昨日買ったオール読物に掲載されている直木賞受賞作「生きる」を眠れないのでまた起き出して真夜中に読む。亡き主君のために追い腹を切るか否か。揺れ動く又右衛門の心を描く。どうしても同じテーマを扱った森鴎外の「阿部一族」を思い出す。「生きる」は現代人の心に置き換えて語られているところが、少々甘く感じる理由だろうか。