ミスフル感想
Mr.FULLSWINGの感想置き場。毎週書いています。
 何故か編集に毒を吐いたりして(変)
 あんまりやおい要素は無いけど一応気をつけて

2005年09月06日(火) 196発目(みんなの夢)感想続き

なんだか本当に感想書く気がないや。
書こうとしても気力がわいてこない。
確かの今回は突っ込んで笑える話ではないしな・・
それでもいってみるか?
もう最初から過去を振り返るような感じの書き方なんですよ。
先週まで現在進行形で書いていたくせに、
今は過去形で書いている。
確かに実況みたいな説明はあった。
でもあれは現在完了と言うか(ホントはよく知らない)
今起こったことをすぐに過去形にしていっていたと言うか。
今はもう試合が終わった、
もしくはもっと経って(年単位?)それを思いだして言っている風にしか見えない書き方。
辰羅川が怪我をしたのを引っ張らないのなら、怪我をさせる必要はなかったはずだ。
いつものことだけど、展開がおかしい・・
4点取られたのは分かる。
でもその後は?
少なくとも、剣兄の打席は点を取られるだろう?
犬飼は新秘球を出したの?
剣兄のMFBが最後まで通じたと言うのならそれでもいい。
(確かもう一つ剣兄にはあったはず・・)
でも犬飼は少なくとも次の秘球を出さないといけないはずなのに、どうなってる?
スルーしてる。
P3〜始まる展開には文句はないです。
ただこれをもっと試合を丁寧に書いてからきてくれればね。
紅印姐さんは本当にらしいですね。
腕を組んで(足も組んでる)「剣ちゃん」と言う一言にしても
「お黙り!」と言う叱る言葉にしても
やはりチーム内最強!
次のコマでは他のナイン引いてるし(これは姐さんが怖いのだと思う)
P5目の剣兄の「どうしてそんなこと言い出すのか」なんて質問ははなっから無視してる。
やっぱりこの人最強だ。
色々あるけど、口でも他の人はかなわないんだろうね。
「皆がそろったことを誰よりも喜んでいた剣ちゃんだったから」
そうだよね。
そうだと思っていたよ。
誰もが剣兄のようにWJ(ワイルドジョーカーズ)に思いいれがあるわけじゃない。
単に軽い気持ちで七橋にしたナインもいるはず・・
ここまで、もしくはそこまで以前の敗北にこだわっているわけじゃないだろう
皆がみな・・
しかしそれにしても脇役だった、そして交代させられたあの三人を何の活躍もなく替えるのなら、最初からjokersは5人しか集まらなかったとしてもいいんじゃないか?
この重要な場にあの三人がいないのがおかしいよ。
P7目「お願いだよ、この試合だけは最後まで」
いやアンタはこの試合が終わっても、また華武戦で投げたいとか言い出す奴だよ。
(華武戦があるのかがもう何の予測も立てられないが・・)
ところで球場のトイレってこんななの?
(こう言うツッコミが今回してもしょうがないと言うか、物語が悲惨でも突っ込みは出来ると思うけど、物語よりもファンにとっては展開と終わる事自体がそれ以上に悲惨だからね。血を吐いたのも、試合に負けたのもそれほど悲惨じゃないんだけど・・)
そういう悲惨さがなんと言うか、画面全体から見て取れるよね。
なんかね、こういう事言うと長くなるんだが、
「三月ウサギが集団で・・」という漫画があったんだが、
萩尾望都作品なんでファンはいくらでもいて、それでその解説を読んだ事もあるのだが、
その解説で、ギャグ漫画なのにあまりにも暗すぎると書いてあった。
確かに笑うことが出来る(すごく)漫画だったんだが、画面がすごく切ない感じがあって
萩尾さんの特長とも取れるんだけど、そういわれれば何かおかしいな?と感じさせた。
思うに作者のそのときの気分と言うか何かつらいことがあって、その感じが場面に出たのじゃないかってそのとき思ったのだが、
今回の展開と打ち切りとかそう言う切ない作者の心情がどうしても出てしまったんじゃないかな?
考えてみれば、こう言う展開でもう試合は終わったんだし、(4回からいきなり9回だよ)
普通に自分の感情を考えても、もっと怒ったり、ガッカリしてもいいはずなのにそれが出来ないと言うか、しないのは何故なの?と考えてみるに
なんか作者自身の心情と言うか、悲しさが前面に出ているからだと思う。
それで怒ることも出来ないんだ。
例えていえば(たとえがよくないが)
ある人(この場合作者)と一緒に出かける約束をしていて
それを自分は楽しみにしていて
一緒に行けると思って待ち合わせの場所に行ったのに
そこには来ていなくて、おかしいと思って
家まで行ってみたら死んでいた、みたいな。
勿論楽しみにしていたことを味わえないことや、一緒に行けない約束を破ったことに対する怒りはあるんだけど、そんなもの目の前のこと(この場合は打ち切り)と比べると怒れることではないので、怒ることも出来ずに、悲しくなる、みたいな・・
たとえが悪いな、ホントに・・
(気を悪くした人すみません)
でもなんと言うか私はそういう気分です。
storyはそれほど悲惨じゃない。
剣ちゃんの病気は以前からのものだし、死んだわけじゃない。
十二支が負けたのだって、試合はどっちかが負けるものなんだし
別に大したことじゃないじゃないか?
それなのにそれ以上に悲しいのは何故?
それは作者の心情が出ているからじゃない?
こんな形にしなければならなかった、こんな終わり方をしなければならなかった、こんな風になって読者に申し訳ない
そんな気持ちが出すぎていて、展開が速いとかそういうので怒ることも出来ないんだよ。
だからみんなかけないんじゃない?
相手目の前にして怒ることも出来ない状態なんだよ。
続きます。


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