散歩主義

2003年04月02日(水) ピアノで元に戻る。

ジャンが、テレビのある音が大嫌いであることがわかりました。
もともと、鳥の声や車のドアを乱暴に閉める音は大嫌いなのですが、テレビのバラエティー番組の素っ頓狂な声や、怒鳴り散らすような歌にもうんざりした顔をしていたのです。

今日わかったのは、戦争の爆弾の炸裂音。たぶん雷と同じような範疇なのでしょう。とたんに落ちつきなく吠えるます。今日、どうもそうらしいとにらんで、テレビのニュースを消し、大好きなピアノをかけてあげました。すると、とたんにすやすや。

手元で探している余裕がなくて、手を伸ばした所にあったショパンのワルツ集です。えーと、たぶん演奏はコラールだったと思います。

今日は、ゴザンスのテーマ、「桜」についての文章をアップしました。植物のことは書く意欲をかきたてられます。毎日、世話をしたり散歩でも見ているからだと思いますが。西行のことも少し書きました。

その西行の「桜」について、「あー、ここなら」と思ったのが大阪の弘川寺です。西行が最後に選んだ「棲家」。あまりにも観光に利用されているさまざまなその足跡よりも、その生き方が透けて見える場所のような気がします。

ここもすべてが西行に染まった寺であり、山なのですが、いやみが全然ない。大阪の田舎。昔で言えば河内の国。河南町というのですが、昔で言えば熊野へ入っていく入り口のひとつです。西行は熊野にもいましたし、最後の旅の拠点は伊勢でした。そして桜の老木の如く動かなくなってから、この河内の弘川寺に居場所を定めたのですね。
西行の墓所はここにあります。

さてさて、夕方、ぼくの調子がおかしくなってしまいました。熱いシャワー浴びたり、横になったりしてなんとかもとに戻りましたが、無理はできないですね。
その時思いついて、くらくらしながらピアノをかけたのです。
最初は笹川敏幸さんの「レクイエム」。つぎにウォン・ウィンツァンさんと山本公成さんの「アースブリーズ」。ウォンさんのピアノはヒポクラテスも驚くほどよく効きます。

何度も深呼吸して、水を少しづつ何度も呑んで、目を閉じて横になっていると元に戻りました。
寝不足かな。今日は早く寝ます。ん?犬たちはもう寝てます。
じゃ。



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