ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
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ドイツ語学校の宿題で手紙を書かされることがあるのですが、添削されて 返ってきたものには、よく「もっと新聞や雑誌の記事を読んで、ドイツ語の 表現を身に着けなさい!!」と書かれています。社長にとって最大の難関は 「聞く・話す」なのですが、根本的な問題としてどっかり居座っているのが 語彙の貧しさです。いつも同じ表現、バリエーションってものが無い。 というわけで先生のアドバイスに忠実に従う素直な生徒(私)は、毎日 新聞を立ち読みし(通学路に新聞社の建物があり、入り口にその日の新聞が 掲示されている)、図書館で雑誌を読む日々を送っています。なかなか すぐには効果はでませんけど、ドイツ語で読むのが楽しくなった今日この頃 であります。
上記のアドバイスをくれた先生曰く、「外国語を学ぶとき、一番の間違い は母国語に翻訳すること」。「辞書を使わず、わからない単語があっても 気にせず、とにかく読みなさい!!」と口を酸っぱくしていいます。 彼女自身、母国語のドイツ語の他にスペイン語とアラビア語が堪能な人 なので、その言葉には重みがあります。「学生の頃、とにかく読みたいと いう一心で『風とともに去りぬ』を原書で読んだの。半分も理解できなか ったけれど、分厚い外国語の本を一冊読み終わったという自信は、何物にも かえがたかった」という話に影響され、社長も一冊ドイツ語の本を 買ってみました。『Lotti,la blanche』。コートジボワールの病院・ ホスピスで働く、一人のスイス人女性の話です。でもともと読書は好きな ほう。ノンフィクション、現在形で書き進められたこの本は社長に合って いたのか、思いのほかすいすい読めてしまいました。もちろん、100% 理解はしてませんけど、面白くてページをめくる手が止まらないという 感覚は本当。そして読み終わったときの充実感といったらっ!! 「ドイツ語の本を一冊読んだぞー!!!!」と、世界に向かって叫びたいほど でした。AP通信で発信したいくらい。 ちなみに学校の休み時間にこれを読んでいたら、隣の席のウクライナ人の 同級生もドイツ語の小説を取り出して読み始めました。私たちがドイツ語で 読んでいるのに気がついた先生が「あなたたちドイツ語で読んでるのね!!」 と感激。その後、「1ヶ月かけて10ページしか『翻訳』できない」と悩む イラク人の同級生に「翻訳をやめて、とにかく読みなさい!先のページに 進みなさい!」と日本人とウクライナ人がアドバイスしているのを、 ブルガリア人が見ているという展開に。うーん、ワールドワイド。 ウクライナ人の同級生はそれが3冊目のドイツ語本だとのこと。くっそう 社長も負けていられない。次の本を探しに本屋に行くぞう!
5月のドイツ語中級試験にむけて勉強中の社長です。しかし、何かやる気が 出ないなーと思っていたら、のどがイガイガ。風邪をひいたらしいです。 おかしいなぁ、ちゃんと食べているのに。 それはともかく、この中級試験、前回受けた初級試験と流れに大差はない ものの、レベルが格段に高くなっています。語彙力も問われますし、筆記の 分野では「初歩的なミスは2倍マイナス」とのこと。うー。読解力の問題だと 初級→本文を読んで次の問いに答えなさい(3択)だったのが、 中級→本文を読んで、その内容にそうように次の空欄を埋めなさい(中身は 自分で考えてね)、とパワーアップ。中には「次の項目について筆者が ポジティブに捉えているか、ネガティブに捉えているか答えなさい」と いうものも。そんなのだと本文に「…と思いきや…で、やっぱり…だから これは駄目だ」といった、弱い者いじめのようなトリックが隠されていたり します。「…ではないので、○○○だと思う」の、肝心の○○○が分からな かったりするとお手上げ。もう一か八かw。 ちなみに一度、上級試験の問題を見せてもらったのですが、そのレベルに なると「本文を読んで次の問いに答えなさい」とまるで国語のテスト。 もちろんドイツ語で書かなきゃならんわけですが。まず本文を理解→ 問いを読み→答えをまとめる。うーん。社長が学生時代に受けた国語の テストと違うのは、問題文がほとんど説明文(たいてい新聞か雑誌の記事) だということ。これはありがたいです。「本文を読んで、この時の太郎の 気持ちを20字以内で説明しなさい」なんて、わかるかっつーの!今でも こんな問題やってるのかしら。…正解は、読み手それぞれの心の中にある、 なんて、ロマンチックな反応をしてみたりして。
実はここまでは長い長い前置きでした。先日、地元のコンサートホールで 行われたピアノコンサートに行ったのですが、これがとにかく素晴らし かった!!! ピアニストはIvo Pogorelich。25年前のワルシャワ、ショパン コンクール、あまりに独特な彼の曲解釈に審査員は賛否両論。3次予選で 姿を消したものの、観客からは絶大な支持を受けたといいます。 スキャンダラス、エキセントリックといった形容詞が常について周る彼が どんな演奏をするのか…なーんて全く「考えず」にホールに向かった 社長でした。上記の知識はコンサート後仕入れたものです、てへへ。 はずかしながら、彼がどんなピアニストか知らずに聞きに行ったわけです。 しかし、これが生涯(少なくとも今までで)最高のコンサートかと。 高い技術があってこそできる、解釈とその表現。そしてつむぎだされるのは 最高にロマンチックでエレガントな音楽でした。スクリャーピンなんて 社長にとって「わけわかんない作曲家」だったのが、それがもう耳に なじむこと、なじむこと。ひとつひとつの音がきちんと意味を持ち、その 存在意義がすとんっと理解できるよう、適当な高さで鳴り、適当な長さで 鳴り終わる。テンポ記号をあまり気にせず弾く人らしいのですが、たぶん 作曲家が聞いたら「こっちのほうが良いな!」と思うに違いありませんw。 今まで「ショパンのピアノ曲」「バッハのオルガン曲」という認識は あっても、演奏者にまでは気がまわらなかった社長にも、いまは 「Ivo Pogorelichの」という枕詞が特別な意味を持っています。 解釈ってすごいのねー。
| 2005年04月11日(月) |
仁義なき戦い-ドイッチュポスト編(特に意味なし) |
日本にいる友人がいろいろ送ってくれるおかげで、 最近の社長の食生活はかつてなく充実しています。 Bさんが送ってくれたしば漬けは、食べ終わったあとの 漬け汁までしっかり使わせていただきました(軽く塩もみした 薄切りのラデッシュを漬けて、ドイツ版しば漬けを作った)し、 Tさんが送ってくれた味海苔は、ドイツ人の同居人にも好評でした。 根本的な問題(ご飯がうまく炊けない)を解決してくれたのは Yさんの送ってくれた「お鍋でご飯をエコロジーに炊く」という 新聞記事でした。この方法のお陰で連戦連勝!失敗知らずで ご飯が炊けてます。おかずが活きるってものよー (ちなみに「日本から送られてきた新聞記事のお陰でご飯が うまく炊けた」と同居人に教えたら、「美味しいお寿司の 作り方を送ってもらって!!」とのことです。Yさん、よろしくw)
それにしても人間の他にも色んなものがユーラシア大陸を 横断しているわけですなぁ。税関や郵便局で中身をチェックする 仕事なんて、ちょっと面白いかも。 しかし、冗談ではなく東ドイツ時代は「当局」によって 勝手に手紙や小包が開封され、怪しい動きがないか検閲されていた というのだから怖いものです。ばれないように開封する機械や 再び封をする機械があったのだから、ドイツ人ってすごいよなぁ と変なところで感心してしまいました。定期的に郵便ポストも 監視され、誰がどんな手紙を出しているかもチェックされていたそう。 役所も暇…いやいや細かい。
再統一後はもちろんそんなことはないですけれど。でもね。 ある日、うちのポストを開けると私宛の日本からの手紙が。 手に取るとシャカシャカ音がするではありませんか! な、なに?と開封すると、そこには「松茸のお吸い物」と 「お茶漬けの素」がw。無事届いてうれしいですけど、 ドイツの郵便局よ、もうちょっとチェックしたほうがいいのではと 思った社長なのでした。それにしてもやるなー、Zさんw
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