思うところあって...銀の

 

 

なんで? - 2004年07月23日(金)

私はよく「なんで?」って言う。

興味がある話にはかなり喰いつく
ほうなのだ。

それに、人が話す表面的なつるつるした
ところよりも、
"なんでそう思ったのか?"
ってところが知りたいみたいなのだ。

もちろん興味を持てない人には
あんまり聞くことはないけれど。


基本的に"人"はちょっと怖いので、
その人がモノゴトをどういうふうに
考えるのかを知って安心したいし、
自分に心を開いて「なんで?」の
理由を教えてくれるかを確かめたい
ってのもあるかもしれない。

でも、それが私の中で"会話の旨味"の
ほとんどを占めている。

だから、面白いだけの話も好きだけど、
「なんで?」と聞いた時の答えを
私は一番聞いている。

その答えが、嘘であっても
機転を利かせての笑いであっても
いい。
ただ、答えようとしてくれる誠実さは
とても大切と思う。

そこを投げてしまう人は
ちょっと信用できないなとも思う。

私のこのクセというか、性質は、
いいのか悪いのか分からないけれど、
やっぱり人と表層だけで付き合って
いくのは苦手なので、
これから出会ってゆく人達にも、
知りたい知りたい気持ちを
爆発させながら、

「なんで?」

を連呼していくこと間違いなし。



ごめん。




...

心太 - 2004年07月14日(水)

"心太"と書いて"ところてん"と読むって
知ってました?

この間、新聞に載ってて初めて知りました。



先日、親友から電話をもらい、
10年以上の長い長い恋愛が
終わったことを聞きました。

純愛でした。

世の中にはこんな形の愛もあるんだなと
思わせてもらったものです。

彼女がポツリポツリと話す言葉を
聞いていて、
大好きな小説を読み終えるような
もったいなさを感じました。

全く関係のない私なのに
切なくてちょっと泣けました。

彼女も泣いているようでした。



彼女は本当に長い物語を手に入れた。
そんな恋愛をできたなんて
きっと人生得をしていると思う。

彼女はこれからも、
別々に生きていく彼の幸せを祈って
暮らしていくのだろう。

そして彼もまたそうなのだろう。


ところてんのように押し出される感情。
押し流されてどうしようもないのに
芯がある。
相手を想う気持ちは太い。


子供でわがままな私も
見習わないとな。



流れに身を任せながら、心太。




...




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