斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ | 次へ>>
2005年01月28日(金)
またまた「TSUTAYA半額ウィーク」が始まった
またまた「TSUTAYA半額ウィーク」が始まった。 「TSUTAYA半額ウィーク」が始まると、僕はMP3エンコードを行うサルになる。 僕のMP3ファイルは現在13、000曲。 ファイルサイズは45GB。 iPodは60GB版なのでまだまだ余裕。 iTunesの再生時間を表示するバーには「32日」と表示されている。 全てのMP3ファイルを再生するために必要な時間が32日、という事である。 この32日分のMP3ファイルはP2Pで手に入れたものではない。 僕が自分自身でCDからこつこつとエンコードを行ってきた努力の結晶である。 結構なお金と時間をかけている。 32日分の楽曲は、確かに僕が自分自身でCDからエンコードしたものなのだけれど、既にワケがわからなくなっている。 僕はこの32日分の楽曲を把握しきれていない。 聴きたい曲をレンタルしてきてエンコードする、という状態はとっくの昔に終わっている。 3、000曲くらいまでは、聴きたいCDを買ったり借りていた。 5、000曲を超えたあたりから、そのような状況は終わりを告げた。 まずは、特定のアーティストの全てのCDをまとめてガサッと借りるようになった。 だが、僕の自宅近くのTSUTAYAは品揃えがイマイチ。 特定アーティストのアルバムを全て揃えるために、僕はAmazonでせっせと足りないアルバムを買うようになった。 10、000曲くらいまでは、そのようなアーティスト別の借りかたをしていた。 そして、13、000曲を超えてしまった現在は「アルファベット順」のレンタルである。 今週は「P」で始まるアーティスト、とか。 好きなアーティスト別では、ネタが尽きてしまった。 既に、聴きたいと思う曲を聴く時間よりも、MP3ファイルが増える速度のほうが速い。 僕のiPodをランダム再生させると、知らない曲ばかりが流れる。 往復の通勤時間くらいだと、知っている曲が1回流れれば、ラッキーなほう。 自分自身でエンコードしたローカルHDDなのに。 iPod Shuffleが発表されたとき、一瞬買いそうになった。 だが、冷静に考えて止めた。 iPod Shuffleは、iTunesで管理されている曲をランダムに取り込み、次に何が流れるかわからない、というドキドキ感を楽しむためのツールである。 でも、僕の場合、シャッフルされた曲が流れる、となると、知らない曲ばかりが流れてしまうことになるのである。 「新譜の流れないラジオ」と化す。 だったら素直にラジオを聴け、と。 現に僕はクルマの中ではラジオしか聴かない。 なので、iPod Shuffleは買わない。 かなりの特殊例かもしれない。 いい加減MP3ファイルのエンコードは止めたいのだけれど、そこに「TSUTAYA半額ウィーク」がある限り、僕はエンコードザルになる。 日本でiTune Music Storeによる音楽配信サービスが始まったとしても、もはや個人的には関係ない。 個人的にはネット配信には、マイナーなアーティスト、廃盤、ブートレッグを期待したい。
目次 | <<前へ | 次へ>>