夜10時半頃に古い知り合いから電話があり、あたしが前に働いてた居酒屋にいるから来てくれって言われ、行って来た…。で、今帰った…。 20年働いた会社を辞めるとかなんとか。 なんでも、華僑の知り合いがいて、事業を興すために中国に行き、一緒に仕事をしたいんだって。 会社に辞表を出したけど受理されず、待ってくれって言われたらしい。 「今の会社では俺なんかせいぜい部長どまり。今の会社で定年まで貰える給料を計算したんだよ。その自分の一生分の額を見て、これでいいのかなと思った。男には野心ってもんがあるんだよ。」と。 気持ちはわかるけど、現実はそううまくいかないよなー。 確かに、使われてる立場で一生を送るより、自ら企業を立ち上げるのは素晴らしいことだと思うけど、実際は「あーあ…会社か…」って思いながら家を出る人の方が多いんじゃなかろうか。自分のためだけじゃなく、家族のために仕事するとかさ。 案の定、奥さんは大反対で、辞表を出す時に離婚問題になったらしい。 でも、「今までの貯金と退職金は妻子に全部やってでも、俺は好きなことがしたい。」って。 どうなんだろうなぁ…。男ってそんなもんなのかねぇ? そりゃ〜あたしにも夢や理想はあるけど、地道でこぢんまりした一生を送るのも悪くないと思うんだけどね。別に努力しなくても生きられるってわけじゃない。地道に生きていくのにも努力があるはず。それすら出来ない人もいるんだし。
■AM 5:33(22日)
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