TWILIGHT DIARY
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2005年02月28日(月) 機種変更でちと思う。

ひょんな事から、携帯電話を機種変更したのだが、心の準備がなかった為、なんとなく選んだのは、発売されたばかりの一番新しい機種。
それも定番の色がなかったので、色がなんとゴールド。
最初は、ゴールドってちと微妙?と思ったのだが、艶消しの淡いゴールドとブラックによるデザインなので、一日持ち歩いていたら、どうにか慣れてきた。

新しい機種の良いところは、ある程度の画像ファイルならかなり鮮明にダウンロードされるし、画面も大きいので、目が疲れないところだろうか。

それと、バイブはかなりおとなしいし、着信を知らせる光サインの部分も小さくて、全く目立たないような箇所にあり、いかにも「かかってきました!」という存在感ありありのこれまでの携帯とは明らかに方向性が違ってきたと思う。

大きく着信音を鳴らして喜んでいるのは子どもたちだけという時代になってきたかしらん。



2005年02月24日(木) 不思議な味と香り〜ピンクペッパー。

最近、再認識した香辛料がある。
それはピンクペッパーである。

イタリアンレストランにて海鮮のカルパッチョをオーダーしたら、薄切りの蛸の周りに,ころころと色鮮やかに散らされていた。
そんなにたくさんのせなくても良いのに、と思ったが、蛸と一緒に食べると、一瞬不思議な味と香り。
懐かしいような、初めてのような、どこかで会ったような、会ってないような、一見矛盾しているようだが、そんな味と香りである。
思ったより甘い香りで辛味はほとんどない。

実は、ペッパーミルに他の胡椒と混ぜて入れるために、そのピンクペッパーを家に常備しているので、帰宅して味を確かめたら、確かにそんな味と香り。
ピンクペッパーを単体で味わった事がなかっただけの話なのだが、まさかそんな味とは思っていなかった。

胡椒っぽい味ではないので、調べてみたら、意外!
ペッパーと言うのは名前ばかりで、胡椒とはまた別の種類の植物だそうで、二度驚いた。
折角、家にあるのだから、色々と使ってみたら、ほうれん草のサラダ、サーモンとアボカドのカナッペ、モッツァレラとトマトの前菜なんかにもよく合う。

ピンクペッパーは香水のスパイスなんかにも使われている香りだそうで、確かにインスピレーションをかきたてる、本当に食物離れした、驚くほど不思議な味と香りの香辛料である。



2005年02月20日(日) とにかく勿体ない。〜映画「北の零年」

今日は映画「北の零年」を観る。
いつも行っている映画館なのだが、今日は年齢層が高く(60代以上は入場料が千円だそう)、やはりサユリ効果かなと思う。

お話は、幕末淡路島からお家騒動により、藩の命令で静内に開拓に入った武士達とその家族をめぐる物語。

「ラスト・オブ・モヒカン」(白人なのにモヒカン族になったダニエル・デイ・ルイスと豊川悦司はほぼ同じ役柄。主人公の女性が危険にさらされると、どこから聞いたのか突如として出現)、「たそがれ清兵衛」、「風と共に去りぬ」(開拓時代の強い女性:ビビアン・リー=小百合さま)をミックスしたような感じ。

役者さんは魅力・迫力ともたっぷりの主役級が勢揃いで、演技はもちろん素晴らしい。

しかし、重要な場面に度々登場するお涙ちょうだいの台詞、無理な設定や演出がせっかくのいい演技を白けさせる場面が多く、ロケ映像は重厚で素晴らしいのに、なんだか勿体ないなぁと言った印象。

館内には感動して泣いている人もいて、確かに泣かせる場面も多いのだが、冷静に考えると気になるその「勿体ない」部分が、非常に惜しい。
その辺をこだわるか、こだわらないかで、映画全体の仕上がりは全く別のものになるのではないか、と思う。



2005年02月19日(土) 2・8の2月なのにいろいろと。

今週は色々と忙しく、仕事の案件があったり、旅の計画を練ったり。

きちんと決まるまでは大変だが、仕事でも遊びでも、
何か考えなければならない事があるというのはいい。

悩みなどは別として(それも人生だが)、何らかの形で結果が出るポジティヴな進行の案件は手ごたえがあって面白い。


さて、話は変わるが、学校にて悲劇の事件が多い昨今、学校に警備のプロは必要!と思っていたら、渋谷区では区内の学校に警備を導入することが決まったそうだ。

そうかと思えば、学校に危険と思われる侵入者にどう対処するか、学校職員と先生方で訓練していた学校があり、地域格差は激しい。
学校側は真剣なのかも知れないが、慣れない手つき(当たり前。)で犯人役を取り押さえようとしているのを見たら、起こりうる悲劇が見えてくる。

その職員と先生の命は誰が守るのか、はなはだ疑問である。



2005年02月15日(火) 学校に警備のプロを。

また小学校で悲劇のニュース。
小学校の安全は誰の責任か?と問うよりも、
国はまず全国の公立校に警備を完全配備すべきじゃないだろうか。

私立なんかは幼稚園から監視カメラやその他もろもろ警備体制が整っているところはたくさんある。
学校内の凶悪犯罪はここ数年増えているし、すでに何年も前から、プロの手による警備の必要性はあったのじゃないだろうか。

大体、大手銀行や政府機関などにトップクラスのセキュリティが存在しているのに、お金よりも権力よりも一番大切なはずの小さな命がたくさん存在しているところにセキュリティが手薄(というかほとんど存在しない)というのはどう考えてみてもおかしくはないだろうか。

事件が起こってからその学校を警備する様子(すでに遅い)を映像で見るたび、「次」の学校の悲劇を起こさない為に、全国の学校を警備すべきだ、と切に思う。

疫病にかかってから、予防接種をしても、もう遅いのだ。



2005年02月13日(日) ジェイソン・ボーンはやばい。

映画「ボーン・スプレマシー」を観て来た。

前作もかなりいい出来だったのでかなり期待していたのだが、今回も期待を裏切らない良い仕上がり。

のっけからテンションハイなアクションシーン、カーチェイスのスピード感。
列車の時刻表にさっと目を通して、次の逃走方法を瞬時に計画したりするようなボーンの頭の良い子的な部分もたくさん。
前作に引き続き、ヨーロッパロケシーンがふんだんに使われ、贅沢感のあるスパイものと言った感じ。

メルセデスやBMが何台も登場するカーチェイスも、ベルリンやモスクワの街並に自然に溶け込み、それとなく車体にほこりをかぶせて汚れてさせているところも、いかにも「高級車を使ってます」という感がなくて、かっこいい。
ちなみにベルリンでボーンが乗るタクシーもベンツで、ドイツならではだろう。

雑踏の中に消えていくボーンの後姿が続編を期待させる。



2005年02月06日(日) 除雪費にちと思う。。

暦の上では、節分も過ぎ、一昨日は立春。
毎日のように雪が降り続いているが、2月に入って気温は0℃前後を行ったりきたりで、比較的暖かい。

さて今年は例年にない大雪で、札幌市は一月中に年間除雪費の予算を使い切ったそうだ。
さて、除雪の予算がどのように計上されて、除雪業者の契約はどのようにされているのか一市民にはよくわからないが、野球選手の年間契約やスキー場のシーズンリフト券のようにはいかないらしい。

温暖化による気候の変化で、何十年も前までは東北地方が豪雪地帯だったのが、北海道に北上してきている(よって数年後には林檎やお米が豊作になるような気候風土にならしい)ようなここ数年の降雪量を思うと、今の計上の仕方だと確実に除雪費は年々増加していくと思われるのだが、そこのところ、市はどのように思っているのだろう。

いい考えだと思うのだがダメかなぁ、除雪シーズン契約。。



2005年02月02日(水) これを見て戦争したいと思うだろうか〜「バンド・オブ・ブラザーズ」

今日初めて「バンド・オブ・ブラザーズ」を6話目にしてちゃんと見た。
スピルバーグとトム・ハンクスが製作総指揮した戦争TVドラマシリーズで、調べたところ、第5話なんかはハンクスが監督している。

今日の第6話は「衛生兵」が副題。
映像はさながらリアルなコンバット&マッシュ。
厳冬のベルギー前線での戦いはとことん過酷で、撃たれる者ばかりか、ずっと外にいる為、足が凍傷になる者までいる。
物不足から、衛生兵がポケットに持ち歩いているのは、包帯とモルヒネばかり。
手当てといっても、血を止めて、痛み止めを打つことだけだ。

戦争を体験したものでなければ戦争の悲惨さや心の痛みはわからないというが、この映像で充分すぎるほどよく伝わる。
こんなに悲惨な戦争がリアルに描かれたTVドラマまであるのに、当の国そのものは次から次とよく戦争をするものだと思う。

一体、どういう感覚なのだろう。





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izumi [HOMEPAGE]

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