斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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| 2004年09月27日(月) |
インターネットトースター 〜白物ネット家電にヒネリが欲しい |
白物ネット家電が普及する兆しがまるで見えない。 DVD/HDDなどのAV系家電は、ネットにつながることが必然的な状況になっているが、白物ネット家電まるでダメ。
白物系のネット家電は、家電各社から既に製品として発売されている。 だが、全くと言って良いほど売れていない。 売れていない、という前にネットに接続する必然性が感じられない。
現在考えられている白物系ネット家電について整理する。
・インターネット冷蔵庫 冷蔵庫内の在庫管理。RFIDタグのついた商品を冷蔵庫に入れておくと、冷蔵庫内の在庫情報をチェック、事前に自動発注機能の設定しておくことにより、必要に応じてネットスーパーに注文。ただし、RFIDタグ自体が普及前。現在発売されているインターネット冷蔵庫は、在庫管理というよりも、冷蔵庫にPCをつけただけのもの。
・インターネット洗濯機 洗濯機の洗濯コースがダウンロードできる。洗濯機のインターネット経由での操作に関しては、タイマーで対応できるので、ネットに接続する意味なし。ダウンロードするほど洗濯コースがあるとも思えない。SDカードでも使えばじゅうぶん。
・インターネットエアコン エアコンの風のパターンのダウンロード、エアコンのネット、携帯電話からの操作。自宅に帰る途中に携帯電話で室温を適温にしておく。ダウンロードに関しては洗濯機と同じくSDカードでじゅうぶん。
・インターネット電子レンジ インターネット経由でレシピがダウンロードできる。冷凍食品等にRFIDタグがつけば、自動調理も可能になる。レシピはSDカードでじゅうぶん。RFID対応は、製品が普及すれば複雑な加熱パターンが必要となる冷凍食品が発売される可能性があるので、一概には否定できない。あくまでもRFIDタグ普及前提。
・インターネットポット 独り暮らし老人管理用。独り暮らしの老人がお茶を飲む回数、タイミングをネット経由でチェック。離れた家族や医者による日常的な健康管理、安否確認に使用。既に「みまもりほっとライン」としてサービス展開中。
・インターネット風呂 携帯経由でのお湯沸かし。帰宅前にお湯沸かしを設定。自宅に帰ればお湯が沸いている。タイマーがあれば必然性はなし。
・インターネットホームセキュリティー 自宅の鍵の開閉、インターネットカメラによる自宅内の確認。異常時にアラーム、撮影画像を携帯に送信する。クルマや駐車場にも同様に設定。
このなかで、僕がすぐにでも欲しいもの、ネットに接続する必然性があるのは、セキュリティーシステムである。 これは確かに欲しい。 あとは、エアコンくらいはあっても良いかな、という程度。 物欲が沸かない。 インターネットポットを除いて製品やサービスにヒネリがない。
ニコラス・ネグロポンテのビーイングデジタルを読み返していると、インターネットトースターの話が出てくる。 朝、インターネットに接続されたトースターで食パンを焼くと、パンにその日の天気予報マークの焼き目がつく、というシロモノである。
面白い。 ヒネリがある。 アホな発想ではあるが、物欲は沸く。 白物系のネット家電にはこのようなヒネリが欲しい。
白物系のネット家電にはネットに接続する必然性がないのだから、直球勝負ではなく、面白系で勝負してきても良いのではないか? PCの世界ではUSBのアホ製品は多い。 USB扇風機、USB加湿器、USBクリスマスツリー。 USBによるPC接続なのに、PCから操作できるわけではなく、USBからは給電しているだけなのだけれど、アホすぎて逆に売れていたりする。
もともと白物家電をネットに接続する必然性なんてないのだ。 白物ネット家電にはインターネットトースターのようなヒネリが欲しい。
■みまもりほっとライン(インターネットポット) http://www.mimamori.net/ ■ライト切替式USB扇風機 「風光迷微」 http://www.e-lets.co.jp/product/fuko_meibi.htm ■USB超音波浄水加湿器「キリー・ポッター�掘廖� http://www.e-lets.co.jp/product/kiri_potter3.htm ■USBクリスマスツリー 「線上のメリークリスマス�掘� http://www.e-lets.co.jp/product/senmerry3.htm
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