年のヒット曲”Everytime You Go Away"を思いだして、あれも「きみはいなくなるたびにぼくのカケラを持ち去ってしまう」だったなあ、似てるなあとか。ついでに「さよならだけが人生だ」を検索したりとか。というわけで、そのうちFavoriteに書くのも面白いかもしれません。

 今読んでいるのは『中世のエロティシズム』。
 十一世紀末ってもう十字軍がはじまっていたのか・・・・・・! それと、南仏であたらしいかたちの”愛”が歌われはじめたのとある程度時代が重なってるのね。などつぶやきながら読んでいます。
 好戦的な領主でもあり(「放火と流血があって初めて、『戦争』という言葉は高貴な響きを持つ」とのたもうたとか)トルヴァドールとしても知られたというベルトラン・ド・ボルンというひとにちょっと興味持ったり。
 いやしかし、クロロの殿がいっちょ恋愛詩までうたってしまったらいくらなんでも・・・・・・。

 この本はハードカバーで、しかも線を引いたりメモ取ったりしつつ読んでいるのでお風呂には向いてません。というわけで本棚からひっぱりだしたのが岩波文庫の『愛のことば』というアンソロジー。なんか線ひっぱってあるのにさっぱり忘れてます。これがいつのものかはわかりませんが、今回読みながら好きだなあと思ったりクロロの気持ちになって(笑)「はぅん」とか思ったりするのとはだいぶずれてて面白い。朔太郎のうぢ男ぶりは今もほほえましく思いますけど〜。”赤線は2004年1月”と明記しておこう。

 日記新機能練習は、また「食べたいもの」写真アップしようと思ったけどうまく縮小できなくて断念。また明日、いや明日はちょっと遅くなりそうなので明後日トライしてみます。

 それにしても、サイト用メルアドが送信のみダメなのはなんでなんだー。受信はできるのに。
 
 



2004年01月26日(月)
有料版練習中

 旅行に備えて、日記を有料版に変更しました。
 画像アップが魅力、ただしなるべく10KBくらいにということなので、だいぶ小さくなるかなあ。あまりにも・・・・・・になったら、ヤフーでアルバムを作っているのでそっちにアップしてこちらにリンクを貼るなどいいかもしれません。

 というわけで画像貼りつけ練習その1。
 スペインで食べたいもの1−生ハム。この写真はSevillaセビーリャの春祭のテントでふるまわれたもの。おいしかった・・・・・・! 今回は南部には行かない予定ですが、以前住んでいたところの二件隣においしい肉屋&グルメものさんがあって、そこで売ってるハムがもう。ああ食べたいー。
 
 
 字の大きさやも変えられるのだね、ちょこちょこ。
  
 続きは夜書きます。

・・・・
 というわけで夜。
 レオクラを書いています。だいぶできたので、今晩中に終わらせてアップしてリクエストしてくださったかたに確認していただいてからリンクを貼ります。
 中国茶は烏龍茶を常備しているくらいで、紅茶のほうをよく飲みますが、中華街に行ったりするとたまに買うこともあります。この話(「まちぶせ」というタイトルにしました)を書くためにいろいろサイトめぐりなどしてるうちにまた買い物に行きたくなったなあ。ついでに、元町の裏にできていた茶芸館みたいなところに寄ろうかな。

 ジャンプはOAVの特集ページに陛下とクロロ絵があるだけで「うはーっ」というようなへんな声をあげてしまい、家人にどうしたのと問われたくらい。ちいさい絵でよくわからないけど、陛下はわりとかわいい・きれいに見えますがクロロ絵はなんか変。
 連載のほうは「いやー、ナックルってほんっとうにいいひとですね」って感じです。

 mしゃんが9月のオンリーで配ったクロロいぢめ本をサイトにアップ。ページごとにまとめ? の文句がついてて、これがまたいいであります。
 そしてpさんはいただきものの美麗クラピカ絵に触発されて三本も! 新作を。すごいー。わたしもがんばらなければ。
 では、もうちょい。



2004年01月25日(日)
ちょっとおやすみしてから

 目覚めたらカナちゃんの枕と化していた腕。もちろん足元にはくろぞーが・・・・・・。かわいいけど猫固めは寝にくいじょ。 
 七時すぎ起床でゆっくり朝食、そして掃除をはじめました。適当にけりをつけて入浴してから外出。今日は親戚会です。もちろんフルメンバーというわけにはいかないけど18名集まり、ほとんどがその後うちに寄っていきました。
 というわけでちーはパニック(もちろん家に寄りつかず)、カナちゃんはもちろん不動の構え(ただし無人の場所で)、そしてお客さん大好きなくろぞーもいくらなんでも多すぎると思ったのか避難しておりました。

 みんなが帰っていったあと、弟から借りたThe Matrix ReloadedのDVDをつまみ食い的に見ました。なんたって先週ラストを見たばかりだからあああれがこうつながってたのかー、と楽しく。そして大晦日のMTV Movie Awardで見そびれたオープニング・・・The Matrix Reloadedのパロディもおまけ画像で見れました! 満足。その前の年のスパイダーマンのほうがおもしろかったかも。

 レオクラ、続けます。
 一応頭のなかではまとまりました。あとは書いていくだけ・・・・・・といっても、その書くという作業がわりとたいへんになるかも。




2004年01月24日(土)
Web拍手などつけてみました。

 昨夜はちょっと夜更かししたけどちゃんと起床。念願の新聞紙&段ボール収集に間に合わせました! ・・・・・・いや、毎月ちゃんと出してたらこんなことにはなってないんですが。ついでに午後来た弟に、使ってない石油ヒーターをもらってもらったおかげで収納庫がだいぶすっきりしました。スーツケースも出せそう。

 昨日は午前中は寒いよー、午後の立ち仕事は(暖房とひといきれで)暑いよーだったので、なんとなくだるい、風邪がこわい・・・・・・! というわけで、明日は親戚会があってうちに寄るし早めに寝たいと思います。ベルメゾンのカタログがどさっと届いたから、入浴しつつチェックなんてしてからね。

 今月の定例チャットは金曜日夜にしよう。と、Welcomeにリンクを貼りました。ついでに以前からちょっと興味があったWeb拍手を設置。「みてますよ」と言うかわりにぽちっと一押し、いかがでしょうか。個人情報は取得しないようになっているのでご安心を。
 ありがとうページは5つ設定できるので、とりあえず写真などあげてきました。そのうち「クロロンの今日のおことば」とか、「ひとつのページに短い話をつける」なんてのもやったらいいかな? 更新は好きにできるみたいなので。

 さっそくぽちり+メッセージで、昨日の日記についておことばをいただきました。ありがとうございます!
 あのクロロとクラピカはNo Ordinary Loveのふたりかどうか。
 最初はそんな感じでいたのですが、最後のせりふを考えていてすこしあいまいにしようかなあと思いました。あのふたりだったら、すごくすごくまじめなので、「おまえが先に死ぬことはあっても逆はない」とか答えそうです。でも、そっけないところはわりとそんな感じかも。

 レオクラ、中国茶を飲む。
 のメモを続けています。山のなかの原水に行く、じゃなくて、井戸になりそうな感じ。
 しばらくまじめに書いていたら、わりと哀しい感じの話になってしまいそうだったのでそれじゃキリリク作品にはよくないな・・・・・・と考えました。昨日考えついた気持ちの”核”は似てるけどうすく一枚、紗のかかった感じにしたい。

 井戸 中庭 で検索したら、インドやイタリアのふるい「階段井戸」というのがでてきました。地中深いところに到達するまで、倒立した建造物を作っていったもの。そういうの知らなかったので興味深かったです。すこしメモメモ。

 明日はちょっと無理だけど、月曜日には書いてリクエストしてくださったかたに見せて、なるべく早めに公開したいですね。お茶の話。

 Kiss、やっぱりR★Sオーケストラのコンサートシーンはかっこいいなー! なつかしいあのひとたちも復活したし、千秋しゃまのワイルド無精髭も見れるし峰♡清良も順調。あとはのだめ復活だね!



2004年01月23日(金)
なくよウグイス

「・・・・・・クラピカ、」
 オットマンに足をあずけて楽な体勢にしていたはずの男が、いつのまにか居住まいをただしていた。そこから急に立ちあがり、大股に四歩で部屋を横切る。
 くらぴか。
 濡れた髪とからだ、タオルごとそっと腕に抱きこまれた。
 くらぴか。
 抱擁に力がこもる。
「どうした」
 一応、聞いてやった。
「あのね、王女さまと龍がいたんだ」わずかに背中にあたる固い感触、ポケットサイズの本のことだろう。「とても仲良しでね、いつもいっしょでね、食事してないみたいだけど、王女さまは”この子はなんでもたべる”って。お城では壁紙の柄が消えたり家臣のヒゲが消えたりして、そういうときひとびとは龍が食べたんだなあって言ってたんだ。でも王女さまは病気になって死んでしまうんだ。王さまは龍をなぐさめるためにたくさんたくさん王女さまの肖像画を描かせたんだけど、どんどん龍はちいさくなってって・・・・・・なにも食べなくなって。消えたんだ」
 そこでことばを切る。腕はきつくクラピカを抱きしめたまま、濡れた髪にうずめていた顔だけすこし離して、目線をあわせてきた。その目もとにわずかに水滴がふくれていた。
「王女さまじゃなくて王子さまだったら・・・・・・きみとオレみたいだと思ったら・・・・・・」
 そこでことばに詰まるな。
「風邪をひく、本が濡れる。わたしは死なない。離せ」
  

 クロロンの読んでいた本は『博士の魚たち+薫さんの帰郷』ばーいTONO@うぐいす姉妹。です。ソノラマ文庫です。
 TONOさんの作品はちょろちょろ読んでいたんですが商業誌のものを買うのはたぶんはじめて。すごくおもしろかった、これからちょっと集めよう。
 クロロンはすっかりひげきのひろいんみたいな気分になってメロウをとめですが、そういうお話だけじゃありません。なんたって、表題作のひとつ「博士の魚たち」は、画期的新食料として食用人魚(見てくれはあの伝説の人魚イメージ、髪をなびかせた優雅な娘)の養殖に成功した博士の話だし。帯についてる宣伝文句は「ブラック・ビター27作品★」です。そう、この本はショートストーリー(連作あり)がてんこもりなのです。おすすめしますのたい。

 今日は他に星野之宣『宗像教授伝奇考』文庫第一巻(星野さんの画力だったら今までのA5サイズでも文句はなかったんだけど大きいのはなるべく買いたくなかったので)、山下和美『天才 柳沢教授の生活』22巻(戦後編続く)、総領冬実『ES』5巻。粒揃いでした。

 朝、通勤時に歩きながらお茶&レオクラ話を考える。
 うん、核になる”気持ち”はできた。ここをていねいに書けばいいな、ただ考えを述べるみたいじゃなく行動とか雰囲気で感じていただけるように書ければいいな。明日すこしやってみます。
 今日はひさしぶりに長時間たちっぱなしで、ちょっと気分的にもハードだったりしたので帰宅して夕食をとってすぐ寝てしまいました。二時間くらい。また寝ます。

 mしゃんの絵日記が復活して嬉しいです。お忙しいのに来週ちょっとうちに手伝いに来てくださります。もうすこしで今日の日記の書き出しは「諸君 わたしはmしゃんが好きだ」になるところでした。よろしくーよろしーくー。

 三月の大阪方面行きは友人がダメになったのでたぶん、なし。
 五月も危ない・・・・・・というメールが来ました。うーん、ほかのひとに手伝ってもらえるなら五月イベントついでのほうは真剣に検討してみようかな?



2004年01月22日(木)
それでも本も

 皇帝かいたーい!(mしゃんとのケータイでの挨拶)
 を、紹介してくださったと思ったら、なんとa長官ったらご自分でもジャケットを描いてくださってる・・・・・・! ぎゃあああ大きくして見せてください! 日記のバックじゃちいさすぎます生殺しです・・・・・・!
 ヒソクラエロエロは今日はそんなに気持ち向かなくて、バレンタインっぽく甘ったれてラブいクロロ(い、いつもか)のでてくる話が書きたくなりました。

 今日は風が冷たかった〜。下半身をきっちり着込んだのでうえはマフラーじゃなくてスカーフまいてったらやっぱりこれでは・・・・・・! というわけで外では自然、早足でした。

 仕事のあとでエステに。
 そのまえに家電の店に行きました。そう、新しいデジカメですたい。以前mしゃんが持っていたようなちいさいのを! 軽いのを! ぜひ旅行に(というわけで4月に買ったものははやくも弟にあげてしまいました)。
 わたしは写真として焼き付けやプリントアウトは基本的にしないのでそんなに画素数は多くなくていいんだけど、結局400万画素のものを。今度はペンタックスです。さっそく充電して使いはじめ、猫たちを撮りました。明日会うひとがやっぱり黒猫(「黒ちゃん」)を飼ってて、わたしも猫の話をしたら見たいというので。一応携帯電話にもカメラついてるんだけどうまく撮れないからなあ。でもシャッターとか電源のいれかたが今までとけっこう違ってて勝手が違うので、まあとにかく練習です。
 
 ちょっと手続きなんかもあったので地下のカメラ売り場に移動して買ったのですが、待っていたカウンターの横にどっさり古いカメラが置いてある。それが一台3000円とか1500円とか、半端な値段で、なんだろうと思ったら「これは作動しません」「返品・交換はできません」と。でもそれって日本語で、わりとちっちゃくしか書いてないんですよ。店内放送ではいろいろな言語を使って呼び込みをしてて、実際、中東系かなと思われる男性が興味深そうに見ていました。老婆心だけど店員さんに「作動しないならどうして売ってるんですか?」と聞いたら、いわゆるコレクションみたいなもので。というこたえでした。それを聞いて外国人の男性は別の売り場に移動していったよ、こういうのこそせめて英語でも書いておくべきじゃないのかなあ。

 エステではまたのんびり昼寝。でも今回は担当してくれたひとがけっこう一生懸命新製品を売り込もうとして、ゆっくりしにくかったです。もちろん圧迫的ではないし、いいものだからと勧めてくれるのはわかるけどお金は無尽蔵じゃないし。今日は「デジカメ買ったばかりでもうお金ないですよー」とか言って断ってしまいました。あと、ほんとのことなんだけど、わりとわたしはなにを使ってもあんまり変わらない・・・・・・みたい、なのでした。それも。

 その後、衣類や靴・鞄も見たのですが、結局は本屋へ。さよならグレイのコート。それから食品などかって帰宅。
 Chemistryのアルバム欲しいなあと思っていて、とりあえず中古で一枚目を買いました。今流してます。
 川口まどか『やさしい悪魔の物語』7巻、長岡良子『夢としりせば』、それから美術関係の本とか歴史の本とか。
 最近表紙が気になる本。酒井順子『負け犬の遠吠え』。アマゾンで見れます。おお・・・・・・アマゾンにサインインするとイーガンとテッド・チャンを勧められる・・・・・・見抜かれてるなー。
 はっ、中国茶の本を買うの忘れた・・・・・・!



2004年01月21日(水)
やっぱり本を(こればっか)

 さきほどレオクラ館を更新してきました。LC2コーナーで、Tさんのイラスト(お昼寝する陛下のお召しものの色もすてきー)と、月刊レオクラの投稿作でとくに光っていた一作−mkさんの「魔法の手」というお話です。

 レオクラ的にはお茶を飲む話。
 まだちょっとイメージが揺れています。もっと緊密にメモしていかないとダメかも。
 ただ、仕事は昨日・今日でひとつ山を越えた(先のばしにしていたことを締切ぎりぎりにやっつけたとも言う)ので、今週末はなんか気楽です。明日は仕事帰りにエステ。明後日はすこし仕事長めだろうけど気分的負担は大きくないです。日曜日に外食→来客なので、土曜日はちょっとまじめに掃除するけどね。

 しかし昨晩から突然、ヒソクラでエロエロを考えてしまいました。
・・・・・・なんか、昨年もいまごろそんなこと言ってなかったか? ←ここで昨年一月の日記を読んでしまいました。ちょっとだけそんなこと書いてあったー。
 バンジーガムなど駆使して陛下をいぢめてました(in my 妄想脳)。どうも、クロロも陛下も好きで、そしてそのふたりどちらにも嫉妬してるみたいな感じ・・・・・・。
 で朝っぱらからmしゃんにそんなエロ妄想メールを送りつけましてございます。出勤中駅のホームで、とか、バス待ちながら、とかでありまして、恥ずかしかったりしてへんな表情うかべてしまいました。ナサケナイ。

 仕事のあとちょっと足をのばして大きい書店へ。
 北村薫『詩歌の待ち伏せ』下巻、川口まどか『やさしい悪魔の物語』5巻、遊知やよみ『雲雀町一丁目の事情』8巻−完結(すべてのパズルがうまくはまっていった、うーん。家族の情愛などについて印象的なことばあった、次回作たのしみです。でもクッキーは合ってないと思うな・・・・・・)。それからおもに中世ものと、十九世紀末〜二十世紀はじめの三十年くらいに関心があるのでそのへん関係の歴史書など買って発送を頼みました。

 クリスマスものの師クラ、ちょっと手を加えました。    



2004年01月20日(火)
運命を変える愛

 やっと見ました、The Matrix Revolutions.シネコンだといろんな大きさのハコがあって自在に変わっていくから、今週かぎりのこの映画なぞちいさいところに追いやられていました。音はよかったけど。やっぱり適度に混んでるときに見るべきだなあ。

 これからの上映作品、『王の帰還』はやっぱり大きいスクリーンで見たい。肝に命じておきます。
 金城くんが出る映画、LOVERSというやつの設定に萌え。身元を偽って出会った男女が愛し合い、しかし・・・・・・。

 映画のあとですこしインテリアショップなど歩いて、バーゲンになってたボックスシーツとか買いました。それから食料品の買い出しして帰宅。
 クリスマスもの(ぜえはあ)で書いた師クラ、昨夜読んでみたらときどき推敲が足りないところが・・・・・・直したいね。でも今晩は仕事が詰まってるので明日でしょうか。
 師クラ好きですね。あんまり書けないけど読むのは大好き。クラピカが安心して甘える(えっ、あれで甘えてるのか? って態度になったとしても)ことができるし。mさとさんnやまさんいつもありがとうござります!






 最後にネオちんのらぶれぼ感想(微妙にネタバレです):




1)思わぬところに猫ポイントが!
2)オタクが作る物語は、男は姫で女が強いと某所で読んだがわかるなあ。Neoが"I'm scared"、Trinityが"Me too"って、一昔前までは最初のせりふはヒロインのものじゃないすか? しかしそのナイーブな感じのネオが強大な力をもっているのがかわゆいのですが。
3)ほんとうにアニメが好きなんだね・・・・・・兄弟。
4)ほんとうにアンダーソン君が好きなんだね・・・・・・スミス。
5)メロヴィンジアンってほんとにわかりやすい堕落者だね。
6)ナイオビ船長の操縦テクがよかったー。機械がどんどこ攻め込む、みんな必死の応戦。のところはちょっと長く感じた。
7)最後は「らん、らんらららららん、」という歌が聞こえたような・・・・・・空耳?
8)でも帰宅して萌えサイト探してしまいました。ほほほ。セラフ萌えのひとがこんなに!
  
 トロイア戦争の映画を作るというのはどっかで聞いたことがあったけど、その予告編。ブラピが主演。でも誰の役なのかわかんない。→帰宅して検索いたしました。
 ブラピ−アキレウス。パリスはオーランド・ブルーム(英語サイトではなかなか美男子に映っていた)、ヘクトルはエリック・バナ、オデュッセウスはショーン・ビーン。そしてヘレナがダイアン・クルーガー。
 どこまでやるんでしょうか? 戦争が終わるまで、だったらアキレウスが主人公っていうのはどうかな・・・・・・。ヘクトルの死まで?
 ところで日本語での紹介を見つけて、最後が「たったひとつの恋のために、国家が焼け落ち、文明が滅びようとするそのとき、アキレスの運命もまた、ひとつの愛によって大きく変わろうとしていた――!」でした。
・・・・・・パトロクロスは? 
 忘れられない冒頭−「アキレウスは激怒した」ではじまる『イーリアス』をまたちらほら読もうと思います。
 



2004年01月19日(月)
ほんとに行くのか。

 起床したら寒くて雨がふっていたので「映画は明日でいいやー」とうちにいました。仕事と旅行の手配と、いろいろ。本は昨夜のうちに『詩歌の待ち伏せ』読了。それからお風呂読書の『旅の仲間』2がやっと終わりました。続き読みたいけど、もう100円じゃ売ってないなあ・・・・・・。一応次のお風呂コンパニオンは『ケルト神話』かなあと。

 旅行まで一カ月切ったのでいろいろ準備をしないとー。と、ノートパソコンのハードディスクチェンジの申し込みなどもしました。イマエゴはじめたときに使ってた、98のやつ。でもうちのFMVとデータ共有が難しいし閲覧できるサイトも限られてしまうので、ディスク交換&XPにしようと考えています。明日送らないと。
 それからこの日記を有料版にして写真アップロードできるようにして、ちいさいデジカメ買って・・・・・・。

 ジャンプ買いました。
 ハンターはおやすみなんだけど今週から「スティール・ボール・ラン」だし! 主人公の姓はツェペリ、空前のレースのスポンサーにはスピードワゴン財団も一枚食ってて、そしてあの男がッ!
 JoJoのパラレルなのかなあ、「ストーン・オーシャン」のラストは世界をずらす(パラレル化)することで救ったというものだったから、その改変後の世界なのでしょうか。気になる。

 そして夜一さんはどうして猫のおすがたをやめたのだー!! 

 とまあいろいろありますが。
 中国茶のお話はすこしだけ進みました。でも方向性としてあってるかわからない。週末に書けるといいな、そのためにちょっと参考書(イメージづくり)探します。
 



2004年01月18日(日)
つぎはお茶です。

 い、一応ウソツキふたたびーはまぬがれた・・・・・・というわけでクリスマスものの続きアップしました。しかしお年玉つき年賀状の抽選会も終わってしまった今日にこんなことしてるって。いやー今年一年が思いやられます。あとは明日簡単にうんちくページでも作って、残りはそのうちこっそりとにしよう。そうしよう。

 というわけで今日はすでにできていたものをいじくりまわしていたのでときどきいやになって、中国茶についてなどサイトめぐりをしておりました。レオクラ館の一万ヒットニアキリ番でいただいた、「中国茶を飲むレオクラ」のイメージづくりです。最初のうちはもちろんレオリオの部屋で飲むと思っていたのですが、現在はおもにふたつの舞台がせめぎあっています。どっちになるかな。「中国茶」ということでひょっとしてパラレルかなーとも思ったのですが、一応原作ノリということにして。同じレオクラ館のキリリクで書いた「十四階段」のふたりかなあと思っています。好きは好きだけどなんだかもどかしい状態。

 昨晩はなんだか新作が読みたいよー! と思って、しかしハンターサイトでそれはなかなか難しいので、なんとスラダンなど検索しておりました。以前買っていたサークルさんのサイトとかも発見。しばらく見てまわり、いくつかブックマークしました。
 
 その後また文芸ジャンキーパラダイス(今度の更新でリンクしよう、そうしよう)を訪れて熱意ほとばしる記事を読んでていろいろ感動して、ああすこしはサイトマスター・カジポンさんにご恩返しをしたい、どうやってしよう・・・・・・! と思い、必死に探してると書いてあった某有名人の墓について急に検索に乗り出しました。それで約一時間半。ひとりは「おおッこれはッ」というページを見つけましたが、もうひとりについては「某墓地に、愛する弟の隣に葬られた」という記述を見つけましただけでその墓地の名前とか墓地内の位置まではわからなかった。残念。それでメール。さっそく返信届いて、喜んでいただけてよかったー一日一膳。いや一善。

 本は北村薫の『詩歌の待ち伏せ』上巻を四分の三ほど。クリーム色の紙に焦げ茶のインクっていいなあ。引用されていた西条八十の詩、「蝶」に感動。そしてその後日談にも。今度Favoriteで引用させていただこうと思います。

 年末からすごーーーく多忙だったmしゃんがすこしお時間あいたので構ってもらった。ありがとうありがとう。
 k〇しゃんのところのたき火絵がかわいかったです・・・・・・!
 というわけで、明日こそ映画か。でも寒いとかいう予報だからザセツするかもなあ。



2004年01月17日(土)
明日いけそう。

 海に近い我が家でも今日は一日雪がちらほら。積もりはしませんでしたが、外に遊びに出た猫は、しばらくぶりに足の裏を真っ黒にして帰ってきます。かなりの冷え込みでした。

 やっぱりのんびり過ごしました。昼食後カウントダウン番組を途中から見て、タキつばの「恋物語」はとうとう録画。しばらくぶりにカラオケ行ったら歌おう。そしてYohii Lovinsonの新曲"Sweet Candy Rain"が初登場一位だったのでこれも録画、あとで三回聴きました。おかげでなんとなくdullな、ゆるやかに狂気におちていくような雰囲気。
 あっ忘れてた、朝はけっこうゴミだしの・・・・・・準備。をしたんだった。うちの近くでは月に一回新聞&段ボール収集があるのですが、それが第三土曜日かなあと思って。でも行ってみたらふたつしか出ていなくて、これは今月は土曜日五回あるし来週かなあと。でも一応すぐ出せるようにと思って一生懸命ふんじばったりたまった段ボールの箱を破壊したりしました。これで来週は行くぞー。

 検索サイトさまにリンク。それから電脳ページの情報をしばらくぶりに更新(なんたって「9月から同人誌活動をはじめます」なんて書いてありました)。更新にあたってすこしキイワードを変え、ふと数えてみたら、小説作品50本以上! でした。ひー。

 本はいろいろぺらぺらとめくって。ケルトの神話とか、今日届いた洋書とか。チリのクーデタから軍事政権終焉までのあいだに書かれた抵抗詩アンソロジー、スペイン語と英語対訳のものなど。それからガイドブックをすこし。

 師クラ、第一稿できました。あんまりあまくない、というか、師匠なんだかシリアスにモノローグしております。うーんそういうの削ろうかなどうしようかな。
 とにかくこの第一稿をもとにもう一度書いて、そしたらかなり完成に近くなると思います。だから明日アップ。と言っておきましょう〜。

 今日これからは、教育テレビでやるホイットニー美術館特集を見るかどうか。行ったことないなあと思ったらアメリカンアートか。それで行かなかったのか。でも後学のために見ておこうかなあ。 


 阪神淡路大震災から9年です。仕事に行くために起床してニュースをつけたら、神戸で地震が・・・・・・と、煙をあげている映像を見た。と思います。近くに住んでいた友人たちに大きな被害はありませんでしたが、そのまたお友だちのなかには犠牲になったかたもおられました。ご冥福を祈ります。



2004年01月16日(金)
明日がんばる

 でれでれ起床。朝のうちに本が届きました。さっそく開けてうっとりながめたり。表紙は飯島耕一の『詩の両岸をそぞろ歩きする』がいいなあ。クリーム色の地に鳥の絵。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』はほっこりとした感じがよく出ている。

 ですがまずは以前買っておいた矢川澄子『アナイス・ニンの少女時代』をさっと読了。アナイスのことを知ったのはたぶん、映画『ヘンリー&ジューン』から。のちに『北回帰線』などで知られるようになったヘンリー・ミラーのパリ下積み時代につきあった女性の回想録を原作にした映画、しかも戦列なエロスあふれる・・・・・・というのに惹かれたと思う。
 この映画ですごく残っているのは、ヘンリーの妻ジューン役を演じたユマ・サーマンの「アナイース・・・・・・」という呼びかけ、その声。ハスキーで艶っぽく、気だるく。ユマけっこう好き、『ガタカ』でもよかったです。タラちゃん映画は作品そのものがそんなに好きじゃないけど。
 で肝心の『アナイス・ニンの少女時代』は、ちょっと食いたりない本でした。最後に訳出されていた、アナイスがおそらく自分のモデル時代を下敷きにして書いただろうエロティカ「あるモデルの話」は面白く読めましたが。

 それからやっぱり買っておいたフェラーズの『猿来たりなば』を。うーんわりと早めにネタが割れたような。

 今日届いた本では、イシェの『絵解き 中世のヨーロッパ』を読みはじめました。三つの身分−オ−ラートーレス(祈るひと=聖職者)、ベッラートーレス(たたかうひと=戦士:貴族)、ラボーラートーレス(働くひと=農民など)は神の定めた秩序。もちろん財産や生存条件についてはこの順番でめぐまれているわけですが、今日うーむと思ったのは、来世を、最後の審判を信じ、今の生をいわばその前段階としてあゆんでいたひとびとにとり、おのが天命をつくすことがその来世での幸福の条件であったこと。そう考えると、ひとびと正しい教えへと導き諭すべきオーラートーレスの使命は非常に重く、それに届かない場合、最後の審判においてほかの二身分よりもはるかに重い断罪を受ける。そしてベッラートーレスはその性質上どうしても他者を傷つけるという罪を犯すわけで、やはり何らかの断罪をまぬがれない。最下層に位置するはずのラボーラートーレスたちこそが、すくいの道で最上の扱いを受けると考えられていたという指摘です。

 しかしこのへん、まだほんのすこーしーのぞいただけなのに遠大さがおもいやられる・・・・・・最終的には「中世ノリ」だからさー、となって、”あんなに日記に本読んでるとかアピールしたくせにこれだけ?”って思われることでしょう。

 で夕食後すこしだけメモ。師クラです。師匠には口のききかたもぞんざいだしわりと暴力的だし、でもそれが少年陛下の甘えという感じです。その甘えが自分だけに向けられるものなのだと解釈して許す、どころか、蜜のようにそれをもとめてしまうずっと年上の男。という図式でいきたいと思います〜。で、これが「明日がんばる」なわけね。



2004年01月15日(木)
読みたい読みたい、ちょっと書きたい

 珍しく残業までして、もちろん書店に寄って帰宅。新刊は買いませんでしたが古書で『コウルリヂ詩選』、『ルバイヤート』。帰宅したら赤ブーブーさんから3月の受付確認書というのが届いていました。シティのサイト見てきたらまだ受け付け中になってたし、これはスペース取れたということなのかな。

 明日はいいかげんネオちんのラブラブレボリューション(マイ通称)を見ようと思ってたんですが、昨晩はなぜかとぎれとぎれで連載? の夢を見たり黒ぞーがどっかり乗っかってたりしてあまり寝れなかったので、たぶん明日(おやすみなんです嬉しい。)はうちにいると思います。昨日買った本もおそらく届くし。興味にあわせていろんな本を横断的に読みたいな。それでもわりと似通ったジャンルだと、突然に電気が通ったみたいに「あっ、これはあれか・・・・・・!」という現象に出会えたりします。

 昨日借りてきた本でやっぱり自分でも買おうと思ったのが『フランス詩人によるパリ小事典』というタイトルのアンソロジーです。「セーヌ川のパリ」「美術のパリ」「戦時下のパリ」など、編集のしかたもおもしろいけど、その詩の舞台とか背景の注に当時の写真など満載のつくりかたも好き。こういうのってパリならではだなあ。
 もちろん恋人たちのパリ、ありますよ!



 エリュアールの「ぼくにはエルザのパリしかない」より。

「ぼくの心に暗い思い出など何もない いまなお
きみがやってきて座り 長いこと低い声で話すように思える
きみの手はぼくに触れる それは夕暮れ 物音は消え 胸が高鳴る
永遠にこの街の王妃たるきみがいない街など存在しない

ぼくはきみの魅力を通してしかなにも愛さない パリはぼくにはエルザでしかない
きみのあとを追わない散歩などしたいだろうか
そこにきみの香りが漂っていなければ 時間のクレヨンがすり減る
ぼくたちの人生の長い壁に 消えないことを書くだろうか」


 
 さて歩きながら考えていたのはまあ中世のことと(ついでに『新書ヨーロッパ史 中世篇』という本を書庫から発掘)、師クラのイメージと(週末にはぜったい書く。と書いておく)、とつぜんひらめいた5月クロクラ本の構成。もちろんどんな作品が集まるのかすらよくわからない状態ですが、イントロと中間と最後になにか書いて、ひとつの世界のなかのいろんなパラレルみたいにできないかなあ。など。漠然としすぎですね。新書は薔薇もいれると三冊編集してみて自分好みの感じがわかってきたと思うけど、A5はむかーしむかーしと、AdamantをChさんにいろいろ教えていただきながら一緒につくったことしかないから、字体とか字数とか大きさとか試行錯誤していかないとなあ。

 では、今日はいろんな本をぺらぺらめくりながら早めに寝ます。
 今日みかけた気になる書名。『デパートを発明した夫婦』。
 ああっこれはと思ったもの。かつてパリの経済を支えていた水運連合の船乗りたちの心意気をあらわすモットーは、
「たゆたえども沈まず」
・・・・・・兼次おじさま!(ふるいマンガ)



2004年01月14日(水)
ちょっとばたばた

 思ったより早めに帰宅できたのに、明日のための仕事はあとまわしにして二月の旅行のホテル予約なんかしていました。・・・・・・というわけで時間がない! ダメじゃん。

『薔薇物語』はとりあえず図書館で。だって検索してみたら8000円とかなんだもん。借りてきましたがすごく分厚いです。『マリー・ド・フランスのレー』は昨晩のうちに読了。

・ひとり子である姫を溺愛するあまりにほぼ幽閉状態にし、お嫁にもいかせず、悪い噂(近親相姦などでしょうな)がたった王さま。それではいかん、でも嫁にやりたくなーい。というわけで、
「姫を抱いてあの山のいただきまで登り切った男にめあわせる」とお触れ。
 もちろんいろんなひとがトライしたけどさすがにのぼりきるのは無理。
 そんなこんなのうちに、姫は若くちょっと頼りない男と恋に落ち、逢瀬を重ねる。かれは一緒に逃げようというが姫は父を敬愛しているからそれはできない、それよりおばのところへ行って鍛練してきてくださいな。とかれを送りだす・・・・・・。鍛練したうえに、ひとくち飲めば活力アップ! の霊薬を授けられて恋人は試練に立ち向かう。姫はかれと結ばれたくて、なるべく食べ物を控えて体重を軽くして待つ。
 さてふたりの運命は?
(いや、ちゃんと最後まで書いてあるんですが)
とか、十二本のうち三本くらいいぢらしい話だーというのがありました。

 帰宅前にまた調子に乗って書店に。本はハードカバーまぜて十二冊買ったってコートより安いんだもんいいなー。と、いろいろ買ってしまいました。仕事関係のも取り混ぜて。

 いやいや、いかん。仕事に戻ります。
 週末には師クラ書きたい。



2004年01月13日(火)
テオブロマ・カカオ

 はあはあ、やっとクリスマスもののレオクラアップしてきました。ココアのエピソードを中心にすえてみました。最近テオブロというココアが発売されましたが、原産地である現在のメキシコでは、チョコレートは「神の飲み物」として知られ、そこから学名が「神の食物・カカオ」となったそうです。”テオ”はtheology(神学)など、神にかかわることを意味する語彙素です。
 それにしてもこんなにこれにかかってていいんだろうか。本数としてはあと三本ですが、師クラはまあすこしまじめに書くけど、残りの二本は十行くらいで終わったらダメかなー。だって夢オチだし。←すでにひとりごと

 師クラといえば、nかやまさんのトップにかわいいアイコンが! いつもいぢられているあのひともちゃんと参加させてもらってる! 
 しかも、今日はあのpさんのキリリク師クラ話もアップされていましたよ。それがまたいいのです〜。愛情こめたサイトマスターnかやまさんのページレイアウトもすてきに引き立てています。「板」(お絵描き掲示板)にも端倪すべからず萌えネタ満載なので、ささみなさん行ってみてくだされ。

 中世の勉強? は続けています。
『快楽の中世史』を読了。真剣に線引いて、メモとって。
 生を謳歌した古典古代とルネサンスにはさまれたヨーロッパ中世は、なんとなく「暗黒時代」という感じでうけとられがちだけれど、もちろんその時代にも性をはじめとする快楽は存在していたというのを豊富な例や図版を用いて説いた本です。

 読んでいるうちに、せっかくラブラブなら城下にふたりでお忍びででかけるのもいいけど〜若い奥方のためにしつらえた花園でというのも悪くないなあとか、奥方さまの趣味のひとつに写経ならぬ写本もあったことにしようかなとか、センリツはなんとなくクラピカの乳姉妹みたいな感じでいたけどそれよりはすこしメンターみたいなのがいいかなとか、どんどこひろがっていってしまいました。どうなる。

 それにしても、中世初期の教義によれば、たとえ夫婦のあいだであっても激しすぎる情欲は責められるべきものとみなされていたそうです。どうしますか殿。まあ、結局この話はなんちゃって中世ですし、クルタの国はなんとなくキリスト教よりはもうすこし汎神論的な自然宗教のイメージあるし、夫婦むつまじいのはいいんじゃないかになると思います。

 その余勢をかって十二世紀後半に書かれた『十二の恋の物語〜マリー・ド・フランスのレー』を半分ほど読みました。美しい女性の描写で陽光を思わせる金の髪がでてくるのはよくわかりますが(ひかりすなわち神に通じるから、中世では金髪はことに愛されたそうです)、銀鼠色の目という形容はなにかに通じるのかな? これを読むと名香智子『銀鼠色のマドモアゼル』を思いだすのですが。
 あとはやっぱり『薔薇物語』は買って読まねばなるまい。



2004年01月12日(月)
かわいいひとたち

 昨晩は弟たちが去ったあと、旅行のうちあわせや萌え話でチャット。夜更かししました。某所のお絵描きチャットものぞいてみようかと思ったのですが、開けてみたら13名! も参加してらしてて、ギャラリーだけで行くのはちょっとなあとまた、引き返してしまいました。

 今日は事実上昼からスタート。
 5月のクロクラ本についての念押しメールだしたり(一応了解をいただいたかたたちに、まず)、あとは仕事の関係でいろいろ検索などしていました。
 レオクラ話はじつはなかなか難産なんだなあ。他愛ない話なんですけど、どうしてこんなに時間がかかるんだろうか。

 夕食後、NHK衛星の迷宮美術館総集編を見ました。
 いやー、マネかわいい。
 ミケランジェロの恋うた、狂おしくてなかなかよい。
 というわけで”かわいいひとたち”ってタイトルがうかびました。
 それで思いだしましたが、「かわいいひと」ってタイトルも好き。ウルフルズ。

 番組はいくつかのパートに分かれてて、最初のほうがルネサンス、最後が印象派特集。ミケランジェロの「最後の審判」絵の紹介などを見て、ちょうど借りてあった南欧・南米詩集から読んでみました(たぶん書庫のどこかに、ミケランジェロ詩集もあるのだが・・・・・・)。

「マドリガル」

 わたしは自由で、解放されているのに、
 あわれ、あわれ、ああ、あわれ、
 わたしを結わえ縛りつけて、むりやりに引きずってゆくひとはだれだろう?
 あなたが鎖もなしにわたしをからめ
 手も腕もつかわずにわたしを締めつけるとしたら、
 だれがあなたの美しい面影からわたしを守ってくれるだろう?


 夕方ネットで見つけたボルヘスの詩に「怯えるひと」(ストレートに訳すと「脅迫された者」)というのがあって、恋の牢屋にとらわれることを恐れて、視界から魅惑者を追い出そうとしている(でももちろん、敗北は明白)すがたがあったのでちょうどシンクロしました。恋愛詩集−1)恋のはじまり、あるいは未然のすがた なんていうので編んでみたら楽しいかも。

 さて、迷宮美術館はゲーンズボロ描く社交界の女王さまの肖像画に恋しちゃった大泥棒しかもモリアーティ教授のモデル! の話などもあってたのしうございましたが、最後の印象派特集で紹介された、エドゥアール・マネさんの話がじつにかわいかった。

「草上の昼食」や「オランピア」などのスキャンダラスなヌード作品でも知られるマネさん、ですがあえてそのへんは飛ばして、三十を前にして「そろそろ画家としてひとりだちしたいなあ」とサロン(フランス芸術家協会展)入選を目指して描いたのが当時はやっていたスペインふう絵画「ギタレロ」(ギター弾き)。これで見事初入選。・・・・・・しかしギターのもちかたが反対だった! (「草上の朝食」での大スキャンダルの翌年)今度はやっぱり正統派、宗教画だ! と「死せるキリストとふたりの天使」でトライ、また入選を果たすが、・・・・・・キリストの腹の傷が右じゃなくて左だ! と、批評家たちにあざ笑われたというのでした。
 かわいい、かわいいよね。
 その後、自分の足で歩き回ったパリの風物をぞくぞくと描いて、「誰よりもパリを歩いた男」として知られるようになって、しかしからだが弱くなり歩き回れなくなって(さっき調べたら、壊疽でした)。でもフォリー・ベルジェールの酒場を描きたい! と思ったマネさんのために友人たちがアトリエにバーのセットをしつらえ、本物の従業員を連れてきて描かせてあげたというのもちょっとほろり。

 とまあそんなわけで、今日は「スキヤキv」(mしゃんの団長語では「愛してるんだ!」に違いない、最近のいただきもの参照)、なものにいくつも会えたのが嬉しかったです。
 ほかに発見サイトとしては、「愛と哀しみのル・コルビュジェ」(ぎゃーなんつうタイトルと思いましたが読むといい感じ。このタイトルで検索のトップに第三回がでます)、応援したいじゃないか! の「文芸ジャンキー・パラダイス」(これもこのままで検索にかかります)がありました。

 芸パラはいいです。これからゆっくり制覇したいと思います。
「芸術は難しくない!芸術の敷居を少しでも低くして全人類が親しめるものにすること…それがこのHPの趣旨っす!」という紹介文。
 怒濤のような各コーナー・・・・・・
・世界恩人巡礼写真館←世界を股にかけて600人&2匹のお墓をたずねまくる。じつはわたしはネルーダのことを調べてて、このサイトのネルーダお墓紹介ページにいきあたったのですネルーダおぢありがとう!
・おすすめ番組情報←これは使えるッ!
・ジョジョの奇妙な冒険・決めポーズ教室←なんとなくこのへんにもデジャビュ感がある・・・・・・いやーしかしイタリアまで行って撮影、すごい!
・美形仏像ユニット
・カジポン(サイトマスターさん)国際美術館←ネットでみる事ができる世界の名作絵画を紹介。

 さあ、行きたくなりませんでしたか?
 ではわたしは行ってきまーす。

 



2004年01月11日(日)
スキヤキに負けたー

 夕方、軽く更新してきました。二周年企画を締め切ったこと、リンクちょっと手直し、オフライン情報など。それからFavoriteです。今年はこのコーナーまたときおり更新したいと思います。

 そして夕食をはさんで原稿だ〜と思っていたのですが、突然弟から電話。うちにあるものを受け取りがてら(クナイプのバスソルトをミニサイズで一揃い買ってあげて、それを使ってみたうえでひとつ大きいのをプレゼントしようと思ったのでそのことと、マンガいろいろ)夕食をいっしょに。というのでした。最初は鍋だったのが途中からスキヤキに〜。スキヤキとかしゃぶしゃぶ、時折食べたくなるけど一年に一回くらいしかしないのでもちろん飛びついてしまいました。・・・・・・というわけで「負けた」。

 弟たちは食後も『新撰組!』を見てからやっとさっき帰っていきました。それから入浴。お風呂では『旅の仲間 上2巻』をちんたら読みました。あと100ページくらいね。

 三月に友人と大阪で落ち合ってUSJとか行こうと言っています。でもなにしろ三月だから、一般的おつとめをしている友人にくわしい日程はおまかせ。その電話をしてるときに、「ああ、いいなーイベント」と、買うものもないのに言うものだから、「3月来る? 21日」とか、「5月は?」とか、果てはこちらが大阪に5月いくってのはどうかというところまで発展しました。スパコミではクロクラ本(豪華ゲストさま)だすしなー、それもいいかもしれん。・・・・・・関西方面在で、「なら寄ってやるか」と思われるかたはどのくらいおられるのでしょうか。まあ、このへんはまだまだ不確定です。

 弟夫婦は今年は韓国と、フィレンツェ&パリに行くとはりきっています。どっちも貯めたマイレージを使うそうです。いいなあイタリア。そしてパリ・・・・・・。



2004年01月10日(土)
うーん、まだまだ。

 昨晩、あのあと気づいた名前の法則。
 「ア」音ではじまって、三音節で、山なりのアクセントのものが好きだ〜。というわけでAvensisなんですね。abimeとかabendとかasideとか、あぼーんとかも語感は好きです。

 やはり今日は惰眠をむさぼってしまった。掃除洗濯はしましたが。
 あとは読書とか。今週買ったマンガのうち気に入ったものを読み返したり、『十二世紀の女たち』を読みはじめて、こりゃもとめていたものとはずいぶん違うなあ、でも本としてはたのしいなあと思ったり。ところでマリー=マドレーヌってつまりマグダラのマリヤのことでしたよ! おばかさんだ気づかなくて。
 とりあえず、十二世紀くらいなら十三歳でお嫁にいき、十八までこどもが生まれなければ欠陥があるとして離縁されちゃったりしていた・・・・・・というから、
1)ウサギちゃんが十三歳で初体験でもいいや。←中世の話でもないくせに
2)クロロの殿の奥方さまは婚儀のときに十七くらいだと思うのだが、当時としてはもちろんかなり遅い。やっぱりおとうさまがかわいがって手放さなかったからかな? 
とか、夢想しました。奥方さまはまあ、美人ですが変わり者(よく薬草の汁で手が汚れてたり)だったからなあ。 

 今週届いた通販カタログをお風呂で。
 やっぱりディノスのHouse Stylingは気になるものが多いなあ、でもほしいっと思うのはソファ(カウチ含む)とか椅子だから、いまさらねえ・・・・・・。ポラダのDorisとか、ミースのバルセロナチェアとか欲しい椅子っていろいろある。三億あたったら家を建てたいです。ゆっくりのんびり建築家と相談して、すこしずつ内装など決めていきます。でもまあまず宝くじ買うところからだよねー。

 二月中旬〜下旬、旅行にでることにしていて、そろそろいろんな細部を予約とかしておかなきゃと思い立ちました。飛行機と最初の滞在地ホテルは予約ずみだけど、レンタカー借りたいなとかいろいろ。それで時間をとってしまったようです。長期旅行は約二年ぶりなのでとてもたのしみ。ノートパソをしょっていく予定なので、日記は書きます。ついでに、それまでにこの日記を有料版に乗り換えて、写真なんかアップしたいですね。



2004年01月09日(金)
トヨタはイストの宣伝が好き

 段ボールを四つほど開けてみました。・・・・・・やっぱり、二種類もダブってる本があったよ! 情けなや・・・・・・。まあ、そういうときにはちいさな町の図書館に寄付です。友人が司書としてつとめているのですが、なにしろ予算がなくて本が買えないよーというので、専門書以外はいらなくなったら送っています。実際は、「いらない本」というのがほとんどないのが実情ですが。

 で探してきました。これは一冊だったー、『十二世紀の女性たち』。ジョルジュ・デュビー著。雰囲気づくりのひとつとして読んでみようと思います。最初の一章はその時代を代表すると思われるヨーロッパ女性たち−アリエノール・ダキテーヌ、エロイーズ、イズー(架空の人物もはいってるのがたのしいですね)、あと聞いたことのないマリ=マドレーヌ、ジュエット、ドレ・ダムール、フェレニスなどの名があがっていました。

 そういえばテレビを見ていて、ふと。
 Avensisって名前が好きだー。 
 と、思いました。トヨタの欧州戦略車だそうです。車としてどうかはわからないけど、とにかく名前が。ひょっとしてなにかの意味があることばかな? と思って検索。トヨタが作っている、車の命名についてのページを見つけました。
 うーん、Avensisはフランス語のavancer(前進する)から造った言葉だとか。ほかにおもしろいなと思ったのはイプサムはラテン語の「本来の」という意味←そうかー、ipso facto(まさにそれ自体、事実上)ってここから! とか、カローラは英語で「花の冠」(この単語知らなかった)、イメージ違う〜とか、ソアラも英語で「最上級グライダー」とか、まあいろいろ。おもしろかったです。

 今日「いいなー」と思ったもの。というか人。
 通勤のとき、駅まで続く長い商店街ですぐ前を歩いていた男性。三十代くらい。ダークスーツ、黒い靴、コートはステンカラーでカシミア? 濃紺、首にはバーバリー調のマフラー。背中にこぶりの長方形リュック。メガネ。にこやか、そして足どりがよかったのね。そんなに大きなひとではなかったですが、ゆるやかにゆったり、大股で。手袋が茶色で、靴とあわせて黒のほうがいいかなちょっと惜しいと思ったのですが、でもマフラーの基調がキャメルだからいいかなあと。
 でそういうときにはすかさず妄想するわけですよ。
 リュックをのぞくとかなりオーソドックスな装い。コートは膝丈だし。
 にせにうよーくのクロロンがこんなだといいかなあ、というのが最初でした。でも奴はプレゼンのときでもないかぎりちゃんとした格好はしないだろうな、いやみなの者を養うためにもかっこいいデキルびじねすまんを仕事のときには装うかな、でもするとこのリュックはだめかなーとか。
 師クラ書こうと思ってるんですがその師匠がボディガードのときにこれならいいかもと思い、しかしやはりこのリュックが(ボディガードはみたところ手ぶらじゃないか?)。
 パラレル系の男の子陛下にはやっぱりちょっと、早いと思うんだ。あの装い。くずすまでは経験がなくてまだわからないから、すごくきっちり行くのが好みです。

 ついでに言うとその通勤中にはよそ猫ちゃんも三匹目撃したし、今日は幸先よいスタートでした。

 書店では『やさしい悪魔の物語』4巻(いつもの本屋に5がなくて6に飛んでるんだけど、来週またいくまでに入るかなあ5)、ロングランだからちょっとかってみようか? と買ってみた風間宏子『ダーク・エンジェル』文庫版1巻−はそつはないけど、ずっと新刊で買うのはどうかなあ。

 今日の夕刊は映画の記事と、映画の広告だらけでした。
 ネオちん三部作完結編、前売りもあるくせにまだ行ってない。あと二週間で終わるというから、来週の火曜日にでも行こうと思います。横着者なのでこみそうな週末とか祭日は面倒くさいのです。

 夕食後、年賀状やっと全部。お返事書きました。
 明日はペーパーも発送できたらいいなと思います。そろそろ復旧でしょう、郵便も。
 それからもちろんクリスマスの話、いいかげんに・・・・・・うーん、レオクラはできるでしょう。師クラにかかるです。

 ところで、なんだか急にノートパソコンの新しいのがほしくなってしまいました。うーんうーん。



2004年01月08日(木)
リクエスト満了です。

 じつは”放置されたままだったら・・・・・・こっそり削除しておくか、うわーん”と思いはじめていた二周年記念リクエスト特集。ひとり書きこんでくださったら弾みがついたのか、あっという間に三つ揃いました。ありがとうございました! 昨夜はとにかく早く寝てしまったのですが、朝起きて掲示板を見てわが目を疑いました。嬉しかったです。レスはさきほどしてきましたv

 続き的なものがふたつ。
 ・クロクラの「百草苑」のふたりで、甘い砂糖菓子のように。指輪を使って。
 ・レオクラの「70年ロマンス」のふたりで、”肯定の言葉が欲しかっただけ”。
 それから、
 ・クロクラで、”意識という深い海”。妖しく。これはなにか既存の話に乗せるか、まったく別物にするかはまだまだわかりませんね。

 クリスマス(・・・・・・)の話を終えてからですが(今週末がんばろう)、どれかはその次に書きたいと思います。
 わたしのペースから考えて、つぎの長篇(まだまだタイトル未定のウサギちゃん話)は夏からとかかなあ。これって、ずっとつながる話なので、ある程度書きためてからアップするほうがいいような気もしています。気が長いです。

 「百草苑」は、一回プレゼント用に書いただけなのにアンケート的なことをするとタイトルをがあがる話です。クロロがクラピカの父を殺したという設定にしたことでかろうじてふたりの基本線の片鱗は残しましたが、パラレルもパラレルですねー。ただ、「うーんこれってかなーりーニセモノ」とつぶやきつつ、わたしもじつはけっこう好きです。

 なので今回リクエストをいただいて、「うわー」と思ったけどさっさといろいろ考えはじめました。
 砂糖菓子のようにあまく、だから、ふたりの出会いの話じゃないなあとか、そういえばそのへんいつかメモしておいた気がするけどどのノートにあるかなあとか。
 指輪ってずいぶん昔からあったのはわかるけど、結婚指輪という習慣はいつからなんだろう? とか。これはさっき検索してみたら、古代ローマから夫婦の契約のしるしとしてあった、とあって安心。ただし最初のころには鉄でできていたそうです。ちなみに今もっともポピュラーになってるダイヤモンドリングを贈るというのは、「15世紀の神聖ローマ帝国の皇帝マキシミリアンが、フランスのブルゴーニュ公の王女マリーと婚約したとき、愛と忠誠の象徴としてダイヤモンドが永遠の愛のシンボルとなったものである」とありました。
 どんな指輪にしようか? とかもきりがない。ルビーかな、サファイア、エメラルドもいいし。
 あまく、ということで、お忍びで城下にいくとか! よくあるけど楽しいかも・・・・・・とか、妄想大風呂敷状態です。
 もちろんわたしが乏しい知識をもとにして書くので、ちゃんとした歴史ものになるわけがないのですが、それでも一応脳内でなんとなく世界ができてると嬉しいなあと思って、さっそく図書館で『快楽の中世史』という本を借りてきました。

 5月のスパコミは9Sさんと合体で申し込みをしようと言っているのですが、9Sさんからサークルカット案が届きました。スタイリッシュだよ! ときめきです。ちなみに9Sさんの年賀トップは、とってもイヤンな絵で力ない笑いが楽しめます〜。

 図書館では『快楽の中世史』のほかに、なんと昭和35年に出版された詩集(世界名詩集大成 南欧・南米』)を。
 書店では『やさしい悪魔の物語』3巻、清原なつのの『ビューティフルライフ』(たのしいスーパーマンホームコメディです。雑誌に掲載されたときに読んでいたのでコミックスを買ってなかった『花図鑑』が3月に発売されるとあって、これも嬉しい)。グーグーちゃんをもとめて、角川の『本の旅人』をもらってきました。

 マンガ読みながら聴いたマーラーの交響曲6番好きです。とくに第三楽章です。



2004年01月07日(水)
寝てしまったのだよ。

 べつに仕事がハードだったわけではないのですが、古本屋経由で帰宅して結局惰眠をむさぼってしまった・・・・・・! というわけで8日早朝に書いています。

 買った本:川口まどか『やさしい悪魔の物語』2巻(一冊ずつ買うことにした)。マンディアルグ『イギリス人が城のなかで語る』−やっぱりこれ白水Uブックスで持ってたと思う−、カルヴィーノ『宿命の交わる城』。以上新刊書。
 古書店の100円均一コーナーで、バーネット『秘密の花園』、フェラーズ『猿来たりなば』、ヘイドン『ラプソディ』上、ソポクレス『オイディプス王』。ほかに西谷祥子『ジェシカの世界』。

 帰宅してマンガは読んで、ゆっくり入浴しながらイーガンの『祈りの海』から表題作は読んで、すこしだけ木曜日の準備をして・・・・・・寝てしまいました。ひー。

 妄想は書店ではじまりました。このあいだのチャットでも話題になった「タイトルが決まらない」周辺。No Ordinary Loveと違ってシリーズじゃなく一本の長篇だから、部分だけのタイトルをつけられなくて始動できない(気分的に)のがウサギちゃんとドクターと狂男の話。このあいだはウサギだから月関係は? などとご提案いただき、うーんうーんと考えていました。
 今日は「そうだ、『流れる』とかっていいタイトルだよなあ」(幸田文)で、「逃げる・・・・・・逃走・・・・・・「落ちゆく女」(パット・マーフィー)・・・・・・水・・・・・・」など考え、ついでにウサギちゃんと狂男の再会シーンなども妄想しました。大事なピースが抜けてる気もするが、とにかく書いていかないと埋まらない気も。クリスマスと(まだ終わってない・・・・・・ばかばか)リクエスト関係をやったら始動、だから夏くらいになるかもしれません。でも今年はこれを書きたいです。

 mさとさんのところで師クラ小説アップ、pさんのネット復帰→年末のアンケート集計結果。と、楽しませていただきました。それから仕事の準備をして、さて出かけます←8日にくいこんでしまった。

 リレー小説「薔薇の被い」、アドレス請求をしめきりました。7日までに請求してくださったかたにはなるべく早くお送りします。ありがとうございました。このあとデリートしてしまうか、それとも・・・・・・は検討中です。 



2004年01月06日(火)
多忙な日々に戻る。

 あれから年賀状を30枚ほど書きました。あと13枚・・・・・・それにしても、今日はじめて届くって。お返事じゃなくて。ひょっとして郵便事故というか、遅延なんでしょうか。
 郵便関係では、3月のHARUコミックシティの申し込みを投函。間に合うかな、一応イベントサイトではまだ受け付け中になってるけど。

 デパートでエステ。
 もちろん爆睡しましたが、つらつらと師クラなんかも考えていました。たぶん、去年のクリスマス話の続きになると思う。仕事のあいまに逢い引きなのだよ。レオリオ編も去年の続き、クロロ編も俳優さん話だから一応去年の続きです。
 アンケートは終わりましたが、たぶん半年くらい経ったらサイトにもあげると思います。6月あたりはかなり忙しいから、そのへんかな。
 ところで二周年のリクエスト、待ってます、待ってますのだよ・・・・・・!

 冬物バーゲンをしていたのでコートを見たけどやめました。いいなあと思うものは安くなってても約12万円(!)。こっそりハロッズも見に行きましたが、わたしが玉砕したきれいなブルーのコートは売れ残ったらしく値下げされていました。
 以前見て気に入ったけど「色が違う」(真紅なのです。一応、茶系で探していたので)からやめたFurlaのバッグを買いました。ちょっと光る素材で、大きさも手頃です。黒系か茶系でまとめて、ワンポイントとして持つならいいかと思います。もうふたつ、気になっていたバッグがあるのですが、SEQUOIAのは安くなってなかったし毛のボンボンがついたちょっとファンシー? なのは売れてしまったようでした。まあ、三つも買えるわけないので悩まずにすんでよかった。

 雑貨売り場で”健康足ふみ・ステッパーとしても使えるでよ”なものと、かかとの角質落としなどを買いました。美人アイテムを買えればいいのですがこういうもののほうが先決。足裏のツボを刺激するアイテムはさっそく乗ってみましたが、痛い。痛い〜。でも痛いということは参ってるという証拠だったかと。快感になるまで? 毎日乗ろう。

 あとは書籍売り場〜食料品売り場で帰宅。明日の七草がゆは不精して、おかゆとすでに準備されてる七草をいっしょにしてあたためるだけでOK! なものを買ってしまいました。
 買った本。
 イーガン『祈りの海』、南原兼『あいつはキチクな俺の奴隷』(義理とはいえあにおとと〜ものだというので、mしゃんにプレゼントしようか? と買いました!)、緑川ゆき『緋色の椅子』(2)、和月伸宏『武装錬金』(1)。そしてやじきたの載ってるミステリーボニータ。この雑誌、先月のやじきた連載開始でいつになく売れたようで、「連載回数大幅に延長!」とありました。めでたや。そしてやじきた23巻も3月25日に発売だそうです。 



2004年01月05日(月)
はうみさき星人と戸川=生理アリ=クロロ

 というのが、どうやら昨日の二周年記念チャットを象徴することばです。
 ひさしぶりに長時間、はじめておいでくださったかたもまじえて楽しくお話できました、ありがとうございましたv

「はうみさき星人」とは、クラピカ陛下萌え、とりわけあにおとと〜萌えをそのほそいからだから空中に発散させ、世界を空気感染してまわるオソロシキ病原菌持ちです。でもこれに感染すると本人は幸せ、だって超絶オレ論理が味方につくからです。周囲の迷惑は・・・・・・わかりませんが・・・・・・。

 そして「戸川=生理アリ=クロロ」は、今日の更新その2に関係しています。
1)pさんがあにおとと本(『皇帝解体』)に書いた鬼畜耽美あにおとと小説のタイトルが「さよならをおしえて」だった。
2)おおー、おフランス曲、しかしこの戸川純バージョン怖いのよ・・・・・・! と、あにおとと本を編集にきたmしゃんk〇しゃんにわたしが聴かせた。
3)今日Treasureにアップしたおふたりの合作コママンガ、殺したはずのクロロがいつまでも陛下に「スキヤキ★」と迫りまくるのですが、蘇生するときのキャプションが「ゆうれいになってもどってくる輪」。
4)このコママンガは昨日のチャット中に届いた。
5)さっそくアップしてみなさんに自慢しつつ、「ゆうれいになって・・・・・・」の話になり、戸川純の歌詞を見てもらった。阿鼻叫喚。

*ちなみに、
「たとえ大惨事が起きて濁流が走り、町中が廃墟と化しても
シェルターの重い扉を開けて アナタの名前を呼ぶ私」(一番の語り)
「たとえ私が事故で死んでも ほっとしちゃあいけない
幽霊になって戻ってくるわ アナタの名前を呼ぶために」(二番の語り)です。
 覚えてます・・・・・・! カラオケでも歌います。

しばらくしてから、クロクラの話になる。
6)pさん、クロクラを書くとわたし(青木)の偽者になるとおっしゃる。
7)いや、「さよならをおしえて」のクロロは耽美で鬼畜ですごくかっこよかったです・・・・・・!
8)そのうち、気分によってクラピカに優しかったりつらくあたったりする、まるで生理があるかのように気分屋のクロロについて話が進む。
9)というわけで、pさん作の戸川=生理アリ=クロロの活躍を待ち望む初春なのです・・・・・・! 

 もちろんほかの参加者さまがたにもいろいろとお願いとか念送ったりしてるけど圧迫する気はないので秘密です。いただいたらサイトにアップします、あるいは同人誌に鼻高々で掲載です。

 あっ忘れていました、おもに小説書きのみなさんと、
「タイトルは前かあとか」について語ったのもおもしろかったです。
 ”タイトルなしでは書き出せないくらい”(Chさん)から、”タイトルつけるの、最後になることもしばしば”なわたしまでいろいろ。いつか使いたいなあというのをメモしておいて、とりだしてつける。というお話もありました。
 
 さてー、サイト改装もまたこまかいところで。
 Favoriteの古いページが見にくいなあと思ってたので手直し。自分が書いたものじゃないからもう胸を張って言いますが、いい詩や語句ぞろいです。おいでになったことがないかたはぜひ、ご一読を。
新しいリンクにお迎えしたサイトオーナーさんにもメールを書いたり、『アメリ』のビデオ見終わってやっぱり買おうかな? まずは中古で探そう。と思ったり『向田邦子の青春』はちょっとつまんなかったなーと思いつつとりあえず読了して。

 年賀状はこれからです・・・・・・! ひー。
 明日はHARUコミの申し込みを送る予定なのですが、間に合う・・・・・・かなあ? 

 クリスマス配信はうーん、6日までに揃える! は無理でした。すみません。しかしがんばってさっきヒソクラをアップしてきました。次はレオクラです。途中までできてます。

 ジャンプ。
 ・ノヴとモラウのオフィスラヴに興味ある今日このごろ。リバがいいと思います。←書かないけど読むのは読みたい気がするよ・・・・・・!
 ・夜一さんは猫のほうがいいよー。猫ねこ!
 ・武装錬金、ジュリーかよ・・・・・・! 「片手にピストル」うんぬんはジュリーの「サムライ」の歌いだし。このマンガ、確信犯(誤用)的でけっこう好きです。



2004年01月04日(日)
12時ちょうどに更新します。←たいしたものではないですが。

 昨晩クリスマスシリーズにクロロ編(俳優さんカップル)をアップ。今日はレオリオ編にしようと思っていたのですが、やっぱり敗北しました。うーん、六日までに揃うのか不安になってきた・・・・・・。

 敗因1)寝坊した。
 2)『通販生活』が届いた。ので、ゆっくりお風呂で読みふけった。
 3)弟たちと食事→買い物にいった。これが大きいです。車に乗せてもらって、バーニーズニューヨーク横浜店へ。ここの地下にあるトラットリア・Brebis(毎回店名が気になるので今オンライン辞書で検索したら、「フランス語で雌ヒツジ」・・・・・・うーん、イタリアンだからなあ、素直にお店のひとに聞けばよかった)はちょっとお気に入りです。食材も季節のものをいろいろ工夫していて、今回はホロホロ鳥のレバーのラグーソーススパゲティなんてのを食べました。オードブルはカリフラワーのムース、メインは選択肢がふたつしかなかったのでちょっとさびしく、小羊肉。デザートの盛り合わせまで頼んだらもう苦しくなりました・・・・・・たすけてー。←自業自得。
 その後、昨日いきそびれたインテリアショップのさよならバーゲンに。アイスクリームなんかいれるガラスの小鉢が欲しかったけどガラスものはほとんどなし。以前買ったキャニスター、買い足ししてもいいなと思ったけどそれもなし。結局タオルを二セット買っただけでした。
 隣の書店で、向田邦子関係の本を二冊(『向田邦子の遺書』←読んでしまった〜敗因4)、『向田邦子の青春』)、そして梶尾真治『クロノス・序ウンターの伝説』を買いました。
 5)だしてないひとからの年賀状が43通も来た・・・・・・! やばい。

 とまあこんな感じです。
 あとはテレビでオンエアされてた『アメリ』を録画してつらつらと。楽しい。そしてまたパリにいきたし! と思う。ついでに、はじめて見たのも今回も吹き替えだから、やっぱりDVD買って小鳥のようなフランス語できこうと思いました。
 原題って『アメリ・プーランの想像を絶する運命』だったのか!「想像を絶する」としてみたのはfabuleuxで、「寓話」「作り話」「うそ」などの意味のあるfableからきてる形容詞。「途方もない」なんて訳語もあります。 

 ではまたのちほど、チャットにてお会いしましょう〜。
  



2004年01月03日(土)
がんばったような。

 ほんとうはインテリアショップの店移転バーゲンに行こうと思っていたのですが、なんだか面倒くさくなってやめました。午前中はまた箱根駅伝。走ってる選手の逸話ってだいたい家族の話だなあ・・・・・・この区間賞、彼女に捧げる! とか言っちゃだめなのかしら。

 昼食後、がぜんがんばりました。
 結実としてはクリスマスものの分岐その一、クロロ編をさっきアップ。レオリオ編は昨日の時点では今日いけそうだったのですが、クラピカ視点だとつまらない(というか、レオの家でクリスマスを過ごす話だしレオリオのほうがいろいろ考えているので)から全部書きなおししようと思ってまだできてません。
 じゃあなにをがんばったのよ? というと、サイトの改装です。
 ノリは似てるけどWelcome変えて、First of Allに使うボタンを作り直して、それから主要ページのイメージが統一できるように壁紙を探して、色違いでやりなおしました。・・・・・・でもこれって自己満足だよね。
 コンテンツそのものとしてはreverseの完結編を準備して、リンクに三件(素材サイト含む)新しくお迎えして、明日の夜のチャットのご案内を作ってきました。チャット案内だけは今日アップ。これから、二周年記念企画ページの内容を書きます。なにしろさっき弟たちから電話があって、お昼ごはん一緒に外で食べよう、という誘いがあったのです明日。好きなレストランだから嬉しいけど今はちょっと複雑だー。

 昨晩の『向田邦子の恋文』に続き、今晩はNHKの新春オペラフェスティバルとフジテレビの『古畑任三郎』を見てしまいました。
 ドラマ、両方とも楽しめました。
 『恋文』の舞台は東京オリンピック前夜の昭和三十八年。のちに脚本家・小説家として名をなし、五十代で飛行機事故にあい命を落すことになる向田邦子はまだかけだしの放送作家。レギュラー番組を何本もかかえ、ときには睡眠二時間で執筆を続けながらも、毎日のように恋人のところに通っていたそうです。
 昭和三十八年のお正月の迎えかたがどうだったか、わたしは知るよしもないのですが、お正月の準備で障子を張り替えたり、二日かけておにしめを作ったり、こどものころの記憶にうっすらと残っている習慣が懐かしかったです。そういう風俗的なたのしみももちろんだけれど、恋人の死体を発見したあと帰宅し、ものも言わずに自室で倒れこんだ邦子の姿が目にやきつきました。演出の久世光彦が主演の山口智子をすごく褒めていたのを前もって読んでいましたが、この光景には息を呑みました。まさに、”壊れた”様子が胸に迫るようでした。
 ついでに言うとこのお話、邦子を大好きだったクロネコちゃんが玄関先で待ってる→邦子が帰ってきて自室で執筆してるときにはちゃんと布団でてれーんと寝てる。など、猫ポイントも高かったです!

 オペラフェスは大好きな『運命の力』(ヴェルディ)の序曲が演奏されて嬉しかった。
 そしてさっきまで見ていた古畑さんは、スペイン語なんかのディテールもうまく作ってあって安心して見ることができました。現地人役のひとたち、せりふが多いひとはネイティヴスピーカーだといいのになあ、なんてないものねだり的注文はありますが。それにしても田村正和のあの髪形はどうなっているんだろうか。

 ではもうすこし準備なんかしてから寝ます。明日もがんばろう!
 そして明日夜10時半から、チャットにてお待ちしています。



2004年01月02日(金)
結局寝正月。

 初夢はなんだかたいしたことないものでした。物語性はあったけど、陛下もクロロンもレオも出てこないしな。しばらくごぶさたしていた友人(年賀状は書いてみた)が登場したので、電話してみよう。と思いました。

 起床8時。初洗濯などしてからのんびりごはん。箱根駅伝をまあそれなりに見て、昼寝して、お昼食べて、昼寝して夕方からわりと活動しました。といってもネットでおもしろいサイトを見つけたのでずーっと読んでみたとかですが。あ、メールは書きました。でももうすこし書かないと。ブックマークしてあるハンターサイトを巡回、閉鎖されてるところやジャンルがえしたところなどはなくなくお気に入りから削除しました。自分のところからもリンク貼りたいな! と思っているKさんのサイトの二万ヒットをまた逃したよ・・・・・・。
 その後夕食時間まではクリスマスの分岐を。クロクラとレオクラは第一稿は入力したので、これから気合いれてみます。一時間くらい。

 昨日録画しておいたウィーン・フィルのニューイヤーコンサートと、世界遺産のうち自然遺産特集その1のイグアスの滝を見ました。これは明日はメキシコだからまた録画しよう。なにしろ深夜だから。
 イグアスには一度だけ行ったことがあるのですが、ええ、どうして? と言われるほど水量がすくなく迫力不足でした。今回のビデオでは満月の夜ごくまれに発生するという虹をカメラに収める、というのが最後の盛り上がりで、その幻想的な光景にうっとり。ごくゆるやかな弧を描き、滝水のすぐうえにかかる虹。その虹が空間の仕切りのようになっていて、虹の内側と外側では空気の色が変わって見えました。

 さて、昨日の限定トップ、さきほどはずしてきました。今度は5日の二周年トップだけれどまあわたしは芸がないので、たぶん写真と配色を変えて終わりじゃないかと思います。文章の更新はreverseの完結編にしようかな。あとは企画の予定です。

 9時からはドラマ『向田邦子の恋文』を見ようかと思っています。好きな作家さんだったので。



2004年01月01日(木)
お年玉をもらったーv

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
 さて、まずは限定トップのお知らせです。のんびり起きてやっぱりサイトめぐりをしていたところ、新年のものにさしかえられているところをいくつも発見。自分のところに立ち返り、なんだか急に発奮してしまいました。
 というわけで、午後7時過ぎに「陛下とお供の乙男さんの世直し旅」的、ごくごく短いお話をリンクしてきました。24時間たったらさげますのでよろしかったらどうぞ。ああ、そういうわけで今年もおばかさんなのだー。
 レオクラ館のほうも怒濤の? 連続更新。なんと三日。今日はChさんの連載ものの続きです。こちらでもお待ちしておりまする。

 タイトルのお年玉ですが、もちろんぽち袋にお金が! というのではありませぬ。メールと掲示板書き込みとオフラインでの手紙と、そして萌え絵ですよ! いただきものはありがたく、5日の二周年のときに公開させていただきます。よいではないかの悪代官性犯罪者(対象は陛下限定)さんばんざーい! です。

 昨夜はときおり格闘技なんか見つつ(いやー曙、あっけなかった。そして曙に賭けていたといううちの弟夫婦はチャレンジャーだ、義妹はお昼ごはん程度の賭けだったというけど)基本は紅白歌合戦。11時半すぎに弟たちが来たのでそれから年越しそばなど作り、ジルベスター・コンサートのラストを聴きながら新年をむかえ、あとは飲み食いしつつジャニーズの年越しコンサートでジャニーズメドレーを見て”けっこう翼って歌うまいんだねえ”と義妹と語り、かれらが1時頃帰っていったあと年越しチャットをのぞこうと思ったら本命はオエチャで涙をのみもうひとつはなんとなく勇気が出ずに参加を見合せ、就寝2時ごろでした。

 今まではほぼしたことないんですが”ささやかに新調”をいろいろ。
 浴用&フェイスタオルをそれまでのブルーからあわいサーモンピンクのものに。就寝前に入浴したので買ったばかりのコーラルピンクの一部パンツと買い置きしてあったパジャマをおろし、ボアシーツも新品に。ついでに歯ブラシもかえました。なんか気持ちよかったー。よく寝れました。

 今日は8時半ごろ起床。午前中はネットめぐりとか作品メモとか、昨日も見ていた2003年のヒット曲ビデオをとばさずに流してJ-Friendsの"Love Me All Over"のビデオでみんなが思い思いの服装してるのを眺めどれか陛下とかクロロンに似合うのないかなあと考え、年賀状とってきてやっぱり半分くらいは返事ださなきゃ(つまり書いてない)だなあと思ったり、でした。

 お屠蘇を祝いに弟たちが来たのが1時半ごろ。帰っていったのが4時すぎで、そのあと! 発見したのでしたMTVでMovie Awardやってるのを。しかも最初の30分を見逃した〜悔しい。今日の日記のタイトルを「遅かりし、由良之助」にしようかと思ったくらいです。
 今回はどんなオープニングだったのかなあ再放送ないかなあとあとでMTVのサイトを見たら、これってほんとは8月だったのね・・・・・・どうりでノミネートされた映画が微妙に古いと思ったよ。とまあ映画に関してはやはりかーなーり遅れてしまったことが痛感されたので、この際ですから日記のタイトルも、より現実に近いものに直しました。

 MTVの賞関係はいつも笑いがたっぷりで好きだなあ。
 映画についてもユニークな賞を作ってて、「最優秀悪役賞」「最優秀キスシーン賞」、今回新設の「最優秀ヴァーチャル・パフォーマンス賞」なんかもあります。最後のやつはヨーダ 「STAR WARS エピソード2/クローンの攻撃」、Kangaroo Jack 「Kangaroo Jack」、ゴラム 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(受賞)、ドビー 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、スクービー・ドゥー 「スクービー・ドゥー」がノミネートされていたんですが、賞の紹介のときに「スクリーンを彩ってきたヴァーチャル存在たち」というので、マシュマロマン(『ゴーストバスターズ』)、グレムリン、イウォークなどに続きオチで
マライア・キャリー。
と紹介されたのにはぶはっときました。やっぱりあちらのひともマライアって作り物っぽいと思ってるのだね! ところで、去年合衆国でピザの注文のときに偽名として一番多く使われた有名人・Paris Hiltonさんもけっこうこのタイプと思うのですが。
 そして服装チェックもすこしは。Beyonceが着ていたゴールドのドレスとか司会やってたチャーミングなJustin Timberlakeの服なんかは好きでした。 

 その後は理屈なく楽しめてしまうスポーツマンNo.1決定戦をだいたいは見て、明日以降のためにウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを録画しました。

 さーて明日はメールのお返事を書いてクリスマスものの分岐をふたつは書いて年賀状を書いて・・・・・・けっこう忙しいかも?
 しかしまずは初夢です。じつは昼寝しましたがそれはカウントに入れず、今晩を初夢としたいと思います。「なかきよの」もちゃんと筆ペンで書いてもらいました、半紙みつからなかったからA4のプリンタ用紙にだけど。クロロンになって陛下と愛しあう・・・・・・いや、図々しい、陛下にお仕えする夢など見てみたいものであります。見れたら報告しますとも。