神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2004年07月05日(月) 議会の事務事業10項目の決定

 任意合併協議会内の「議員の定数等に関する検討委員会」第2回が城山町立公民館で開催されました。
 議題は、議会に関わる事項の協議の方法と、事務事項の協議です。具体には、1)検討委員会内で協議決定し合併協議会へ報告する件と、2)検討委員会内で案をまとめて、最終は合併協議会で決定してもらう件の区別です。
 2)については、合併の方式(新設か編入)が決定しないことには、協議さえできないので、次回に持ち越しとなりました。内容は、議員の報酬と政務調査費の2項目です。勿論、定数も併せてです。
 1)については、協議した後に10項目総てが決定(了承)しました。とは言っても、事務局がまとめた原案の説明で「シャンシャン」で終わったので、協議と言えるかどうかは疑問です。質問や意見は何もありませんでした。

 内容は、本会議や委員会の運営・議会報・請願陳情の取り扱いなどです。そして、その総てが「相模原市議会の制度に統一する」となったのです。
 私は、相模原市の議員なので議会の仕組みやルールを知っています。他の相模原の5名も同様でしょう。だから、私たちが事務局提案について聞くことは、ほぼあり得ません。
 しかしながら、3町の計6名の方々は書面を見て概略の説明だけで果たして理解をされたのでしょうか。既に、事前に調査なりして知り尽くしているのならよいのですが・・・。その点が気になったので、余計な事ながら再確認で「何も聞かないでいいのですか?」と発言したのですが、やはり何もありませんでした。
 ざっと読んだだけでも、相模原市議会と3町議会では10項目について結構な部分で差があります。会派運営や質問時間・質問の形態・陳情取り扱いなどです。
 確かに、基本路線として相模原市の制度に併せる旨が合併協議会で確認されていますし、その通りに進めることが協議進捗は早いです。が、自らの制度でよい点は主張すべきですし、差異点で解りづらい点は質問があって然るべきです。私自身、相模原市議会の制度で未だに知らないこともあるかもしれませんし、議員になってから概ね理解するまで裕に1年以上費やしたのも事実です。合併してから制度を見直すことは別に問題ではありませんし、良いものはどの時点でも積極的に取り入れるべきです。
 が、


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 やるならば、この時点が最適あったと思います。

 各町議会より代表で出ている議員の方々は、帰ったら説明をするのでしょうか。でも、今更何かを言ったとしても遅くなってしまいます。「任意だから」と発言をされていた方もいますが、法定協議に移行したときにもう一度言うつもりなのでしょうか・・・?

 さて、次は28日です。いよいよ議員定数や報酬の協議になります。今までみたいな「シャンシャン」ではいかないのでしょう。合併に向けた各議員が考える姿の本質が見えてくるのは必須です。6月11日活動記が私の考えです。


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