神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2003年11月15日(土) とうとう表明!!市町村合併の任意協議会設置

昨日の議会「全員協議会」で市長が「相模原市と津久井4町の合併に伴う任意の協議会を設置する」と表明しました。
「年内にも方向性を示したい」と述べていた通りです。

今までは活動期でも紹介したとおり、「市町村合併に関する調査研究部会」を設置し、相模原市と津久井4町の地域の現況や特性、行政水準の比較等、また事務事業についてのサービスや負担の違いなどを比較分析を行っていました。
これらは、あくまでも事務レベルでの調査・比較であり、状況を調べ市民に知らせることでした。議会における市長発言や答弁も同様です。

しかし、ここで一歩前に踏み出したことになります。
通常、市町村合併を行う場合は任意の協議会にて様々なスリあわせをして、議会の議決により法廷協議会を設置する流れになっています。(任意協議会を設置せずに最初から法的協議会で行うケースもあります)
市長は合併の是非を含めて検討・協議するために設置すると言っています。
この協議会には議会・住民の代表(?)・有識者にて構成され、計60名を予定しているとのこと・・・。

さて、問題は議会の対応です。
いまだに受け皿となるべく組織(特別委員会なり協議会なり)がありません。
これらについて、一体どこで協議するつもりなのでしょう。
示された委員案60名の内、議会は15名となっています。1市4町を単純に割ると3名のみの選出になります。(通常なら正副議長に総務委員長なのでしょうか・・・?)たった3名です。
最終的には議会の議決がなければ合併はできないのですが、「是非を含めて検討・協議」する場面に3名なのです。

住民にどれだけ参画していただくかの考え方も勿論大変重要です。
しかしながら、この期に及んでまでも議会の携わり方が議会サイドで決められていない現実は非常に不幸なことだと思います。
自らが予てより主張してきたことを実現できなかった力不足は十二分に反省しています。市民にお詫びをするしかありません。
が、それ以上に議会組織(特別委員会なり協議会なり)に反対をしてきた議員各位に強い憤りを感じます。

このまま、典型的な行政(市長)主導の合併で進むのを良しとしているのでしょうか・・・・・


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