TWILIGHT DIARY
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2004年07月31日(土) 灼熱地獄谷。。

今日で7月も終わり。

いやはや、今年の7月は、特別に暑かった。
沖縄と札幌の最高気温がほとんど同じ日(注:30℃以上)があり、
札幌もなかなかやるなぁーといった感じである。
玄関先の琉球朝顔も満開。
沖縄気分100%のハイビスカスの鉢を買ってこなかったのが悔やまれるくらい暑い。
今夏の札幌はブーゲンリアでも合いそう。

昨日、暑さ対策もあり、涼しそうな普段着用の夏服を、
久し振りに新しく買ってきた。
なぜかというと、ここ数年は冷夏。
私は寒がりなので、真夏の真っ盛りでも、春物で充分なのだ。
よってここ数年は、半袖を全く必要としなかった。
だが、今夏はそれどころではない。
ノースリーブでも、薄くて風通しの良い軽い素材のものでないと、
汗が滝のように流れるので肌にくっつく。

札幌でもこんな調子なのだから、関東近辺の39〜40℃の世界は、
さぞかし灼熱地獄なことだろう。

たった33℃なんて、それから比べたら、灼熱「地獄谷」(登別温泉にある、ちょっとだけ地獄似の硫黄エリア)くらいで、かわいいもんである。



2004年07月30日(金) そんな、勝ち負けって。。

今日は、人生を「勝ち」「負け」で二分割する考え方ってどうだろう、という話になった。
ある年齢以上の、独身で、子供もいない人は「負け」なんだそうだ。
なんだか「?」な話で、随分乱暴な考え方だなぁと思う。
大体、他人の人生を「勝ち負け」で言いのけるのが大間違いだ。
本当の勝負は勝つためにするのではなく、自身の向上のためにするのではないか。
負けた時にどうするかが、人生の本当の勝負時で、ただ他人の生活状況を勝ち負けで評価するのはどう見てもおかしい。
かなり古い話で恐縮なのだが、ブラームスも一生独身だったが芸術家としては最高の仕事をしたと思う。
なんだか評価のしどころを間違っているとしか言いようがない。
というか、そんなことで他人にマイナス評価されてはえらい迷惑じゃないだろうか。

自分は配偶者や子供がいるが「勝ち」だなんて全然思わない。
人生、生きているだけでめっけもんで、健康でいられることが一番良いとは思うが、不幸にも健康でない人を「負け」だなんて死んでも思わない。
人それぞれに他人にはわからない悩みがあり、どんな状況においても、生きていくことはたいへんだからである。





2004年07月29日(木) 犬も喰わない。。

今日、ある方と話していて、(女性から)「やさしさはあるけど思いやりがない、と言われたんだけど、どう思いますか?」という話題になった。
「やさしさ」と「思いやり」がどう違うのか「僕にはさっぱりわからない」そうなのだ。


女性が、少なくともパートナーにそういう事を言ったり、言わずともそう思ったりする立場になることは、一生のうち、何回もあるんじゃないかと思う。
男性が思っている何倍も何十倍も女性はいろいろと、こうしてほしいとか、ああしてほしいなどと思い願っていることが多いに違いない。

それで行き違いが生じる。

まぁ、要するに女性のわがままと言えばわがまま(笑)なのだが、そういう要望や気持ちをそれとなく汲み取って欲しいというのが、思いやりを必要としているということなのだと思う。

ただ、そういうわがままや要望を頻繁に口に出して言える人より、
普段、ほとんど自分の思っていることをあまり口に出さない人のほうが、
最終的にそんな「やさしいけど思いやりがないのよ!」という爆弾発言(男性側にとって)になってしまうのが、なんとも悲劇的だなぁと思う。

何故かというと、多分男性は、仕事の案件や苦手な取引先との付き合い、家のローンの事で頭がいっぱいな毎日で、家に帰れば、待っていた妻と夕食を取りながら、やさしく「今日のご飯も美味しいよ」とほめてぱくつき、明日の仕事に備えるといった生活が何十年も繰り返していく中で、
そんなある日突然「あなたは優しいけど思いやりがない!もう一緒にいれない!どうしてくれるのよ私の一生!」などと今まではやさしくておとなしい妻に言われたら、パニック状態になること必至である。

じゃぁ俺の一生はなんだったんだ?とも思うに違いない。
全くの悲劇である。

さて、問題点は「やさしさ」と「思いやり」の違いではなくて、日常生活の会話の足りなさや意思の疎通もあるんじゃないだろうか。
何らかのサインが日頃どこかで必ずあるはず、とは思うのであるが、どうだろう。

言うなれば犬も喰わないお話である。



2004年07月28日(水) 暑い夏よ終わらずに。。

連日、30℃前後まで気温が上がるので、
段々と身体も気持ちも慣れてきたような気がする。
こういう本物の夏には何年も出会ってなかった。

冷凍庫の中は、角氷をたっぷり作り置き、
宇治あずきやバルクの三色アイスなどでいっぱいである。
ここ数年は冷夏で、こういう状態は久し振りなので、
がらがらと角氷を出してグラスに入れただけで「夏だ!」という気分になる。

今日、ついに麦茶と冷茶の作り置きまで始めた。
例年は、お盆も過ぎると、すーっと涼しい秋の風が吹き始めて、学校の始業式が始まる頃には、寂しい気持ちになるものだが、今年の夏はいつまで続くのだろうか。
せめて8月いっぱいは、暑い夏が続くと良いなぁと思う。



2004年07月25日(日) お久し振りっ!ハリー。。

娘と一緒に、ハリーポッターを見に行ってきた。
一作二作と映画館で見ているので、まぁ今回も取りあえずといった感じである。
役柄もそれぞれイメージが定着してきたので、ストーリーがこれからどうなっていくのかが、原作を読んでいない者にとっては、楽しみなところ。

あと、どのくらいで完結編になるのか、詳しいことはわからないが、今の配役でなんとか最後まで無事に撮ってもらいたいなぁと何となく思った。
例の事情で、校長先生役の方が代わったのを見たからかも知れない。




2004年07月23日(金) 札幌も暑いのです。。

今週は、東京や埼玉などで39℃やら40℃を観測したそうで、
比較的涼しい札幌も、今日の室内温度計は28℃。
うちは北向きで外より涼しいので、なかなかこの温度にはならないのだ。
北海道なのに、ぎらぎらと太陽が照りつけている。
本州に比べるとまだ湿度が低いのが唯一の救い。

通気の良い一戸建てなので、エアコンが全く必要ない我が家でも、ちょっと暑い。
家人によると、やはり外の方が「熱い。多分、30℃以上いってる」そうだ。
昨日、一ヶ所だけ網戸の場所(猫を外に出していないので、今までは開けられなかった箇所)を増やしたので、前よりも通気は良くなったのだが、暑さに強い私でも、なんとなく、目が熱く感じるくらいに暑い。

窓から覗くと、庭では、先日買い求めた琉球朝顔が「この暑さはまだまださぁ〜」とのんびり開花している。

うーん。だがデジカメ持って炎天下のお外に出る気分ではない日中の暑さなのであった。。



2004年07月20日(火) コーンウェルの「切り裂きジャック」はすごい。。

グリシャムのペーパーバックスがなかなかの大物(笑)なので、
何か併読しようと昨日買ってきた検屍官シリーズで有名なパトリシア・コーンウェルの「切り裂きジャック」を読み始める。
この本は、昨年かなり話題になっていたそうだが、全然チェックしていなかった。
何か面白そうな本はないかなぁと本屋さんをぶらぶらしていたら「あら?これは。。」と発見。

ロンドンを震撼させた切り裂きジャックは、逮捕されていたものとばかり思っていたのだが、未解決に終わっていたそうだ。

読み始めたばかりだが、これは推理小説ではない。
ノンフィクションとしても充分説得力がある。
とにかくすごい。ぞっとする。

日記を書いている場合ではない。早速続きをこれから読もう。



2004年07月18日(日) ほっと一息な連休。。

今週はずっと忙しかったので、この連休はとても助かる。

家人が朝から仁木町方面に出かけたので、
試験中の子供達と一緒にまったりとお留守番。
昨日までは蒸し暑かったのが、今朝の雨で一気に涼しい一日。
みんなで、お相撲の千秋楽、曽我さんご家族の帰国ニュースなどを見ていた。

家人のおみやげは、特大のしじみ(蛤ぐらいの大きさ)、ホヤ、白ツブに青ツブ。
しじみはお味噌汁、ホヤは酢の物、白つぶはお刺身、青つぶはお醤油味の甘煮。
なぜだか、貝三昧。
余市の柿崎商店に寄ったらしいのだが、甘えびやイカのちょうどいいのがなかったそうだ。
待っていたこちらとしては残念。

夜は久々にレース編みをして、二枚目のコースターが出来上がった。
夏休みのような一日。




2004年07月15日(木) グリシャムの緊迫感。。

今週は、仕事上でいろいろと案件があり、決めるところは決める、お断りするところは丁重にお断りなどをして、なんとかここ数週間のメドが立ったので少しホッと胸を撫で下ろした日。
重なる時は重なるものである。

さて、ほっと一息した仕事の合間、ほんの15分ほど、本屋さんの洋書コーナーに立ち寄って、ジョン・グリシャムのペーパーバックスを一冊買った。
一緒に持ち歩けるように、とっても小さなオックスフォードのミニ辞典も買う。
何故だか、急にグリシャムを読みたくなったのだ。

以前に、語彙数を落としたペンギンリーダースでグリシャムの「レインメーカー」を読んだことがあり、そのストーリー展開の濃厚で充実したスピード感に翻弄された。

今回の本は「StreetLawyer」。
隣りに平積みされていたペーパーバックス「ファーム」の方はかなり売れており、ちと心が動かされたが、「次回、次回」と急いで、Streetの方を掴んでレジへ。

さて、グリシャムの物語に出てくる主人公はいつも何かに追われている。

例えばそれは妻が帰って来る前に、急いで何かのお祝いのテーブルセッティングをしている時間であったり、後ろから追ってくるFBIや悪人であったり、または法廷に出す書類の提出期限であったりする。
だが、その切迫した感じがなんともいいのだ。

ほっとしたのに、何故また緊迫感のあるものが読みたいのか(笑)、自分のことながら全くの謎である。



2004年07月13日(火) 島豆腐。。

地下街の沖縄専門店わしたショップにて、島豆腐を初めて買った。

普通のお豆腐とは少しだけ製法が違うそうで、
弾力があり、しっかりと引き締まったお豆腐という感じ。
色は黄色味がかった色。
早速、ゴーヤーチャンプルを作ってみたら、
あまり崩れないで、綺麗に仕上がった。

沖縄では、手で崩してチャンプルに入れるそうだが、わかるような気がする。
こちらの豆腐だと、もし崩して入れたら、
出来上がった頃には、おからのようになってしまう。

だから、「チャンプルの豆腐は崩して入れます」とレシピに書いてあっても、
たった一回の失敗から、決して崩さず、切って入れる習慣がついてしまった。
島豆腐なら、ほぼ手で崩した通りの出来あがりになることだろう。

さて、ここ札幌にわしたショップがあるお陰で、いつでも買えることが出来るこの島豆腐のお料理方法をちょっと勉強してみようと思っている。



2004年07月11日(日) 投票日の小学校。。

一昨日、新しいアルバムがやっと入荷。
待っていてくださった方々にも、ラジオやサイトでご報告。
仕事や勉強で疲れた夜にでも、まったりと聴いていただければうれしいかなぁと思う。

さて今日は、試験中の学生が約2名ほどいるので、
食欲の出そうなスープカリーと、デザートにコーニッシュチーズケーキを作る。

食後に近くの小学校に投票に行き、久し振りに体育館のあの懐かしい匂い。
廊下、靴箱、うさぎの飼育小屋。

学校の脇に置かれている子供たちの名前が書かれた鉢植えには、
なにやら草花の葉っぱが出てきているが、まだつぼみがついていないので、
家人と見ていても、何の花なのかわからず。
育てやすい百日草とかサルビアだろうか。
これから、つぼみが出来て、咲くのは夏休み中だろうか。。





2004年07月08日(木) 夏のレース編み。。

夏なので、さすがの札幌でも、部屋で冷たい飲み物なんぞをテーブルにのせていると、汗をかいて、グラスの周りには、水滴がポタポタ。。

そうだ、それじゃ何かコースターを作ろうと思い、久し振りに夏の季節物であるレース編みを始めた。

「レースを編むのよ」という言葉がなにかの曲にあったなぁと思い出し、
笑いながら、数年ぶりのレース編みで、ところどころを忘れていたところを、少しずつ思い出しながら編んでいるうちに、一枚のコースターが取りあえず出来上がった。





2004年07月06日(火) 琉球朝顔と水蓮。。

昼間、一回分の仕事を終えた帰りに、いつもはほとんど行かないS友に久し振りに寄った。

何故かというと、チーズケーキ用に使うマクビティのダイジェスティブビスケットを置いているのが、いろいろと私が実践的にリサーチした結果、少なくとも、札幌中央区においては、ここだけなのだ。
他のスーパーやデパ地下では、チョコレートがかかったタイプのものがよく置いてあり、このプレーンなビスケットは全く見当たらない。

さて、お目当てのマクビティビスケット他を買い、帰りにスーパー前にある露天の園芸屋さんに寄って、いろいろと物色。
朝顔が欲しいなぁと、なんとなく思っていたのだが、「琉球朝顔」を発見。
一つ大きなつぼみのあるのを、早速購入。
朝だけでなく、日中の間も咲いているらしいので、楽しみ。

会計の間、お兄さんの後方の水鉢に、水蓮類が見えたので、見せて貰ったら、
いくつか、つぼみを持っているのがあったので、その中の一つを選んで購入。
帰宅して、早速、玄関前の水鉢に入れる。
布袋草とウォーターレタスに「お仲間が増えました。仲良くね」と仲間入りさせてもらう。

その夏らしい花二種が咲く日が、かなり楽しみである。



2004年07月05日(月) おめでとうギリシャ!。。

サッカーの欧州選手権にて、信じられない事にギリシャがなーんと優勝したのだ。
並みいる強豪を押しのけて、決勝まで行っただけでも、大快挙なのに、優勝とは。
昔、家の二階に下宿していた知人のギリシャ人は、かなりの大喜びだったらしい。
そりゃそうだ。

先日、F1で、佐藤琢磨くんが表彰台にのぼったのもかなりの大快挙だったが、
ギリシャの優勝は、F1にたとえると、1位から3位までの表彰台に日本人が3人上がるくらいの大快挙じゃないかと思う。

今年のオリンピックはアテネだし、古き都ギリシャもたまには脚光を浴びて、どんどん観光客が押し寄せ、景気も良くなったらいいなぁと他人事ながらにちと思うのであった。。



2004年07月03日(土) 北海道の阪神ファン。。

今日は札幌ドームにて、阪神vsヤクルト戦があったそうで、
試合の終わった後、街には阪神ファンがたくさん。

地下鉄の駅から、あがってくる多くの人達は、
なんだかジャズフェスティバルの帰りのように、
知り合い同志でなくても和気あいあいというか、
すっきりとした面持ちでいるので、とても清々しかった。
あのユニフォームを着ていなかったら、
阪神ファンだとは気付かなかった(笑)かも知れない。

それにしても、ここ札幌で、
阪神ファンがたくさん存在している(全道から集まった模様)というのは意外だが、
どんな人の前でも、はっきりと「阪神ファンです」と言い切る押しの強いファン層がいるというのも、他のチームにはないかもと思う。
たとえ上司が巨人ファンであっても、である。

なんだか、はっきりしている方が勝ちだ!と思う今日この頃。。


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