ねろえび日記
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2015年09月30日(水) 犬どろぼう完全計画

というわけで、3日連続で映画を観に行った。
可愛いタイトルに引かれたのと、いつも読んでいる2つのエンピツの映画感想で好評価だったので。

韓流ドラマには全く興味がないけれど、韓国映画はたまに観ることがある(去年は「レッド・ファミリー」がおもしろかった) インド映画もそうだけど、キャストはもとより監督や脚本などスタッフも知らないから、先入観なしで観たままがおもしろいかどうか、なのね。そういう楽しさもある。「犬どろぼう完全計画」もおもしろかったです。

小学生の女の子が家を買うために大金持ちの飼い犬を誘拐し見つけたふりをして謝礼をせしめようと画策するお話(ざっくり)

いや〜、主人公の女の子が韓国の芦田愛菜(私が勝手に言ってる)、親友の女の子とともに、可愛いけど辛辣だけど健気なところが可笑しくて愛おしかった。

脳天気っぽいママや意外とデキる男な弟や実はいい人なホームレスのおじさんや大金持ちのおばあさんやらもいい感じのキャラで、笑ったりほろりとさせられたり。ホームレスのおじさんが結構かっこいい人だった。ヤクルト5連飲み(パックのまま全部にストローが挿してある)の使い方にオオー!

犬はシャギーっぽい毛並みのジャックラッセルテリア、可愛くて賢かった。金持ちの犬なのに案外フツーなのねと言われてた。まあ確かにゴージャスではないな。

500万ウォンが頭から離れない描写(落書きっぽいイラストが描き加えられている)が愛らしい。正に芦田プロが主演した「円卓」のテイストに似てると思った。あと、誘拐計画書の3Dイラストやピタゴラ装置風の犬の給餌システムとか、ホントに可愛くてセンス良くて、私好みだった。


2015年09月29日(火) M:I祭り

ミッション:インポッシブル祭り開催中。
録画しておいた「M:i:3(ローマ数字使えない)」と「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」をやっと見終えた(2本一気見)ので「ローグ・ネイション」を観に行った。

M:i:3〜ゴースト・プロトコル
おもしろかった。
うまいこと行きすぎーとか、うまいこと行かへんとこでうまいこと行かへんすぎーとか(どーゆー感想や)アクションと変装とかのスパイ活動が両方豪華に入っていて楽しめた。


ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション
冒頭の前回の任務、ここで惜し気もなく飛行機(の機体)に乗るヤツで、うわ贅沢!からの〜テーマ曲で、掴みはバッチリです。
前作、前々作見ててよかったわあ。ベンジーやブラントや奥さんのことがわかってて、より楽しめた。

感想が、おもしろかったとしか言い様がないので、アホみたいだけど、まあしゃーない。


思えば、45年くらい前小学生の頃「スパイ大作戦」というタイトルで放送されていたテレビシリーズが大好きだった。タイトルの「罠」という漢字が読めない頃から。何年生だ? 内容理解できてたのか? レナード・ニモイが好きで声優は納谷悟朗というのも認識していた。子どもの頃の私にとってレナード・ニモイはミスタースポックではなくスパイ大作戦の変装係の人だった。変装係だからドラマが佳境に入るとつまりは別人という状況が多かった(最後にベリッとめくると出てくる)のだが、まあいい。

今、やっと映画シリーズに追いついて(なんで今まで観なかったのよ)、カッコイイアレンジを施されたテーマ曲を耳にして、なんだか感慨深いモノがある。まあ中身は別モノちゃあ別モノなんだけどもぉ。



「キングスマン」といいスパイ映画祭りとも言えるなあ。
イーサン・ハントは期待を裏切らないできる男で、ハリー・ハートは結局のところスカタンだったんだけど色気ダダモレ男だったという。ハリーが好きです。


2015年09月28日(月) シバ〜縄文犬のゆめ〜

柴犬のドキュメンタリー映画。
映像作品としてはびみょー。メリハリないし(途中で眠くなった)
ただ、犬は可愛い、文句なく可愛い。それだけでいいような気がするほど。

上映後舞台挨拶(監督と登場したブリーダーさん)あり。
そこで聞いた話がなんかモヤモヤする一因かなあ。監督さんの自画自賛もしらけたけど、柴犬事情がなんだかなあ……。
トイプーやらヨーキーやらの可愛さがわからんと日頃ほざいている柴犬至上主義の自分が言うのもナンだが、犬種に貴賎はないやろ。
縄文犬純血主義にちょっと引く。
インブリードとカタカナで書くとなにやらカッコよさげだけど、つまりは近親交配のこと。シロウトとしては、それって大丈夫なの?と素朴な気がかりが生じるのだが。


柴犬には、大多数のタヌキ顔系とこの映画で取り上げているオオカミ顔の縄文犬系がいる。さらに保存会にも日本犬保存会とこの映画の柴犬保存会がある。
そんのへんの事情は別に深く知りたいとは思えない。ちなみにちゃらは日本犬保存会系の柴犬。
どの犬も飼い主さんと幸せに暮らせたらそれでいいと思うの。


とはいえ、映画を見ているとどの犬も可愛い。
縄文犬はよく見る柴犬よりはブサイク、というか愛嬌がない顔だち。中には柴犬というよりブルテリアに似てるコもいた。
子犬はもうたまらん愛らしい。雪の中でころんでいるコとか。
雪の山道をノーリードで照井さん(ブリーダーさん)を気遣いながら前を後ろを歩いているコ(6ヵ月)も健気で可愛かった。
お見合いの様子も微笑ましかった。
出産の様子、教えられたわけでもないのにひとりで赤ちゃんを産んで後始末もちゃんとして、えらいなあと感心(まあ人間がダメすぎるのかもしれんが)



関ジャム
「セロリ」よかった。
古田新太がすばるのことをかっこいいと言ってくれるのは非常にうれしい。


MONSTER baSH 2015
エレカシのところだけ見た。「愛すべき今日」ライブで聴くとこの前のMFより良かった。


デートSP
ダレたところもあったけど、おもしろかった。
きゅんもあり。
袴姿(+ソフト←帽子ね)のハセヒロが尚之助さまの再来のようで、ステキー!


2015年09月26日(土) 1562

発売日前日に楽天から初回・通常ともに届いていたのだが、今日やっと見た。1562だけ。本編はまだ。CDは聴いた。

うむ。わりと平熱で見た。たまに引きつつ(アイドル云々のトークとか熱唱しすぎとか)
まつげくるりん、ビューラー使ってんのか@インタビュー。
三つ編みのついたニット帽可愛いなあ。
オタは世界中におる。
お、デヴィッド・ボウイのLP! T.REXも。
ハープの師匠との練習の様子はよかった。
髪の毛があったらなあ……。



MUSIC FAIR
エレカシご出演。
この前のMステウルトラFESで歌ったのは新曲じゃなかったから、初めて聴いた「愛すべき今日」う〜ん、ぬるいタイトルにぬるい楽曲。サビの歌い上げてるところは割と好きな曲調だけれども。それも宮本っぽいというか(だって宮本作)なんか聴いたことのある感じ。ファンになってから遡って聴いた昔の曲のほうが良曲揃いって、ちょっと寂しい。



そうそう、ウルトラFESは、エレカシの他にはジャニーズの2と3を見た。
エイトは、変な柔道着の衣装にびっくら。歌も微妙(渋谷さん)だったけど、楽しそうだったからまあいいや。ズッコケだし。メンチ切ってるすばるに「チッ」と思ったけど、もう割とどーでもいい気分、興味が薄れてきたというか、勝手にやってろ的な。
Jフレ的集合がちょっとうれしかった。ケンカコントやってる。この中ではKinKiの二人はお坊っちゃんに見える。


2015年09月24日(木) キングスマン(2回目)

一応前回と違う映画館にしてみました。
今回は、ハリーは途中退場するのだと心を落ち着けて観られたので、存分に楽しめた。やっぱハリーかっこいいわあ。教会のアクション、しびれる。ここは何回でも観たい。
冒頭のランスロットのアクションや銃さばきもすごくかっこよかった。
頭花火のシーンもなかなか綺麗だと思った。
エグジーが主役なんだなと納得できた(主演はコリン・ファースなんだけども)
色んな大きさのJBも可愛かった。エグジーの懐に入ってるところとか、ロキシーとチャーリーのプードルとシェパードは脇に座って控えているのにJBはエグジーの膝の上ででろ〜んとしてたとか、充分活躍(?)してた。うん、1回目観た時はハリーと一緒でJBも途中で存在感がなくなったと思ってたけど堪能しました。
音楽も良かった。
教会の信者皆殺しのハリーは酷いけど、企んだわけではないものの事実上頭花火大会のスイッチを押したマーリンはその数十倍酷いと思うの。ということは、そういうことは気にすんなってノリなのね。
そもそもヴァレンタイン(とガゼル)は本人たちは悪いことをしているとは思ってないものね、地球を救うのだ、と。

2回観たから、WOWOWで放送される(と期待)まで持つと思う。
もしくは、特典次第でBD購入か。
コリン・ファースの出演作を見てみたいが、ハリーみたいなのはいないだろうなあ。「モネゲーム」はほとんど印象に残ってないもの。ストーリー的には「シングルマン」が見たい(公開当時気になっていたけど未見)



デザイナーベイビー
なかなかおもしろかった。
メイサちゃんのおめでた刑事ってどーなのと思っていたが、あら、いい感じ。
次回も見ます。



しんがり
証券会社の話かあ〜と思っていたが、結構おもしろかった。
キャストがいい味出してる(江口洋介はいつも通りだけど)
次回も見ます。


2015年09月20日(日) ラビリンス 魔王の迷宮/民王

民王 最終回
最後までおもしろかった。
一山越えただけで、根本的には解決していないけど、まあいいや。
特撮やらプロレスやらのネタはぽっか〜んだったけど、全体的に勢いがあって楽しいドラマだった。

菅田将暉や高橋一生を堪能しました。
エンケンや金田さんもよかった。
山内圭哉、思いのほか出番が多かったし(おじいさんが出てても脳内でニッタクン=山内圭哉だと変換してたし)
奥さんも良かったな、「青押しちゃった」と一億円の使い道がいい。泰山の「回すな!」(薙刀を)もじわじわくる。
西田敏行とエンケンの対峙はまるで「アウトレイジ」の迫力で、硬軟あわせて楽しめるなあ、と。
貝原の壁ドン顎クイ(する方)、ギュッとして頭ポンポン(される方)など、まんまと喜んでしまったよ。
たみちゃんねるも聴きました。
涙目になる菅田将暉を見て「んふふ……まあくん、可愛いなあ、んふふ……」だとー!



経世済民の男 松永安左エ門
今までに増してダイジェスト。
内容的にもキャスト的にも、もひとつ引かれるものがなかったよ。う〜ん。
伊東四朗(吉田茂)の鼻眼鏡に注目した。おお、似合う、フィットしてる。



ラビリンス 魔王の迷宮
WOWOWで放送、デヴィッド・ボウイが出ているので見た。
赤ん坊の弟を魔王ジャレス王にさらわれたサラが魔王の城に乗り込み取り返すという話。「不思議の国のアリス」っぽい冒険ファンタジー。まあ他愛ないっちゃー他愛ないお話。

人間の主なキャストは魔王のデヴィッド・ボウイとサラのジェニファー・コネリー(正統派の美少女ちゃん)の二人で、あとはマペット。ジャレス王の化身としてフクロウも出てました。

1986年制作という29年も前の映画だけど、それほど古臭さとか違和感は感じなかった。映像的には合成とかでちょいちょいアララ……なクオリティは見かけられたものの、美しくて可愛かった。美術的にはセサミストリートっぽい、マペットだし。だまし絵の壁の入口とか植え込みの迷路やエッシャーの階段はセンスが良くて好みだった。

オープニングとエンディング(同じ曲)と劇中(赤ちゃんをポーン!)でデヴィッド・ボウイの歌、いい声。
魔王のビジュアルが大変お似合いです。髪型がヘンというより、バレエタイツみたいな下半身のほうが気になった。最初の衣装(黒いロングのやつ)は好き。登場時の笑みが何とも言えぬ雰囲気があった。


2015年09月17日(木) S ー最後の警官ー 

S ー最後の警官ー 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE
サブタイトル多いな。
ドラマは一応見ていたのだが、それほど期待して映画を観に行ったわけでもない。
香椎隊長と正木とポインター3号目当てです。

香椎隊長カッコイイもんね。南朋さんがこんなにカッコイイ役でアクションも披露するなんて、貴重です。
オダギリくん悪役サマになってる。アクションでも一號と対等に戦ってる設定だし。話の内容的にも正木が主役みたい。
犬くんは防弾チョッキらしきものを装着してもらっていてホッとした。

Sのつくヤツが3つか4つあって、色々戦う。話はスケールが大きいんだかちゃちいんだか、とりあえず単純だし薄っぺらかった。
政府首脳がしょぼい。SATとSSTの出合い頭のケンカとか、子どもか!
ヘリのアクションも物足りない。

あー、「天空の蜂」観ちゃったからかな。どちらか迷ってる方には「天空の蜂」をお薦めします。

ブティック今野のマスターがラスボス。話はまだ続くのか……。

でもまあ、オダギリくんと南朋さん的にはよかったです(ポインター3号は不足気味だけど、しゃーないか)


2015年09月14日(月) 天空の蜂

観ている間は概ねおもしろいと思ってた、訴えかける大事なメッセージもあるような気がした。まあアララとかオイオイと感じる個所はいくつかあったけども。

一番気になったのは、向井理登場のエピローグ、アレ要るかぁ〜?だな。
大人になったタカヒロくんがヘリの乗り手になり人助けをしている(しかも原発に深く結びついている東日本大震災の場)というエピソードを描くこと自体は悪くないが、年老いた父親もとってつけたようにボランティアで出てくるし、この国に価値があるのかみたいな会話を交わすしで、一気に安っぽくなった。

あとは、
三島と雑賀だっけモックンと綾野剛が、結託するくだりがあっさりしすぎ。
赤嶺さんだっけ仲間由紀恵(とモックン)の背景がわからなくて、ぽか〜ん。
パジェロ爆走はあんなに長いこと必要か?
江口洋介がモックンに拳銃つきつけるシーンも、なんだコレ(ぐる〜っと回ってたし)

タカヒロくん役の男の子、よかった。
落合モトキの殉職刑事がかわいそう。
昨夜見たサトジロ刑事がここにもいた。またお前か。



その昨夜。
デスノート 最終回
そんなにおもしろいドラマだとは思わなかったが、完走してしまった。
最後まで見てみれば、あんなに腹立たしかったLよりもライトのほうが酷かった。窪田くん……。わたしの成瀬くんはどこに行った? 黒崎は? お楽は? ケイタは?(しつこい)
……まあ新境地かもしれんな。

それより映画化ですってぇ〜!
ノートが6冊て。キャンパスノート6冊パック?
松ケンLや藤原ライトは出ないんだろうしなあ。キャスト次第かなあ……。



陰陽師
見ようと思っていたのに録画予約するのを忘れていて、気が着いたら15分過ぎていた。慌てて見始めたもののいろいろと酷くて、「デスノート」が始まったら移動、脱落。


2015年09月13日(日) テレビいろいろ

小林一三 後編
おもしろかった。
サダヲが演じていると、チャーミングな人に見える。
エンディングの階段のミュージカル仕様も楽しかった。
日頃お世話になっている阪急のことがわかって、それも興味深かった。
オダギリくんと同様サダヲと滝本美織のふけメイクもなかなか上手く出来ていた。



そのまま染五郎の「鯉つかみ」@ラスベガスを見る。
なんでもかんでもCGだのプロジェクションマッピングを多用する風潮は、いかがなものかと思うけど、このチームラボの仕事は悪くない気がした。
黒子が使えず(そうなんや)、染五郎と米吉だけで「ぶっかえり」を敢行。難しいものなのねえ。いつも舞台で成功例しか観てないからなあ。
この舞台、ナマで観たら興奮すると思う。



徹子の部屋 堂本光一
VTRたっぷり。
徹子、微妙に話のやりとりが合ってない。
光一さんは「やらせてやらせて」言い過ぎ。「やらさせて」じゃないのはいいけど。

1月1日生まれの子どもの誕生会事情に大きくうなずく。ちなみにしゅ〜へ〜が初めて友だちに祝ってもらった誕生日はサークルの合宿中の二十歳の誕生日でした。



「猫侍 南の島へ行く」特番
映画のメイキング。映画と違って結構楽しめた。
北村一輝とあなごさんとさくらちゃんと(ジャックくん)の3ショットがステキ。
アニメも一部分だけど捕獲できたし。



たみちゃんねる
「民王」録画を1回目は普通の音声で見て、次に副音声で見た。
二度手間感あり。慣れてないのか、黙ってる時間が長かったしそれほどおもしろい話もしなかったしねえ。質問もざっくりしすぎてたりして下手くそかだったし。「ウラバラス」ほどではなったなあ。


2015年09月12日(土) ヨーロッパ企画 遊星ブンボーグの接近

事前に見た関連番組がゆる〜いぬる〜いぼんやりした出来だったので、あまり期待せずに観に行った。
そしたら、おおお! おもしろかった。

開演前、舞台上の大きい文房具類、セロテープとかカッターとか辞書とかからして楽しい。ちょっとチープで素朴な作りなのもまた楽し。

オープニングのアニメが、前置きを可愛く端的に紹介していて、いいなあと感心していたけど、その後のモニターの使い方も上手くて、驚き唸る。

つまりモニターの映像はクローズアップの画面で、横でリアルに演じている様子はロングの絵面。こんな風に演出するんだー、ほほー。演劇ならではのおもしろさを発揮していると思う。
ただ、私は2列目の席で近すぎた。アップとロングが自然に視界に入るもう少し後ろの席で観たかったかも。結局ほとんどモニターを観てしまった。


話の内容自体は、劇的なことは起こらないし(いや、宇宙人が自分の部屋に来てるんですけど)ほんわかしてるんだけど、ゆるいようで緻密(な気がする) ヨロ企画のお芝居はどこか品があるし。
最後のピタゴラ装置のゆるさと来たら……。


中川春樹さん、ツノの生えたシルバーの髪がお似合いで、増々ステキになられてました。


毎回思うけど、ヨロ企画ほどコストパフォーマンスの優秀なお芝居を知りません。こんなに安くてこんなに良く出来ていて、いいの? と思う。特に私は京都公演を観るのでよそより安いし。


2015年09月11日(金) キングスマン

予告編を見てめっちゃおもしろそうだったので。
眼鏡にスーツでアクションのコリン・ファースがめっぽうカッコイイ。ううっ、ヤられたって感じ。
初日初回に行ったった。


で。
おもしろかった!
んだけど、ちょっと思てたんと違〜う。
ハリー・ハート(コリン・ファース)が途中で死んじゃうなんて、死んじゃうなんて。


オープニングの爆撃された窓からクレジットが飛び散って出てくるところからワクワク。

エグジー(タロン・エガートン、新人くん)、バックで車を走らせるカーアクションお見事、義父の手下から逃げる時のパルクールみたいな身のこなしも胸のすくような動きだった。

新人訓練の様子が思いのほか楽しくて、もっと観たいかもと思った。パンフレットに項目が列挙されてて、うれしかった。一人一匹ずつ子犬を飼うエピソードも好き。

アーサー(マイケル・ケイン)とエグジーの、パグの名前JBの由来のやりとりも楽しい。
マイケル・ケインて聞くとちょっと心が踊るのだけど、なんでか理由は思い出せない。

ハリーとエグジーの、大逆転もニキータとプリティ・ウーマンも観てないのにマイ・フェア・レディは知ってる(それは知ってるんかい)も好き。


教会でのアクションシーンは、ホントに見入ってしまいました。
ハリー、カッコイイー。ダンスのように美しい。
凄絶アクションに前髪ハラリ。うううっ、ヤられた(わたしが)
でも、それが敵に操られての皆殺しだったのが、萎える。
そして、その直後にあっさり撃ち殺されてしまって、退場って。あんまりだ。
殺らなければ殺られる状況だったとはいえ、相手が狂信的集団だったとはいえ、ハリーが大量殺人てなんかヤダ。退場はもっとヤダ。
それに、わたくし、予告編で見た敵のアジトでズサーッ!や背面跳びで銃撃はコリン・ファースだと思い込んでいたのだが、実はハリーじゃなくてエグジーだったの。いくら同じような眼鏡とスーツ姿だとはいえ、お前の目は節穴か。なもんで最後の戦闘にハリーがいないのが余計にショックで。

とはいえ、観終わって翌日には、ハリーが死んでこそのエグジーの活躍だし、とか、悲劇的で哀しい死も甘美かも、とか思ったりもしている。


そう、エグジーのアクションもよかったわあ。
義足女ガゼルとの戦いも美しかった。

アクション以外でもエグジーとアーサーとの毒薬の駆け引きも見事だった。

数々の秘密兵器も楽しい。記憶消滅薬とか飲んでからスイッチ入れると効く毒薬とか、ご都合なところもおもしろく。防弾&銃器な傘もな。

マーリンも実はカッコよかった。

エグジーとロキシーは恋愛要素が皆無で友情なのが、よかった。
エグジーて硬派なのねと思っていたら、最後にスウェーデン王女とベッドインて。

「威風堂々」をBGMにエライ人々の頭が吹っ飛びまくる花火大会は、もう笑うしかなかった。わろとけわろとけ。まあこのへんのブラックさはわりとどーでもいい。

無料のSIMカードで庶民を操るところはスカイネットを連想した。


パンフレットは、「スーツ×ギャップ=萌え」とかはええから、アクションやガジェット、特撮の解説をもっと詳しく! 義足女の撮影とか。


もう1回観に行くつもり(「ジュラシックワールド」の3Dもまだ行ってないけど)
とりあえず心構えを新たにしてコリン・ファースを堪能しなくては。声もステキだ。


2015年09月10日(木) 猫侍 南の島へ行く

う〜ん、つまらなかった。ガッカリ。
今年ワースト1かも。
「進撃の巨人」はまだ前編しか観てないから判断できないし、少なくともコレよりは退屈はしないような気がするし。


ゆるくてバカバカしいのはわかってるけど(むしろ楽しみ)、話がつまらない。
つまらなさすぎて、LiLiCoの下手くそさはもうどうでもよくなってきた。

あと、玉之丞不足。女優っぷりが堪能しきれなかった。

まあ、斑目に抱かれる玉之丞、玉之丞を抱く斑目が見られたらそれでいいんだけどもぉ。
黒猫に振られたお嬢(玉之丞)は珍しいモン見たと思ったけどもぉ。

冒頭の怪しい忍者とか、安っ!と思った舟は「れんたる」、からの〜船旅の様子のアニメあたりまではおもしろかったんだけどなあ。

エンディングの「愛のメモリー 猫侍バージョン」も何だかなあ…、ちょっとイラッとした。たぶん本編がおもしろかったら大ウケしたと思うけど。

「我が道よ」(←好き)が聴けなかったのも残念。


2015年09月06日(日) TEAM NACS 「悪童」千秋楽ライブビューイング

古沢良太の脚本なので観たかったものの大阪公演のチケットを取りそびれたが、ライブビューイングに行けました。

おもしろかった!
古沢っぽかった。話が転がる転がる。伏線→回収。最後は明るい感じで締める。
NACSの5人も良かった。
芝居以外では、ヤスケンの横顔が綺麗だったのが印象的。

カーテンコールで、古沢良太とマギーが登壇。おおー。古沢良太は飄々とした雰囲気の青年でした。そしてお茶目。

ライブビューイングという形式もおもしろかった。違和感なく楽しめたし、カーテンコールでのトークではNACSメンバーがちゃんとアピールしてくれた(ライブビューイング参加者は3万人!)




可愛い動物いろいろ。
ペットの王国
メガネカイマンのカイマンくん(33) めっちゃ可愛い。
普通の家にワニがいる、町にワニがいる、可笑しい。
お父さんと仲良し、可愛い。
水から出たくなくて後ずさりするカイマンくん、スケボーに乗せられて移動するカイマンくん。噫、可愛い。

まあこういう特殊な動物を人間の都合で飼うのってどーよってひっかかりもあるのだけど、カイマンくんの場合は、売れ残ってたのをお父さんが引き取って30年以上も可愛がって育てて懐いているんだから、いいやんと思う。これはこれであり。



ダーウィンが来た!
カナダハドソン湾のホッキョクギツネ
アルプスのアカギツネは可愛いと思ったのだが、この番組のアカギツネはホッキョクギツネの敵で子どもを襲うので憎い(流されやすいわたくし)
ホッキョクギツネ、可愛いなあ〜。


2015年09月04日(金) 展覧会はしご

ルーブル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ
主目的は同じ館(京都市美術館)で開催中のマグリット展なのだが、こちらのほうが混みそうだったので、まず先に入った。
キレイだけど退屈かもしれんな〜と侮っていたわたくしをお許しください。

初っ端のコーナーのジョセフ=マリー・ヴィアン作「アモルを売る女」にドギモ抜かれたワ〜。周囲の人々が冷静なのが不思議で不思議で。
アモル=クピド=キューピッドなのだけど、それを籠に入れて売りに来ている図。羽根を摘んでぶらぶら〜。
キューピッドを売るの? てかどこでどうやって捕まえた? 女がまたフツーの姿、野菜売りとかみたいな。朝採りアムル? 籠に蓋がないけど羽根があるのに飛ばないの? 1羽(1匹?)ぐったりしてるし。こういう図柄って流行っていたの? 他にも同じ題材の作品があるのかしらん、気になる。おもしろすぎる。
気になって調べてみた。ふむふむ。ま、自分で勝手に想像してるのもオツだった。

あと印象に残ったのは、
一応目玉作品のフェルメール作「天文学者」
「狩人としての画家の自画像」「物乞いの少年」「サテュロスと農夫」「割れた水瓶」「象狩り」「猿の画家」などなど。
抜歯屋は「スウィニー・トッド」を思い出した。

おもしろかった!



次は隣のマグリット展。
前に来た時も観たなあ……。変わらず好きだ。
以前の図録や200枚くらいポストカード持っているけど、初めて観る作品も沢山あって、あー楽しかった。
「アルンハイムの地所」の卵2個か3個問題(絵とキャプションが合ってない)が気になったけど、調べて解決した。



キーヤンコレクション 檜舞台 琳派ロック
あーはいはい、楽しそうね←ご本人が。



ART×絵本
絵本だから綺麗で楽しい絵がほとんど。
ショーン・タン、モノクロで精緻で可愛い、かなり好みの画風。酒井駒子、荒々しいタッチで可愛い。



ぶらぶら美術・博物館
うらめしや展、おもしろかった。圓朝コレクション中心としたお化けの絵。
松岡映丘の「伊香保の沼」で締め。おお〜。




経世済民の男 小林一三 前編
なかなかのひどい男(社会人としても会社員としても男としても)なのに、妙に憎めない一三、サダヲがいい感じに演じてました。阪急電車って身近だから気になる。

おばばが、一三のことを貧乏ではない貧乏くさいと言い放った場面、よかった。


2015年09月02日(水) あの日のように抱きしめて

1945年ベルリン、歌手で資産家のネリーは顔に大怪我を負いながらも強制収容所から生還し、顔の再建手術を受ける。彼女の願いはピアニストだった夫ジョニーを見つけ出すこと。ネリーとジョニーは再会するが、容貌の変わったネリーを妻だとは気づかないジョニーは亡くなった妻になりすましてくれ遺産を山分けしようと持ちかける……。

というお話に、わたなべまさこの「ガラスの城」的おもしろさを嗅ぎ取って、観にいった。

邦題がチケット購入時に(対面販売)口にするのが憚られる羞恥タイトル。原題は「PHOENIX」(ネリーとジョニーが再会した場所、ジョニーが働いていたバーの名前) これ、もしくは「スピーク・ロウ」でよかったんじゃないの。


うむ。う〜ん。
辛気くさかった。

いや、それなりにおもしろかったのだが、展開がなんだかイラッとした。もにょもにょした感覚がいかにもミニシアター系のヨーロッパ映画(ドイツ)

なんでこんなクズのデブ男に執着するのか。複雑な女心は理解できない。
筆跡模倣とかホメられたけど、フフン、本人やわい!な感じでエッヘン(したのは私で、ネリーの反応はいまいちぼんやり)

財産狙いのなりすまし(本人だけど)以外にも、夫は妻をナチに売ったのか的な謎もあるのだが。さらにネリーの女友だちのレネのパレスチナに(ネリーのお金で)ユダヤ帝国建設熱望からの〜自殺という件がかなりキてるので、そっちのほうが気になった。同性愛的片思いてこと? ネリーどんだけ金持ちなのよ。

とはいえ、ラストシーン、ジョニーのピアノでネリーが「スピーク・ロウ」を歌う場面はすこぶる良かったです。
ただ、観終わってから「スピーク・ロウ」の曲を反芻しようとしても、KinKiのそれしか浮かばない。




ワイルドライフ
アルプス(イタリア)の動物の一年。
崖を軽やかに走り回るヤギの仲間アイベックス、アイベックスを襲うイヌワシ。
他、スズメフクロウ、アカギツネ、オコジョ、マーモットなどなど。おもしろかった、可愛かった。




関ジャム
YOSHIKI様ときゃりーぱみゅぱみゅ。
まあまあおもしろかった。ラーメンとか料理はどーでもよかったが。
YOSHIKIのドラムが凄いということはわかった。大金持ちということもわかったが、なんでそんなに金持ちなのかという素朴な疑問も湧いた。

「FOREVER LOVE」見ている方も緊張した。
歌い次いでいくそれぞれのソロパートはよかったと思うけど、コーラスがいまいちだったような気がする。あの部分はすばるのボーカルだけのほうがすっきりしたかも。

「ファッションモンスター」ヒナクラのダンス、楽しかった。大倉くんがきゃりーが涼しそうな顔で歌い踊ってるって言って感心した風にしてたけど、逆に、全力で歌ってるわけでもないし振付けがバックより少なめだし〜と思ってしまった。




最近、女子バレーを見ております。
野球にもサッカーにもテニスにも、スポーツ全般興味のないわたしだが、たまたま夕食の友に(他に見る番組がなかったので)見たら、あらおもしろい。
全部見てるんちゃうかな。試合後のポンコツインタビュー含めて楽しめる。あのコたち、試合ではあんなに凄いしカッコイイのに、コメントのポンコツさと来たら(インタビュアーの質問もそんなに上手くないが)

選手の名前も憶えました。宮下選手と長岡選手がお気に入り。


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