| 2003年05月11日(日) |
サウンド・マップとカメラ |
伊藤君子さんで「song for you」を聴いています。
昨日の予報どおり今日は雨。今朝から始まったプランターの野菜のチェック。いきなり、きゅうりの土を猫に掘られてしまいました。はは。先が思いやられるな。 病気にも気をつけないと。
気温も18℃ぐらいまでのようで、落ち着いた日です。雨も静かだし。
詩を書く前段階として、サウンドマップをやってみました。これは小学校の授業でとりいれているところが多いと思います。ぼくの時代にはなかったのですが。
ようするに自分を中心にして音がどこにあるのかを書きこんで地図を作るんです。 「朝の散歩」をテーマにしてノートに少しだけ書いてみました。 そういう意識で歩くと耳がとても鋭敏になります。で、いままでなんとなく感じていただけだった鳥の声がとてもよく聞えるんですね。しかも、思った以上に種類も数も多いのです。ぼくは鳥の多い街に住んでいるんだと妙に新鮮。
小学校の授業では聞こえた音をそのまま書きこむのかな。「ぴぃぴぃ」とか「かちゃかちゃ」とか。すると擬音で埋まったマップになりますね。 まんなかに「わたし」と書いて、そこから蛇みたいに「すたすたすたすた」という歩く音を書いて…、横に犬の足音を書いて…、斜めにツバメがしゅーん、そんな感じです。
つい、注釈をいれたくなるんですね。空間に偏在するものを二次元の紙の上に表現するのだから当然かもしれません。そして、注釈をつなげると風景が描けるわけです。その人の聞えた世界ですね。 じつは、ほとんどこれと同じやり方で詩を書いたことが何度もあります。 音ではなくて、色の分布に注意がいってるときが多いですが。
色の分布については、小学校の授業で「カメラとカメラマン」という課外授業があります。二人一組でカメラ役とカメラマン役を決めて、カメラマンが「ここ」ときめた場所なり、モノの前で「パシャ」とシャツターを押す音を出します。それをカメラ役の子は記憶します。で、「何枚か撮影して」帰校。カメラ役の子は、思い出してそれを絵に描きます。役を交換したり、カメラマンが「写真」に意見を言って完成させたりと、先生によってバージョンはさまざま。 これもぼくの時代にはありませんでした。
これはいい訓練だと思いますよ。ぼくなんかはちいさなメモを持ち歩かないと怖いな。それで、小学生に刺激されまして、こうやって書いていること以外にも、簡単なノートのような日記を作ろうかな、とも思ってます。
今日は一日雨のようです。 ふだん想像力の中のサウンド・マップとカメラを、やっているのかもしれません。自分がどんな世界にいて、どんな世界を望んでいるのか。 意識しなくても作品には、全て出てきます。
もういちど世界をよく見渡してみます。耳を澄ませて。
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