散歩主義

2003年01月12日(日) ことばのつえ、ことばのつえ

藤井貞和さんの詩集です。
いま、しょっちゅう目をとおしています。この20の詩篇は今、いちばん「生きた言葉」としてぼくを自由にし、さまざまに考えさせもしています。

一種のDUBのように消された助詞、助動詞を思いながら読むのもいい。一行のイメージのふくらみの連続に身を任すもよし。
作品の懐がふかい。

いちばん感じたのは 言葉はここまで自由だ 言葉は律動するものだ 詩は力だ というようなこと。長いけれど、削った果ての自由を感じます。

そして、ぼくを覆うぼくのなかの「とめようとするもの」の実態のことを考えています。
詩は自由です。ヒトを解放する力を内在しています。うたうものを昇華させもします。すばらしいものなのです。

リズムと感情の決して引き裂かれない塊を、魂のチカラとして書けないものか。

うたうように、くちずさむように。響きあうように。
そんなことを思っています。


 < 過去  INDEX  未来 >


にしはら ただし [MAIL] [HOMEPAGE]