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2003年07月24日(木) カプホ好き

世の中には二種類の人間がいる。

「カプホ好き」と「カプホ嫌い」である。
もちろん僕は「カプホ好き」だ。

今日もカプホに泊った。
僕の常宿はフォンテーヌ赤坂。
サウナとセットになっているカプセルホテルである。

午前6時。
既に明るくなった赤坂見附の街をトボトボと歩いてカプホに入る。
大浴場に向かい、サウナに入る。
サウナでヒーヒー汗をかきながら、朝のワイドショーを見る。
風呂から上がり、自動販売機でビールのロング缶を買って飲む。
横では脱衣マージャンのTVゲームに興じるワカモノ。
マンガを読むおやぢ。
ビールを飲み終わると、もう午前7時に近い。
2時間ほどしか眠る時間は残されていない。
マトリクスの人間電池のようなカプセルの中に入る。
立って半畳、寝て一畳、というが、ここでは立てない。

僕は「下世話」好きである。
貧乏くさい事とかが嫌いではない。
高級なものが嫌いなわけではないけれど、B級なものもそれはそれで好きである。

大霊界の丹波哲郎が言っていた。
地獄といっても、地獄が合っている人にとっては地獄が天国なのですよ。
その通りだと思う。
僕にとってもお花畑や蓮の葉の天国より、地獄のほうが楽しそうに思える。

僕の周りでは明確に「カプホ好き」と「カプホ嫌い」にハッキリと分かれる。
「カプホ嫌い」の人間にとってはカプホに泊るということは、屈辱的なことなのだそうだ。
カプホ嫌いの人間は何時になろうと意地でもタクシーで帰宅する。
そうかな?カプホはカプホで良いと思うけれど。
サウナもあるし。
仕事を始める30分前まで寝ていられるし。

でも、僕はいつも夜が明けてからカプホに行くので、2、3時間の睡眠しか取った事がないのであった。

■フォンテーヌ赤坂
http://www.fontaine-akasaka.co.jp/




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孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

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