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2003年10月28日(火) ゲーマーにはシミュレーター教習は意味がないかも

大型二輪免許取得のための教習所通いも何とか大詰めとなり、シミュレーター教習を受けてきた。
僕が普通自動車免許や普通二輪(当時は中免)を取得した大昔にはシミュレーターなどというものはなかった。
なので、シミュレーター教習は初めてである。

シミュレーター教習の教室に入ると、ゲーセンのバイクゲームのような大型モニターつきの機器が置いてあった。
僕は、いきなり飛び出してくるガキどもを轢いたり、暴走車に激突して吹っ飛ばしたり、ガードレールを飛び越えて、店舗に突っ込んだりするのだろう、と予想した。
Grand Theft Auto III みたいなモンだろう。

電源が入り、インストラクターが手本を見せてくれた。
画面が・・・ショボい。
音が・・・セコい。
迫力が・・・ない。

最新のゲームに慣れ親しんでいる僕にとっては、どうもつまらなそうに見えた。
ポリゴン数の少ないCG。
3世代以上まえのVR画面のよう。

僕はシミュレーターに跨り、エンジンをかけた。
ショボボボボボ・・・と、ショボいエンジン音が鳴り、発進した。
スピーカーから流れる「次の交差点を右折してください」みたいな案内に従って進む。
スピード感が全くない。
グランツーリスモ3で246コースを250キロ以上で走るようなゲームに慣れている僕は、レースゲーム感覚でスピードを上げた。
交差点でブレーキをかけると、ロックして止まらない。
しかたがないので、しょぼしょぼ走る。
スピード制限の標識も出ているので、スピードメーターを見ながら、その速度で走らなくてはならないらしい。

敵キャラがなかなか出てこない。
普通の街中と大きく変わらない。
タクシーがいきなり車線変更をしたり、歩道からいきなりチャリがはみ出てきたり、停車中の車両がいきなりドアを開いたり。
ほとんど予想の範囲である。
ゲーマーの僕からすれば、画面を見ていれば、制作者の意図がまるわかり。
どこにどのようなワナがしこんであるか、簡単に予想できる。

ほとんどぶつかる事もなく、淡々とシミュレーター教習は終了した。
ゲーマーにはシミュレーター教習は意味がないかも。


■Grand Theft Auto III (GTAIII)
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