***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年10月14日(月)そんな君を壊したい。

今日は。後輩の試合の応援に行ってきた。
あたしたちが試合のとき。後輩はいつもめちゃめちゃ応援してくれる。
追い詰められた試合展開のときとか。
実はそういう応援にめちゃめちゃ救われてたりする。

だから今日は先輩のあたしたちが一生懸命応援。
でもみんな恐ろしいほどに親バカで(笑)。
「みんなうまくなったなー。」とか。
「絶対うちのチームの方がうまいよなー。」とか。
アドバイスするのを完全に忘れて。騒ぎながら試合観戦してた。
自分たちの試合となると。ベンチで見てる時でもいろいろ考えるし。
なんやかんやと気疲れするけど。今日は純粋に見てて楽しめて。
久しぶりに楽しんでやることを思い出したりした。


昨日会えなくて。会いたくてたまらなくて。
ようやく今日会えたそうるは。めちゃめちゃ男っぽかった(笑)。
ターコイズ色のTシャツに。黒のハーフパンツ。
そして何より。立てた短い髪が。最高に似合ってた。
(ちょっとベッカムヘアって感じ(笑)。)

そうるは今日は。いろいろとお役目があった。
試合の審判とか。そーゆうこともしなきゃいけなかった。
あたしは。みんなと木陰で座って試合観戦しながら。
実は。そうるのことばっかり目で追ってた(笑)。

なんか。あたしはほんまにそうるを見てると。
他のことを全部忘れてぽぉーっとなってまうんよね。
なんでそうるは。あんなに。あたしの心を掴むんやろうか。
走るたびに。風になびくその髪とか。
真剣に。試合展開を見守ってるその瞳とか。
そうるを造り出すひとつひとつの要素に。
あたしはどうしようもなく心を揺すられる。
はぁー。もうたまらんね。お手上げ。降参(苦笑)。


そうるの審判が終わって。ちょっと休憩してる時。
あたしたちがお昼を食べてるその前に。2人の女の人が来た。
明らかに女なんやけど。(今日は女子の試合しかなかったから。)
とりあえず。めちゃめちゃかっちょいい2人組やった。
その人たちは。普通にパスキャッチとかを始めたんやけど。
これがまためちゃめちゃうまい。ボールのスピードもめちゃ速い。
そんな姿は。とりあえず。そこらにいる普通の男の人よりも。
絶対にかっちょええーってくらいに男っぽかった(笑)。

「ちょー。めっちゃかっちょええなー。あの人ら。」
「女・・・やんなぁ。ありえへん。すげー。」
「逆ナンとか絶対されそうじゃない?」
「あー。確かに。普通に男に間違えられそうやなー。」
みんなでそんな勝手なことを言いながら2人を見てた。
そうるも。みんなと一緒になって見てて。
「ちょー。うちらも混ざっとく?」とかってまひろに言って。
「よっしゃー。行くかー。」ってまひろが答えるのを見て笑ってた。
(まひろを知らない方はこちらの日記へ。)

そして。その後の審判開始の時間になって。
そうるは。その2人のそばを通ってコートに向かった。
あたしは。2人とすれ違うそうるを見て。思った。
あ。これはそうるの圧勝やわって(笑)。

恋は盲目?・・・それも否定はできんけど(爆)。
あたしには。2人のそばをスタスタ歩いてくそうるが。
孤高で。かっちょいい一匹狼みたいに見えて。
あぁ。あたしやっぱりそうるしか見えんわ。浮気はできんわって。
(確かに一瞬はマジでかっちょいいと思ったけどさ(爆)。)
改めて思い知らされて。ちょっと悔しかったりした。


後輩の試合が終わって。そうるの審判も終わって。
あたしは駐輪場へ。そこでそうると2人きりになる。
そうるは。ちょっとお疲れモードみたいで黙ってたから。
「疲れたん?」ってあたしは声をかける。

「んー。疲れた。」そうるは首を曲げてコキコキっていわせる。
「お疲れさん。」あたしはそう言って原チャにまたがった。
そうるはそんなあたしを見て。笑って。ちょっとイジワルっぽく言う。
「はいはい。どうも。浮気症さん。」って。
「・・・はぁ?」あたしはよく分からずに聞き返す。

「かっちょよかったねー。あの2人組。」そうるは続ける。
「あー。あの人らね。うん。かっちょよかったな。」あたしは普通に答える。
「・・・浮気やー。」そうるはそう言って。ひゃーっと声をあげる。
え。なんで。ちょっと見とれただけなんですけど。
おいおい。なんでそーゆうことになるん?(怒)

「ちゃうし!ちょっと見とれただけやし!」あたしはムキになって。
思ったことをそのまんま言ってしまう。
「ふーん。ええけど。」そうるはやっぱり。ニヤっと笑ってあたしを見てる。
「ほんまそんなんじゃないし!」あたしはさらに言う。
誤解をとかにゃーって思って。必死になってた・・・気がする(苦笑)。

そうるは。クスクス笑って。そして言った。
「別に。そんなムキになって訂正せんでも(笑)。」って。

あ。あ。あ。ようやくあたしは気づく。
ハメられた。またハメられた。なんで。あたしばっかり。
きぃー。悔しいー。ちくしょうー(涙)。

声をあげてそうるが笑う。こんなことは珍しい。
あたしが。そうるに惚れまくりなことは。
もうそうるにはバレてるし。あたしもそのことを分かってるけど。
こうやってちゃんとカタチにして示されると。
悔しくてたまらんくなるのはなんでやろう。
悔しいとか言いながらも。胸が熱くなるのはなんでやろう。


ねぇそうる。あたしばっかりあんたに夢中みたいやん。
あたしばっかりこうやって悔しがってるみたいやん。
あんたは。いつだって余裕たっぷりで。
そうやってあんたに影響されまくってるあたしを見て。
楽しそうに笑ってるばっかりやん。
ずるいわー。なんなんよ。まったく。

でもさ。そうやってあたしの反応を見て楽しんでるあたりで。
あんただって十分あたしに夢中ってことなんやで。
そうる。ちゃんと分かってる?あたしとあんた。同じなんやで。

だからさー。ちょっとくらいそのクールな態度を崩してや。
クールでかっちょいいあんたが好きやけどさ。
どうしようもないくらいに大好きやけどさ。
ちょっとくらいあんたも。焦って。取り乱して。
どうしようもないくらいに。あたしを好きって示してみてーや。

1回でいいから。あたしは見てみたいんやもん。
あたしのことで。あんたがそうなる姿を(苦笑)。





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