空想妄想いろいろ日記

青木カナ
MAIL

2003年01月31日(金) ■

rosa rosae

　そういえば三年くらい前、トッドオールダムのツイードのコート（ピンク系）がほしかった。でもツイードって重いんですよね、軽いコートを知ってしまうともう戻れません。今お気に入りはサザーのベージュのコートです。
　というわけで、ピンクのツイードはウサギちゃん陛下か「薔薇の被い」のクラピカさん（といってもわたしのパートはあとひとつで、コートを着ている・・・とはあんまり思えないエピソードだなあ）に着てもらおう。そうか、すると偽フィレンツェ警官４０人殺しで狂男が「おまえも気に入っていただろう」とちゃっかり（店員惨殺したあとで）ウサギちゃんに着せ掛けるというのはどうでしょうか。

　脳内は昨日の衝撃さめやらず、やっぱり団クラロリエロなのでございます・・・！わけてもあのクロロ様の横顔とすんなりした腕と指先が好きなのでございます。衣装としてはだんちょーコートじゃないけど、偽フィレンツェの話の続きであんなところ書こうかなあ・・・。
　
　仕事帰りに買った本、『乙女の湖』（キャロル・グッドマン）を一気読みしてしまいました。さすがに目がしぱしぱするよ。本文の最終ページが５５９だからなあ・・・。
　
　「死んで・・・」と過去がささやく。
　女子生徒たちが、一人また一人と死んでゆく。
　美しくも残酷な学園青春サスペンス。

という帯にひかれ、しかし分厚くて高かったのでちょっと躊躇し、おそるおそる解説を読んで買うことに決めました。謎の美しさというより、この本に描かれているはずの学園生活にひかれて。最初をちらほら読むと主人公であり語り手のジェーンは、母校でもある全寮制女子校のラテン語教員で。
　ミステリを読むのは好きですが、謎のための登場人物、というようなものは好きじゃないです。描写がこまやかで、文を読むことそのものを楽しませてくれる、そして最後に謎が解かれて納得するときにそこまでの描写が違うひかりをあてられて輝くようなもの。
　この話も、犯人は途中でわりと簡単にわかってしまったのですが、その気持ちの動きを知りたくて読み進めました。そして最後はちょっとだけどんでん返しもあってね。楽しかったです。

　それにしてもラテン語。
　大学のときに履修登録はしたけど途中でドロップアウト。だって厳しくて。そして難しくて。ちょっと後悔しています。ヨーロッパの教会とか古い絵見るときに、ラテン語がわかるとすごく世界が開けると思う。今からでも遅くないかなあ、しかし陛下愛et ceteraで手一杯だからなあ。

　「薔薇の被い」、掲示板を借りて着々とｕｒｌ送信に近づいています。明日お送りしますね。

2003年01月30日(木) ■

やっぱり次は・・・！

　昨夜のうちにヒソクラを書き上げ、リクエストしてくださったかたにｕｒｌを送りました。お返事もいただけてこれでＧＯ！となったので更新してきました。タイトルは「雨に咲く」というなんだかろまんちっく・・・。一応両思いらしいと考えつつ書いたのですがどうかな？

　そしてそして日記でも書いたｙコさんのリクエスト祭での団クラロリエロ絵！がアップされてきたのでさっそく拉致。そしてアップ。もうねー昨日は「クロクラ、ヴェネツィアで運命の出会い」のはずだったのに今日は「こりゃ一発ロリエロ書かねばいかんでしょうっ」という勢いです。ｙコさん、団長コートだと俄然優雅なんだよなあ・・・美男におわしますなあ。
　そんなわけで次回作は地下室ゆきかもしれましぇん。

　図書館から借りてきた宗左近詩集をちらほらと。とにかく、「燃える母」（空襲から逃れようと親子で走っているときに、火が移って焼死した母にささげる連作）の

　「母よ　あなたはわたしを許さないことができない」

というのが衝撃で借りてきたのでした。
　陛下にとって、どうやらひとりで村を離れているときに襲撃があったのはある意味僥倖だったのかもしれない・・・。襲撃を逃れて走りなんとかいのち拾い、というのは、すなわち陛下を逃がすためにいのちを落したひとびとの存在があるということだろうから。いや、それとも不幸か。

　じつは「浦島太郎と乙姫の約束」のような（林芙美子のパクリ）クロロ記憶喪失ネタでも次はかくべーか、様式美ね。と思っていたのですが大きく軌道修正というわけです。Ｃさんネタフリありがとうございました。じつは「幻の城」とペアで考えて却下してあったネタでした。

2003年01月29日(水) ■

愛ってさ。

　いただきものづいているわたくし。
　今日はｍきさんからのクロクラ＠ヴェネツィア絵が届き、喜んで更新してきました！どうぞみなさんも見てくださいね。

　さて、更新の他にもまずまず時間がとれたのでなんとかヒソクラを書きはじめました。会話の筋道ができてざっと打ち込み、あとは書き込んでいく作業です。決定的な表情なんかはこの時点で考えてあるけど、体勢とかはまだまだ。でも小品ですし、明日には目処がたつと思います。ちゃんと陛下もヒソカをちょっとは好きに書けてるかなあ、そこが心配。
　それと平行して参考書（ただし萌え関係）を二冊読み終わり、一冊は結局使わないことにしてもう一冊でわかったことをもとに「薔薇の被い」のリタッチなどをしてみます。ほとんどできてはいるんですが、まだ研磨が足りないような節もあるし。多大な時間と手間をかけて請求していただくので、なるべくいいもの書きたいですし。

　あんまり関係ないことですが。
　うちには猫が三匹います。雄は「黒蔵」（クロゾウと読みます、クロクラじゃないです五歳半です）といっていわゆるカラス猫、真っ黒です。去勢済みなのですがこの黒蔵を熱愛している近所の野良ちゃんが一匹。うちではミニカちゃんと呼んでいます。なにしろこのミニカちゃん、掃除なんかでガラス戸があけっぱなしになっているとうちに入り込もうとするのですが、そんなときにもすぐのところにある餌（うちの子たち用）よりも、その先にでれーーんと寝ている黒蔵のところへ直行してチュッチュするのです。愛です。
しかし黒蔵ときたらそのミニカちゃんにはもちろん・・・無視ではないのですが、それよりもうちの子たちやわたしたちのほうが好きらしいです。鷹揚にキスを受けているだけです。
　今日もわたしがのんびり雨戸を開けると、隣の家の縁側に黒蔵とミニカちゃんが並んで座っておりました。二匹はわたしと目が合うと「あっ」という顔をしたのですが（ほんとうよ）、「ごゆっくりー」とばかりすぐにガラス戸を閉めかけたわたしの目に入ったのは、一散にこちらをめざして駆け寄る黒蔵の姿でした。・・・ミニカちゃんかわいそう。

　一周年記念のリクエスト、ヒソクラの次は「陛下に一本取られるクロロ」のクロクラなのですが、リクエストしてくださったかたはじつは！師クラ～さんなのでできれば師クラでいきたいと思います。昨日ちょうど「あっ、これは師クラのネタだよね」と思ったのがあったし。
　ちょっとあのクロイひとの呪いに気をつけよう。と思った今日この頃でありました。　

2003年01月28日(火) ■

魔性？

仕事帰りにターミナルでお買い物。好きだけどしばらく行っていなかった書店が大幅に改装されていて、本選びを楽しみました。仕事関係の本をどっさりと、これは自分の楽しみ用にマンガ誌を二冊(結局惰性と化している『コーラス』と、これはわりと楽しみな『flowers』)、ホメロスの『オデュッセイア』上下、そしてなんとⅠ・地獄編およびⅢ・天国編は売り切れだと言われたダンテの『神曲』Ⅱ・煉獄編を買いました(表紙がブレイクで嬉しい)。
　『オデュッセイア』と、それから図書館で借りた『カヴァフィス全詩集』をちらちら代わりばんこに眺めているわたしはちょっとだけギリシャフェアなのかなー。

　そうそう、「難しいよー」と唸っていたヒソクラはネタをまるで変えたら一応できそう。陛下グレてます。ひょっとして魔性の美少年（このことばを書くだけでなんだか笑ってしまうんだけど）という感じなのかな。地上に置くつもりだしそんなにあからさまじゃなくて、でもエロい話にしたいなあ。これからちょっと真剣にメモしてみます。セリフの断片とかは歩きつつ考えました。
　ヒソクラで原作設定というと、どうしてもクロロとか旅団が介入してきてしまうのがわたしの脳。旅団の他メンバーはともかく、クロロとヒソカだと脳内における陛下のお相手争奪戦ではやっぱりクロロが勝ってしまうので・・・そこをどうクリアするかが問題なのです。単にヒソカに取引かなにかで抱かれているだけならそんなに難しくないけど、今回のリクエストは”クラピカもヒソカをすこしは好きで”というものだから。

　明日はすこし時間の余裕があるから、この話とか「薔薇の被い」のリタッチとかしてみたいなあ。

2003年01月27日(月) ■

ビスキルも好きさ（ぜったい書かないけど）

　あんまりハンターのこと話題になってないなあ、と思ったら一応無事に載っていました。しかしかなり白い画面。ビスケとキルアのやりとりって好き。他に言うことはないなー。ああ陛下。ってくらいです（またか）。
　
　『わたしの・・・メガネ君』の４巻がでていたので喜んで購入。蝶子さんとメガネ君の恋の行方は？　ヤバイくらいに蝶子さんラヴのメガネ君、しかしあくまでも高校生だから自分では「僕は地獄に落ちる」とか言ってるけどその陰謀もたやすい感じ。
　そんなこんなで？　またもやちょっとロリ妄想になってます。だって蝶子さんとメガネ君の身長差も萌えだし。狂男さんとウサギちゃんの初エッチ書きたいなー、難しいなー。きっと時間かかるなあ。

　小説を書くとき、はっきりとは書かないにしても一応服装についてはぼんやり設定します。そうすることで、愛撫してるなど特に、でてくる服装の端々がちょっとだけリアルになると思うから。先日は電車のなかでぼーっと大学生くらいのひとびとを眺め、陛下とかクロロンに着せたいコートを探していました。まだないけど。
　そういえば年末にｍしゃんと陛下のドレス探索ツアー＠有楽町西武、のときに見たラルフローレンのコートよかったなあ・・・アルパカ入ってて軽くて、表はミルクティ色で襟や袖口を折り返すと淡いグレイで。じつはわたしのすっごく好きなものだったのですが
　１）上代二十万円。
　２）スリムなシルエットで、きっとわたしが着るとぱんぱん。
という代物だったので助かりました。さすがに二十万円の衝動買いはできないよ。

　そんなわけで、たとえば「薔薇の被い」のクラピカさん（17歳女性）の服装はどうしようか・・・とか。ウサギちゃんは結局クロロに囲われているときにはどんな服を着せられているの？とか。考えるのは好きですが、ファッション雑誌など買わなくなって久しいこの身ではちょっと難しいのもたしか。

　このごろ「いけいけー」と思っていること。
　ｓさんの裏ページに確実にクロクラが増殖していることだす・・・！リンク３で探してね。18歳以上のかたは。

　

　

2003年01月26日(日) ■

やっぱり設定が難しい。

　さっそく「薔薇の被い」のurl請求をいただいたので嬉しいなvの今日です。

　今日は以前から予定されていた、母方の親戚の新年会（いまごろ・・・ですがうまく日程の調整ができなくて）で三浦半島の突端まで行ってきました。民宿で海の幸料理。しかし着いたときにすでにならべられていた、つまりすでに冷えきった料理がほとんどで、やっぱりふつうの料理店のほうがいいかなあ、と思ったりして。ちいさな漁港のところだったので猫がいて、残りをあげたらとても喜んでいたのが思い出。つやつやの黒猫の耳にピアスがついているのでなんだろうと思ったら、土地のひとの話によると野良に去勢・避妊をしていて、このピアスは処置済みのしるしだそうです。
　食事のあと、近くの従妹の家でコーヒーとお菓子を食べて、早めにでました。なにしろ遠いし。今日は幸運にも道が混んでいなくて、まあまあに帰宅できました。

　義妹からプリンセスゴールドをもらいました。
　市東さんの「BUD BOY」、先日出た18巻に「19巻で完結」とあって、たしかにその雰囲気濃厚。このあとは待望のやじきたになるのでしょうか？それとも、ゴールドってたとえ連載でも読み切り形式を標榜しているので、やっぱりやじきたは難しいのかな。

　そんなこんなでほぼ一日家族と一緒だったので、あやしい妄想の時間はなし。昨日コメントしたヒソクラ（の卵）も、まだまだ設定状態。どういう機会でそうなったことにしようか？
　・グリードアイランドのなかのイベント（恋愛都市アイアイみたいにね）。
　・ハンター試験のあいだのできごと（←そんなの介入するスキなかったなあ・・・）
　・クラピカがなにかの仕事の一環（その場に行くことにした人間のボディガードとか）で行く。・・・ヒソヒソはどうしてそんなところにいるのかな？
　と、まだまだ未定です。

　さてすこし仕事しないといかんですな。

2003年01月25日(土) ■

死者が帰ってくるのならば。

　予告どおりリレー小説のご案内ページをWelcome(とProduction Note)にリンクしてきました。さっそくいそいそメールチェックしてしまうがもちろんまだ来るはずもなし。会員一同お待ちしております。

　昨夜のチャットは『千と千尋の神隠し』と重なっていたせいか、最初の５分ほどロンリーでございました。もうすこしで「開始時間を遅らせて１１時にします」とか訂正しにいくところでした。・・・がそこに救いの神？が降臨なさり、その後はちらほらと増えて結局ははじめて参加のかたお二人を入れてだいたいいつもの数になりました。
　お題は一応「バレンタインデー、陛下が誰かに告白する？」だったのですが、もうかなり最初からあのひととの話に。たまには静かにしててほしいと超強力睡眠薬入りのチョコを食べさせるとか（しかし目覚めたときの「お仕置きｖ」がこわくないのであろうか）et cetera。楽しかったです。二月は２１日が最終土曜日になるのかな？

　今日てれてれとカウントダウンものを見ていたら、どうもSMAPのつよぽん主演の『黄泉がえり』の主題歌なのか？と思われる曲が上位にチャートイン。ときどき挟まれる映画のシーンを眺めているうちに、
　・心から望みさえすればほんとうに死者に会える日、あるいは場所。
というのがあったらどうだろうか？と考えはじめました。
　本来なら陛下はクルタの村のひとたち、両親とか仲間、兄弟を呼ぶだろうけれど、わたしの考えるあのかたはあまりにも自分に厳しい。自分には会う資格がないと、呼び出すことなど考えない。
　そうやって、泡沫の夢だと知りながらもまわりのみなが再会に涙するときにたったひとりで立っている姿。
　レオリオ・・・がそれを見つけることはないと思う。だって彼は健全だから、きっとなんの引け目もなく会いたいひとがいるはず。
　クロロ・・・は、きっと誰ひとりおもいだすことなんてないから陛下を見つけることはできるだろうけれど、そしてそんな姿に「やっぱりきみはオレだけのひと」と倒錯した喜び（ただし本人はわかってない）を感じるだろうけれど。
　もしもできたら、せっかくリクエストいただいた”すこしはヒソカを好きなクラピカ”のヒソクラで書いてみたいな。
　入浴中の妄想と、メモをはじめました。

　さて、映画館には行かなかった『千と千尋』、ビデオに撮っておいてさっきみました。うん、よかった。くだくだしく書いてもしょうがないのでわたしの悲しい回路についてのエピソードのみ。
　顔なし→千（千尋）に萌えたのはわたしです。だって他のひとはどうでもいいのに千だけを愛するってさ・・・！　しかしながら最後はあっさり別の場所をみつけてしまったので却下。
　もちろんハクと千尋はいいよ。愛だよ。ハクは陛下に一脈通じるものがあるなあ。

　そして途中挿入されたマトリックス２のＣＦに悶えました。ああ、かっこいいです！！
　
　某所でこっそりリク祭開催中。団倉ロリエロ、とか狂喜して書き込んだのはわたくしであります。告白。

2003年01月24日(金) ■

小栗さんはどこへ。

　リレー小説のご案内ページの用意ができました。明日の更新でリンク貼ろうと思います。みなさまからの温かい、そして共犯者意識に満ちたメール、メンバー一同お待ちしております。

　というわけで今日は空気が冴えていたなあ。そして寒かった。富士山がよーく見えました。
　仕事帰りにいつもの書店に寄ったけど珍しくなにも買わず。Vanillaの今月号やっと見つけたけど好きなものの立ち読みですませてしまいました。バランス悪くて・・・。以前から噂は聞いていたけど、今月で休刊になってしまいました。他のひとはまあいいけど、小栗左多里がこれからどこに行くのか心配～。やっと連載とか、巻頭とか取っていたのに。Young Youで出会ったひとなんだけど、今は仕事してないみたいなんです。鴨居まさねとか松田奈緒子(コーラスだけど)とかと微妙に重なるからかなあ・・・。ああいうタイプって、各誌にひとりはほしいけど二人はいらないという位置づけなのでしょうか。小栗さんのおすすめは『この愛の果てに』だよーん。『まじょてん』とかは、はじめて読むとちょっとびっくり～かもしれません。

　しかし違う書店で森脇真末味の『緑茶夢～スラン』の文庫本を発見。でてたの知らなかった。親本は一応もっているけど、今回最後に収録されていた「ピンクエンジェル」が欲しかったし、一冊にまとまっているならそのほうがいいし。古いのはほんとうに古いので捨てるべきか、それとも少女漫画の名作専門の古書店（ネットであります）にでも出してみるべきか。

　今日の妄想は一応クルタンもの。しかーしわたしの場合、クルタンというより、「クルタンもでてくるけど結局クロクラ」という感じです。以前ｍしゃんがスケッチブックに描いてくれたいぢけクルタンはうちの？クルタンの心でもあるはず。→「ままはぱぱだけが好きでクルタンはどうでもいいのだよ」・・・いや、クルタンのこと大好きだよ？ぱぱのことをもっともっと×∞好きなだけなんだよ。

2003年01月23日(木) ■

「夫の貞操の危機だからね」

　今日は一日雨。かなり寒く、途中で雪になるかと思いましたがなんとか一日もったな・・・。よかった。
　漫画ばっかり四千円弱も買ってしまいました。
　幸村誠『プラネテス』３巻、絵夢羅『Ｗジュリエット』13巻、名香智子『桃色浪漫』1・2、そして以前から気になっていた『愛と欲望の螺旋』という漫画の１・２巻を・・・！　これはいわゆるレディース、というより、女の子向けのエッチ系漫画というやつなのでしょうか。「血のつながっていない兄と妹が夜ごと体を重ねる」という帯にドキドキしまして（病気）、黒髪のおにいさんが一瞬だれかさんみたいだーとか思いまして（もっと病気）、買ってしまいした。

　この主人公の女の子が14歳というのにはちょっと驚いたなー。表紙だけみるともうすこしうえに見える。以下続巻なんですが、離れて暮らしていた母が再婚を機会にやっと迎えにきてくれて、「わたしの家」ができた～と思って喜んでいた少女のまえに双子の義兄が。そのうちベタ髪のおにいさんは何故かあっとゆーまに彼女を手込めにしてしまうのでありました。しかも最初から「おまえはオレのものだ」ってモード。そしてふたりは愛欲に溺れていくんだけど、おにいさんはそんなに遊んでいたふうでもないのに（しかしお約束で超美形）、エッチのときの爛れぐあいはかなりオヤジはいってたり・・・。縛ったり、食べ物塗りたくってみたり。
　このおにいさんのいっちゃってるぶりはまあ誰かさんみたいじゃと思ってもいいのですが、少女のけなげさとかは陛下に重ねるのは無理であるような・・・。そんなこと考えつつ読むのはたいへん失礼なことであります。

　昨日買った『きみの血を』を読了。そうか、そういう血・・・。

　で、そろそろなにか軽くて楽しいもの書きたいなあと思って、意外に大好評だったあの話の続きのメモをちょっとはじめました。今週末は忙しいからわからないけど、今月いっぱいには書けるかな。
　「勝利を祈ってキスしてね、ダーリンｖ」とノリノリのあのひとです。

　明日は金曜日ですがチャットします。陛下のバレンタインなんてお題がついてますが、もちろん最初のネタにすぎず。楽しいお話できますように、みなさんお待ちしています。　

2003年01月22日(水) ■

砂漠か海か山中

　仕事のあと都心にでて、中学時代からの友人と食事をして帰宅。会ったのが７時すぎだったのでやっぱりこんな時間（11時半近く）になってしまいました。最初はまた新名所！の丸ビルでもいくべえかと思ったけれどちょっと電話かけてみた店は三軒とも予約がいっぱいで、結局は友人の仕事場からまあまあきやすいはずのアークヒルズ（テレビ朝日があるところ）へ。しかーし、アークヒルズとは複合商業施設だったのです・・・！まあ、ヒル”ズ”だもんね。いくつかの建物があることなどすこーんと抜けていたわたしも焦ったし、友人は道に迷ったそうです。

　しかしそこは抜かりなく。約束の時間より30分ほど待ちましたが、わたしには萌えがある！しかも今日おろした煩悩ノートを取り出し、歩きつつ考えはじめていたウサギちゃん陛下とレオリオ先生のエピソードをまじめにメモしました。えーと、Ａ５で４枚ほど。ただ、実際にこのすべてを使うかというとそうじゃなくて、いろいろな選択肢（たとえば、出会いの場所は砂漠？山のなか？海辺？など）をならべて書き、続けてみて取捨選択したりするのです。
　火傷について調べてみないといけないな。それから、ウサギちゃんには男をぽーっとさせる媚薬のような香りが身についているという設定なのですが、どんな香りか考えないと。動物のメスそのもの！という匂いだとちょっと・・・だし、やっぱりここは最初のうちは妙なる花の香りという感じなのでしょうか。いっそ、その香りをかいだ男の反応だけを書き、具体的な香りの性質には触れないというやりかたもあるけどどうかな。
　など、実際に書くまでにいろいろクリアしておかなければならないことがたくさんあります。

　友人は中学～高校時代には自分でもすこし話を書いていたのですが、そして漫画もまあまあ読んでいたのですが（なんたって「笑える」といってあの『絶愛』を買ってわたしに読ませてくれたひとである）、現在はまったく・・・たぶん、普通の漫画も読んでいません。でもずっとわたしの書くものは読んでてくれるひとで、今のサイトにもそれなりに通ってくれています。
　サイトでの出会いとか驚きの話をしつつ、「ほんとうにカナさんてマメですよね」って言われるんだよ、と言ったら案の定鼻で笑っていました。じっさいわたしはマメとはほど遠い人間なんだけど、好きなこと、気を入れていることにはかなり違う振る舞いをするんだと思います。

　さて、すごくはやく着きそうだったので、地下鉄二駅分を歩いて行きました。例のボーイズラブ漫画など探しつつ。しかし。新橋というところはとにかくオヤヂ仕様の場所で、マドンナメイトの紫の表紙の本が棚４本あっても、ボーイズラブなどは今月の新刊といって二冊くらいしかないのもザラなのでした。玉砕。

　自分用には、シオドア・スタージョンの『きみの血を』と、ええいっと女性作家の書いた男性むきポルノなど買ってみました。参考になるかな。

2003年01月21日(火) ■

ベッドヘッド考察。

　在宅で仕事。とはいうもののちょこちょこメールのぞいたり（昼間に来るのは普通スパムだろうよ・・・）リレー関係の準備をしたり。ついでに、嬉しい感想をいただいたので突然「青い影」を読み返してあんぎゃー！いまごろ誤字を見つけたりしました。自分ではかなりまじめに見ているつもりなんだけどなあ。根がおっちょこちょいなので、よくこういうことがあります。しょぼーん。

　昨日書き忘れたけど、帰宅時に書店によって『レタスバーガープリーズ、ＯＫＯＫ！』の４巻（松田奈緒子）、『咲けよクリカ』（鴨居まさねの初期短編集）、『懐かしい花の思い出』（今市子の初期短編集・・・よく、森脇真末味に似てるなあと思ってたけど、初期の絵は内田美奈子にも似てる感じ）を買いました。普通は行かない書店なので、かなり真剣にエロ小説（男性用・女性用両方）の棚など睨んでみたのですがやっぱり買えなかったなあ。萌えを求めて買うというより、参考資料にしようなんていう邪道な気持ちだからでしょうか。夏からこのかた計５冊くらいは買ってるけどあんまりなあ・・・。ついでに友人の探している漫画もみてみましたがやっぱりない。どこならあるのだー。

　カーテンは美しく、調子に乗って選んだものを揃えてしまうと「ええっ」という値段になってしまいます。どうしようか・・・。まあ、実際に買うのはだいぶ先のことだからね、のんびり検討しましょう。

　そんなこんなで通販雑誌なんかをお風呂で見ていて。
　ベッドのページ。ずっと布団で寝ているんですが、ベッドに変えようかなあと思って。うえでギイギイやるとカタカタ動く鉄のベッドヘッドなんていうのはほとんどないんだなあ。普通は木材なんだなあ。
　それにしても、ベッドヘッドに棚が（しかも天井に届く感じの）ついてるなんてのを見ると、
　１）地震のとき怖そう。
はまあいいとして、
　２）エッチのときに頭ぶつけたり物がおっこってきそう。上体起こして、ベッドヘッドにもたれて・・・の愛撫とかできないじゃん？
と、突然妄想の世界にダイブするのはもう、習い性というかねえ。
　

2003年01月20日(月) ■

トリプルぷれ・・・いや、更新なのだよｖ

　ちょっと風邪がぶりかえしたか？いやいや、萌えの熱でそんなの払いのけねば！でございますわよ。

　なんと地上・地下室・クルタンを愛でる会。のトリプル更新をしてきました。地上は９Ｓさまからいただいた「ちょっと成長した陛下」（作者のｙさんは「ズンドコっ」という空耳が聞こえるというコメントでしたが、そんなそんな！わたしはおもわずドリーム小説に手を伸ばしそうでしたわよ）。地下室は昨日のいただきもの（地上にあります）の地下室バージョン。そして愛でる会にはｕさんの晴れ着くるたーん。

　というわけで、わたしは編集してアップするだけーっというちょっと情けないトリプル更新なのでした。

　地下室におかせていただいた絵は、傷ついたクロロが見た幻という解釈もできるとのこと。そういうおいしいネタをいただくとこうね、頭脳が活性化されてね・・・！
　そんなすばらしい天使(にいつのまにか)がしかも全裸でおでましになったら、たとえ棺桶に体の９９％つっこんでてもあっという間に復活し精力もりもりになりそうで怖いです。あのひと。
　しかしそこから考えつくのは、
「まだ２０歳になるかならずかで、しくじったクロロが生死の境で見た美しい天使」
→「あの緋い瞳とやわらかな肌が忘れられず天使の幻を追う日々（おい、実在してるとすでに思いこみの域？）」
→「緋色の眼を持つ一族がいるという情報、天使に会えるかもしれない」
→「違う。どれも違う。眼の色も、もちろん姿も。失意を隠して殺戮」
→「なんとクロロが夢のなかで逢った運命の天使＝クラピカはそのときに限ってクルタの里にはいなかったのだ！そしてクラピカはクロロを仇として追うことになる」
→「クロロにとっては感動の再会」

・・・また陛下ひとりが苦しむ話になるのか！！！
しかも超ありがち・・・。すばらしいイラストにふさわしくないよ。

　あっ、ジャンプ当然読みました。
　ヒソたんパワーバクハツ。ヒソ→マチとかマチ→クロとか。
　ああ陛下。ああ陛下まだ？　ああ陛下。
　な、正直なわたしでありました。

　

2003年01月19日(日) ■

コレクター魂の至福。

　昨夜は１０時からなんと朝７時まで、かなりストイックにリレーの話をしておりました。まったく無関係の話はほんとうに数えるほど・・・！こちらもかなり気合を入れているので、ごらんいただくかたもぜひ参加とか交流の気持ちをもっていただきたく、ちょっと厳しいハードルを設けて請求制にしようということになりました。詳しくは月末くらいに。

　今日はチャットでの作戦会議をふまえていろいろ手を加えたりメールしたり。
　そしてさっき更新してきました！
　リンクページ３のＡ王さんからいただいたクロクラ雨のなかの切ない抱擁であります！美しいですっ陛下！クロイひとは瀕死みたいでありながらもやっぱり満足そうです、ほんとうにこいつを不幸にするにはどうしたらいいんでしょうか。以前ｓさんの小説で読んだように、クロロが自分を愛していることを知りつつ、罰を与えるためにクロロの目の前で自殺してみせるくらいしか陛下には手はないのでしょうか。うーむー。

　そして更新したらメールがっ。
　今度は９Ｓさんからのリク絵です！というわけで明日連続更新です。せめてFavoriteを加えたいと思います。

　いま考えているのは、どれもけっこうヘビー。
　リレーの残りパートのこととか、No Ordinary Loveの１話とか最終話とか、ウサギちゃん陛下の話とか・・・。
　なんか軽く書けて軽く楽しめるもの、せめて月末までに書きたいと思います。やっぱりクルタンのシルクはかせかしら・・・あっ、それだとイマエゴの更新にならないぢゃないですか。

2003年01月18日(土) ■

Heavy Dutyを求めて。

　朝10時集合で仕事の打ち合わせ、解散（昼食もとって）13時半。それから川島織物のショールームにいきました。なかなか美しい布がいっぱい、だったのですが、「これだっ」というのがなくて。やっぱり一度フィスバを見なきゃいけないねという話になって、近々いくことに。

　今晩は例のリレー小説のメンバーで作戦会議をいたします。これで公開のしかたとか、閲覧条件（おおご大層な・・・でもいつもはエロを書かないひともいらしたりするし、でもエロのためだけの企画じゃないし、いっしょにある種真剣に遊んでくださるかただけを求めているのであります）を決定できると思います。

　帰路、友人に頼まれた漫画を探しに秋葉原へ。書泉（という大きな本屋）にいくつもりがよくわかんなくなって（と友人に言ったら嘲笑われたのですが）、結局とらのあなとアニメイトに行ったよ！・・・でもなかった。なんとなく他の本を買う気にもなれなくて、今日は珍しく外出したのに本を新しく家に持ち込まなかった・・・とおもったら、仕事の打ち合わせでもらった専門書がありました。こうして本は増えていくのであります。

　最近リンク貼ったサイトＡさんでキリバンを踏み、クロクラ切ない抱擁あるいは対決、というリクエストをしましたー。さっそく作成に入りしかもイラストの工程を公開してくださってるのでドキドキ見ています。クロクラいいなー。
　しかしながら乗せられやすいわたしは、そのサイト管理人さまがメールで「愛のわざ」を好きだとコメントしてくださったので読み返してみたり。あれって最初に書いた話だし時間もかかってるし、自分でもけっこう好きですね。三部作とかいいつつ、その３は単に愛のわざの続きのえっちのつもりだったんだけど、それだと駄目かなあ。　

2003年01月17日(金) ■

続いてはおりますが、短いです。

　「忘れ物でもしたか？　美術館にもうすこしいたかったのか」男はクラピカの頬をやわらかくつねって耳にくちづけた。「そういうことはちゃんと言え」
　この男は、ほんとうにそんなふうに思っているのか。
　テレビカメラはふたたびあの警察署のまえに来ていた。鮮やかなコバルトグリーンのポケットチーフをさしたレポーターが、早口で現場の様子を報告している。州都から科学捜査班が到着したという、ものものしさ。
　「・・・どうやって・・・」
　この男は強い、それくらい知っていた。だが相手は無抵抗のクルタたちではないのに。警察官たちはそれぞれ銃やそのほかの護身用武器を携行しているはずなのに、この男はたったひとりで？
　「オレが死ねと念ずればあれくらいの人数は一瞬で死ぬ」
　「おもうだけで・・・？」
　「そうだよ」男の手があごをくすぐり、喉をなぞって鎖骨を押す。「間に合ってよかった。ウサギだと知られたらおまえは廃棄されてしまう」
　
・・・・・

　あー、難しくなってきました。日記でさらさら書くネタじゃないですね。続きはそのうち。すこしですが狂男さん論理を読んでいただけたでしょうか。この男、クラピカが自分の意志で逃げようとしたということなんぞこれっぽっちも頭にないようです。あら、あいかわらずおつむの使い方まちがってるわ。

　このあとはもちろん（！）エッチに及ぶのですが。
　明日は午前中仕事で赤坂にいくのですが、このあいだ見た川島織物のショールームがまあまあ近くだから足をのばしてみようかなー。　　

　

2003年01月16日(木) ■

続いてません。

　上野でバレエをみてきました。久しぶり。東京バレエ団の公演で、わたしの大好きな振付師モーリス・ベジャール作品ばかり三本。久しぶりといえば、あんなに毛皮着てるひと見たのも久しぶりだなあ。ミンクとか。いい席だったうえ、すぐ前の席だけがぽっかり空いていたのでよく見えました。
　演目は東京バレエ団初演の「ギリシャの踊り」、あとは前にも見たことのある「ドン・ジョヴァンニ」、そして「ボレロ」。

　「ギリシャの踊り」は、その名のとおりギリシャの光とまぶしいまでの陽気さそして海をイメージしているだろうと思うのですが、うーん、ちょっと。うまく踊れてはいたと思うんだけど、アンサンブルも見事だったと思うんだけど、でも。というのは、やはり固さがあったからなのではないかな？まじめに振りうつしして、きっちり踊って、ひとつひとつのパは美しく決まっていたと思うけれども、その間にあふれでるはずの野放図なまでの楽しさみたいなものが足りないと思いました。まあ、今日が文字通り初演だったからしょうがないのかな。・・・じつはちょっとうとうとしました。

　あとの二作は安心して見てられるというか。「ドン・ジョヴァンニ」は姿の見えない伝説のプレイボーイを求めて女たちがそれぞれにしなを作りアピールする軽妙なもので（しかし最後にたったひとりでてきた男はパンチが足りなくてこれは不満）、そして「ボレロ」はやっぱり男性群舞がかっこよかった。ラヴェルのボレロの旋律に合わせて、まっかに塗られた巨大なテーブルのうえで踊るソリストの動きに、当初はそのまわりをコの字（ただし観客がわが空いている）に囲むように椅子に座って沈黙している群舞が、そのうち二人・・・四人・・・二人と踊りに引き寄せられてみずからも立ち上がっていって最後は約四十人の男性すべてをまきこむ熱気。
　あーでも、もはや伝説となったらしいジョルジュ・ドン、あるいはそれからナチスのＳＳの美青年将校を思わせたパトリック・デュポンがソロをやったものを見たときの衝撃には遠く及ばない。

　これって、
　１）目が肥えた
　２）年をとって感性が鈍くなった
　３）単にやっぱりそのふたりのほうがすぐれていた
などの理由が考えられるなあ。

　・・・・とまあ妄想関係はちょっとおやすみ。ではなくて、ちゃんと昨日の続きを考えておりました。でも長いので今日はおやすみ。

　昨日買ったのに書きそびれたのは東村アキコ『きせかえユカちゃん』３巻（あいかわらず飛ばしてる！スキスキ）。
　今日は岩波文庫の『ギリシャ・ローマ名言集』、去年のミステリランキング海外版１位で気になってた『飛虻の農場』、それから参考書？。

　たぶん明日は昨日の続き、というか、狂男さんビジョンの語りまたは続き。を書いてみます。

2003年01月15日(水) ■

続く。

　「気づいたか」のぞきこむ黒い双眸が誰のものなのか、一瞬わからなかった。わかるのを拒否していた。「もう大丈夫だ」
　まばたきもできず視線をはずすこともできずにただ目を見開いたままのクラピカに、男はやさしくくちびるを重ねた。
　「・・・ん、」
　当然のごとく割りいってきた舌から逃げようと首を振る。
　「怒っているのか？　迎えが遅かったから」
　迎え？
　「ここには誰も来ない」
　男はクラピカの横にうつ伏せに身を横たえ、伸ばした左手で金の前髪をもてあそんだ。
　首から下が動かない。室内に必死に視線をめぐらす。男の住居ではない。警察でももちろんない。クラピカが育った館であるはずがない。どこかのホテルか、無数にあるらしい男のアジトのひとつなのだろう。窓の外には景色がない。
　ノイズだけがある。
　いままでも耳には入っていたはずなのに聴いてはいなかった音、あの国のことばが不意に意味をもって入ってくる。
　”警察””死者””テロ””封鎖”・・・古びた建物にかけつける警察車両のサイレンと赤いランプの乱舞、立入禁止の幅広のテープのむこうのひとびとの顔、
　「ああ」男はクラピカの視線が射抜いている場所をふりかえり、かすかに笑った。「やつらは追ってはこない。ここは別の国だ」
　ニュースは唐突にスタジオに切り替わった。
　”フローリス第三分署皆殺し事件”
　テロップにはたしかにそうあった。
　”高級ブティックでの虐殺と同一犯？”と、黒い大きな字が踊った。
　「おまえはオレのものだと言ったのに」男はふん、と鼻を鳴らす。「オレたちを引き離そうとした」
　初めてでた”外”で。男は約束だからと言ってクラピカを美術館に連れていき、それから新しい服を買うのだとブティックに連れていった。サロンのソファで男がまずドレスの品定めをし、どれを試着させるか店員に指示した。サロンのすぐ裏に試着室があるのだと先導する店員に、洗面所にいきたいのだと言ってそして。
　非常階段を駆け降りた。警官が乗るバイクが反対側の車線を走ってくるのを止めて保護を頼んだ。とにかくここから遠くへと。そして連れていかれたあの建物の最上階で、クラピカは名乗りそして。
　女性と男性ひとりずつの警察官がいる部屋に電話が入る。クラピカという名前の迷子を探している、保護者だと主張する20代の男が下に来ていると。
　必死で首を振った。
　いる、と言わないで。お願いだ。
　クラピカの表情を見て、担当官は、とにかく別室に入れて素性をきいて、と指示していた。
　それから。
　それから？
　
・・・・・・・・
　とほほ。
　というわけで唐突にウサギちゃんと狂男の話、偽フィレンツェ警官４０人殺しのエピソードなんか書いてみました。実際はかなり変わる可能性があります。
　なにがとほほって、「エロを書くのじゃー」と始めたのにまだキスしかしてないことですよ！
　しかももうタイムアップなので今日の日記は唐突に、続く。で終わるのでありました。　
　　

2003年01月14日(火) ■

らぶらぶ。

　エッチ書きたいような・・・発作は続いているんですが、今日は歩いていて突然らぶらぶエッチが書きたいっという気になりました。そんなに寒いわけでもないし、すさんだわけでもないんですがどういう心境の変化でありましょうか。クロクラで・・・というとまあラブラブって言ったらSpin Offにおいてあるいろいろなシリーズだったらわりと簡単にいけるくせに（だって基本がらぶらぶの話だから。俳優さんもにうよーくのばかっぷるさんも）なんだか考えてしまっているのはシリーズのふたりです。
　ということは、やっぱりあの十日間のどっかのできごと？
　最初に思ったのは８日目の続き。
　それから、まるで初めてみたいな気持ちのクラピカさん・・・の、４日目の朝の続き（２と３の間）。
　うーんどうでしょうか・・・。書いちゃうのかなあ。ハードさは８日目のほうがきっと。だって一生懸命尽くしてくれた陛下に「今度はオレの番だね」とねっとり・・・！　４日目のほうは、事実上処○を相手にするような感じで、結局は何回もしてしまいますが気分的にはやさしく、あまり驚かないようにと。
　これもいわゆるひとつの発情期なのでしょうかわたくし。

　そういえば一時期「内なる詠唱」の続きにあたるヒソクラエッチも考えていたのですが、本編を書いたらけっこうどうでもよくなっておりました。しかしコメントをくださるかたの多くが「続きは裏ですね」と・・・！（追記：そういえば地下室の日記に自分で「続きのヒソクラエロも考えてます」とか書いてあった！ひえー記憶そーしつ）　そういわれると嬉しくなって？おもわず考えるような。しかしこれはわりと陛下かわいそうなので今のらぶらぶモードの頭にはちょっと、かな。

　今日はいろいろとカーテンを見てみました。
　スイスのスィスバはいいなあ・・・でも高いなあと思っていたのですが、係のひとがすすめてくれたエトロ＠川島織物もなかなか。しかーし気に入ったのはフィスバと１平方メートルにつき２００円しか違いませんでした・・・。これもまたキリがない世界だなあ。

2003年01月13日(月) ■

東京けんぶつ（再々）

　昨夜リレーの１を終わらせ（アップ前にちょこっと手直しはありと思いますが）いい気分で布団に入りました。とりあえずあとででてくるドレスの代案もなんとか思いついたし。
　
　近くのホテルの金券をいただいたので昼食に。ブッフェでたらふく食べてさあ適当に流して帰ろうかと思っていたのですが、なんとまた東京へ。今度は表参道から青山です。さすがに祭日なので高速もすいていました。
　まず紀伊国屋へ。やっぱりおもしろいー。二階だてのスーパーなんですが、ほんとうに食のデパートという趣です。圧巻はパスタ類かもしれません。いくつもの銘柄のパスタがフルレンジで揃っています。ソースだって、わたしの好きなペスト・ジェノベーゼだけでも四種類もおいてありました。いままで数回来たことがあるのですが、持って帰ることのおっくうさを考えてせいぜいパンを買ったくらい。今日は車だからわりといろいろ買ってみました。

　それから、秋の東京デザイナーズウィークで行って気に入ったオーダー家具店へ。家人にそこの家具を見せたかったからです。椅子を選んで木材を選んで（五種類から選べるんですが、わたしはチェリーが好き）ダイニングセットの見積もりを出してもらって、それから
　「新名所にいこう」パート２です。前回のフォーシーズンズ丸の内もそうでしたが、今回もいいかげん。カレッタ汐留というところがたしかできたはず・・・お茶くらいしようよ。と、「このへん汐留でしょ？」というところまで近づいてから１０４で電話を聞き入ってみました。駐車場への入口から実際の駐車場までどれくらい走っただろうか・・・。一車線、完全一方通行のうねうね地下道を５分？これから行くのはなんかのひみつきちかもしれないよ・・・。といいかげん不安になったころに明るい場所へ。
　そして行ってみたカレッタはさすが新名所、どっさりひとがいました。
　おのぼりさんの常でシースルーエレベータに乗って最上階へ。お茶くらいと思ったら５時からディナータイムで、結局地下のセルフサービスの店でちょっとカフェラテなんか飲んで、ケーキ買って帰宅。

　というわけで、これが事実上一日仕事だったので今日の妄想はあんまりなし。だって家族で狭い車内にいるときにエッチな妄想して変な表情になったらイヤじゃないでしょうか・・・。

　はっ、でも乙男さん＠にうよーくなんか、クラピカさんと新車に乗ってここの駐車場へいたるうねうね道をたどっていたら、「この道はどこへ続いていくんだろう？　ひょっとしてオレたちはとんでもないところへ踏み込んでしまったんじゃないか？　・・・でも大丈夫だよ、オレが必ずきみを守る」とか妄想に入ってしまうんじゃないかなあ。

2003年01月12日(日) ■

ちょっとエロースの神たまんにつつかれています。

　昨日は結局突然某おふたかたを呼び出してチャットなどしてしまい、就寝６時過ぎでした。四日連続チャットとは（もちろん他の日はもっとはやく切り上げましたが）、なんか憑いてるのかわたし？という感じでございます。今日はおとなしく寝ます。１月のチャットはえーと、２４日（金）にしようかな・・・。２６日に親族会があって、それってだいたい昼食を中心とした催しなので朝までお話してたらヤバすぎるでしょう。

　さて、更新してまいりました。
　地上はリンク三件（すてきなサイトさま揃いよｖ）と、イカスぜ中原中也。それから地下にもいただきものを。

　そんなわけで今日は半日の活動でありましたが、リレーその１を終わらせるべく書いています。だいたいできました。次はなにをしようかな・・・。じつは今日某ｍさん（それにしてもわたしのしりあいにはｍさんて多いですなー）からすてきな裏絵を見せていただき、そのお礼になにかわたくしも・・・！という気分になっているのでありました。単なるエロがすばやく書ければいいのになあ。それよりも、書きたい物語のなかに有機的に組み込める話を書けばいいのかな、たとえば狂男さんの偽フィレンツェ警官４０人殺しみたいに。

　本は、オペラガイドをちらちら。それから母からかりた、昨年のベルリン・ドイツ・オペラ来日公演『ニーベルンクの指輪』のプログラムとか、拾い読みしかしてなかった田辺聖子の源氏語りの冒頭が意外におもしろかったとか。

　ところで猫とお昼寝しているときに突然はっ！と気づいたこと。
　年末にｍしゃんといっしょにデパートを歩いて見定めたリレー小説陛下（♀）のドレスですが、あんな布のかさばるものだとエッチには激しく邪魔だよ・・・！某さんがスカートのしたに頭を突っ込むとかそういうのだったらまあいいけど（なんか『アマデウス』おもいだしたな）あんなドレス着たままエッチはなかなかつらい。どうしましょうやっぱりシフォンとかのに変えるべきか。考え直しかー。

2003年01月11日(土) ■

今晩はテレビが充実。

　さっきまで衛星放送でパナマのアボガード（直訳すると弁護士だけど、ほかに会計士なんかの仕事までかねるそうです）の活躍を、合衆国からのパナマ運河返還後のパナマ社会の新時代を絡めて取材した番組を見ていました。パナマのことって案の定運河があるよね・・・くらいしか知らなかったので、とても興味深く見ました。１０時からはテレビ東京でルイス・バラガンについての番組があるし、今晩はいろいろだなー。

　今日はおやすみなのでのーんびり起きて、ちょっとだけ原稿をしました。あとは読書。明日更新したいなーと思っていて、リンクだけだとなんとなく寂しいからFavoriteどうしようといろいろぺらぺら。中原中也ですごいのみつけたからこれにしようと思います。中也といったらやっぱりサーカスのぶらんこの揺れる音を「ゆあーんゆよーん」としたり、「海にいるのはあれは人魚ではないのです」だったり（ここからとった大島弓子の「海にいるのは」がまた読みたくなった）印象的なものがあるなあとは思っていたけど、すごい破壊力・・・！と思ったので。

　昨日からまたなんだか爆発的にエロが書きたい気分です。なんだそりゃ。でもどれにしよう・・・ネタはあるけどみんな難しいよう。なんですこーん！とエロオンリー。っていうのができないんじゃろうか・・・。

　そうだ、今日のピンチ。
　一昨日電話があって、「パソコンが壊れた。いま使ってないノートのほう貸して」といわれたときから危惧していたのですが、午後弟が突然やってきて「インターネットやらせて」ときました。そ、そんな・・・！　デスクトップにはイマエゴフォルダあるし、ＩＥには思いっきり充実してる「クラピカ」フォルダあるし、ああここに最大の敵が・・・！　まさか背後でずっと監視しているわけにもいかず、とりあえずイマエゴフォルダを仕事関係のフォルダに入れちゃったりＩＥの履歴とか消したりいろいろ。
　やっぱり使ってないノートのほう持たせてやるべきだったのかなあ。でもあれ調子悪くて、こっちに移してないしロムにも焼いてない資料とか入ってるから初期化できないし・・・。
　わたしがいるときに来るならまだしも、不在のときに来ていじられたら相当イヤです。かといって突然パスワードかけるのも変だよな・・・。普段はぜったいわたししか使わないマシンだもんな・・・。

　「内なる詠唱」で誤変換があったことをｍしゃんにおしえていただきました。ありがとう！　そして大シリアスなのに恥ずかしい・・・っ。

2003年01月10日(金) ■

看病まつり（いまごろ？）

　なんだかチャットづいているわたし。
　昨夜は大好きサイトさまのチャットをのぞき、管理人さまが足跡を残しているのでわたしもメッセージでも・・・と書き込んだら、なんとまだいらしてそこからお話に発展！他のかたがたも集まって、またもや１時・・・こんどは２０分すぎまで楽しくお話してしまいました。ひとりを除いてはじめてのかたで、でもお名前は知ってて、いやー一昨日のとはまた違うおもしろさ。今回はクロクラで盛り上がりました。またぜひお邪魔したいものじゃー。

　そこでちょっと話したことに適当に肉付けしてみました。
　・クロロのあの大きな耳飾りは、なかにあの象でもいちコローリな超強力麻酔が仕込まれている。陛下ｖを捕獲するときにちょっとこの麻酔をくちびるに塗って（自分はもう体を慣らしてある）無理やりキッス、そして陛下昏倒したところをさらってきて・・・。
　それが強力すぎて、なかなか目をさまさない陛下。でもクロロは平気、看病プレイだもんねっ。眠るお姿を眺めたり着替えさせてあげたり、胸に手を這わせたり・・・。えーと、わたしの好みとしてはハードペッティングまではいいけど挿入はやめてね。という感じです。

　など、暴走しましたすみません・・・みなさま。

　さて今日は仕事にいきつつそれなりに妄想。
　帰宅してからリレーのその１のできた分を印刷し、手を入れています。パート１はできたな。２も一応だいたいつながった。３も６割は・・・。あとはちょっと細部をそれらしくするために、香水のサイトで香りについてお勉強してみたり、の予定。そして書きつづけます。

　明日は在宅なので原稿を続け、更新したいなと思います。リンク貼るのと、地下室へのいただきものアップかな。Favoriteくらいやりたいですが。

2003年01月09日(木) ■

ウボ戦を見てクラピカに癒しと幸せをあげたいと思いました（という意見）。

　昨夜は某所で突発的に告知があったハンターチャットに参加、楽しいときを過ごしましたｖ　木曜は６時４５分起きなので普段は１２時には寝ているんですが、昨日は１時までねばってしまいました。でもしかたなく落ちました、残念。あたらしいかたともお知り合いになれて、そしていろんなクラピカ観があって「そうかー」と思ったり考えさせられたり。
　わたしは原作のＶＳウボォ戦は陛下が強くてかっこよくて大大大好きなのですが、クラピカ♀派のかたはあそこを読んで泣いたりなさったと。やっぱり人殺しはしてほしくなかった、かわいそう・・・。という意見など、いろんな読み方があるのは重々承知しているつもりではありましたが、とても面白く思いました。

　落ち着いて話せたのは、主催者さまをはじめとするメンバーのみなさんがおとなだったというのがあるでしょうね。違いは違いとして（好きなカップリングからしてばらばらでしたし）尊重し、相手の意見をきく。そんなある意味あたりまえのことがちゃんとできるって大切だなあと思いました。
　うちのチャットも和気あいあいとしていて自分では好きなのですが、くりかえしているうちにだいたいきてくださるメンバーも固まり、すると暗黙の了解というのができますよね。それはそれで楽しいしノリもすごくよかったりするのですが、また違う楽しみを味わうことができました。

　さて今日はふつうに仕事。
　帰宅時に、買いそびれていた『ヒカルの碁』２０巻（すごい、雑誌連載のときのフルカラーがばっちりそのままの色で収録されてるよー）、それからインテリア雑誌Be Sure。Be Sureの収納特集はたしかにスタイリッシュだったけどそれだけにお金も・・・というのが多くて、参考にはなるけど買い物に直結はしなさそう。第二特集のファブリックは楽しくて、カーテンなんかでちょっとぜいたくとか気分転換できるといいなあと思いました。テイスト別お部屋コーディネイト例というのがあって、わたしの好みはクールロマンティックのようでした。他にレトロモダン、フェミニン、モノトーン。

　妄想はそういうわけで・・・通勤時にはなにを考えていたんだっけ？
　とりあえずリレーのその１を週末には終えたいのでそちらを。
　それから地下室にいただきものを週末には飾りたいです。リンクも増やしたい。

　ところで一周年記念のメールフォーム、ぜひぜひご利用ください。お待ちしているのだよー。

2003年01月08日(水) ■

美女が野獣、っていいタイトルね。

　予定通り横浜美術館のヴィフレド・ラム展に行ってきました。展覧会に入るまえに、お昼を食べ損ねていたので併設のレストランでちょっとサンドイッチなど。たまたまひとつあけたテーブルに座った二人連れのひとりが美術館関係者だったらしく、独立行政法人としての横浜美術館の懐の寂しさなど力説中でした。わたしはリレー小説のご案内ページの文案などメモしていたのですが聞こえてきたところによると、以前やった奈良美智展が大ヒットしたおかげでなんとか平成１５年度の予算は潤ったが、その後の見通しはくらいとか・・・。

　で、ヴィフレド・ラム展です。
　横浜美術館は入ると大きな吹き抜けになってるんですが、わたしが入ったときにはスタッフが５名見えて客はわたしひとり。会期もほぼ終わりなのにやばいでしょうこれは。一応展示室にいくと延べ１５人くらいのお客さんはいましたがゆったり鑑賞。
　ラムは父親が中国出身、母親がアフリカ系の血を引くキューバ人でキューバで生まれ、キューバおよびヨーロッパで活動してパリで死んだ画家です。第一次世界大戦後にパリに行って当時の芸術の先端に触れたということで、初期の作品はまずは古典的なものから、マチスやピカソ(との出会いが大きかったとか)の影響を感じるものが多く、美しいとは思うけれどこれならマチスやフアン・グリスのほうが好きだなあと。
　結局わたしが気に入ったのは、特に後期に熱中したという版画の数々。それから初期だとブルトンの『ファタ・モルガナ』への挿絵。
　色彩も気になるのですが、線の美しさや躍動感、リズム感があるのがいいと思います。たとえばピカソの線画的な版画、ジャン・コクトーなど好き。

　帰りにはミュージアムショップでどっさり美術本を買って（長谷川潔の版画集を買えて特に嬉しい。あ、このひとの場合は線の美しさというより画面構成の黒さ加減が好きというか）帰宅。帰路、ランドマークタワーでバーゲンやってたのでお気に入りブランドの半袖セーターを三割引で買えてまずまず。

　あとはYoung You（うーん、キスケさんは好きだけどね）と、これはヒット！のマツモトトモの『美女が野獣』１巻を買いました。親の転勤で急遽寮生活をおくることになった主人公が出会う野獣的美女・・・とのたのしー生活。三回読みましたわ。LaLa系では樋野まつりの『めるプリ』も気になる、コミックスになったら買いたいです。

　で妄想は、No Ordinary Loveの最後のあたりをつらつらと。
　それからちょっと・・・エロいことをあいかわらず考えています。時間もないので書くのはちょっとあきらめて頭のなかでこねまわしてアヤシイ表情を浮かべるに留まっています。
　あくまでもわたしにとってですがクロクラの神髄ってとにかく「愛してはいけないひと」だから（すくなくとも陛下はそう思っている）、たとえばきょうだいで近親相姦とかいう感じでもうまくはまるんだよなー。←腐ってます。あ、いつものことですが。

　

2003年01月07日(火) ■

納豆はお好き？

　夏にお願いしていた『ダレン・シャン』の一巻がやっとやっと！返却されたという知らせがあったので借りてきました（実際、前に借りたひとの返却期限スタンプは14.7.11だった）。それと白井健策『天声人語の七年』。
　『天声人語の七年』のほうはとくに興味があるほうを拾い読み。それから『ダレン・シャン』の最初の４章くらいを読みました。

　今でも受験生は「天声人語」を書き写したりするんでしょうか？　大学時代、翻訳のクラスで天声人語の訳をさせられた思い出があるなあ。
　「天声人語」担当者には毎日山のように投書や電話があり、そのなかから特に思い出深いものなどが紹介されていますが、納豆のことを書いたときに来た、第二次世界大戦中に海軍で主計兵（軍艦の台所をあずかり、また庶務・会計のしごとをする。そういえば『海軍飯炊き物語』なんて本が家にあった気がするなあ）をしていたかたからの手紙で、

　納豆を戦艦にのせるかのせないかの判断はとっても大切。関東出身の水兵はこれがないとダメだし、逆に関西出身の水兵にとっては匂いひとつあってももう萎えてしまう。
　そこで、出身地別に戦艦を仕立て、それに従って納豆積載の有無を決めた・・・と、納豆を積んでいた船はこれこれ、積んでなかった船はこれこれ、と今でも暗唱できる。
　というのが特に印象に残りました。
　ことばへのさまざまなこだわり（筆者の、そして投書から見る読者の）も面白く、ちょっとメモでもとってみようかと思います。

　さてそれなりに仕事してるんで、今日の妄想もたいして形はありません。昨夜はリレーの１をすこし進めようと思いつつも、ここのところ脳味噌を焼いている・・・えーとエロ・・・なんか考えていました。しかし形にはなりにくいですなあ。なんたって、エロオンリー！（なぜか力説）では書けない変なこだわりがあるからです。実際に書いているときにはでてくる必要はないけどちゃんとバックグラウンドがあるのがいいみたい。すると、そのうち書きたいウサギちゃんと狂男さんの話か、それとも突然No Ordinary Loveの初期の、クロロに監禁されてた陛下の話か・・・。でもねえ。

　明日はすこしはやく仕事が終わる予定なので、そろそろ会期が終わりで焦っていた展覧会に足をのばそうと思います。ヴィフレド・ラム展＠横浜美術館。ほんとうは映画の一本もついでに見たいけど、たぶん無理だろうな。家での仕事あるし。
　

2003年01月06日(月) ■

仕事始め

　昨夜はあれから年賀状を一応終わらせ（すべて機械まかせのもので「お元気ですか」ひとつないものには返事書きたくなくてちょっと放置・・・でも出すべきなのかなあ）、ついでに借りてきたビデオで『オースティンパワーズデラックス』（しょーがないですがまあ笑えた）を見て、夜更かししてしまいました。そのまえに小澤征爾特集も見たしね。それからちょっとだけ芸術劇場でポリーニとブーレーズのコンサートの模様も見たしね。

　で、今日から仕事に復帰です。・・・いやだ・・・。が、仕方ないですね。
　
　妄想は続く。
　といっても一応、時間を縫ってなので実のある感じではないです。
　昨日からちょっと脳をアツクしているクロクラ♂のエロ・・・すこーんとエロのみでいくもんね！とかいいつつ、やっぱり二人の関係とかどうしてこうなったのかとか考えずにいられなくて。ちょっと詰まっています。原作設定だとしたら、やっぱりあれかなあ部屋を抜け出したクラピカが逃亡を計るけれど結界に阻まれ、直前までがんばるけどすごい頭痛などで倒れ吐いたりして、そこにクロロ帰ってきて。抱き上げて部屋に連れ帰りお風呂でゆっくり洗ってくれながら、
　「でかけたければオレに言ってくれればいいんだよ？　連れていってあげるから」とか優しげに。でもクラピカが逃げようとしていたと自分で暴露してしまい、そこからお仕置き。とか。・・・腐ってますあいかわらず。

　ジャンプ読みました。
　おお、これが幽助ちがったジンか。そしてレイザーも死刑囚だった・・・って、どうやってジンが助けたの？　とうとう「一坪の海岸線」を手に入れたゴンチーム。ここで別れたヒソにいちゃんにフィンクスからの連絡が入ったり、カードを手に入れたことをさっそく嗅ぎつけたボマーとの決戦が近くなったり、そろそろ。
　でも、ラストページの。
　「最終章（クライマックスとルビ）迫る！」は心臓に悪いので・・・えーと、ＧＩの最終章でしょ？そうだよね？　

2003年01月05日(日) ■

オレたちは愛し合ってる

　今日から二年目です。お正月にオープンしたわけですが、季節ネタというのもいろいろやってみたっけなあ。
　レオリオのお誕生日。
　陛下のお誕生日。
　暑中見舞い。
　ハロウィーンならぬ死者の日。
　そしてクリスマス。
　実際に経験してきた海外の祝い事などわりと使ってしまったので、二年目がたいへんかもしれませんね。同じものとかは書きたくないし。あそうか、クリスマスネタなんかは今年（もきっと同じことやってると自分では思ってるのですが）は「続き」を書くとかすればいいのかな。
　次の季節ネタはやっぱり陛下のお誕生日であります。３月は引っ越しをするのでちょっと、レオ兄さんバースディについては自分ではがんばるつもり、程度でいたほうがいいかもしれないですね。

　さて、５日になるとほぼ同時に一周年記念更新をしてきましたが、お楽しみいただけましたでしょうか？　日記まで読んでくださってるかたたちにだけこっそりいいますと、メールフォームで募集の感想およびリクエスト権、ちょっと先走りすぎたかな・・・。リクエスト権のほうは、こっそり１１番目というのを消してこようかなど考え中。そんなに「ほしい」って言ってくださるかたなんかいないんじゃなかろうか。

　チャットにおつきあいくださったみなさま、ありがとうございました！
　解散は６時でした。けっこう足など冷えたのでお風呂にもう一度入ってあったまってから就寝。１２時に起床してごはん食べてまた昼寝。と、自堕落な一日でした。９時から小沢征爾特集があるのでそれでも見ながらいいかげん年賀状のお返事を書こうと思います。いや、今日こそやりますとも。

　一応リレーパート１のメモ続き。などしていたのですが、某所の裏開通、およびクロクラ萌え活性化（いつもか？）に伴い、なんだかクロクラのエロを書きたくなっています。それも陛下男の子。よく考えたら（考えなくても）ちゃんと書いたことない気がする。狂男さん系の、陛下を拉致監禁したくせに「オレたちは愛し合ってるね」とうっとりしている男と、乱される陛下というもう
　思いっきりお約束。
　という感じですぱっと一発妄想中です。
　
　とまあ二年目においてもあいかわらずのわたくしですが、みなさまよろしくお願いします。

2003年01月04日(土) ■

東京見物その２

　８時起床、９時４０分に家を出て神社に初詣をしました。土曜日だからこんでたらどうしようかと思ったけど、それほどでもなくてほっとしたりちょっとがっかりしたり。破魔矢をお守りいただいて、おみくじ引いて（末吉だったーよ。あんまりよくない）、そこで連れと別れて丸ビルへ。けっこう時間があったので途中でお土産を買ったり、丸ビルにも早めに着きました。

　いやー、すごい人です。ショッピングゾーンのエスカレータがみっしりです。ついでに３５・３６階のレストランゾーン専用のエレベータにも列ができていて５分ほど待ちました。ショッピングのほうは、ちょっといいかな？と思ったセレクトショップがあったのと、一応コンランショップでインテリアを見たくらいで、ブティック系はあんまり好みとは合わないみたい。むしろ、丸ビル周辺のほうがなんとなく好きです。高いからあんまり買わないけど。

　今日はスペインから友人が里帰りしていて、計４名でごはん。スペインではあんまりエスニック料理食べられないから、というリクエストがあったので、ついでに新名所見物ということにしました。予約を入れておいて大正解、だってすごい行列です。話がはずみ、料理もおいしくいただき（トムヤムクンやっぱり辛いけどおいしかった、ベジタブルカレーもよかった、ついでにいうと椅子などのインテリアもよかった）、ついでに高層階からの眺めも堪能しました。その後もう少し話そうね、ということで周辺を歩いてみたのですが、やはり丸ビル効果か、５件ほどみんな行列状態。
　で、先日行ったフォーシーズンズにまた行ってしまいました。
　５時に別れて帰宅、入浴、夕食をすませたところです。

　さて原稿ですが、乙男さん＠にうよーくもできました！ゆうべのうちにできました。あいかわらずの調子ですが、もう一本がえらくシリアスなのでバランスとっていただけるかなあと。
　で今考えているのは、いつアップするかです。
　５日になった途端、というのも美しいけど、せっかくチャットしてる最中にアップなんかしたら、わざわざ来てくださるかたたちにちゃんと読んでもらえないではないですか？　ということで、自分としては５日のお昼くらいでどうかな？　という感じです。

　で、９時半からチャットです。
　特別にお題はなし。萌えを語るとかそんな感じ？　ああ、忙しいんだなあ更新もできないの無理ないね・・・と思っていたかたがじつはSEEDに転んでサイトオープンしていたなど悲しいことも多し。の今日このごろ、まだまだハンターで盛り上がりましょうっ。
　

2003年01月03日(金) ■

とりあえずできましたっ。

　「内なる詠唱」できました。ふー、やれやれ。これでちょっと放置しておいて、５日のアップまえに手を入れればオーケーかと思います。やっぱり気合が入るぶん時間もかかりました。とりあえず今のラインナップはこの話と１００質をふたつ（ひとつは乙男さんが回答）、お祝いメッセージちょーだいのメールフォーム企画、それからリンクを更新して、という感じです。でもなにしろ「内なる・・・」にはクロロ名前しか出てこないし内容暗いし、できたらにうよーくのばかっぷるさんの話でもちょこっと書けないかなあと色気をだしています。
　で、ニューヨークの１月ってどんな感じ？とネットで検索中。わが第二のふるさとスペインだと１月５日もそれなりに意味のある日なんですが合衆国ではすっかりふつうの日のようだな。これからちょこっとがんばってみますが、ダメだったら次の更新にします。なにしろ夕方弟が来て貸してくれた『ギャラリーフェイク』の特別編集版を８冊も読んじゃって、すっかり出遅れました。
　今回は写真は全部自分で撮ったもので、メールフォームのお礼ページにいる猫さまが自信作というか、猫好きなだけかも。

　明日の夜はチャットなのでとても楽しみです。年越しチャットがいろいろなところで開催されたようですが、残念ながら行けなかったし。いつもの９時半からお待ちしておりまする～。

　

2003年01月02日(木) ■

仕事はじめ・・・はどこへやら。

　ゆうべは一時半すぎまで「内なる詠唱」（というタイトルにしました、なんか耽美くさいからひょっとしてやめるかもしれないけど）を書いて、そして初夢に期待をかけて眠りました。うとうと目覚めるたびに「うーん、いまいち」と思ってはまた眠ったのであんまり覚えてないんですが、なぜか数学の教師になっていて、しかもテストの最中に教室をあけたもんだから終鈴のあと急いで回収にいったらみんなでカンニング・・・というか、おおっぴらに見せあっているのに遭遇！とかどうしようもないのばっかりでした。せっかく寝る前に無理やり「なかきよの」を筆ペンで書いてもらったのになあ。でそのしょうもない夢のどれかにゴンがでてきた気がします。陛下でもヤツでもレオでもヒソカでもなくね。

　今日はそれなりに早く起きてまたちまちま原稿です。今日やったこと。
　原稿。かなりまじめに。
　箱根駅伝の往路をわりとみました。
　昼寝。
　エロの参考になるような小説ないかなーと探していて、一応３Ｐとかでてくるのを見つけました。○さんこんどｕｒｌ教えます。
　ゆっくり入浴。
　仕事・・・は、ぜんぜん。年賀状のお返事もぜんぜん。新年にして社会人失格でしょうか。クリスマスカードに「お正月休みに会えないかな？」と書いてきてくれた中学からの親友に電話もせずに原稿やってるのは、人としてもどうなんでしょうか。・・・本当は今日中に目処をつけて、そして明日会えたらなーと思ってたんですがちょっと無理みたいです。とりあえずこの日記をアップしたら電話します。

　原稿はやっとヒソカとクラピカのシーンに入りました。これでえーと、あと三分の一というところ。どうしても必要なエピソードだから書いているけど、クロロは名前がでてくるくらい・・・呪いが怖いかも。
　そして、まあうちのサイトにおいでくださるなかには陛下よりもりょだーんのほうが好きってかたはおいでにならないとは思いますが、今回は旅団ファンのかたにはちょっと申し訳ない展開です。

　ところで。
　ノブナガが１番なのは予言詩でわかったんですけど、どこにイレズミがあるか出てますか？　もしも知ってらしたら教えてプリーズ。

2003年01月01日(水) ■

きみの名は

　あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

　さて昨日の紅白歌合戦をちらちら見て、猪木ボンバイエ！では（ボンバイエってザイール語で「やっちまえっ」とかいう意味だそうですね、ネットって便利）猫好き仲間？のボブ・サップの有志を見て、結局やってきた弟たちも含めてみんなで年越しをしました。宅配便で届いたアルポルトのイタリアンおせちはわりとおいしいのですが、量がやっぱり少ないよ、コストパフォーマンスに疑問アリであります。

　弟たちが帰ったあと、教育テレビでウィーンを島田雅彦が旅する番組と、ドレスデンを池内紀が旅するのを続けて見ました。ウィーンは１０年も前に一度行ったきり、ただし一日ブダペストに遠足した以外はずっとウィーンにいたからわりといろいろ見ましたね。番組でも紹介されていた分離派教会とか、ペスト塔とか、ここで知って大好きになったフンデルトバッサーとか、ああまたいきたいなー。ウィーンってやっぱりクロクラって感じです（またそれか）。苦しい恋をしながらカフェで合いびきするとかさ。

　今日は早起きしてパヴァロッティ＆フレンズの９９年コンサートを適当に録画しつつ見て、そして我慢できずに新年更新してきてしまいました。だってｙこさんとか、９Ｓさんとかもトップ変わってるし・・・！　といってもまだまだ原稿は終わらないので、Favoriteの更新です。名前について、対照的な詩（の断片）を二つ。ついでにけっこうまじめにProduction Noteで今年の展望とか。

　昼寝をして、夕方からはハンター原作を読んでいます。ノブナガが今回でるから。ハンターの最終試験、ヒソカが陛下に内緒話ｖの絵、ああすてき・・・！　それから前にも書いたけど、キルアの家に行こうとしてカナリアにしばきたおされるゴンを黙ってみつめるときのお顔の美しいこと。またまた、対ウボ戦のりりしさ強さ～。しかしながら、あんまりじっくり読んじゃうと

　このひとをネタにしてエロエロなことばっかり（い、いや、ばっかりじゃないと・・・一応・・・）考えてていいのか。

という、なんというかこのサイトの存在意義に関わる疑問が胸を打ちそうなので適当に。

　さーてウィーンフィルのニューイヤーコンサートをなんとなく聴きつつ、原稿の続きをしましょう。

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初日