| 2011年05月24日(火) |
宮尾登美子著「菊亭八百膳の人びと」上・下読み始め |
図書館で、最近入り浸りの海外物のミステリーの棚でなんの獲物がなかったため、和物の棚をさらっていたところ、ふと目に留まった文庫本上下巻。読みでもありそうだっため借りたが、なかなか面白かった。汀子という半人前だった女性が由緒ある八百膳に嫁ぎ、数年がんばってはみたものの世の流れに最後には老舗の暖簾を下ろすことになるが、その間の成長を描く。板前の小鈴の精神愛がなかなか鮮やかだった。読み物として気楽に楽しく読めた。こういった小説は世の中に山のようにあるだろうと思うと嬉しい。
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