TWILIGHT DIARY
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2007年01月30日(火) 映画「キング 罪の王」

あぁこの映画。。間違いなくオイディプスだ。

海軍を除隊して、亡くなった母親から聞いていた実の父親のもとを訪ねたエルビス(ガルシア)は、初めて会った牧師の父親に拒否されて失望する。
牧師の父親にとって、エルビスの母とエルビスのことは人生の汚点であったのだ。
エルビスは同じ町に住み、それとなく父親の家庭を窺うようにしているうちに、妹と禁断の恋をしてしまう。そして・・

うーむ、ガエル・ガルシア・ベルナルは美しく冷酷で悪魔のようでしかも天使のような・・・(支離滅裂気味。笑)

だって父親に会いに行く時の格好が。。
あの整った顔に海軍で着ていたセーラー服。。
くー天使のようにかわいい。
なのに父親に一度拒否されたがために、その美しい天使はいつしか堕天使となり、重罪をどんどん犯していく。

彼の罪は法律が裁く。
だが神に裁かれるべきは、懺悔さえすればどんな罪でも許されると自分自身を甘やかしている偽善者の父親の方だろう。

血筋・ルックス・演技・カリスマ性。
全て揃ったガエル・ガルシア・ベルナル。
欠点はその呪文のような長い名前だけだ・・・(やっとおぼえました)



2007年01月23日(火) DVD「スナッチ〜デラックスコレクターズエディション」

ガイ・リッチー監督作品を初めて観た。

ガイ・リッチーはかっこいいぜとみんな言うので、そこのところどうなの?と思って観たら、確かに映像も本人も(笑)かっこいい。
それに映像とBGMがやけにぴったりなのは、多分リッチーの音楽プロモ制作のキャリアによるものだろう。

映像と音楽はかっこいいが、登場人物が次々と出現するわ、肝心のストーリーがとっ散らかって飲み込めないわで、ついていけなくなりそうになり、前半何十分間か置いてけぼり脳内停止状態。かわいいので犬だけはちゃんと見てた。

で、ふと気付いたらブラッド・ピットがリング上。
あぁそうかこりゃランダ○タだ(爆)と目が覚めて、ストーリーの流れも把握出来、後半戦は監督の意図もなんとなくわかったような気がしてきた。

観終わると意外にもジェイソン・ステイサムだけが印象に残り、やっぱりトランスポーター1・2は買いだ!(笑)と変な結論。

※特典映像のメイキングは、ステイサムがガイ・リッチーと製作のマシュー・ボーン(「レイヤー・ケーキ」監督)にインタビュー。
意外にこれがまた楽しい。



2007年01月22日(月) 映画「ディパーテッド」

昨日鑑賞。

マットはこの役柄でよく出演OKしたなぁー。

レオの引き立て役で、その上汚れときている。
キャリアに傷がつきそうな勇気のいる役だ。
何故そうなったのか、その辺をもうちょっと詳しく描いてくれれば、観ている方も納得出来るかも知れない。
コリン(マット)は、マフィアのコステロ(ニコルソン)から多大な恩恵を得て育ってきたのだろう。
その恩義があるからこそ、そんな汚れた人生を歩むことになったのだ。
そこのところに共感を得られれば、レオとの対比も生きて、もっといい役に感じられるはず。うーむ惜しい。

その一方、この本作にて数々の映画賞でノミネートされているレオ。
いやぁー、映画の完成度に関係なく期待を裏切らない素晴らしい演技だ。
この映画、見どころは他にないので(笑)そりゃ目立つ。
警察学校でも、マフィアの手下でも潜入ネズミでもとにかく何でもうまい。
ただ今回のレオのラブシーン、もしかしたらない方がいいかも知れない。
あの女医さんに魅力を感じないせいもあるが、そもそもレオは襲われる方(@太陽と月)が断然合ってる(爆)

ストーリーが日本人にはよくわからない、あれよあれよと人がどんどんと殺されていく展開なので、もっと死ぬ前に発言権を与えてやって(笑)欲しかったなぁ。

なんでマーク・ウォルバーグが出ているのか謎だったが、ラストでやっと解明。

それにしても、中国ではこの映画は公開されないとの噂。やっぱり・・・



2007年01月16日(火) 映画「ラッキーナンバー7」

日曜に観て来た。

ジョシュ・ハートネットが「ブラックダリア」の時よりも若返っていて、まるでハイスクール出たての若造だ。
別段ファンじゃないが、結構かわいい。
親戚で言うと(なぜ親戚?笑)、甥っ子に一人いてもいいタイプだ。

さて前半、クライムサスペンスと言うにはコミカルな展開が続き、おいジョシュまさか駄作?(笑)と思ったが、後半は息詰まる展開と謎解きに安堵(爆)する。

モーガン・フリーマン、ベン・キングスレー、ブルース・ウィリスなどなど豪華キャストな割りには、大味じゃなくピリっと小粒な出来。

それにしても問題はルーシー・リューだ。
ひょっとして私だけかも知れないが、どうも原田知世に見えて仕方ない。
これはルーシーだとわかっているのに、あんなシーンもこんなシーン(注:自主規制)も「あー知世だー」(笑)

まぁ甥っ子の彼女が原田知世似ってありそうだ(爆)



2007年01月13日(土) DVD「ボーンスプレマシー」で拾い物。

元CIA敏腕エージェント、ジェイソン・ボーンのシリーズ二作目。
「ディパーテッド」公開前にクレイグ病の頭を何とかマットモード(笑)にしようと公開時には劇場で観たが、今週プラズマハイビジョンが届いたのでDVDで堪能。

どんな作品でも、とかく「2」はダメなものだが、一作目以上のスピード感のある緊迫したアクションシークエンスとカーチェイスが凄い。
特典のメイキングを観たが、カースタントの手法がここまで進んでいるとは知らなかった。
いろんな新兵器(笑)が開発されていて驚き。

さて、マットは主役なんだから格好良く撮られているのは当たり前なんだが、ボーンを暗殺しにくる殺し屋が、どの場面でもマットを上回り(笑)めちゃかっこいいので心が揺らぐ(爆)

その殺し屋、どこかで見た顔だなぁと思って調べたら、ロード(@二つの塔)のエオメル役をやっていたカール・アーバン。
アラゴルンに恋しちゃうエオウィンの兄ちゃんだ。
本作のカール・アーバン、痩せて精悍になって目つきが悪くなったジュード・ロウ(笑)って感じ。
かっこえぇーー!

変なところに拾い物であった(爆)



2007年01月08日(月) 成人式はもういらない。(あくまで当私比)

ここ数年、成人式は参加者による事件が色々と起こっていて、成人式もそろそろいらなくなって来たんじゃないか?と思うようになって来た。

元々成人を祝う為の式なのに、祝ってもらう方が大騒ぎしたり式を邪魔したりと本末転倒である。
祝ってもらう方が大暴れするそんな式なら、やらない方がよっぽどマシだ。

新成人には、成人と未成年の法的な扱いの違いについての詳しい文書(判例の違いなど濃いところをたっぷり載せる)と法廷再現DVDでも送付したらどうだろう。

式の代わりに成人としての自覚テスト(日本人はテストが大好き!道路で暴れるヤツらがなんでテスト中に暴れないのか不思議だ。笑)をやらせたら、きっと静かで穏やかな(爆)成人の日になるに違いない。
楽しみだなぁ、そんな成人の日。

ちなみにうちの家族、成人式に出た者は一人もいない事が昨日判明(爆)





2007年01月02日(火) カジノロワイヤル3回目〜笑いどころが満載

おせち番組に飽きて「じゃ映画でも」とうちのセミプロ(注:ギャンブラー)を連れて、ロワイヤル三回目。
さすがにお正月の昼は映画館はすごい混みようで、なんと最前列。。
最前列はハリー以来だ。

だがそんな悪条件にもめげず、またまたクレイグボンドを堪能。
3回目が原因なのか、元々私が変なのか、他の方々とどうも笑いどころが違う。(以下ネタバレ多少)

スイートにて人妻からあの手この手(笑)で重要事項訊き出した直後、シャンパンとキャビアをオーダーする際「二人分ですか?」と訊かれ厳しい顔つきで「いや一人分」(爆。もう逃げ出す準備)
レンジローバーをジャガーにわざとぶつけるところとか、あまりの周りの静けさに笑いをこらえるのに必死。
Mの命令で腕にチップを打ち込まれた時に「痛っ!」と普通に言う(どんなに殴られても「痛っ!」とは絶対言わないのに。)ボンドはかなり笑える。

やっぱりあの拷問シーンは、最前列で見るとめちゃリアルでどこを観たらいいもんだか、視線のやり場(全裸…)に困る。(なのでマッツ・ミケルセンの方を見ていたら、やっぱり笑えた)
未見の方々にオススメの爆笑シーンでございます(ぺこり)

※セミプロはポーカーもセミプロなので「あそこでフルハウスは二人も普通出ないなぁ。あのストフラもめったに出ない」そうで。。



2007年01月01日(月) A Happy New Year!

昨日は、知人のシェフ手作りフレンチおせち(三大珍味ぷらすオマール海老、あわび、アン肝ムース、合鴨オレンジソース、鹿肉シチューえとせとら。あまりの美味しさに誰一人として写メする暇なく、すぐなくなった。でも通風出そう。笑)を食べモエを開けてK-1ダイナマイトを観戦。

須藤元気のマヤマヤダンスに感動。
チェ・ホンマンを見て、生前の馬場を思い出す。
強いんだか弱いんだかわからない殴られっぱなしの桜庭に「プロレスラーだから仕方ない」と家族揃って変な同情(爆)をする。

CM中に紅白をチラ見。
予算少な目なせいか、安上がりで派手な過剰演出(全身肌色タイツの真っ裸に見えるダンサーとか。笑)に「やっぱり見なくてもいい」(爆)とまたダイナマイトに戻る。

ダイナマイト終了後、「ゆく年くる年」を見る。
知恩院の予想以上にアグレッシヴな坊さんの鐘叩きに家族全員失笑。

そして2007年は明けたのであった。




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