かっしーのつぶやき
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2004年04月17日(土) さよなら、ドン・ファン

何の気なしにつけたTVで、宝塚歌劇月組の「シニョール ドン・ファン」(脚本・演出:植田景子)を目撃する。
目撃ってもお芝居の最後の10分くらいと、そのあとのロケットと大階段燕尾とフィナーレ見ただけなんですが。
なんだか、植田景子氏の宝塚歌劇そのものに対する相変らず剛直球な愛をドカンと見せてもらった気がして、少し嬉しかったです。

でもごめん、実は私、芝居のラストシーンはひたすら爆笑してたです。

だってこの芝居、紫吹淳様演じるところのモテモテプレイボーイの主人公の名前が「レオ」だったんですよう!!

このお芝居のあらすじをかいつまんで言うと、「ミラノのトップデザイナーにして究極のモテモテプレイボーイであるレオ様の恋愛遍歴を描いた現代版ドン・ファン物語」ってなもんで、まあ(この話における)レオ様は要するにとにかくいろんな女性にモテまくるんだけれど、最後の最後に本命のカワイコちゃんを逃してしまってマジ傷心、でもその愁いを帯びた背中がまた素敵(はぁと)、というような王道なラブ・ストーリーなわけです。
で、問題の(笑)ラストシーンはというと、背中に哀愁をしょって舞台を去っていこうとするそのレオ様に向かって、舞台の上の様々な女性たちが一人一人、最後の一声をかけるわけですね。そう、みんな一度はレオ様に惚れちゃった(そして振ったり振られたりした)女性たち、女優だったり田舎娘だったりバレエダンサーだったり、そういう女性たちがそれぞれに、自分の青春の輝きそのものであったところのレオ様に万感込めて呼びかけるわけですよ。「レオ!」「レオー!」「レオ…」「レーオー!」…と。
そして最後のしめくくりに、そのモテモテレオ様を袖にした(らしい)ヒロインが高らかに呼びかけます。
「レオ!あなたを、愛してた!」

♪ジャジャーン♪音楽盛り上がって、幕!

…てなもんで(笑)。
すみませんすみません、ちゃんと見てれば本当は万感胸に迫る感動的なシーンのはずなんですよ、宝塚歌劇関係者各位にはなんの落ち度もないんです。
でーもー、最近の私にとってレオといえば、別業界におけるモテモテ(笑)レオ様=孤高の天才アタッカー・佐々木みきなわけなんで、いやはやもうこのくだりが笑えて笑えて。ほほほほんとうにすみません。

それはさておき。
上のような話をしたあとにこう言うのも何ですが…

久々にそして改めて、紫吹淳様の黒燕尾服の着こなしの素晴らしさを目の当たりにして、感服し言葉もなかったです。
私的に、匠ひびき以外でここまでグッとくる燕尾のラインを作れる人は本当に紫吹淳様だけだったことを思い知らされました。
今はあんまり、思い出すことが多すぎる。さようなら、私のドン・ファン。


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