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2003年10月16日(木) どこでも同じサミーヘイガーの合いの手と唸りシャウト

(昨日から続く)

昨日、書ききれなかった「Through the Fire/HAGAR SCHON AARONSON SHRIEVE (HSAS)」の話題である。

これは、これでオモシロバンドなのである。
ヴァンへイレンでお馴染みのサミー・ヘイガーがボーカル。
ジャーニーの二ール・ショーンがギター。
企画モノのライブアルバムである。

1984年の発売なので、この時点ではサミー・ヘイガーはまだヴァン・ヘイレンに加入していない。
当時の僕はサミー・ヘイガーこそはシャウト部門で世界最強のボーカリストだと信じていた。
そのサミー・ヘイガーがニール・ショーンのアコースティックギターに合わせて「青い影」なんぞをシャウトしているのである。
高校生だった僕は感動し、このLPレコードをもう一枚買い求め、女の子に強制プレゼントした覚えがある。
僕が自分のマイブームや趣味を他人に押し付けるのは今に始まったことではない。

今、このHSASのサミー・ヘイガーとヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーを聴き比べてみると、あまりにも芸風が同じである点が笑える。
「Missing You」という曲があるのだけれど、その曲でのサミー・ヘイガーの歌い方は100%ヴァン・ヘイレンである。
なのに、ギターの音はニール・ショーンなのでジャーニーそのもの。
違和感が面白い。
歌っている時の音はヴァンヘイレンみたいなのに、間奏のギターソロになると、突如、ジャーニーになってしまう。
サミー・ヘイガーの「あうっ!」とか「おうっ!」とか「はうっ!」とか「いやっ!」といった合いの手みたいなシャウトのタイミングもヴァン・ヘイレンと全く同じ。
サビの「う〜う、いぇああっ!」の唸りも同じである。

この人はどこに行ってもサミー・ヘイガーなのだろう。

と、言うことでこの文章を書いている途中にサミー・ヘイガーのシャウトを更に聴きたくなり、アマゾンの1−Clickでサミー・ヘイガーの最新のライブ盤である「LIVE Hallelujah サミー・ヘイガー・アンド・ザ・ワボリタス」を注文してしまいました。
ついでに、昨日買い忘れ、と書いたジェフベックの「There and Back」も。


■Through the Fire/HAGAR SCHON AARONSON SHRIEVE (HSAS)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000OMQ/250-2858747-6607436
■LIVE Hallelujah/サミー・ヘイガー・アンド・ザ・ワボリタス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000AVTXQ/250-2858747-6607436
■There & Back/JEFF BECK
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000025EY/250-2858747-6607436




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