斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年09月03日(水) |
オフィスの荷物が撤去された |
福岡に出張中の僕に東京のオフィスにいるスタッフからメールが入った。 「総裁の机の荷物が撤去されてしまいました・・・。力足らずでごめんなさい」
僕のオフィスの机の上にあった資料や機材一式が撤去されてしまったのであった。 今、僕の会社ではオフィス・クリーアップ・キャンペーンなどというものをやっているらしい。 それによると、机の上に置いていて良い荷物はダンボール換算で1箱ぶんまで。 それを超える荷物は強制撤去なのだそうだ。 ダンボール1箱を超える荷物はとっとと廃棄せよ、なのである。
僕は先日から福岡に来ている。 最初は1泊2日の予定だったのだけれど、そのままずるずると延びてしまい、東京のオフィスには全く出社せずに、福岡に通勤状態。 なので、東京の自分のオフィススペースの片付けなどできない。 で、福岡に滞在している間に僕の机は強制収用に遭ってしまったのあった。 強制撤去の警告紙を貼って、警告したうえでの撤去らしいのだが、僕は福岡にいるんだよっ。 しかも、予定外の出張で東京のオフィスに出社できてないんだよっ!
そもそもコンサルティングファームには自分専用の固定席、という概念がない。 オフィススペースは毎日予約して使う、というのが原則。 今の僕のようにオフィスに全く出社しない人間もいるので、固定席が人数分は用意されていない。 基本的には毎日予約して使う「みんなの席」なので、荷物を大量に置いてはいけないのである。
同様にヒラ社員にはロッカーさえも個人用のものがない。 コインロッカーのごとく、期間限定である。 僕は自分専用のロッカーは持っているが、ミニミニロッカーなので、ヒラ社員のフリをしヒラ社員用のロッカーも使っている。
僕も正確には自分のオフィススペースを持っているのではなく、「長期予約」をしているだけ。 ヒラ社員は長期予約もできず、朝、出社して当日、空いている場所を探すしかない。 前日予約すらできない。 僕はまだ長期予約ができるだけマシである。
だが、「長期予約」で同じスペースを長く使っていると、当然の事ながらそのスペースは「自分の席」として、限りなくカスタマイズされ、散らかり放題になっていくのである。 自分の固定席のような気になってしまい、気が緩んでいる時に余計なキャンペーンが走り、僕の荷物は強制撤去されてしまった。 しかし、マジで撤去するとは・・・。 恐るべし。
業務連絡:某ファーム所属のスタッフの皆様へ しばらく僕は福岡を中心に活動するつもりなので、僕のオフィススペースを使いたい方は連絡ください。
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