| 2012年07月11日(水) |
戌井昭人著「まずいスープ」読了 |
日曜日に図書館で借りた一冊。「本日返却された本」コーナーにあって、ついつい題名に惹かれて借りた。 異様なまでにまずいスープを作った翌日、父が失踪する。一日中焼酎を飲んで酔いつぶれている母親。ひっしで探す「おれ」は、浅草の結構流行っているだんご屋でアルバイトをしている。父親は胡散臭い貿易業をほそぼそとしていたが、事務所を探しに行くと麻薬が隠してあるった。やがて父親は見つかるがロシアからの銃の密輸入に知らない内に加担してしまい、命を狙われたため身を隠していたという。妙に一人一人が面白い。べたべたすることのない人間関係も面白い。そういえば、昨日読んだ平岩弓枝の粘着質の人間関係よりも好感が持てる。
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