ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




美人姉妹来たる
2003年04月26日(土)
「さかり」のシーズンも一段落ついたのか、猫たちの平和な暮らしが戻ってきた。1月〜4月の間は近所のオス猫たちがさかって煩くなる。気が立っているのか、ウチの猫たちも大なり小なり喧嘩に巻き込まれる事も少なくない。
クウは何回も手ひどくノラ猫に毛をむしられて、ウチの敷地内からほとんど出なくなってしまった。ただの通りすがりの猫にも怯えて隠れる始末だ。
だいたい余所から来た猫は、ねこえファミリーの固い結束によって退散させられるのだが、最近例外の仲良し猫ができた。猫は母系家族の絆が深いらしいので、多分ねこえの親戚にあたる猫なのだろう。ハッとするくらい亡き「あんず」に似ている子猫がちょくちょくやって来る。性格もよく似ていて大人しい。しばらくすると、そのコのお姉ちゃん猫と思われる子猫も出入りしだした。このコはねこえに似た金色の目をしていて、キツネ顔。2匹とも薄い色の三毛で、ゆきやねこえに挨拶(鼻をくっつけて、お尻の匂いを嗅ぐ)して、しばらく庭で遊んでから、どこかへ帰ってゆく。誰彼かまわず、威嚇し、猫パンチを食らわせる我が家の女王様(笑)ゆきも、彼女たちには寛容なのが不思議。
「子猫には優しく」というのが猫の世界の暗黙のルールなのかもしれない。

この猫たちの事を隊長と「うすみけ1号、2号」と呼んでいたのですが、「うすみけ」ってあんまりなので「サユリちゃん」と「コナツちゃん」と名付けました。なんだか美人女優っぽいあだ名、気に入ってます。(笑)
結婚2周年に想ふ事。
2003年04月19日(土)
結婚記念日とは「入籍した日」の事を指すのか、それとも「結婚式をした日」の事を指すのか、イマイチ分からないのですが、とりあえず今日(19日)=「結婚式記念日」、明日(20日)=「入籍記念日」という事で、おめでとう、私たち。(笑)
あまり心持ちに変化がないので、2年という月日の実感が涌かないです。それでもまぁ、喧嘩もほとんどなく、仲良く暮らせているので幸せなのでしょう。
結婚前は「料理、上手にならなくちゃ」とか「掃除を完璧にしなきゃ」とか家事全般に関して、すごく気負ってた所が多かったのですが、隊長が私という人間に対して求める一番大切な所は「家事」だけじゃないっていう事を最近感じます。(だからと言って家事をサボっていい訳ではないけれど。)
隊長は、職場や親戚の間では、立場上(役職だとか長男だとか)とても厳しいスタンスに立たされています。弱味とか愚痴とか、おくびにも出さない人なので「すごく怖い人」というレッテルを貼られる事もしばしば。寧ろ、本人はその方が仕事がはかどると言っていますが、悪役になる事は大変なストレスだと思います。
時にはそっと干渉しないで自分の存在を消したり、時にはこじれた糸をほぐすように話を聞き出したり、隊長の感情部分をうまく開放する手助けをする事が、私のパートナーとしての最大の役割かもしれません。(まだまだ未熟なのですが)
「妻が、最高の飲み友達」という隊長の言葉が、私の人生最高の賛辞です。(笑)バカな話もエロな話も真面目な話も、全部コイツとしゃべるのが面白い!って思ってもらえれば大成功。
3年目の結婚生活も、上手に2人で舵取りしながら進んで行こうと思います。
アゲハ蝶
2003年04月17日(木)
夢の記録です。なんとなく頭から離れがたいので。
誰かが持っているステッキの上の静かに止まるアゲハ蝶。
「大きいなあ」と思いながら、手をのばすとフワリと黒いレースのハンカチに変身。「あれ?」と思ってステッキの持ち主を探すと、もう姿が無い。
そのハンカチをバス停(気づくと、自分はバス停にいた)のポールに結わえ付けると、またアゲハ蝶に戻って止まっている・・・。
なんだろう?陰陽師の影響かなぁ?
嫌な感じはなかったけれど、とにかく静物画の中に迷いこんでしまったような、そんな夢でした。不思議。
吐露
2003年04月16日(水)
最近、毎日突飛で込み入った内容の夢を見ます。
起きた時に徒労感が残るようなのが多いなぁ・・・。私の深層心理は何を発信しているんでしょーかね。(笑)
今日は鞍馬天狗みたいなカッコウをした藤田まことに人力車の上から握手をしてもらいました。(どこが込み入ってるんだ>>苦笑)いや、そのインパクトが凄過ぎて、それ以前の話を忘れそうだったので、エピソードを色々かき集めてみたら、なんとなく昔あったような、なかったような、そんな物語でした。
約束した時間、待ち合わせの場所に来ない惰性の恋人、そんなシチュエーションで。相手の状況を先回りして想像、言い訳も目に見えてる。来るつもりのない相手に費やそうとする時間が馬鹿馬鹿しくて、踵を返す。そんな夢。
そうやって、なんでも先回り先回り考えて黙ってるのが、やだ、って。そんなオトナぶる必要あんの?って。分かったように言われてた。
分かってないな。私はオトナぶってた訳じゃない。そんなに簡単に言い逃れさせてたまるもんですか。一生許してなんかあげないよ?結構、冷酷なんだから。それとも・・・単純に恋人の逃げ道を潰すのが楽しかったのかな?
若い時の恋人とのケンカのパターンは、そんな感じ。現在の自分から見ると、なんともイタイ。
今でも色々と黙りこんでしまうクセがあるけれど、その黙り込んでしまった闇をゴックンと内側に呑み込む技量もやっとついてきた、って感じでしょうか。
いつか堪えられず吐き出す程度の闇ならば、さっさと吐き捨ててしまえ、と思うのです。秘密や心の闇は、死ぬまで抱え込んでいく覚悟で。吐き出す言葉の分量を減らすと、色んな事が見えてくるような気がします。
成績表
2003年04月14日(月)
衣替えのため、大掛かりに押入れの中をひっかきまわしました。洋服だけに留まらず、昔の写真とかイロイロ出てくるので収集がつかなくなってきています(T▽T)
そんな中、大学の成績表を発見。4年間やってきた事がぺらーっとした薄い紙に印刷されているだけですが、なんとなく見ていたらオモシロイ。
一応、専攻はドイツ哲学な訳です。卒論もかなり王道にヘーゲル。そんなヘ−ゲリアンな私なのに「哲学」と名の付く単位は必要最低限のみ。ワケの分からない単位を結構取ってるんです。
「インドの数学」とか「ロシア語会話・上級」とか。
古代インドの数式なんて解けないですし、ロシア語なんてちっとも話せないです。上級なんてもっての他。
でも何故か、成績が「優」です。あり得ないから・・・。
ていうか、もっと専門でいい成績取ろうよ!自分!(涙)

余談ですが、一般教養の「科学史・科学論」を略して「カシカロン」って呼んでたのが、微妙に気持ち悪かった事を思い出しました。「カシカロン」ってローカル語なんだろーか?
サンダーバード
2003年04月13日(日)
わーい♪今日からサンダーバードの再放送が始まりました!
NHK教育テレビ・日曜19:00〜です☆
↓サンダーバード公式HPへGO!
http://www.tbjapan.com/
1965年にイギリスで制作されたいわゆる人形劇のSFモノなのですが、これが30年以上も前に作られたとは思えないほどのオモシロさ&技術なのです。
もちろん設定に色々ムリがあるのでツッコミ所も満載ですが(笑)、国際救助隊の宇宙ステーションやら乗り物やらが、やたらとカッコイイ!!ピンクのペネロープ号が早く見たいなぁ〜。
「2001年宇宙の旅」みたいな世界が21世紀になったらやって来ると信じていた私たちの世代には、こういうサンダーバードとか、鉄腕アトムとかってロマンなのかもしれない。。。
ロマンはロマンでしかないのか・・・悲しいかな、実際の21世紀の今を見渡すと、未だ人間は科学分明云々の発達という理想以前の問題が解決できていないのですが・・・。21世紀になっても変わらず、グチャグチャと愚かしい戦争なんかをしている醜い現実があるだけです。悲しい。









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