生きる。を消費する
私の家庭は男尊女卑だった。 祖父母と一緒に暮らしていたし、一時期は曾祖母も居たので8人家族だった時期もあるくらい。だから古い考えの家だったのだ。 家族でご飯を食べれば配膳したりお代わり盛ったりするのは女の仕事だったし、ウチの母などはパートで働くのにも猛反対だった。
私はと言えば「女だから」車の免許もバイトもダメだったし(女だから)、門限は弟(2歳下)よりも早かった。今、こうして男と同棲してるのが全くもって不思議な位だ。当時のオヤジだったらぶん殴られてただろうな〜なんて呑気なことを時々考える。そして今になってみると早くからバイトしてたらな〜とか思うことあるし、車の免許だって今の私には必要で、でも取りに行く時間がない。
ウチの男どもはといえば、家のことを何にもしないくせに母親には威張ってばかりでどうしようもない男になってしまった。私が家を出てからは家事を母親一人でやっているので家は汚いし、洗濯物はぐちゃぐちゃ。
これのどこに良いことがあるのだろう・・・
性差はあれども「一人の人間」として生きていきたい。男だからどうとか女だからどうとかはもうこりごりだ。結婚したくないのにはこういうこともあるのです。だから私に「結婚しないの?」とか余計なことを言うのは止めて下さい。女としてどうとかはもう暫く考えたくないのです。 そもそも「女としての幸せ」って何なんだ?私の母はそう言うが、私から見た母の人生は幸せかどうか疑問に思うし私はそうしたくない。
こういう考えっておかしいですかねぇ。
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