ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




首輪デビュー
2003年08月31日(日)
ここ最近、外をウロウロほっつき歩いている長男猫クウが何度か通りすがりのヒトに「お持ち帰り」されそうになっているらしい。(1度はお隣さんが「その猫ちゃんは飼い猫ですよ」とクウを抱いていた人に声をかけてくださり、1度は母が「すみません!ウチの猫です!」と家から飛び出していったらしい。)もともと、おっとりした性格の上に、人にすぐお腹を見せる、そして逃げ足が激遅。確かに連れ去ろうと思えば簡単だし、実際外から帰宅したクウを見ると、のみ取り首輪がついていてビックリ!って事もあった。でも、ウチの方がいいと思えば、ちゃんとクウは帰ってきたし、そんなに切羽詰って「困った」と思った事はなかったのだけれど、今猫シッターに来ている母がもうたまらない!とばかりに「のらねこだと思われるから、外に出す時だけでも首輪をつけて!」と訴えてきた。
猫に首輪をつけるならば生後6ヵ月以内でないと嫌がる・・・というのを何かの本で読んだ事があったし、なんとなく人間がネクタイをしめてるよーな感じなんじゃないかなぁ・・・などと思って気がすすまなかったが、とりあえず、引っ掛かったらすぐに外れてゴムで伸縮するタイプの首輪を買ってみた。
早速つけようとすると、やっぱりクウは逃げた。「ホラ、やっぱりウチの猫はダメなんだ〜」って諦めかけた時、首輪についてる鈴の音にねこえが寄ってきた。「ん?ねこえは、つけなくてもいいんだよー」って言ったのだが、チリンチリンと鳴る首輪にじゃれて離さない。意外や意外、ねこえに首輪は好評だったのだ。でも、さすがにつけると嫌がるだろうなぁ・・・と思いつつ、つけてみるとチリンチリン鳴らしながら部屋の中を得意げにウロウロ。「ええー?!もしかして、ねこえが気に入っちゃったの?!」という意外な展開に。「苦しいだろうから、家の中ではしなくってもいいんだよ。」と外してやるとお腹を見せて「つけて、つけて」っていう風におねだりポーズでゴロゴロと転がってくる。クウにつけるはずの首輪はねこえのものになってしまったのでした・・・。
もう1本買ってきて、クウにも無理矢理つけてみたけれど、一度つけてしまうと意外と平気な様子。ねこえと違って、家の中では外していますが、これで「お持ち帰り」される事は少なくなるかも・・・。でも、結局はクウの警戒心が無さ過ぎるという所にそもそもの問題があるような・・・。(汗)そして、ねこえの首輪フェチが発覚というオマケつきなのでした。(笑)









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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