ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




迷走
2003年03月23日(日)
戦争がはじまった・・・
号外を旅先で受け取りました。
「大儀」ってなんだろう?
いがみあってヒトゴロシをする事に賛同するのなら、きれいな言葉なんか必要無いじゃないか。まだ日本は占領下から抜け切れていない部分が多過ぎるんじゃないか。
でも、加害者と被害者というのは本当に表裏一体なのだ。(日本だって、たった数十年前までは加害者側にいた国だったのを忘れてはいけない。)メビウスの輪のように愚かな暴力の連鎖は、続いてゆく。
それを断ち切りたいと願う、愛する家族を持つ全世界の市井の声は、いつまでも届かないのだろうか・・・。
戦争は昔話なんかじゃない、対岸の火事でもない。

世界はどこに向かっているんだろう?
人類は「迷路から抜け出すため」と言いながら、さらに険しい迷路に迷いこんでしまったような気がしてならない。
タイムマシン
2003年03月12日(水)
ぱちりとテレビをつけたら、チャゲアスの歌が耳に飛び込んできた。音楽って一番お手軽なタイムマシンだ。
懐かしんで自ら聞く事もあれば、今回みたいに突然ひっさらわれるように聞いてしまう事もある。(笑)なんたってチャゲアスの黄金期は高校生〜大学生前半だった。恋愛にせよ、生き方にせよ、青くて下手くそでどうしようもない時だ。
「もしタイムマシンがあったら、いつの時代に戻りたい?」って聞かれたら、私はたとえ「今のままの記憶と知識を持ったまま」で戻れるとしても、どこにも心底戻りたくない。振り返ると、よく自分は人生を踏み外さなかったと震撼する事も多い。もしも、どこかにパラレルワールドが存在したなら、かなりのダメ人間に落ちている自分がゴロゴロいそうな気がする。
卑屈な人間は、実は傲慢な人間だ。
剛胆な人間は、実は臆病な人間だ。
自分の殻に閉じこもりたがる人間は、実は自分を知ってもらいたがりな人間だ。
そういう事を、時には互いの内臓を掴み合うようないがみ合いを通じて、時には全速力で逃げて、分かるようになって来た。ココロを何度も壊しては、その度につぎはぎしながら、今がある。
その、つぎはぎの隙間の向こうには暗黒がいっぱい広がっていて、覗き込んだなら吸い込まれてしまいそうだ。ぞっとする。
・・・独りでいると、懐メロでついついこんな事を考えてしまう。危ない、危ない。
パタリロ!
2003年03月04日(火)
いやいや、15年ぶりくらいにパタリロの昔のを読み直してみました!めちゃ面白い〜!!
「常春の国 マリネラ」
ではじまる超マンネリな幕開けもなつかしー!!そして、未だに使ってるボキャブラリーが、かなり影響を受けている事に改めてオドロキです。(成長しろよ〜>>汗)大体「マンネリ〜!」ってのもパタリロの影響ですな。
一番ハマってた時は小6の時で、パタリロを師匠と仰いでいたものさ・・・。挨拶は勿論「はーい、お便器?(お元気?)」だったし、なんとも無邪気っす。(汗)
パタリロがまだ26巻くらいまでしか出てなかったんですが、これがクラス中大フィーバーしてて飛び交ってました。休み時間は「大富豪」してるか、パタリロ読んでるか、ってどんな小学生やねん!と突っ込みたくなります。バンコランとマライヒの×××シーンなんて、なんで小学生が分かってたんでしょーか。(滝汗)教室でエロ本を読んでるよーなもんですが、パタリロってそーゆー話だってオトナはよく知らなかったよーで誰にも咎められませんでしたわ。
最新刊の75巻を最近入手して読んだのですが、作者の魔夜峰央氏はちゃんと奥さんもいらっしゃるよーで至ってノーマルな方のようです。それにしてもパタリロ!を20年以上書いてるとゆーのはホント凄いですわ。。
今じゃタマネギ部隊の隊員ももう中年になってて、ちょっと切なくなってしまった・・・。でもパタリロはいつまでも10歳なのがサザエさん的で怖いっす。(涙)









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
感謝→HP WAZA !
素材著作権且感謝→M3