| 2012年05月14日(月) |
平岩弓枝著「日陰の女」上・下巻読み始め |
麻酔医師である信子は、二代続く芸者屋の次女として生まれた。父親が違う長女はバーのマダムとして働いている。信子は政治家である父親に一時期引き取られていたが、いまは母のもとに身を寄せている。これだけで日陰の女とは言わないだろうが、さらに信子は勤めていた病院で患者としての不動産屋の妻ある経営者と深い仲になっていてそれが自らを日陰の女と位置していた。信子は若く真っ直ぐな医師良太と相思相愛の仲となるが、そこに信子の愛人と、利害関係にある姉、若い医師とその友人啓介の妹照奈から様々な妨害を受け、最後は良太は雪山で命を落とす。ラストシーンは信子が日陰の女から脱して明るい未来に向けて真っ直ぐ歩く姿を描いて終わる。
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