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△once upon a time
2004年06月20日(日)
■■妹ちゃんのその後。


抗癌剤中止からはじめての夏を迎える。
要観察ということには変わりがない毎日。

予防医学という点では、いい食事、いい補助食品
沢山世の中にはべらぼうに金額が張るものや眉唾ものもでているけれど

どちらかというと妹ちゃんの場合は
社会の中で身をおきながら

時にストレスを抱えることもあるけれど、それも生きているということ
という感じに、自然の流れに身をおいている。


母は相変わらずそんな妹ちゃんを心配し、抑制しようとしているけれど
あたしは、それは無意味なことだと想っている。

ドクターが以前私達家族に、こういったことがあります。

『好きなことをやらせてあげなさいね。』


それは、再発ということの視点からいった言葉だと想うけれど
きっとそれは、妹ちゃんだけではなくて、

あたしにも誰にでも当てはまる言葉。



そして今、妹ちゃんは好きなことをして生きようとしています。


そこには沢山のストレスや疲労が伴うけれど。



それも全て 生きている ということ。





:::::



今までの闘病記録をこの夏いっぱい掛けて、ちゃんとUPしたいと想っています。

ご存知の通り
わたしたちの闘病は、まだ続行中で
これからも綴っていくキモチでいます。

わたしの拙い文章を
不特定多数のWEB社会の中にこうして公開して


最近、是非読めるようにしてください  とメイルをいただいて。。。


理由なんてどうでもいい。書かずにはいられなかった。という始まりだったあたしの揺らぎに
こうして意味づけしてくださったことに

感謝いたしたいと想います。


あたしは また 淡々 と綴っていこうと想います。




るきの





2004年06月05日(土)
■■願わずには いられない。
オペルームに5時間。
半袖の術衣でいたため、風邪をひいた。


今、小さな身体の心音を聞く。
小さな掌をこじ開けて
その小さな掌からうまれている大きな力を
指で感じる。

生命力を感じざるを得ない。
そんな母性病棟で実習が始まった。






衝撃的なニュースを 最近になって知った。

臨地実習にでると
24時間の一日の中で、20時間は起きているのに
新聞も ニュースも 目を通せない日々になる。

だから
社会からは少しインターバルを置いて
色々なニュースを耳にする。



バタつかせる小さな手足。
口に触れるものに 吸い付こうとする口元。
お湯の中で しずかに 目を閉じて 身体をまんまるにする姿。

どうぞ どうぞ この子達が 元気にたくましく生きていってくれますよう



願わずにはいられない。


強い風の吹く日も
嵐のような日々も
暗く閉ざされた日も


生きていれば色んな日があるけれど






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気がついて 生きていってください。




お家へ帰る 6日目。
あたしは そんなことを考えながら


さよならする。



さよなら。どうぞ どうぞ 
この世界のどこかで 元気に生き抜いてください。



そう願わずには いられない。



▲in the future
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