Kozの日記
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2002年08月14日(水) まだまだ道は長い?

今年の3月から始めたピアノ。

小学校の頃、音楽の先生が大嫌いで学校で習う
音楽を嫌いになって早27年。
音楽が好きなくせに譜面を遠ざけてた。
そしてそれをコンプレックスと思ってた。

音楽の授業とは全く別のところで、音楽に魅せられて
小学校5年生のころから、ドラムに興味を持ち始め、
枕を太鼓代わりに叩いてた。



耳でコピーする曲は山口百恵やフィンガー5、岩崎宏美
の曲。叩き方も知らずにスティックの代わりに模型用の
木の棒でバタバタ…。


日常的に枕の消耗がこんなに早い家はないだろうね。
両親は僕の行動が理解できなかったみたいで、
「やかましーっ!」と怒鳴られる毎日。
そのうちお小遣いで枕を買う始末。
子供ながらに、枕から飛び出るホコリを見ながら、
いつかはドラムセットを買ってやる!と心に決めたものだった。


中学に入り洋楽に興味を持った。KISS ベイシティローラズ
ランナウェイズ ディープパープル レドツェッペリン…。

しかし、周りはギターを目指す友達が多く、自分の目指す
ドラムが違うんじゃないか?と疑問を持ち始めた。


そして友達はフォーク系で、趣向に溝があることを
当時の女の子の人気度から感じ取ることができた。


恐るべしアコギ。


そんな時知り合いから、当時でさえ10年程前のドラムセット
パールのバレンシアを5000円で購入。
中学2年の時。この時の5000円はかなり高価!


早速家に持ち帰り、親の目を盗んで自分の部屋に持って入った。
いづれはバレると分かっていながらも、持込めば勝ち!と
強行手段を取った。

嬉しさにドカドカジャーンってやってると、瞬く間にご近所さん
からのクレーム続出!

ミュートするテクニックなど知らないこともあり、軽く音を抑えて
叩いていても、不完全燃焼で終わるだけ。


そんなある日先輩に「ドラム貸してくれ!」といわれて貸したが
最後、二度と戻らなかった…。


で、ギターを始めたがコードを覚えることができても、譜面に対して
拒絶反応が起きる。


結局、この年になるまで譜面と向き合うことはなかった。


ある日ひょんなキッカケで、15才年下の女の子が僕のピアノの
先生になってくれた。
そして大人になって始めて譜面と向き合う瞬間が訪れた。


Koz |MAIL

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