∈1年ぶり!∋ |
2009年12月29日(火) |
大変ご無沙汰しております…。
今年1年は、最悪な年になりました。
1月〜2月は、小腸ダブルバルーン内視鏡検査のため、入院。 そして、また、7月〜11月まで、ステロイド治療などで、眼科と、消化器内科に、4ヶ月間に及ぶ、入院生活。
食べられず、吐いたり、下痢がひどくなったりで、栄養状態が低下し、4ヶ月ずっと点滴してました。
そして、退院目前に、大切な存在を亡くしました。
できるならば、夏に戻って、日々を、やり直したい…。
入院生活で、離れ離れになってしまった、失った時間を、取り戻したい。
…叶わない願いです。
自分の病気の肉体的な苦痛や、精神的な苦悩なんか、大したことなくて…。
それ以上に、深い悲しみが、世の中には存在するんだな…って。
たぶん…私は、生まれて、初めて、こんなに悲しくて、寂しい思いを、経験しました。
私は、これまで、自分のことしか考えてなかった。
いつだって、自分中心で、自分の病気の進行や、自分の生死についての考えしか、頭になかった。
残された立場になり、どんなに愛されていたか…その思いに甘えていたか…気付かされたのです。
振り返れば、この日記を綴った約7年半もの年月。
病気のことで、たくさん苦しい思いもしてきたけれど、ずっと孤独じゃなかった。
辛い中にも、ささやかな日常の幸せがあって、笑ったり、泣いたりする毎日があって。
いつも側に、キミの温もりがあったよ。
ささやかな幸せ…これ以上の幸せって、人生に、存在しないと思う。
人生って、何か特別なことが起きることが、幸せなことでもなく、今、目の前にある毎日そのものが、幸せが溢れているのでしょう。
この先、立ち直れるんだろうか…?と、思うくらい、今も、夜中に、目覚めては、泣いてしまいます…。
でも、この今も、時間は、新たな時を、進んでいるんですよね…。
とりあえず、退院してからも、毎日点滴しながら、栄養補いつつ、どうにか、何とか、在宅生活を送っています。。。
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