浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2005年03月21日(月) マレーシアGP決勝

くーつーじょーくー!...と低音でドスをきかせて唸ってみる。
いや、跳ね馬さんとかBSさんとかホンダさんとかね、レース眺めながら唸ってたんではないかなー、と思うてさ。去年の姿がウソのような、この順位変動ぶり。だってほら、跳ね馬さんとザウバーさんの予選の位置とかさ。赤牛さん(去年の猫だよ、猫!)に跳ね馬さんが追い抜かれたりするしさ。
まあ、まだシーズンは長いさ。いつか雪辱をそそぐのだ、ベイベー。
...と、バトル好きのワタシァ、巻き返し戦を望むのだ。98年にミハエルとエディのファンになったオレ様だよ。コレくらいの屈辱に負けるものかよ。
というか、興奮するのだ。ミハエルの闘志を考えると。
ライバルを遮二無二追いかけ追いつめる時、いつだって恐ろしいほどに輝いてきた。勝つことに執着する、せつなく美しい生き物。
苦悩させることは承知で、その凄まじい姿をまた見たいと望んでしまうのは、罪だろうか。

とは言いつつも、気の多い私はドイツ人3人とも応援してるから、心中複雑なのだよ。
ニックちゃんの表彰台は、素直に嬉しい。なんといってもバトルの末だったしな。マークやラルフとぶつかってたら、たぶん私は落ち込んだよ。
チャンスを得るためには、何かが起こったときにそれをつかめる位置にいなければならない。
その言葉をしみじみとかみしめる、マレーシアの表彰台だよ。そう、シート獲得にさえ苦労したもんなー。
そして、ラルフとトヨタ。
戦闘力はある程度見えた。後は開発ペースを維持できるかどうかだ。磨耗したタイヤがマシンコントロールを難しくする。
ラルフとマーク、ニックの三つ巴バトル。ラルフの気性の勝気さは相変わらずだ。
傷めたマシンをなだめながら、ゴールラインまで持っていった。目の前にはヤルノが表彰台に立つ。負けん気に火はつくだろうが、そんな自分自身をどうプラスの方向へ持っていくか。それがラルフの今年の戦いになるんだろう。
3輪走行を耐えて、走り続けたキミ。しぶといドライバーになったと思う。あどけない顔が、男の顔になっていく。
輝いてくれ、もっと輝いてくれ、と願う。
戦いは白熱する。ライバルが強いほど、いっそう輝きを増すドライバーになってくれと、願う。

しかしまあ、今回の地上波実況、やっぱり森脇さんと寿一君はよかったなー。ポイントとらえてわかりやすくコメントしてくれるしさー。W脇ちゃんズとひそかに呼んで、お気に入りにしてしまいそうなノリの私なのだった。(をい)
開幕戦は、せっかくチーム無線が流れても、ただでさえ聞き取りづらいのに実況の声がかぶって聞き取り不可になってしまい、どんなに悔しく思ったことか。
今回もそういうことが何度かあったけど、この前に比べれば進歩よ、進歩!
昔、NHKのCART放映で石見周さんがチーム無線を聞きながら説明してくれたり、チームの裏話やらいろいろコメントしてくれて、それがとても面白かったのよ。楽しかったのよ。当時F1ではチーム無線も公開されず、オフィシャルなライブタイミングはなく、CARTがうらやましくてならなかった。
人は人に惚れる。訳わからんキャッチフレーズだけに惚れる人はいない。
ヘルメットに身を包んだドライバー。惚れる手がかりは、その走りっぷりを目にするしかない。
ライブタイミングがオフィシャルサイトで公開され、数字の中に画面に映らぬドライバーの気迫を見つめることが出来るようになった。
そして、無線。彼らの声が、聞こえる。彼らが何に苦労しているのか、何を意識して今の走りをしているのか、その手がかりが声の中にある。
ちょっとずつでもいい。見て楽しい放送になってくれればいいんだ。


2005年03月16日(水) 今ごろ開幕の感想かよ/ファンサイトを考える/今ごろこんなことを知った私ってアホですか?

開幕戦からずいぶん時間が経ったんだが、何度ビデオを見直しても途中で寝てしまうワシ。いまだにルールのツボがうまく呑み込めなくて、今季対応のレースの醍醐味の見方が定まらない。ダメダメじゃん。(汗)
いやー、兄さんがとっとといなくなっちゃうのは参ったわさ。しかも相手はニックちゃん。ドイツ人応援団だから、私は泣くよ。『お願い、押して!早く来て!』の手招きには、さすがシュー兄さん、グラベルにはまってもあきらめの悪いヤツ、と笑ってしまいましたが。(^^;)
うーん、しかし、押してもらうまでの時間が長すぎた。油温水温ともに上がってそうだな−、エンジン壊れかけでリタイヤかなーと思ったら、次戦エンジン交換についてはまだ不明だとさ。マレーシア&バーレーンの、灼熱GP×2戦使用はリスキーだからだそうだ。ともかく開幕からの2戦エンジンを使ってみて、後半戦のためにデータ取ることも大切か。2戦目のエンジンの耐久性、壊さずにどれだけのパワーをしぼりだせるか、もチャレンジだな。...と全19戦を長期戦として見れば、イライラもしない。
そう、パリダカのような長いラリーのある1日のように、1戦を眺めてるのかもしんない。トッドやロスやシュー兄さん達のこれまでの数年の発言を見てると、彼らがラリーやスポーツカーレースを経験してることが、そういう長期戦略につながってるだろうかと思わせるんだ。

ルール遵守についてトヨタさんがこんなことを言ってはります
この発言、F1界で生きのびるには純真すぎねー?(笑)
ホンダさんに対する牽制でしょうか。それとも、マレーシアGPでエンジン逝った時の逃げ場確保か?(こら)
トヨタさんがピラニアクラブ相手に根回しできるよになるくらいツワモノになってくれねば、ラルフ応援団は困ってしまうのよ。あらかじめの言い訳であるよりゃあ牽制のための腹黒発言であることを、心より希望。
『そういったグレーな部分を利己的に利用すること』、それを他チームにだけ利用させてたまるかという政治的な駆け引きが、魑魅魍魎のF1サーカスをオモロくしてると思うのさ。ひっかきまわして面白くしてくれよ、おいちゃん達。

オリンパスでは4月7〜23日にオリンパスギャラリーにて「オリンパスF1フェラーリ写真展」を開催。関東地方のお人はお行きになっては?

琢磨君FC入会案内

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特典のあるFCというのは羨ましいなあ。...と現在はFCが活動してないアーティストのファンの私は思うのだった。
もちろん、愛するアーティスト達の中には、きちんとFCが活動していて、ステキな特典を用意してくれるところはあるんだけどさ。運営方法もいろいろだし。
ファンにもいろんな人がいるから(熱狂的ワンフとなればなおさらさ!)、ネット上でファンが交流している現在は、FCにしてもオフィシャルサイトのフォーラムにしても、運営者/管理者がしっかりしていなければ、あっという間にすさまじい状況になってしまう。自分の尺度で愛情と信じるモノを遮二無二ぶつけることばかりが、愛ではないのだから。
運営者/管理者が意図しなかった雰囲気になってしまう場合もある。こんなところだと仲間入りしたくないよなー、と萎えてしまう雰囲気のところもある。
ときには、常連のベテランファンらしい大姐御が「それはクールじゃないよ、ベイビー」とやんわりたしなめたり、アーティストご本人がお怒りで「サイト閉める!」と一喝したり、そんな状況をいくつかのオフィシャルサイトのフォーラムで目にしたのよな。
国内外でいろんなFC運営者・ファンジン製作者に接したことがある。ネット上でさまざまなHP運営者に出会った。私自身もファンジン/ファンサークルを運営したことがあるし、いろんなアーティストがファンにどんな反応をするかを見た。HPを作って掲示板を管理した。だから、よけい思うんだ。
それを目にするだろう人たちへの心遣い、少々自分がしんどくても周囲を楽しませよう、地道に続けていこうという精神、ユーモア感覚、きついジョークでもホンワカ感じさせるキャラクター、それがないと集まってくるファンも応援されるアーティストもキツイかもなー。
あっ、地道に続けていく、という言葉が自分自身に刺さってしまった。あうう。(悶絶)
新ネタ考えるべ〜。(^^;)

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WinMe入りノートPC使うようになった今でも、やっぱりいつの間にかびるげいつOS/びるげいつブラウザ呼ばわりしてしまう、気分はMac使いのワシ。お気に入り海外サイトの多くがMacやネスケ対応してなくても、いつかスタイリッシュな最新林檎を買える身分になりたいものだと、思ってしまうのなー。(笑)
やはりさー、美術畑の端っこ齧ったに過ぎないワシだけど、林檎はデザイナーやアーティスト達と働いてきたブランド、機械=コンピューターではなく感覚的に使える絵筆のよう、というイメージが強かったのさ。まー、けっきょく手に入れた林檎で絵は描かず、HPを作ったりするに留まったのだけど。
パソコン誌に掲載されていた初代マッキントッシュの美しいデザイン。一目惚れだったのよ。
セーブルの筆、ウィンザー&ニュートンやドクター・マ−チンのカラーインク、ファーバーカステルのカラーペンシル、そんな物達と同じように。それらを上手く使いこなせるような腕になりたい、そう願って見つめてた存在だからね。
何度も会社が傾いたのを危ぶまれた林檎が今も健在で、少数派ながら愛され続けている。これからだって林檎は進化し続けるさ、と思ってしまうのよ。

そんなワシだから今さらWin本買う気もなく、不具合に頭を抱えてはなんとか直そうと、あちこちさわっては迷い道に踏み込んでいたのですわい。
そう強制終了・再起動方法さえ、ついさっき知ったところよ。腹を立てて電源ボタン長押ししたのは合っていたんだな。(笑)
最近になって困ったのがIEのアドレスバーの消失。コレないとコピペできないもんで、日記書くのにも困りましたわい。こんなんで悩んでるの私くらいかなーと思っていたら、アドレスバー消失時の対処法を発見。
ふーむ、ここってけっこう便利かもね。(^^)


2005年03月03日(木) ミナルディを助けて!

ミナルディ欠場の危機?
開幕戦オーストラリアは、ミナルディのストッダートおやじさんの母国GPなんすが、フェラーリの同意がまだ得られず、出走できないかも知れないというお話であります。
神様、フェラーリ御一行様、トッド様、貧乏なミナルディに愛の手を!
出走できへんかったらスポンサー獲得とかドライバーの持参金契約とか、ごっつうヤバイやおまへんか。慢性財政危機のミナルディ、潰れてしまいますがな。お願い、潰さんといて。プリーズ、助けてやってーな〜。走らせてやって〜!(しくしくしく)

んでは、心からミナルディの出走を祈りながら、気持ちをかえて、本日ニヤリとさせられたニュースなどを。

ミハエルの子供達のお小遣いの額は、週2ユーロ?
ははは、「世界ビックリニュース」にされちゃってまーす。(笑)
2ユーロって、ナニ買えるかなあ。(悩)
シュー兄さん、堅実な考え方をお子さんに教えてはるんやなあ。ご本人も苦労してやりくりしながらカートレースして育ったお人やからね。
最近のお子さん達がどれくらいのお小遣いをもらってはるか、相場がわからんです。月額なら千円越えるから、小さいお子さんのお小遣いとしてはこんな感じなんでしょうか?
子供の頃お菓子や本を買いたくなると、そのたびに家族にお願いしたり、文房具代など出してもらうときはお買い物ノートに記入してたから、私『お小遣い』としてもらったことないんですよ。(^^;)

んで、上の記事を翻訳してはるラプター様の「海外ボツ!ニュース」のコーナーから。本日一番笑ったニュースがこちら。
エリザベス女王、「あなたは何をなさる人?」とお尋ねになる

こちらからリンクはってあるサン誌のサイトには、そのお話をなさってるらしきお写真がございました。
ブライアン・メイ様、苦笑いなさってたかもしれませんなあ。
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、といえば、大英帝国の誇る3大ギタリスト。というても、女王様の世代のご婦人にとっては誰が誰やらよくわからない存在でありましたとさ。(笑)

なんでもまあ、英の音楽業界の人々を宮殿に招いてのパーティだったようで、招かれた顔ぶれの中には若手の人達のお名前もありましたが。
プリーストのロブちゃんもその顔ぶれの中にいらしたそうで、ツァー中このパーティのために北欧から飛んでいらしたそうでございます。あららん、ロブちゃん、バッキンガム宮殿行ってみたかったのかしら。(笑)


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