TWILIGHT DIARY
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2004年08月29日(日) ピカソ詣(もうで)。。

近代美術館に、ピカソ展を見に行った。
最終日である。
近辺の駐車場はどこも満車だったが、その代わりに出て行く車も多く、
うまい具合に早めに駐車できた。

こんなにピカソファンっているのかしら?と思うほど、人出が異常なほど多い。
館内に入ってからも、20〜30分ほど待たされた。
まるで神宮の初詣である。

展示会場に入ってすぐの一枚目の小さな作品の前には50人ほどの人だかりがあり、あららーという感じ。最初っから、全く、人が動かないのである。

それで、どんどん奥の方に入って、人の少なそうな部屋で堪能させていただいた。
何故、大作の肖像画の部屋に人が少ないのだろう。謎である。
どう見ても、これくらいの大作の方が、本人の気合の入りが違うように思うのだが。

さて、ピカソはこれまでにも何度か、札幌の美術館で催されたヨーロッパの美術館コレクション展などで数枚は見ていた。
彼は100%天才なので、その作品を私がどう思うかと聞かれても、それはモーツァルトやバッハをどう思うか質問されるようなもので、非常に答えづらい。

ただ、どの絵が好きかと言うと「椅子に座るジャクリーヌ」だろうか。
青い服を着た目鼻立ちのはっきりしたジャクリーヌが、ピカソと散歩の途中で見つけて連れ帰った黒猫を膝に抱いている絵である。
なんだか幸せそうで、愛情に満ち溢れた雰囲気のある絵。
いつ頃描いた絵なのか、図録の年表を調べて、驚いた。
ピカソが83歳の時の作品だそうだ。

20才過ぎればただの人とはよく言うが、91歳まで絵を描き続けるってことも天才だから続けられたことで、やっぱり凄いなぁと思ったものである。



2004年08月27日(金) あぁーやっぱりここは北の大地。。

今年の夏は暑かった。
真夏日が10日以上はあったのではないだろうか。
札幌で真夏日だなんて、ふつうは年に1回あるかないかぐらいである。
異常気象やら温暖化やら、いろいろ言われているが、そこはやっぱり北国である。
ここ数日、深夜は秋の気温、13℃。結構寒い。
寒がりの札幌人は、ストーブをたこうかちと考える。
家の白猫なんか、あまりの寒さにクッションのすきまに頭を突っ込んで寝ている。

もう、半袖のTシャツは、こんなに寒い夜には着られない。
今年はTシャツが大活躍だったので、
あと1〜2枚新しいのを買おうかと考えていたのだが、やめにした。
札幌地下街のブティックには、毛皮やフェイクファーのショートコートが、
すでに当たり前のように並んでいる。

来年も暑い夏がやってきてほしいなぁ。さようなら今年の暑い夏。。



2004年08月25日(水) ロープロープ!。。

昨日から、英字新聞を取り始めた。

広告を見ていて、娘が「取ったら?」と言うので、
試験的に、半年購読という事にしたのだが、
結局、うちで読んでいる(というより眺めてる?)のは私だけである。

何が面白いかというと、学校の英語の時間には習わなかった新聞の見出しの文体と、シンプルで美しい紙面のレイアウト。

だが、哀しき哉、今一つ足りない語学力のお陰で、
オリンピックの記事ならなんとか読めるのだが、
政治経済系の記事が全くわからない。
見出しの単語でさえアウトである。
うぅっ、ロープロープ!
ここで、やっぱり辞典の登場になる。
「英字新聞取ったら?」と言ったご本人は電子辞書をお持ちなのだが、
お勉強で多忙な為、貸し出していただけない。

新聞ひとつ読むのに、英和中辞典&英英ミニ辞典と首っ引きで、楽しいんだかなんだか、毎日、英語の宿題をやっているようなもんである。






2004年08月22日(日) 海峡を越えて。。

昨日今日と本当に高校野球は熱かった。
駒大苫小牧、優勝おめでとう。
波の高い津軽海峡を越えて、優勝旗は初めて北海道に渡るのだ。



2004年08月18日(水) 今回のオリンピックはすごいなぁ。。

連日、日本勢のメダルラッシュで、いろんな意味で泣き笑いなオリンピックである。

一日中、それぞれの競技で、期待されている選手の活躍があり、観ている方も気が抜けない。

久し振りに見ごたえのあるオリンピックで、いい思い出になりそうだ。



2004年08月13日(金) 開会式前に試合があるのね、サッカーは。。

札幌は、あの二週間以上続いた酷暑の高温多湿もどこへやら、からっとして涼しい。

昨日、わしたに行ったら、売り切れだったシークワサージュースも再入荷しており、ほくほく顔で買ってきた。
他に、黒糖菓子のタンナファクルーや、ゆし豆腐(固めていないお豆腐)なども買う。
タンナファクルーは黒糖味のシンプルなお菓子。
味噌パンのような感触のふかふかクッキーのようなお菓子で、
10個入りを買って来たのだが、家族に大人気であっというまに完食。


さて先ほど、オリンピックの男子サッカー日本対パラグアイを見終わったところ。
4対3で日本の負け。
日本はゴール前の惜しい場面がたくさんあった。
だが相手も手強い。
先日までアジアサッカーなんか見ていた目には、
南米・ラテン系はやっぱり凄いんだなぁーといった印象。
お家芸ってこのことか。
このあとはイタリアにあたるそうで、楽しみなのだが心配なカード。

サッカーでさえこんな調子では、他の競技もたくさんあるオリンピック観戦は、まるで高校野球で故郷のチームの試合が朝から晩まで延々とあるようなもんである。





2004年08月09日(月) シークワーサーブーム?。。

シークワーサージュースがもうそろそろ無くなりそうなので、わしたショップに買いに行ったら、なんと!シークワーサー100%はどれもこれも売り切れ。
600円台から1000円台のものまで、棚には一本もない。
今までこんなことがあったろうか。。
そうだ、ブームだ!ブームに違いない。
知らない間に、札幌にシークワーサーブームが沸き起こって(笑)いるのだ。

冷静に考えてみると、TVなどの沖縄健康食ブームもあるのだろうが、もしかしたら泡盛のシークワーサー割りが結構地味にブームか?と思ってみたり。
実は先日行ったドンキも一本もなかったのだ。

さて、シークワーサージュースが売り切れなので、わしたの沖縄野菜コーナーに並んでいた本物のシークワーサーを1パック買って来た。
見た目は、冬の鍋物で大活躍の酢橘(すだち)を一回り小さくした感じ。
青ライムの超ミニとも言える。
香りも良い。

こんなに小さな柑橘類から絞るのだから、ジュースが高いのは当たり前である。
次回の再入荷を待って、心して味わおう。





2004年08月08日(日) 「童夢」はすごかったなぁ。。

今日は、大友克洋の「スチームボーイ」を見てきた。

さて見終わった後、あの「童夢」のような細部までこだわって描き込んだ彼の自筆の漫画で、この物語を読んでみたくなった。

あのダークで重い空気感、シュールレアリスムな展開、突如として現われる爆発的な躍動感、恐ろしく強靭なモンスターのパワー。
そして嫌気がさすほどとても静かに流れていく時間。

大友ファンは、今回のこの映画をどのように感じただろう。
人がどのように感じたかは、私の知らぬところではあるが、元来マニアな素質が持ち味の作品をところどころメジャーな子供用映画に作り変えたという感じがした。

というか、子供向け映画なのかも知れない。
こちらが気が付かなかっただけなのだ。

元来アニメとは子供向けのものなのだから、何をそんなに期待しなくても、と横やりを入れられそうだが、大友克洋の持ち味はそんなにたやすい軽いものではなかったはずだ、と大したファンでもない私が思うのだから、本当のファンはどう思っているのだろう?とやっぱり勘ぐってみたくなるのであった。。









2004年08月06日(金) ある夏休みの「原爆展」。。

連日、暑い暑いばかりでは、小学生の夏休み日記みたいになってしまうが、それでも今日も暑い。

今日は広島の原爆の日で、思い出すのは、それこそ小学生の夏休みに、祖父と出かけたデパートの「原爆展」だ。

融けて片側が醜く変形した教会の鐘、何千枚とくっついてとぐろを巻いた蛇のようになった硬貨(当日銀行の金庫に保管されていた)を見ただけで、小学生の私はなんともショックで気持ちが悪くなってしまった。
(そのあと1週間ほど高熱で寝込んだ。)

こんなに硬い頑丈なもの達が、一瞬でこんなに変形するなんて、それでは生身の人間は。。。と想像すると、さぞかし熱いだろう、痛いだろう、苦しいだろう、と思わずにはいられない。

「原爆展」には、その後の広島の写真(米軍が記録用に撮影したもの)も多数で、病院での治療中の写真もあった。
それは口では現せないほど、本当に悲惨なのだ。

その写真を一度でも見たら、戦争は大儀があれば肯定するとか、神や正義の為の戦争だとか、口が裂けてもいえないのではないかと強く私は思う。



2004年08月04日(水) 汗取りパッド、なかなか優れもの。。

毎日のように「暑い暑い」と言っているが、本当に暑い。
湿度も札幌の夏にしては高いのではないかと思う。

ちょっと夏用のスーツを着たら、ジャケットの脇が汗ですごいことになるので、
初めて「汗取りわきパッド」なるものを購入した。

大体、例年の夏はほとんど汗をかかない私が、汗をかくこと自体が異常なのだが、
どこかで以前見かけたような気がして、薬局で訊いてみたら、
「黒と白に肌色、無香料」とあるそうで、そんなに何種類もあるとは思わなかった。
脇はもう汗だくになりつつあったので、取りあえず急いで「無香料」(色は白)をもらってきた。

後からよくよく考えてみると、何かの拍子に黒い服からチラっと何かわからない白いパッドが少しでも見えたら、やっぱり変だと思われるだろう。
だから黒もあるのだなぁと納得した。

で、使い心地のほうだが、さすが日本の紙おむつ文化は違う。
いつまでたっても、感触はサラサラ。
ジャケットを脱ぐ時には、もうその存在は頭の中からすっかり消えている。
脇の汗はこれで充分乗り切れそうだが、
困るのは背中をつーっと小さな滝のように流れるあの汗。

汗取りパッド「背中用」はできないのだろうか??



2004年08月02日(月) うれしい偶然なのだ。。

昨日からジャズフェスティバルを見に倶知安方面に行っていた。
先ほど札幌に帰って来たところ。
今年も例年通りに盛り上がり、最後のセッションは本当に他では見られない感じで楽しかった。


昨夜はニセコのホテルで一泊。
ニセコは涼しい。平地から比べると5℃は違う。

さて昨夜、ジャズフェスが終わって、ホテルの玄関に着いたら、
次から次と目の前でジャズフェスの出演者の方々もチェックインなさっており、とてもうれしい偶然。
その後売店にて皆さん普通におみやげ選びなさっている。(ほほえましいのだ)

まりもチョロQや、北海道限定キティ、熊出没注意グッズなどがあったが、どの人がどのおみやげを選んだのだろうか。
そちらの方も興味津々。。





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izumi [HOMEPAGE]

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