思うところあって...銀の

 

 

ただ風が吹いてた - 2004年05月22日(土)

 何にもない何にもない
 まったく何にもない
 生まれた生まれた
 何が生まれた?

 星が一つ暗い宇宙に生まれた・・・


『はじめ人間ギャートルズ』の主題歌です。
さっきスガシカオがムッシュカマヤツと
歌ってました。

じ〜んときて、なんとなく
私の主題歌にしようと思いました。


今日、始動開始しました。
『劇団小夏』の旗揚げです。

おなかの奥底の深い深いところで
地味に、且つ、ズッシリと
感動しています。

今日が初顔合わせだけど、
これから何をどうしていけばいいのかも
よく分かっていないけど、
そんなことはどうでもいいほどに
希望が、希望が、希望が、膨らんでいます。


あぁ、希望があるや、ウチ。


団員3人で面白いものいっぱい
作っていこう。
3人でいろいろ話して、
"好き"の輪が広がって、
もう止まらないわ。

ちょっと泣こうかな今日。
みたいな感じで、そろそろ寝るとします。


あ、そうそう。
劇団のキャッチフレーズは、
『世界はキモい!
 私もキモい!!
 だから愛おしい!!!』
です。
今のところ。




 何にもない大地にただ風が吹いてた
 吹いてた


...

今あなたに - 2004年05月12日(水)

今日は愛する奥田民生さんの誕生日。
もう39歳だって。
全然みえないね。
理想的な年の取り方です。

当たり前だけど、もう立派に大人な年齢
なのに、インタビューなんかを読むと、
高校生男子ように「恥ずかしい」という
感覚を持ってるんだなって感じを受ける。

それってカッコイイし、カワイクもあるので
かなり胸キュン。

最新シングルやっと買いました!
2曲目に『最後のニュース』って曲が入ってて、
ライブでしか聴いたことがなかったので、
誰かのカバーかな?なんて思ってたんだけど、
作曲が民生さんで、作詞が井上陽水さんの曲
だってことが分かりました。

詞があまりにも直球なので、
それを民生さんが歌っているのを聴くと
ドキドキします。

本人の書く詞は必ずハズしてあるので。
そこがまた好きなんだけど。
でも、たまにはこんな直球も嬉しいなっと。
あいかわらずキモいファンですよ、ほんと。


 今 あなたにGood-Night
 ただ あなたにGood-Bye



あぁぁ、早く演劇をやりたい。
やりたいっっ!
いろんな人の気持ちや都合を気にし過ぎて
動き出せない『私』の時代はもう終わりに
したいっっ!
足りないまま、走り出したいっっ!
面白いことだけ考えて悩みたいっっ!
生きていくのに必要のないことばかり
言って暮らしたいっっ!


甘えてるけど、傲慢だけど、
そうできるなら本望だな。


今、『私』にサヨナラだ。


...

家電賛歌 - 2004年05月10日(月)

今月末に引っ越しすることになっており、
ただいま、新居に必要な家電製品や家具の
調査・下調べに余念のない状況であります。

昨日は、日本橋の電気街で家電を物色し、
値切り倒し、ほぼ決定してきました。

世の結婚するご予定のカップルというものは、
どうやらある程度計画性を持って、二人で
結婚資金を貯めていたりするみたいなのですが、
私たちはそれはそれはピュアに
「結婚しましょう」
と結婚を決め、早々に入籍を果たしたため、
すがすがしいほどにお金が足りていません。

そのため、家電も家具も必要最小限のもの
のみ揃え、徐々に増やしていこうと思って
いたのです。
なんならテーブルもなしで、インドのご家庭
のように床に布を敷いて食卓としようとも
思っていたくらいです。

しかし、これまた最近結婚した兄夫妻に
聞くところによると、家電については、
ちょこちょこ買い揃えていくより、
日本橋の電気屋なんかでまとめて買うと
随分安くつくとのことだったので、
どうせ必要になるなら安くで買った方が
いいやと、とにかく力技で「エイッ!」と
買ってしまうとこに決めました。

最初に訪れたけっこう有名な電気屋は、
私達の身なりと家電に対する"無知さ"を
素早くキャッチし、なめてかかってきて
いるのが見て取れ、気が付けばタメグチ、
クーラーなんかもやけにあるメーカーの
ものを押してきたのでした。
その昔ショップの営業をかじったことの
ある私だったので、
「ははーん、この電気屋に利益の大きな
 商品ってだけだなコリャ」
と、その電気屋の評価はガタ落ちなの
でした。
出してもらった見積りも、想像していた
よりも高く、ガックリ感はいなめません
でした。


見た目で客をなめんじゃないよ!
こっちは金持ってんだよ(あんまりないけど)!
確かにハワイでお酒を頼むと必ず
「20歳ヲ越エテマスカー?」
ってカタコトで質問されたよ!
でも実際はニアサーティーなんだよ!
むしろ若く見てくれてありがとうって
思ったんだよコノヤロー!
もう何に怒ってんのか分からないよ!


てな訳で、その「なめた店員」が出した
見積りを餌に、次の店で感じのいい店員に
更にお安い価格を提示してもらい、
決定したのでした。

購入を決めた店の店員は、「なめた店員」が
押していた某メーカーのクーラーのウリである
機能を、「3年もすれば消える機能でしょう」
とアッサリ否定し、どうせ同等の性能の製品
ならそんなに違いはないので、こだわらないなら
安い方がいいと教えてくれました。
また、
「見積りを出す間マッサージチェアで
 休んでいてください」
なんて言ってもらって、
「こんな若造にそんな好待遇をすみません」
ってな気持ちになりました。

やっぱ、物を買う時、店員の印象って大きい。

とりあえず、「本当のことを言ってくれるか」
と、「トラブッた時にキチンと対処してくれ
そうか」の2点に尽きます。

それは客である自分がきちんとジャッジ
できるかどうかにかかっているので、
たとえ、なめた店員の勢いにシオシオ
負けてしまったとしても、
あくまでも購入するかは冷静に判断しよう
と心に決めた私は、少しだけ買物上手に
なったような気がしたのでした。


ああ、結局トースターは気に入ったデザイン
のものを買えなかったけど、
自分が「欲しい」と思ったものばかりで
自分達の巣を築いていくのはとても楽しい。


肝心なのは、
「モノ」をいつでも捨てれる覚悟
なのかもしれないけれど。

それはまた、別の話。


...

Queen of Natural - 2004年05月07日(金)

私のお母さんは、
世間一般で言う『天然』です。

本人は全くキャラを作っていないので
混じりっ気なしのモノホンです。

モノホンという言い方は古すぎたと
ちと後悔です。


今日も、母エピはあります。
私がお風呂に入ろうと廊下を歩いて
いると、出ましたよ、ヤツが。
全長10cmはある大きな蜘蛛です。

築数十年のオンボロ我が家なので、
たまに巨大蜘蛛ともご対面するのですが、
なんせ私は蜘蛛と蛇だけは
どーーーーーーしてもダメなので、
とりあえず、
「わーーーーーー!!!」と
叫んで廊下を走り戻ってくると、
お母さんは、

「蜘蛛かてあんたと会いたくなかったわね」

と何故か蜘蛛目線でコメントをくれました。


そんなお母さんが隣の部屋から呼ぶので、
行ってみると、お母さんが家政婦をしている
家の若奥さんからもらったというカシミアの
靴下を出してきて、私にくれると言うのです。

「あたしにはカシミアの靴下なんて高価
 すぎて怖くてはけへんから、あんた
 嫁入り道具として持って行き」

靴下を嫁入り道具にするなんて聞いたこと
ないけど、母の愛って細かくて深いなぁと
ちょっぴりじ〜んときた私なのでした。

断るのは不粋かな?とチラと思ったけど、
「ウチはあったかグッズいっぱい持ってるし、
 この靴下あったかそうやからお母さん
 冬にはきや」
って言って断りました。

やっぱ母親ってかわいいですね。
そんな姿を見ると、今日一緒に大阪まで
行って帰って来るまでの間、無職の娘に
向かってあたりまえのように、

「あんたあたしの分の切符も買ってな」

と言い放ち、心ここにあらずみたいな
顔をしているお母さんに、
心の中でセコく舌打ちしていた自分を恥じ、

 切符くらいいつでも買うかんね

と、大きな気持ち(それもセコいか)に
なるのでした。


最近、毎日料理を教えてもらっています。
ふんわり玉子とほうれん草のお吸い物の
中に溶けた母の愛は、
私が最も真似したい天然の味。





...

永遠の子供 - 2004年05月06日(木)

入籍しました。
子供の日に。

こんな面倒臭い人間と
死ぬまで一緒にいてもいいと
思ってくれたことに感謝。

結婚したからといって
お互いの人格の何が変わるって
わけではなく、
ただ、これまでと同じように
環境がどんどん変わっていく
だけなのだろう。

こんな世知辛い世の中だけど、
2人で笑っていられれば
一緒に楽しいと感じられれば
とてつもない果報者だと思える。


愛を持って、
永遠に呼び続けるであろう
子供の自分の声に
耳を傾けて生きてゆくと、

誓う。


...




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