散歩主義

2003年05月07日(水) サムサラ

蒸し暑い日
雨が目に見えないほど細く降っていて
空はグレースケール

立夏を過ぎて
暦どおりの空気
まるで梅雨のよう

今朝の散歩は木の葉を見ながら
イチョウ、クスノキ、ツバキ、カツラ、ブナ、シイ…

細い細い雨がだんだんと強く 突然風も起きて

人の歩き過ぎたあとに香りが置いていかれる
憶えている ミツコ? いや サムサラ

見るもの聴くものよりも 香りのかきたてるものが
あざやか
もう二度と見れない姿、聞えない声、触れることのできない手
だけど 一つの香りが
すべてを 想いのなかに立ち上がらせることができる

雨は本降り 
窓の外では最初に蕾をつけた薔薇を
深紅の薔薇の蕾が追い抜いていきました
立ち位置の違い 陽射しの偉大さ

光のありかを求めていくこと
あなたはどうでしたか



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