| ∈消化器科受診。∋ |
| 2007年10月11日(木) |
昨日は、消化器科を受診してきました。
とりあえず、内服薬で、2週間様子を見ることになりました。
「大腸カメラは、どうする?」と聞かれ、「やはり、中を見ないと、何とも言えない。」という先生の意見だったんだけど…。
「カメラは、したくない気持ちはわかる。」 「しんどいし、大変な検査だしね。」「女性にとっては、恥ずかしい検査でもあるしね。」「私だったら、嫌だしね…わかりますよ。」と、「じゃあ、一度、内服を調整して、試してみて、それでもダメならば、カメラしましょうか。」と、なりました。
プチ感動〜♪ CFを拒否ってることを、今まで出会った先生には、「わがまま」としか言われなかったから。 こんな風に、「もしも私が患者さんだったら。」と、考えてくれた先生は、いなかったんです…。
それで、炎症値と、貧血モロモロデータを見るために、採血をしました。 あと、CFの時に、感染症(肝炎やHIV)の確認も必要だから、「また次回に、重ねて採血することにならないように、今回、一緒にしておきましょう。」と、オーダーを出して下さいました。
あと、症状的に、腸の動きの問題で、過敏性の所もあるらしくて、それに対応する薬も出してもらいました。 あたしも、この腹痛は、どちらかというと、腸が絞られる痛み方だから、腸の動きの問題が大きいと、自分でも思ったり。
それから、腹痛がひどくなる、下血が出るなど、変化があれば、内服で様子を見るのは無理で、やはり、CFは逃げられないと言われたけどね…。
とりあえず、内服で効くか、試してみたいし、CFは前処置が、体が不自由な身では大変過ぎるので…。
それから、主治医が、前診てもらってた先生に戻りました。
前は、予約外に行って(救急車に乗った翌日)、主治医がいなくて、別の先生に診てもらいました。 だけど、そのまんま、その先生が、主治医になっちゃって…。
CFキャンセルを相談したりした、先生なんだけど…親切で丁寧なんだけど…。 あまり内服的な治療を、考慮してくれないし…。 とりあえず、CFだけど、検査したからと、治療をして、効果があるかわからない…というようなことを言われたので…。 頼らないなぁ…とも感じて…元の主治医の診察日を狙って、昨日受診しちゃった。
そしたら、元の主治医さんが、今後、診て下さることになりました♪
前の主治医は、研修医3年目。 前も診てもらってた、今の主治医は、40半ばのベテラン。
どちらかというと、ベテラン先生の方が、やはりしっかりされてるし、説明もわかりやすい。 どちらも、女の先生なんだけどね。
しかし、消化器科、昨日の診察日は、5診まで部屋があったんだけど。 4人が、女の先生でした。 あたしは、女性同士の方が、症状とか言いやすいし、もちろんCFも女の先生だったら、うれしい。(だけど、腕重視ね。うまかったら、男性医師でもよい。) 消化器って、どうしても、デリケートな話になりがち。(特に、直腸診とか、恥ずかしいし〜。←昨日は、されなくて、よかった〜。)
だから、女性の消化器の先生が増えるのは、女性患者さんにとっては、うれしいと思うのだけどね。 男性患者さんにとっては、どうなんだろ?
昨日は、MSを発病した時に、入院してた病棟の、看護師さんとも、ゆっくりしゃべれました。 当時の、担当ナースの、その後も、教えてくれて、めっちゃ、頑張ってるんやなぁ〜って、励まされました。
でも、あたしが、あれからもず〜っと、こうして在宅で、暮らしてること。 ある意味、ビックリされてました。
当時は、MSとわからなくて、心因性とも診断されていたから…。 もしかしたら、治って、歩けるかもしれない。
まだ、かなり若かったから、あれからずっと車椅子のままで生きてきたこと。 また、病名が、難病と診断されたことに、ガッカリされてました。
当時の先生は、MSと診断できなかったわけなんだけど、「そんなことってあるんやね。」「でも、神経難病は、診断が難しいからね…。」と、ビックリと納得されたり。 あたしはね、もう誤診されたことには、何も思ってないし…。 当時の医師は、一生懸命対応して下さったし、結果は、あとからわかるもので、渦中にいる中は、その時々の今を、信じて生きるしかないわけで。 時には、嫌な思いもしたけれど、でも、たくさんの医療スタッフに支えられて、人に救われたんだと思う。
だけど、車椅子でも、買い物や外に出ること。 社会で過ごしてること。 「当時の担当ナースに、会わしてあげたい。○○さん、喜ぶわ〜。」と、言ってくれました。
歩けるようになってたらよかったのに…と、残念な印象もあったんだろうけど、病気がわかったからと、車椅子だからと、生きては行けるんだなぁと、感じてもらえたかな〜?
やはり、病院のスタッフって、退院して、在宅に戻った患者さんの後は知らないし…。 知りようがないし…。 急性期病院だから、転院や施設の方が多いので。(その後、在宅に帰る患者さんも多いんだろうけど。)
もしも、当時のあたしに会って、今のあたしを見せたら、どう言うだろうね。 「まだ車椅子なん…。」「障害進行してるやん。」って、落胆するかな?
病名がわかったことを、どう感じるやろ? 当時は、病名を知りたくない。歩けるようになると信じたい。という思いがあったから…。 心因性ならば、歩けるようになる可能性があるんだ!とも、思えたからね…。
あの頃の自分が、未来のあたしの姿を見たら、ビックリするやろなぁ! だけど、胸を張れるような、生き方してないからなぁ…。
だけど、治って、歩けるようになってたならは、結婚して、子どももいて、きっと、当時お世話になった看護師さんを、喜ばせてあげられたんだろなぁ。 元気だったら、病院に来ることもないから、看護師さんと再会することもないか(笑)
MSと診断が付いたのは、やっと病名がわかった…と、ホッとしたことでもあり、落胆したことでもあるんです、人間のココロは、複雑だね…。
さて…、起きたてに、母と口ケンカ…しました。
お互いに、『(相手への)理想』を押し付けるから、話にならない…。
あたしが、歩けていたら、こんなに親子関係で悩まなかったんだろか…。
昨日も、診察室で、先生と世間話始めたしね…。 まだ知り合って時間立ってないし、親密感もできてないのになぁ。 先生笑ってくれてたけど…あきらかに、困惑してたし…。
母的には、「世間話で、距離を縮める。印象を残す。」らしい…。 いや、先生的には、早く終わらせて欲しい(次の仕事がある)と、思ってると思うよ。 そういう気遣いを、患者もしてあげようよ。 悪い印象ならば、残して欲しくないです…。
・診察室のドアが開けられない。 ・ベットに移動できない。 ・服の着衣ができない。 そういう補助が必要で、どうしても、母に診察室に入ってもらってるのです…。
あと、訪問診療ならば、先生が自宅に来られるので、お茶を出したり、やはり、母にも顔を出してもらわないといけないし。 (在宅医療スタッフは、在宅は、家族の協力なしでは、無理。なので、家族の様子や考えも知っておきたいし、訪問診療にも、家族が関わって欲しいみたい。)
結構、言いたいこと言える母が、羨ましく感じてしまう…。 あたしは、特にこの体になってから、人の顔色を伺うことを、気遣うようになってしまった…。 時々、人と母との間に入って、「あ〜そんなこと言っちゃあ、相手の気分を害してしまうよぉ…。」と、ヒヤヒヤしてしまったり…。 あたしも、いろいろ考え過ぎなんかな?
まぁ、親は偉大ですね。 こんなあたしを、面倒見てくれてる…。
だけど、親の世話を受けずに、暮らしたい。 地元では、ヘルパーさんの時間がとてももらえないので…。 そうなると、引っ越すしかないかなぁ。
もう少し、内臓がしっかりしてくれたら…行動に移せるのだけど。 やってみたら、何とかなる!と、思える体ではないからなぁ…。
だけど、たぶん、良くなる気がしない…ドヨーン。。。
やりたいことは、たくさんあるのに…思うように進まなくて…(←たくさんのいろんなことが)
時々、もうこんな人生壊れちゃえ!と、自暴自棄になっちゃいそう…な時があったりね…。
←書き過ぎ…しゃべり過ぎ…やはり、母似?(汗)…m(_ _)m
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