日々の泡

2011年08月17日(水) エミール・ゾラ著「獣人」読了

このところ、7時9分発の各駅停車で新宿駅まで行っている。ちょうど一時間かかる。今は学生の夏休みのせいか、必ず座れるので、しっかり1時間読書ができる。獣人も主にこの各駅停車で読んだ。印象的な場面はいろいろあったが、やはり最後のシーンが全てを塗り替えてしまった感がある。人間の力の及ばないところで暴走する黒い機関車とそれに牽引されている貨物列車。そこには兵士たちが家畜のごとくぎゅうぎゅう詰めに積み込まれている。機関士を失ってしまった蒸気機関車は、すべてをなぎ倒して進む。強烈な最終シーンだ。


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