神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2004年03月18日(木) 相模原市男女共同参画推進条例(案)に反対です。

過日の活動記に記載していましたが、標記条例に反対します。
既に総務委員会では反対を表明し、採決を行いましたが23日に行われる市議会本会議でも反対をする意向です。

私は、男女平等や女性の社会進出、その為の環境整備などは必要不可欠と思っています。このことを反対しているのではありません。むしろ逆に、今まで社会進出をすることが難しかった女性の活躍に期待をしています。様々な能力を有されている方がいることは事実ですし、社会に出にくい環境があるのも事実です。それらは是正するべきです。また、女性特有の視点が存在するのも事実です。それらを発揮していただくことも、閉塞的な現状を打開する手立ての一つと考えます。

それらは、選択肢の一つとして社会が考えるべきです。
今までの文化や伝統が大きな弊害であるのも理解しますが、それが全て悪とは思えません。どちらも選択肢であり、選択できる環境が必要なのだと思います。どちらかを一方的に否定するのではなく、互いを認め合う寛容さが必要であり、求められているのだと思います。
そういう意味では、相模原の条例案は残念ながら一方に偏っていると言わざるを得ません。反対する最大の理由はこれです。

加えて、この条例は理念条例(基本条例)である点です。相模原市に住む全ての環境や市に関係する全ての方々に影響を及ぼします。そのような全てに及ぶ条例に解釈論があってはならないと考えます。ましてや基礎自治体でです。
政府は同様の法律制定にあたり解釈を述べています。自治体は、それを基に制定している訳ですが、市民の現場に解釈論は判りづらいです。現場は条例自体で判断して行うことが予想されます。特に文教委員会での本件に関するやり取りを聞いていると、教育現場での懸念は拭うことができませんでした。市役所内部の教育委員会でさえ理解をしていないのに、何故現場が理解をするのでしょう。そして、その影響を強く受けるのが子供たちです。
解釈論で判断しなければならないような条文の条例ではいけないと考えます。

さて、一週間活動記が滞っていた件です。
私は、以上のような理由から(他にもありますが・・・)反対だと従前から述べていました。また、問題と思われる点を指摘してきました。他の議員にも同じ様な考えの方が大勢いました。
そこで、本条例案に反対するのも手立てですが、中身がしっかりしたものであるならば積極的に推進するつもりでもありますので、修正を考えました。しかしながら、過去に情報公開条例で修正案を出したことがありますが、修正案が可決される見通しは限りなくゼロに近いのが現在の相模原市議会の姿です。だとするならば、継続審議としてその間に実質的な修正作業を共同で行うことを考えていましたし他議員に提案をしていました。結果は受け入れてもらえませんでした。「基本計画をしっかりしたものにする」(事実上は今ある計画の変更)で補えるとの判断だったようです。
基本計画は行政計画であり、議会の議決等は必要ありません。そして総合計画策定などに見られるように、「市長の専権として行うことで良い」と考えている方が多いのは過日取り上げた一般質問の反応で判ります。
そして、もっと言うならば、「それでも、やはりダメ」と思っている方がいるのも事実なのですが、採決は違う結果になってしまうのです。どうやら、それが議会の現実でもあるようです。

大きな脱力感の所以はそこでした。

さて、話を戻します。
23日におそらく賛成多数で可決されるでしょう。それでも私の会派は4人まとまって反対することで合意されました。以後については、現場現場での取り組みを解釈に基づいて適切に対応されているかを注視していくつもりです。それが、与えられた責任だと思います。


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