斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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| 2005年01月11日(火) |
僕はNHKの受信料を払った事は一度もない |
僕はNHKの受信料を払った事は一度もない。 だって、払わなくてもいいんだもの。
世の中では、NHKの不祥事やら何やらと言った問題にたいする視聴者からの抗議として、不払い運動をしているらしい。 僕が不払いを続けている理由は、思想とは関係ない。 払わなくても罰則がないのであれば、無駄金は払わない。 ただ、それだけである。
僕は罰則がなければ、法を破る。 ゴメンで済むものはゴメンで済ませる。 以前、車の前面のナンバープレート外しは違法だったけれど、罰則規定がなかった。 その際は、オーピス対策も兼ねて前面のナンバープレートをはずしていた。 現在は、罰則規定があるので、取り付けているけど。
ちなみに、スカパーもただ見である。 スカパーは一度、自宅の改装時にパラボラを外さざるを得なくなり、一時的に解約したのだけれど、アンテナを戻したらなぜだか放送が映ってしまうので、そのまま料金を払わずに見ている。 もう5年ほど払っていない。
たまにNHKの集金人がやってくるが、僕はいつもニコニコ契約拒否。 最初っから払うつもりが1ミリもないので、さっさと退散してもらう。
僕はNHKを見ないわけではない。 19時のニュースだけは録画して毎日見ている。 日本国民として何が起きているかを一応は把握しておきたい。 プロジェクトXはプロジェクトマネジメントの悪い事例が満載なので、たまに見る。 韓国ドラマは一度も見たことがない。
紅白歌合戦は一応、毎年見るようにしている。 今回も最初から最後まで全部見た。 紅白は、僕に、自分が日本人であること、自分が日本人としてズレまくっていることを自覚させてくれる貴重な番組だからだ。 普段、洋楽しか聴かない僕にとって、紅白は大物演歌歌手以外の歌は全てはじめて聴く曲ばかりである。 特に若いロック「みたい」なバンド「みたいな」人たちはぜーんぜんわからない。 若手のお笑い芸人は大好きなので、若手の芸人さんはほぼわかる。 だけど、ミュージシャン「みたいな」人はぜーんぜんわからない。 僕が知っている日本人の若手ミュージシャンは、「波田陽区」と「はなわ」くらいのものである。 それ以外は知らない。 テレビは基本的にHDDに録画してCMはすっ飛ばして見るので、CMソングも知らない。 ドラマのオープニング、エンディングもすっ飛ばして見るので、主題歌も知らない。 紅白は僕が年に一度だけ、自分がいかに時代とズレまくっているかを自覚できる貴重な番組なのである。
で、NHK。 ニュースしか見てないのだけれど、NHKのニュースはつまらない。 僕としてはNHKには事実だけを淡々と伝えて欲しいのだけれど、最近は編集が民放のワイドショーみたいになっている。 民放のジャーナリスト「みたいな人」って、勉強不足がはなはだしいので、見ていてウザい。 NHKはニュースの重要性だとか、編集者の思い入れとかではなく、視聴者が見たがるものを流す傾向がどんどん強くなっているような気がする。 編集権の取り違い。 NHKって視聴者に媚びないのがウリだったハズなのに。 卓球の愛ちゃんが髪の毛を切った事が重大ニュースか?
特に今年の年末年始はひどかった。 奈良のフィギュア萌え族((C)大谷昭宏)事件とかスマトラ地震とか大ニュースがたくさんあったのだけれど、年末特番は既に撮り終えており、年末以外には放送できない番組ばかりだったので、ニュース特番はNHK、民放ともにほとんどなかった。 せめて、NHKくらいは・・・と思ったけれど、NHKものん気なお正月番組ばかりで、ニュース特番はほとんどなかった、というよりも、通常の定時ニュースでさえ、すっ飛ばされていた。 年末年始はマスコミも休暇中なのだろう。 それは、わかる。 でもなあ。 僕はお笑い番組とニュースしか見ないんだよっ! お笑い番組が増えたのはありがたかったが、ニュースが少なすぎる・・・。 東京12チャンネルを見習え、と。
NHKが公共放送を「自称」するのであれば、大事件が起きれば、即座に対応するのがスジってものだろう。 受信料を払った事のない僕が言うことでもないけど。
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