| 2011年08月25日(木) |
高田郁著「心星ひとつ」読了 |
8月12日に新千歳空港の紀伊国屋書店で買った一冊。みおつくし料理帖シリーズの6冊目にあたるらしい。 なにかと人生の岐路に立たされる澪。どちらを選ぶか、周りの人々が息をひそめて見守る中、澪は、いろいろなことを考えながら自分の道を選ばなければならない。お料理はあいかわらず食べてみたいと思うものばかりだったが、結構暗い一冊だった。ついに小松原から「おれの女房殿にならぬか」という殺し文句が出たものの、武家の家に入ることにより失わなければならないあれこれを思い悩む澪。だが、最後に澪が下した決断はそういったマイナス面からの選択ではなく、ぶれることのない自分の心星をしかと見つけたからだった。このあたり、日頃の自分と比べて、妙に感動した。
|