生きる。を消費する
自分の事を客観的に見る事が出来ないのが、私の悪い所だ。
少なくとも、自分が他人からどう思われているかってのは 冷静に判断する必要がある。それは自分を守るためにも必要。 だから、そういう力をもっと養わなくてはならないと思っている。
うーん。
相手の行動の1つひとつを、冷静に分析してみれば 自分の取っている行動が、如何に滑稽でみっともないか解るだろう。 そりゃそうだ、だって現実を直視していないのだから。
その目は、私を見ていない。 その手は、私に差し伸べられてない。 自分が好きな気持が強ければ強い程届くと思ったら それはとても傲慢でずうずうしい考えである。 人はそんなにシンプルには出来ていない。
既にずっと遠くに離れてしまっている。 それを、ただ確認しただけなのだ。
例えば。 それまでの思い出を全部消せるのなら 私はそれを選ぶ。と思ったけれど。
そんな簡単に消せる思い出なのかと。 お前はそれっぽっちの軽い気持で あの時間を受け止めていたのかと。
そんなもんじゃない、だって今だってこうして ぐっさりと自分の心に傷跡を残してるんだから。
そう思うと、今はいくらでも泣ける位辛いけれど そのうち自分はあの時確かに存在していたんだという 証となって、私の心に残るのであれば 本当は残すべきなのではないかと思う。
まあでも、きれいごとだよね。 そんなに私は強くないし、潔くもない。
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