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2003年09月14日(日) 80年代のヘタレプログレを見直す

僕のiPodの収録曲数は5,500曲を超えた。
最近は新しい曲を聴く気力もないので、古めの音楽ばかりを聴いている。

今のマイブームは80年代のヘタレプログレである。
70年代、プログレバンドは一曲20分、みたいな重厚で難解な音楽をウリにしていた。
変拍子でとっつきにくい荘厳な音。
「どんどんどん、どたどたどたどた、どどどどどどどど」みたいな。
プログレバンドは80年代に入り、一斉にヘタレた。

キング・クリムゾン、ピンクフロイド、エマーソン・レイク&パーマー、ピーター・ガブリエル、ラッシュ、イエス、エイジア、ジェネシス。
プログレ度の高い順に並べてみた。
逆から並べればヘタレ度順である。

学生時代、一時的にプログレのバンドを作ってみたことがある。
僕は四部構成、一曲20分の曲を書いた。
変拍子大会でドラマーは足がつりそうだと、愚痴をこぼしていた。
学生時代の僕にとってのプログレとはあくまでも重厚で難解で荘厳。
曲は長ければ長いほどエラいし、リズムは複雑であれば複雑であるほど良かった。
シャレでやっていたバンドだったので、僕の考えるプログレ度の高いプログレをやりたかったのだ。

80年代、プログレバンドは一斉にポップになった。
若い僕には80年代のヘタレプログレは受け入れ難いものだった。

それから20年がたった。
今の僕にとっては重厚で難解で荘厳な音は疲れる。
ヘタレプログレが心地良い。

フィル・コリンズのジェネシスなど、死んでも聴くものか、と思っていたけれど、今は普通に聴いている。
僕も丸くなったもんだ。
キング・クリムゾンなんて今やCM音楽だし。
隔世の感がある。
でも、今のワカモノはプログレなんぞ聴かんのだろうなあ。




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