HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

silver lining - 2004年05月30日(日)

悲しみや、憎しみ、やりきれない思い、etc....
そのようなものを知らずして、
本当の意味での希望を求めることはできない、
ということを僕は思っています。

そして、希望という言葉、
あまりに沢山使われることで、
その言葉の持つ、重さ、輝き、が薄れていくことも僕は思っています。

そうした思いの中で、あえて、


"silver lining"

euphoriaの自主企画イベントのタイトルを3人で考える際に、
ここでは、はっきりと、希望に満ちあふれたものにしても良いのでは?
と考えていました。

いわば、euphoriaの根底に流れるような、思い。
それらを表向きに表すためには、
相当な強い意志、大きな責任感を必要とすると思います。

今、3人が今まで以上に団結して、歩き始めようとしています。
そんな、はじまりの過程をみなさんに感じていただけたらと思っています。











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アナログ感覚 - 2004年05月23日(日)

最近、録音をする時には、
音の入り口をとても重要に考えるようになりました。

僕の作業は主にPCの中で行うのですが、
そうした中では、今の時代、プラグインエフェクターというものを使って、
PC内部で音の加工を行うことができます。

でも、そうした過程を通過していくごとにどんどんデジタルっぽい、
冷たさみたいなものが目立ってきてしまいます。

そこで、PCに入れる前にある程度、音を作り込んでしまおうというわけです。

そこで、最近は、真空管のプリアンプを必ず通すようにしているのですが、
この音がほんとに素晴らしいのです。

で、真空管が温まるまで数分待つのですが、
この時間も、なかなか良いものです。
初めは、もっと、さっさと作業をしたいなぁ、と思っていたのですが、
でも、以外とその時間で、インスピレーションが湧いてきたりするのです。

今の時代、ほとんどがデジタルで、
あっという間になんでもできたりしてしまいます。
これは、現代人の物事の考え方などにもつながってきたりすると思います。
もちろん、そのような考え方も大切ですが、
そればかりではないのです、
ということをもっと多くの人たちが感じることができたら、
もう少しだけ、世の中が穏やかで素敵なものになるのではないでしょうか?


近頃のマイブームは、アナログ感覚です。




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星に願いを - 2004年05月14日(金)

今宵は、ひとりしんみり、アコースティックギターをつま弾いていました。
ギター一本で弾けるソロギター(伴奏とメロディーを両方弾く)
の楽譜を見ながら、ちょっぴりおセンチな気分になりながら(笑)。

今日は「星に願いを」を弾いていたのですが、
ほんとに素晴らしい曲ですね。
そして、このタイトル!、素敵すぎではありません??

邦題って、かなり微妙なものが多いと思うのですが(笑)、
この邦題に限っては、かなりのお気に入り。

あいにく、今日は、星空こそきれいではなかったけれど、
ずいぶんと心地よい、夜の時間を過ごしました。






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人の痛み - 2004年05月12日(水)

僕の回りには、

なんにも気にせず、気楽にお話できる相手もいれば、
とても気を使うし、一緒にいてお話した後、とても疲れる相手もいます。

前者みたいな人が沢山いてくれたらうれしいけど、
だからといって、後者みたいな人を憎んだりとかいうことは全くないです。

そんな僕なのですが、
でも、なんで、そうやって、
僕には、気楽にお話できる相手とそうでない人がいるのかと考えました。


そのポイントは、
ずばり、「人の痛みの分かる人かどうか」ということ、
このことを思い付いて、ちょっと頭がスッキリしました。

僕は、「人の痛み」とか、「人の弱さ」とかを、
感じることのできる人間が好きです。


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