| ∈原点∋ |
| 2002年10月23日(水) |
朝から、訪問看護師さんから電話がかかる。 月曜に病院行った?どーやったか?と。 月曜の診察内容を伝え、右半身もおかしくなってることを言う。 ちなみに、明日のどーしても行かないといけない用事もご存知なので、「明日行く気か?」と問い詰められる。 どーしても行くと答え、あきれられる(汗)
変調がおきたら、すぐ看護ステーションに連絡するか、受診するように約束される。 念のため、神経内科の主治医に、月曜からの状態のfaxを送るとのこと。 わがまますみません・・・。必ず、木曜が終わったら、病院行きます。。。
吐き気と痛みは(いつもの痺れ)、薬で何とか管理できる範囲。 熱はあいかわらず、37度台を行ったりきたり。(でも、生理前だからなぁ。) 風邪の症状もなし。
いよいよ明日っ!! 楽しみでもあり、ちょい不安でもある。 春以来に、ひさしぶりに電車乗るし〜。 どうか、無事で、ありますように!!!
この3日寝てる間に、「おたんこナース」を読む。 文庫化されてるのをみつけ、金欠なのに全巻まとめ買いしてまう(汗) たしか、まだバカ高かった豪華本の頃に、友達に借りて読んで以来。 内容をうろ覚えしてたトコもあったが、あの頃ただ漠然と、バカ笑いしていたのとは違って、「すごく内容の濃かった。」ことに、改めて感動〜した。 ほんと、いいマンガだーーーっ!!
そして、ベットでまどろみながら、いろいろと考える。 最近、自立したいと焦りまくり、一人暮らし案も考え、計画も練り。 しかし、こうして、寝込んでしまった時に、一人だったなら。 もちろん、ヘルパーさんやヘルプしてもらう日常でも、急に夜間診療に行かなければだったり、家族みたいなわけにはいかなくなる。 もちろん、家になるべく近い所で、一人で暮らし・・・ということも考えられるが。
先週、保健師さんに、「もし、意識なくしたり、危険な状態になるかもしれないということも考えないといけないね。」と言われたことも、リフレイン。 そういった危険をおかしてまで、一人暮らしするのが自立なんだか、どーだか。。。と考えさせられる。
この熱騒動までは、「それで死んでも本望・・・。」と思っていたが。 そうじゃないことに気づく。 夜中に吐き気のしたおとついに、咳き込み痰が絡み、一瞬息が止まった・・・恐怖からでもあったが・・・。 「死ぬのは、怖い。」と、まじ思った。
どうせ価値がないから。 親に負担かけるなら、死ぬ恐怖にあっても、死んだほうがみんなのため。 ・・・なんて、思っての、念願の一人暮らしなら、それは確実に「自立」ではない。
あたしは、どーやら、「一人ぼっち」になろうとしていたのかも。しれない。
今、すごく、生産性のない自分の存在に嫌悪している。 かといって、仕事できるかといえば、現実的には、今の状態ならば無理。 障害での、上肢の機能上の問題も現実的に直面するだろし。 まだ、ベットやトイレや車へのトランスファーのできてた時でも、PCの打ち込みが遅いということに直面し、「同じ障害者枠ならば、車イスでも日常動作は自分ででき、障害のなるべく軽い人材に決める。」と、当たり前のように言われ、凹んだ時もあった。 あの時より、条件としては、より悪くなってしまった。
それ以上に、体が外で働くことについていかないだろうことも、認識し始め。 春の入院時に、主治医から言われた「社会復帰は現実的問題としては、考えられない。」と言われたことが身に滲みる。
ならば、親から離れ、一人暮らしするという、「自立」の方法も考えたが。 はっきり言って、それ以上に難しい。 果たして、お金は? 自力で稼ぎもせず、親のお金で一人暮らすなら、親のスネを齧っていることに、何ら違いはないのだ・・・。
結局、想像論だけで、なんら、自立の解決になってなかったことに、ベットの中で気づかされた。
今、自分で食事することも、怪しげになってきてる。 右より強かった左側が右と同じになり、その右もまた弱くなり。(結局、また左の方がましな現状となったが・・・) あきらかに、進行していることは、確かなこと。目をそらすわけにはいかない。
あたしには、もっと大切な存在もある。 果たして、一人暮らしをすることが、今、最善の選択なのか?
もっと、今は家族に甘えること。 大切な人etcとの、共の時間・生活を楽しむべき時なのかも。 自分に、「価値」をみつけたく、「生きる理由」がただ欲しかったのかも・・・しれない。
いろんなことを考えさせてくれた熱だった。 というか、もう手動かないので(長すぎっ)、この辺で〜。 みなさん、ここまで読んで下さって、目を疲れさせてしまい、ごめんなさーい。 さらっと、読み流して下さいな(^−^*)ノ
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